人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【人】 支配者 ラサルハグ

 
──圧。それしか言いようがない。


次に打撃音を鳴らした途端、『世界』そのものを塗り替える。姿形で笑いを取る?お前は熊や獅子が多少着飾った所で笑えるか?『支配者』を、演ずる。

「いつまでそこで突っ立っている?
頭を垂れろ。跪け。
できないならそのまま死ね。

虫の様に無様に傷痕すら残さず消し潰してやる。

それが嫌なら蟻の様に地に伏せろ。
吻けろ、馬鹿か?靴先だなんて誰が言った?

一々指示されないとそれすら理解できない?愚図が。お前の為に何故俺が言葉を与えてやる必要がある?
お前の思考は俺の為だけに使うしか価値がないと知れ!」


このカメラを暇潰しか、興味本位か。幸福/不幸にも視聴し続けていた者を従属させるように、目を奪い、正気を切り刻み、性癖を苛み、立ち位置すら縛る言の葉を、無機質な支配者の言でただ積み上げていく。


「役立たずの上に気も利かぬ屑が。お前の存在は何だ。鏡すらも見れないか。何の為に存在している?それすらも定められられない?生きる価値すらない非生物以下だな?」

「はぁ……。いいだろう。光栄に思え。
なら与えよう。お前の罪業に満ちた全てに、
主として永遠の従属の支配悦楽を与えてやろう。
 
──慈悲だ。俺自らのな。
鳴いて無様な姿を晒し、俺に永遠に許しを請い続けろ」
(351) 2022/02/14(Mon) 2:37:24