人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>【食堂】 >>4:+93

よくわからなかった。
次いで、どうしてそんなことを言うんだ、と再び思った。
けれど貴方の言葉には怒気が無かった。夢を伝えたあの時と違って。

「許可がいらないなら、
 どうして母さんは死ねって言われるの?」

貴方の言葉はいつも理解できない。
けれどそれで構わない、と言うから言葉を交わす。

それでも。

「みんなの許可が必要で、
 みんなにダメって言われたから殺されるんでしょ?」

好き勝手に、素直な気持ちを口にする。

「オレは、好きに生きるよ」


貴方からそんな言葉が出た事が嬉しいと、
そんな想いだけは、知って欲しいから。

「だからさ、死ぬ自由まで奪わないで」

貴方の言葉が正論だったら、良かったな。
(+0) wazakideath 2021/09/27(Mon) 21:42:22

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>【食堂】 >>4:+93

「……でも」

緩やかに貴方の言葉を拒絶して、眩しそうに目を細めた。

「ありがとね。うれしい」

少し照れくさそうに、笑った。
言葉は受け取れないけれど、想いだけは受け取りたいから。
(+1) wazakideath 2021/09/27(Mon) 21:43:08
迷彩 リョウは、少年院のどこかで、書き換えられたプロフィールカードを見た。
(c1) wazakideath 2021/09/27(Mon) 22:46:15

迷彩 リョウは、とある箇所をずっと眺めている。
(c2) wazakideath 2021/09/27(Mon) 22:46:33

迷彩 リョウは、自分の名前が記載されたままであることに顔を顰めた。
(c3) wazakideath 2021/09/27(Mon) 22:46:49

迷彩 リョウは、彼が自分に向ける視線の名前を知っている。
(c4) wazakideath 2021/09/27(Mon) 22:47:06

迷彩 リョウは、呟いた。「ひとでなし」
(c5) wazakideath 2021/09/27(Mon) 22:47:18

迷彩 リョウは、それが自分を示す言葉だとも知っている。
(c6) wazakideath 2021/09/27(Mon) 22:47:32

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>【食堂】 >>+2

少年の問いを肯定する言葉は掃いて捨てるほどある。
しかし、否定する言葉だけが無い。
少年自身も、薄々気付いてはいるのだ。
それを受け入れまいと、必死に拒んでいるだけで。


囁かれた言葉に古い記憶が甦った。
今ならあの声の、本当の意味がわかる。

「そうなったら、いいねぇ」


対等で居てくれる人の存在が、
こんなに胸を温かくするなんて、知りたくなかった。
『違うこと』が安心するなんて、知りたくなかった。
(+5) wazakideath 2021/09/28(Tue) 0:48:07

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>【食堂】 >>+3

「、はぁい」

努めて間延びした声を作り、返事をした。

──もしも。
自分たちが、ほんの少し許されたら。

その時はごめんねを言おう。
本当の夢を伝えよう。

「……ごちそうさまでした」

そんな淡い期待ごと、手料理を飲み込んだ。
既に二度裏切られた期待が燻る程には、嬉しかったのだ。


暫くして、少年は液晶越しの母を見る。
それは、初めて海に行った時の写真だった。
(+6) wazakideath 2021/09/28(Tue) 0:48:42
迷彩 リョウは、応援されて嬉しいと思う。けれど今は、ほんの少しの罪悪感が付き纏う。
(c17) wazakideath 2021/09/28(Tue) 0:52:02

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>5 おでん

「しらたきちょーだい」

出汁の匂いにつられてか、正面の椅子に少年が腰を下ろした。
偏った食事をしてきたので、おでんは白滝とはんぺんしか食べない。

「ていうかこれ、コンビニじゃなくても作れるんだ」

おでんをまじまじと見つめ、そう呟いた。
(+7) wazakideath 2021/09/28(Tue) 1:01:04

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>6 素崎

差し出されたしらたきを遠慮なく食べた。
甘え慣れている少年にとって『あーん』のハードルは無に等しい。

「そうなん!?
 レジの横以外で見たことないから、
 コンビニでしか作れないと思ってた……」

どうやら家庭で手料理を食べた経験が少ないらしい。
しらたきを飲み込めば「はんぺん」と告げる。食べたいようだ。
(+8) wazakideath 2021/09/28(Tue) 1:13:45

