人狼物語 三日月国

112 【R18】アルステラのもとに婚姻を


【人】 怪力 シャオロン

[小龍の仕事は「それができるから」選んだだけであり、危険かどうかなどは考えたことがなかった。
自給自足の価値観が根強い村にあって、自分の食い扶持を稼ぐのに「力」を使うのが手っ取り早かったのだ。

だが、その内容を紹介した時に、向かい側に座るレイの眉尻が下がる。>>84]


 ……ああ、そうか。
 もしかして……レイは俺を心配してくれてるのか……?


[思わず口元を手で覆った。
隠さないと、心配されることを喜んで口元が際限なく緩んでしまいそうだった。]


 仕事は当たり前にするものだったけど、そうだな。
 レイが住みやすい村を整えるって思えばやりがいを感じるし……

 心配してくれるなら、無茶なやり方をしないように気をつけることもできるな。


[彼女の口を通すと、自分の仕事も立派なもののように感じる。
今度は口元を隠さずに、喜びを向かい側に伝えた。]
(108) Ellie 2021/12/05(Sun) 22:11:14