人狼物語 三日月国

164 夏の想いのひとかけら【R18】


【人】 綴 千翠

[いつも感謝している、と言葉を紡ぐ君。
私は真っ直ぐに思いを伝えようとする君を見て、
聞いて、]



  ──────うん…



[そう、柔らかく頷くと、
今度は自然に笑いかけた。]

  
   そうだね、一朝一夕で上手くいくより、
  こうやって時間をかけることで思い出も増えて
  わかった時の喜びが増すかも

   もしかしたら、今が過去になった未来に
  沢山の思い出がいくつもの音となって
  君の耳に届くのかもしれない

   なら、“今日”も楽しい思い出にしなきゃね 
   
(475) 2022/07/30(Sat) 17:42:45