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>7 素崎 

「今そこまでガッツリ食べたいわけじゃないから」

はんぺんは一口で食べ切れなかった。数回に分けて齧っていく。

「そだよ。あ、でも外食はあんまりしなかったな〜。
 オレはしたかったけど、母さんがダメって言うからさ」

つまり、家で食べる機会が多かったのだろう。
だが親は料理をしなかったようだ。
(+9) wazakideath 2021/09/28(Tue) 1:31:58

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創

慣らすのを中断し、貴方の声に顔を上げる。
差し出された
えげつないの
を見れば、流石に怖気付く。
しかし直ぐに「いいよ」と笑ってみせた。
後孔から指を抜けば、脚用の拘束具を掴み寄せる。

「えぇ……どうやんのこれ」


自ら脚を折り畳むようにして、拘束する。ボンテージ素材の拘束具は、着けただけで痛かった。
しかし、これなら貴方を蹴りだすことも無いはずだ。

「手錠だけだとちょっと怖いよね。
 これなら首と繋がるし大丈夫そう」

自ら首枷を嵌めて、首枷から伸びる手錠に手首を通す。奇妙な光景だった。

「……はい。あ、中で出してもいいから」

そうして自分自身を拘束した少年は、仰向けで寝転がった。
後孔は多少解れてはいるものの、貴方が手にしている玩具を入れるにはまだ足りない。そんな具合だ。
しかし少年は良いよ、と貴方を見やる。
(-35) wazakideath 2021/09/28(Tue) 2:08:56

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>9 素崎

大根を欲しがる様子はなく、ただその様子を眺めていた。

「珍しいの?
 じゃあマットンちは家で料理作ってたんだ」

その言葉に羨望は滲まない。ただそうなんだな、と思った。

「……どんな料理作ってた?
 カレーとかハンバーグも作る?」
(+12) wazakideath 2021/09/28(Tue) 11:16:01

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+11 闇谷、貴戸

「ツッキー朝弱いね〜」

最も小柄な少年はと言えば、普段よりも眠れていた。本来独り寝は苦手なのだ。
……とはいえ。深夜まで話し続け、二人を寝かせなかったのはこの少年である。

「二人はいつも布団くっ付けて寝てるの?」

自分と黒塚の場合はそんなことをしなかった。
本音を言えば、そうしたかったけれども。
(+13) wazakideath 2021/09/28(Tue) 11:49:01

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創

「着けるのは割と自分でできるよ。外すのは無理だけど」

ベッドが軋む音で弱音を吐きそうになって、降ってきた呑気な声を聞いて、やはり貴方に頼んで良かったと思った。

玩具を押し当てられた瞬間、自分でもわかる程に身体が強張ってしまう。
そんな自分を無視するように、孔がこじ開けられた。

「────っ、あ゛!?」

咄嗟に脚が動く。短い鎖が鳴った。
暴れそうになる身体を必死に抑えながら、圧迫感に喘ぐ。
玩具から生える幾つもの突起が、ある一点を抉る度に身体が跳ねる。しかし、その快楽はすぐ苦痛で覆われた。

「ひぐ、うぅ!……は、……っ!」

脂汗が額に滲む。体格を無視した道具は、最奥に辿り着いてもまだ全て入りきらなかった。
嘔吐感を飲み込み、自分を見下ろす少年へ笑みを作る。

「……だ、いじょ、ぶ。……続けて?」
(-65) wazakideath 2021/09/28(Tue) 14:38:53

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+15 >>+16 闇谷 貴戸

貴戸を見上げ、寝かせてあげたら、と言いかけてやめた。
それはお節介というものだ。
今日に関してはかなり自分のせいだが、寝相は自覚が全く無かった。

「……んーん、何でもない。家族みたいでいいなあって」

闇谷の正面の席へ腰を下ろす。隣は貴戸が座ると考えたからだ。
口振りからして、少年と黒塚は違っていたのだろう。

「あ、そうだ。
 布団さ、もしかして部屋から持ってきてくれた?」
(+17) wazakideath 2021/09/28(Tue) 16:01:58

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>13 素崎

「どんなって……んー、おにぎりとかカップ麺とか……?」

食卓とはそういうものだと思っていたから、疑問に感じたことも無かった。少年にとっては少し不思議な問いだ。

「でもひとりで食べる弁当より、母さんと食べるカップ麺の方が美味しかった気がする」

弁当の方が豪華なのにね、と溢して笑った。
(+20) wazakideath 2021/09/28(Tue) 17:32:34

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+18 朝食堂

いつもの寝具だったこともあり、よく眠れたのは有難い。
しかし、貴方に行かせたくない場所がある。

「いや、それは良いんだけど……。
 部屋行ったとき、アキちゃんに会わなかった?
 もしかしたら、嫌なこと言われたんじゃないかって」

心配そうに貴方を見上げた。
好きな人が傷付くのは悲しい。
自分に誰かを守れるだけの力があれば良いが、そんなものがないこともまた知っていた。
(+22) wazakideath 2021/09/28(Tue) 19:08:25

