【人】 冬城 澪― 保健室: 花 火 ―[照明を落とした保健室に、花火を打ち上げる音が響いて、鮮やかな花が窓越しに咲いていく] 綺麗…… [小さく呟いて、窓からの光景を眺めた >>150 風磨のお礼には、買ってきてくれたのは水澄だから、と笑って みんなで売り切った たい焼き の味カフェで食べた煮物の味に、風磨の 猫姿 水澄の秘めた 想い と涙 不甲斐ない自分に零した 涙 と、心を苛むような足の痛み 必ず帰ってくると約束をくれた、新の 優しさ そして、みんなで見上げた 花 火 楽しい想い出ばかりじゃなかったかもしれない 辛いことも、悲しいこともあったけれど またみんなで集まって、こうして 花 火 を観る事が出来たきっと自分は、今日という日を忘れないだろう 何度も何度も、思い出すに違いない ……此処にいる、大事な友達との思い出を * (158) SERE 2022/02/22(Tue) 0:29:06 |