人狼物語 三日月国

87 【身内】時数えの田舎村【R18G】


【人】 おかえり 御山洗

>>118 >>125 花守 夕凪

あんまり夕凪は元気いっぱいという風には見えなかった。準備に力を尽くしたのだろう。
自分なら一言聞いて流されてしまいそうなところを、花守はさっと動いてくれる。
お互いをよく見ているのだな、という間柄に安心しながら。

「まだ荷物あるみたいだね。玄関先入って大丈夫かな。
 もし食べきれなかったら俺がなんとかするから、大丈夫」

一度外に出した食材でも早く食べ切るコツはわかるし、何より用意したのは自分だ。
今しがた夕凪が出てきたばかりの家屋を除いて、荷物運びを手伝う。

「今頃遊び疲れてお腹すいてる頃だろうね。
 あの子達にたくさん遊んだご褒美をあげないとな……俺も、食べたいし」

これだけ張り切ってくれたのだから、そのぶんたくさんの笑顔をみせてあげたい。
荷物運びが終わったなら、軽トラックはゆったりと出発するだろう。
(137) 2021/08/12(Thu) 1:48:12