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>18 素崎

「ほんと?
 ここ家族仲良い奴、あんましいないんだと思ってた」

母の話をすると大抵の人間が興味無さそうにするか、不快感を示すかだ。
同意をもらえるのは中々貴重である。

「やっぱり外出たら母さんのとこ帰る?」

概ね家がある子供が多いから、自分には無い物でも尋ねてしまう。
当然、貴方には帰る場所があると思っているのだ。
(+28) wazakideath 2021/09/28(Tue) 20:32:00

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創

「っあ゛、ぎ……ッ、ぐ、ぁ、ぁあ!」

無遠慮な抽出と挿入が繰り返される度に、痛みと苦しみが慣れない身体を襲った。
しかし。
男を知った身体は、その中から快感を拾い上げてしまう。
抑え付けられると気付いたように身体に力が入る。暴れないようにと意識しただけだったが、結果として自分を穿つ異物を締め付けるだけだった。

「ぁ、んんッ!ひぁ、あ゛ぁ゛……!」

最奥である筈の場所をノックされた瞬間、背中に甘い痺れが走った。本能的な危機感が、その快感を抑え込む。
残った理性でその危機感を追い払い、腹を撫でる指に視線をやった。

「は、はっ……、……た、多分。ッ、もぅ……」

資料を読み上げてもらったことさえある。
さらにその先があることは知っていたが、指の位置と膨らんだ腹を見れば恐ろしさが勝った。
初物であれば、きっと最奥を突かれる度に気持ち良いなんて思わなかったのに。
苦痛の中に潜む快楽から、必死に目を逸らした。
(-96) wazakideath 2021/09/29(Wed) 1:01:45

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>22 素崎

この子供は、自分の家族関係が正常だと思っている。だから自分はその少数派なのだろう、と考えた。

「……ビョーキ?早く会えるといいね」

少年の知る入院は、ドラマで見るような体の病気によるものだ。精神的な病による入院など、知りもしなかった。
しかし彼らは医療ミスで命を落とさない限り、最終的には退院していたように思う。

「でもそれってさ、つまり
その内帰って来れるんでしょ?

 なら、良かった」

貴方にとってどうかなど、考えもしない。
自分なら喜ばしく思う。だから貴方もそう思う筈だと、決め付けて言った。
(+29) wazakideath 2021/09/29(Wed) 1:33:16

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+31 朝食堂

「……うん」

落ち込みを隠しもせず、小さく頷く。少年は感情を隠す術を知らなかった。
何もなかった、という言葉を素直に信じることにした。
彼と貴方に話す用事があることに、違和感を抱いたけれど。


「ね、ね、朝ごはん作る?
 オレも手伝っ……あー、コーヒーなら淹れられるよ」

昨日貴方の料理を食べたばかりだ。自分がいては邪魔になるだろう。
だから自分ができる範囲(だと思っている)のことを申し出た。
(+33) wazakideath 2021/09/29(Wed) 11:10:35

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創

「ほん、ッあ、あぁ、ぅ、ひ!」

肯定を返そうとした最中、最奥を揉まれ快感が苦痛を上回った。
弱い箇所を掠める度に、潰される度に呻く声が嬌声に変わる。快楽を受け取っていることは、少年の勃ち上がった陰茎を見ても明らかだ。

最奥を弄られた回数を、もう数えるのも忘れた頃。
今まで通り弄られるだけだと思っていた場所で、ごり、と音が鳴った気がした。

「〜〜〜〜〜ッ、ぁ゛ッ!?」


瞳の奥で、何かが爆ぜた気がした。貴方が玩具を動かす度に、視界が明滅する。腹の奥底が喜んでいる、気がする。
霞む視界で、涙が溢れていることに気付く。
初めて味わう暴力的な快楽に、体を拘束していることも忘れて暴れた。
(-108) wazakideath 2021/09/29(Wed) 11:42:11

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創

「ッひ、ひぐ、ぁああ゛!んんっ、あ゛、あ゛……ゃ、うゔ!」

これは、入ってはいけない場所だ。本能がそう警鐘を鳴らしていた。
引っ掛かり、それを無理に押し込まれ、引っ張られる度に身体が跳ねる。少しでも快楽を逃そうとするも、自由の効かない身体ではただ刺激を享受するしかなかった。

