人狼物語 三日月国

37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】


【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

−灰原という生徒−

[校則というのは実に奇妙なものだ。
差別を無くそうと言っておきながら「清き学生」であることを美徳にし、時には他を認めないと言わんばかりに強要する。この排他的な美徳が既に差別であることを、教育現場の者は誰も教えはしない。

とはいえ確かにませた子供のお洒落気取りも一定数いるから、不自然な髪染め等へ見逃しはしなかった。だが.........]


   灰原。一つだけ聞かせてくれ。
   お前のその髪...

   切らないのか?切れないのか?
   それとも...切りたくないのか?


[何か事情がある者がいる事もまた確かで。そんな事情を感じさせられる者には必ず問うことにしている。それはもちろん、灰原にも。
果たしてどこまで答えてくれたのだったか。

しかし校則は校則だ。事情があるからと言ってもこちらだって見逃しはしない。

だから頭髪検査なんてものがある度俺は彼女に言っただろう。]


   ...............減点だ。


[それ以上の言及はしなかった。直せと叱ることに意味は無いのだろうと思うと、これがこちら側が最大限に譲歩出来るギリギリの判断だった。]**
(147) 2020/07/24(Fri) 8:25:20