人狼物語 三日月国

180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い


【人】 白瀬 秋緒

 
[ スマホを手の中に置いたまま、昼下がりの中庭でぼんやりしていた
 秋風に流される雲は、昨日の朝中庭に居たときと同じように流れていく ]


  え?


[ 空を見上げていたから、近付いて来た相手には声を掛けられて初めて気付いた>>459
 あの夜の参加者で、絵音の隣にいた人、>>1:420
 あと秋月とも知り合いそうな感じで、
 それからここ数日挨拶だけは交わしている人
 己にとっての認識はその程度で、恐らく相手もそれは同じだろう
 名前すら、グループメッセージの参加者一覧と一致していない ]


  …………あー

  ……そう、すね


[ 一瞬遅れて、言葉の意味を理解する
 昼休みと違って、今は人もおらず静かな中庭
 スマホの時計に目を落とす
 とっくにチャイムの鳴っている時間だった
 つまり……サボった意識すら、なかった

 普段の己を知る者ならば、その反応にそこまで違和感はないかもしれないが
 「真面目な風紀委員の女子」と認識しているならば、些かぼんやりしているようには見えたかもしれない ]
 
(464) 2022/10/20(Thu) 18:39:24