人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【人】 白昼夢 アルレシャ

>>+31 テンガン

ーー見ていた。何が起こるかを。
いつ何処に仕掛ければ効果的かを頭の中で想像しながら。

だからシトゥラに合わせて水の量を増やせたし、既存の水にうまく混ぜ込めた。
槍の動きを見て、頭の中で動きを組み立てた。
盾は邪魔だけど、完全に処刑対象を守るものじゃない。

ガシャ、と手からアサルトライフルを床に落とす。
流れる動作でスカートを翻して太腿のホルスターから愛用の拳銃を抜いた。

体勢を低くとって、処刑者の正面に躍り出る。
軽やかな動作ーーーとはいえない勢いで飛び跳ね、その身体を貫いている槍を踏む。
強度足りるか?足りなかったらまぁ、それはそれで懐に入り込めるだけだ。

こうでもしないと、目線が合わん。
だからできれば一瞬でもいい。たったそれだけで。

「ダストォ!!」


叫ぶ。小さな身体の腹から。こんなに近くにいるけれど。
目はぎらついて、今にもその喉元に食らいつきそうな。

ーー俺はお前だって獲物と見るぞ。
だって
狂狼
って、
仲間でも噛むんだろ!


眉間に銃口を向ける。
なんの邪魔もなければ、発砲するだろう。
(87) 2022/02/25(Fri) 3:47:10