にしても、約束かあ。
先生、意外と愛されてるんですねえ。
[ぽつぽつと呟かれた、“未来の約束
>>261”の数々。
自分にはもう持ち得ないそれらに想いを馳せ、どこか眩しげに目を細めて微笑む。
……でも、だったらせめて]
じゃあ、このお祭りの最中だけは……。
……わたしのそばにいてくれますか?
一緒に、お祭りを楽しんでくれますか?
[手を伸ばす。今度は血塗れではない「神崎紅葉」が。
道連れにするためではなく、一緒に楽しむために。
もしその手をとってもらえたなら、ちょっと強めにぐい、と引っ張って歩き出そうか]