人狼物語 三日月国

164 夏の想いのひとかけら【R18】


【人】 綴 千翠

[オーダーを受け、お店の人が階下へと降りていくと
自然と視線は窓の外の景色へ。>>256

陽が落ちた漆黒の海は月明かりを水面に映して
揺れている。
空では無数の星々が銀砂のように瞬いていた。]




  いいえ…


[静かな空間にぽつりと落とされる疑問。]


  3年前は、お客さんでした───


[私は海を見つめつつ、彼にそう応えた。]** 
(260) 2022/08/02(Tue) 22:53:38