人狼物語 三日月国

99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】


【人】 愛玩用 ドゥーガル

>>95 昼のやつ
「ええっ。米ってぬめるんだ?
 あー、……ごめんね、ありがとう。氷はとても助かるね」

理解は出来なかったが記憶は出来る。
君が教えてくれたものは無事に不出来の頭に叩き込まれたし、
差し出してくれた氷は無事に口の中に突っ込まれた。

ひんやりとした塊を頬の片方へ寄せ、
混ぜたものを器によそって、出来上がり。
自分は混ぜただけではあるけれど、不出来なりに嬉しそうだ。

「美味しいと不味いものの見分けがつくぐらいには。
 ……持病みたいなものかなぁ。労ってやれたらよかったけど
 あまり心配し過ぎも良くないか。お大事にね。
 
 料理、運んでおくね?色々ありがとう、スオ」

氷にしても他にしても。
心配もそこそこに料理を配膳し、他に出来る事もないので
不出来は後は何もせずぼんやりしていたんだろう。
そんな昼の一幕だった。世話を焼いてくれてありがとう。
(105) 2021/10/05(Tue) 22:20:07