「ぎ、ぁ゛……ッ!や、んッ、ぁああ!!……ひぃ、んん、ぁ、ア、ア゛!」

わけもわからぬまま吐精し、尚動きの止まない玩具を締め付けた。

貴方の言葉は聞こえていないのだろう。
しかし今の少年に、それに応じる余裕はほんの僅かも無かった。
こんなものは知らない。過ぎた快楽が苦痛であることなど、想像もしていなかった。
身体は勝手に逃げようともがいていた。逃げても元凶である玩具はしっかりと追いかけてくるだろうに、無駄な足掻きを繰り返す。
(-109) wazakideath 2021/09/29(Wed) 11:43:17

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>24 素崎

その話を聞けば、珍しく真顔で「へぇ」と小さく溢す。

「マットンもなんだ?オレも会っちゃダメって言われてさ〜」

尤も、貴方の母とはまた違う理由だが。
二度と会えないことは確かだ。死に目にも会えない。

「……でも、オレは母さんのとこに帰るよ。会えるかはわからないけどね」


目を細める。
幼さの残る顔で、女のような笑みを浮かべた。
(+34) wazakideath 2021/09/29(Wed) 12:23:19
迷彩 リョウは、今日は貴戸の布団で目を覚ました。
(c20) wazakideath 2021/09/29(Wed) 13:09:33

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>26 素崎

貴方の表情が固いのはいつものことだ。
笑わないことをさして気にもせず、その言葉を後押しする。
自分がされて嬉しいと思うことをする。

「会えるよ、きっと。会おうと思うならね」

引き離され少しだけ正常になりかけている思考で、少年は尚そう願っている。
指でしらたきを示し、寄越すように促した。その頃にはもう、元通りの人懐っこい笑顔に戻っている。
そうして貴方のおでんから特定の具だけを食べ尽くすと、満足したのか椅子から立ち上がった。

「またね。
 もしヤりたかったら付き合うから、いつでも声かけて?」

すれ違いさま、肩に手を置いて告げた。
(+35) wazakideath 2021/09/29(Wed) 14:36:39

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+36 朝食堂

「ヨッシャ、任せて!」

こちらはレシピがあっても問題なく作れない男だ。
意気揚々とカップを2つ用意し、コーヒーチャレンジを始めた。
危なっかしい手付きでフィルターに熱湯を注ぎ、何とかコーヒーを淹れた。
そうして、
100%くらいの粉が沈んでいるカップと、
37%くらいの粉が沈んでいるカップが誕生する。

どちらがどちらを飲むかはサーブをするリョウちゃん次第である。
何故なら、見た目ではあまり差が無いからだ。

尚自分は飲めないので、ココアを作っている。
(+37) wazakideath 2021/09/29(Wed) 15:05:10

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+36 朝食堂

「ねーねー、砂糖と牛乳使う?一応持ってきた」

そんなことを尋ねながら、カップを乗せたトレーを持ってくる。
100%の方が闇谷の方に置かれた。

着席すれば、待ちきれないと言わんばかりに手を合わせる。

「いただきま〜す!
 ……えっ、スゲーうま!これ何?卵焼き?」

スパニッシュオムレツを一口食べて目を輝かせた。それをじっくり味わいながら、トーストにバターを塗っていく。
甘いココアで口内を潤せば、トーストに齧り付いた。
(+38) wazakideath 2021/09/29(Wed) 15:05:43

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+40 >>+42 >>+43 朝食堂

「え、どしたん!?噎せた?」

コーヒーを淹れた張本人は驚いた様子で闇谷へ視線を向けた。
普川も似たような反応をしていた気がする。

もしかして……

すごく……苦いのかも……?


「二人共、牛乳入れる?ちょっとは苦くなくなるよ」

牛乳パックを片手に、噎せた人を見る。次いで、首を傾げる貴戸へも視線を向ける。
心配そうな眼差しで、二人を交互に見つめていた。
(+45) wazakideath 2021/09/29(Wed) 16:46:32

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>朝食堂 >>+46

「お、ありがとジュンちゃ……
 
えっドーナツって作れんの!?スゲー!!!


