人狼物語 三日月国

164 夏の想いのひとかけら【R18】


【人】 綴 千翠

[ちなみに、ところどころ、
店内に飾り付けられている風鈴は複数。
フロアを回っているとふとした時に音が聞こえて、

つい私は、揺れるガラス細工に顔を
向けて目を細めてしまう。]


  …元気?


[なんて、時折話しかけたりもするから
傍から見たら電波系っていうのだっけ?
そういう風に思われても仕方がないと言えた。

これらの飾り用の風鈴選びは
誰と行ったのだったかな。

沢山の中から、時間をかけて真剣に絞り込むのも
帰ってから店につけるのも楽しくて

子供のように胸を躍らせていた、
そんな記憶が見るたびに思い出されるのだ。]**
(137) 2022/07/28(Thu) 2:33:09