ドーナツが工場でしか作れないと思っている子供並の感想だった。
何故か用意されたビールジョッキのお湯>>+48を不思議に思いつつも牛乳を差し出す。
成る程カフェラテが飲みたかったのか、と的外れな納得をした。>>+49

「……?うん、わかった。
 でもコジコジ程上手くはできないと思うよ」

上手い下手の問題では無いのだが、指摘されたことのない少年は素直に頷いた。
ドーナツはデザートにするつもりらしい。
トーストやソーセージを先に食べ始めた。中々に早食いだ。

「なんかオシャレな朝メシって感じ〜。
 朝からカフェで食べたりするやつ、ちょっとやってみたかったんだよねえ」

暫くすれば、あまり綺麗な食べ方とは言えないが完食するだろう。
(+52) wazakideath 2021/09/29(Wed) 21:13:42

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創

達したばかりのそこを擦られた瞬間、甲高い声が喉から出た。自分の声だと気付いたのは、名前を呼ばれた頃だ。
裏筋をなぞられると気持ち良い。
亀頭を引っ掛かれると、意思と関係無く腰が浮いた。

「ぁあああ、っん、っあ!?ゃ、ッいい、も、……っ!」

これ以上はおかしくなる。
伝えようとするも、言葉は形になる前に嬌声へ変わってしまう。返事を口にする余裕が最初から奪われているようなものだ。

自分から滅茶苦茶にしてほしいと申し出たくせに、少年は快楽に弱かった。
当然だ。企画が始まるまで、男も女も知らなかったのだから。

「……ぁぐ、ああぁ、ぅ、ア゛、ひ、ぁぁああ!」

結局最奥を責め続けられた挙句、再び吐精した。貴方の手を汚してしまっただろうか。
そんなこと、気にかける余裕さえ無いけれど。

「やッ、も、イきた、っああ!イきたく、な、……ぁ」

ついにぼろぼろと涙を零し、シーツに頭を擦り付けながら訴え始めた。
(-140) wazakideath 2021/09/29(Wed) 23:30:23

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創

「ひぅぅ、……んッ、あ、ぁああ゛!」

ずるりと引き抜かれた玩具を、無意識に求め締め付けてしまう。
快い箇所を突起が掠めると視界が霞み、返しが抉ると乱暴な快感が爪先まで走る。
意図した動きではないとわかっていても、達したばかりの敏感な身体には酷だった。

「はーっ、はぁッ……、……ぁ?」

異物から解放された筈の後孔は、物欲しそうに口をはくはくと動かしていた。
腹の奥が寂しい。あれだけ苦しかったのに、喉元を過ぎればまた欲しくなる。

そうして肩で息をしながらも、頬に触れた手に気付く。
虚ろな視線は意識の混濁が見てとれる。

「ぁ、うん……もうむ、……だいじょ、ぶ。
 か、がみん。……い、挿れて?」

もう無理、と言いかけてやめた。
貴方はまだ何も気持ち良くなっていないのだから、願いを叶えてもらった自分がそんなことを言うべきではない。
汗で貼り付く前髪をシーツに擦り付けると、訴えるように笑ってみせた。
(-154) wazakideath 2021/09/30(Thu) 1:30:10

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>朝食堂 >>+54

突然声を荒らげた貴戸に目を丸くして驚いていたが、
理由を問おうとしてやめた。
当人の優先順位を重んじることにしたのだ。

「うーん……?良いけど、コーヒーって苦いモンじゃないの」

この少年にとっては、苦い=不味いなのである。
不思議に思いつつも、提案には頷いた。
誰かと一緒に何かをするのは楽しい。誘われたのなら、尚更だ。
礼を言われれば、照れくさそうに笑った。

「へへ、どーいたしまして!
 ……ごちそうさまでしたっ」

ココアを飲み干し、手を合わせた。
空いた食器を重ねながら、ドーナツを食べ損ねたことに気付く。
まあ、適当な場所で食べれば良いだろう。

「今日もまたそっちの部屋で寝ていい?」
(+55) wazakideath 2021/09/30(Thu) 12:10:35

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>朝食堂 >>+56 >>+57

「え、……ぁ」

さも当然のように扱われれば、背中がむず痒い気がした。

懐かしさと安堵と、寂しさと憧憬と、罪悪感と後ろめたさと、
それらを血の繋がらない貴方達から与えられたという歓喜が、
脳を震わせ五臓六腑に染み渡る。

「ぅ、うん、あ……りがと?」

顔に熱が集まっていくのがわかった。
赤い顔を見られたくなくて、逃げるようにシンクへ食器を戻しに向かう。
そのまま食堂を後にしようとして、ドーナツと夕飯の返事をしていないことに気付いた。
早歩きで貴方達の元へ向かい、意識の外でナフキンごとドーナツを掴んだ。

「夕飯ね、来る、来るよ。作る。がんばるね」

目は合わせられなかった。
自身の手元を見ながら早口で告げると、小走りで出口へ向かう。
(+58) wazakideath 2021/09/30(Thu) 13:18:24