人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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視点:


【独】 気分屋 ルヴァ

本当に。

――ごめんなさい。
(-279) reji2323 2021/05/27(Thu) 23:02:31

【秘】 双子の カストル → 気分屋 ルヴァ

/*団員。重要でしたね……
 えーッ!?よろしくて?!遅置きレスになりそうですが。
 どうか

【兄】
宿り木 カストル

【弟】
寄生者 ポルクス


を、奇妙なふたごですが、よろしくおねがいします。
(-280) igara 2021/05/27(Thu) 23:06:21

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「そういうことじゃ、なくて」

と、突っかかりそうになったところで促されて大きな木の根に腰を下ろした。
最後まで黙ってあなたの話を聞く。
尋ねられれば口を開いて。

「……はは。君が白馬の王子様になるのかい?
僕も、ルヴァみたいに明るくみんなを導けそうな人間だったら泣いている君を迎えに行ったんだけれど。
残念ながら僕は無敵じゃないからね」

仮面の変化は無かった。
そして、仮面は剥がれ落ちなかった。
今はそれでよかった。
自分の見ているルヴァがルヴァらしいと思えることが嬉しい。
目は合わなくとも、努めてあなたをまっすぐに見つめるように答える。

「怖いかと言われれば……やっぱり怖い、のかも。
僕が僕じゃなくなってしまう気がするんだ。
一刻も早く外には出たい。だけど、僕が僕じゃなくなったら何の意味もない。
それに……ルヴァやサルガスが居なくなるのも嫌だ」
(-281) shionsou 2021/05/27(Thu) 23:09:32

【人】 気分屋 ルヴァ

>>213

しばらく森の中で探索した。
……見つからない。
どの枝も途中で曲がっている。節がある。
欲しいと思うものが見つからないこともよくあることだ。

後ろで同じように探しているカストルたちに尋ねる。

「……ねー、カストルポルクスー。
 二人って生まれてからずっと一緒にいたの?」

自分には双子はおろか兄弟というものがいないので、
興味本位で尋ねてみた。
(216) reji2323 2021/05/27(Thu) 23:12:52

【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「そうかな? おれさまはブラキウム見てると安心するよ。
 おれさまと違って、ちゃんと考えて答えを出せる気がして、
 だからこうやって着いてきてくれるときは凄く勇気が出るんだ。
 いつもありがとうね、ブラキウム」

 にひ、と笑った。

「そっか。良かった。
 怖いのが一人じゃなくて。
 そうだよね、自分が自分じゃなくなるのは、怖いって、
 おれさまも、すごくも思う。
 怖くて怖くて仕方がなくて、寝れない夜もあるんだ。
 胸の中で泣いてる子供も、おれさま自身も怯えて、
 朝が来るのをずっと顔を隠して待ってたりするよ」
(-286) reji2323 2021/05/27(Thu) 23:29:11

【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「そうだね。
 おれさまも、誰が居なくなっても悲しいと思う。
 誰が、本人じゃなくなっても辛いと思う。
 噂が本当で、戻ってこれなくなったり、
 大きく変わったりするのがもし本当なら、
 それはとても怖いことだなって、そう思う。
 サルガスも、ブラキウムも、シェルタンも、他の皆も。
 誰も居なくなってほしくなんかない。

 ブラキウム……。
 ブラキウムは、居なくならないよね?
 連れていかれたり、しないよね……?」

静かな森の前で、泣きそうな声で尋ねる。
(-287) reji2323 2021/05/27(Thu) 23:29:44

【人】 気分屋 ルヴァ

>>217 カストルとポルクス
自然に出来た剣と人工のものは違う!という主張。
やはり剣は自然生成のものに限る!

「今じゃおれさま、しっかりしたカストルとか、
 全然想像できないけど。

 ……じゃあ、これからも、
 ずっと一緒なのかな。もしかしたら」

少しだけ、言い淀む。
居なくなってしまった友達のことを思い。

「もし、何かの原因で、
 ずっと、一緒にいられなかったら、
 どうする……? 探す……?」
(219) reji2323 2021/05/27(Thu) 23:33:59

【秘】 あなたと一緒 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「……ふん。おだてたって何も出ないよ。
君の為じゃなくて、僕にメリットがあるからこうしてるんだ」

帽子を目深にずらしてしまう。
その頬に薄ら朱が差しているのが見えるかもしれない。
しかしいつも明るいあなたの声が沈めば敏感に感じ取る。

「僕たち、一緒だね。
きっと、みんな怖い。
でも、うん。怖がってるだけじゃダメだ。
……よし。僕が僕であるうちは居なくならない。
これも約束だ。絶対に守る。誓ってもいい」

帽子をかぶり直して、ようやく顔を上げる。
今度はこちらから。
あなたの袖に埋もれた手を握る。
深く心が通じ合うようにつながったままブラキウムは動かない。

一人で救いに行けないならば、二人で行けばいいと思った。
(-297) shionsou 2021/05/28(Fri) 0:20:30

【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム

「そっか。だったら嬉しいな。
 おれさまと一緒にいるメリットもあるってことだし……」

こちらはこちらで袖で表情を隠した。

「そうだね。もしかしたら、
 同じように苦しんでる子もいるかもね。
 良かった。ブラキウムが居る限り、
 おれさまもブラキウムを見続けるよ。
 おれさまもブラキウムが居なくならないでほしい
 って気持ちは、これだけは本物だから……」

照れたように、困ったように微笑んで。
少しだけ生傷の多い手で、ブラキウムの手を握った。

「おれさまも、出来るだけ頑張るよ。
 だからブラキウムも、頑張って」

一人では救われないかもしれないけど、二人なら――。
(-312) reji2323 2021/05/28(Fri) 2:16:06

【人】 気分屋 ルヴァ

>>225 ポルクス と カストル
「ヒッッッ!!!??」


――豹変、なんてもんじゃない。
それは、刷新ともいうべき、変化だ。

途中まで、ふんふんと頷き聞いていたが、
捻じりこむような音量すら疎らな声に、喉奥から悲鳴が出た。
それは、ルヴァにとっては恫喝以上の、
加害者への怨嗟を直接ぶつけられているような圧があった。

双子ではない。
双子ではない。
こんなもの双子ではない。
もっと病的で、病塊で、えげつない――半身の話だ。
聞くべきではなかった。尋ねるべきではなかった。
誰よりも、自分が踏み込んでいい領域ではなかった。
軽々しく問いの中で引き裂いていいものではなかった。
裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった。裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった。裂いては、いけなかったんだ。


「……ごめ、ん、な、さい」

囁くように、喉奥から。それだけ零した。
(227) reji2323 2021/05/28(Fri) 3:21:32

【人】 気分屋 ルヴァ

そのまま、何もなかったかのように
枝を探し始めるカストルたちを見て、
力が抜けてその場にへたり込むようにして。

「………………はぁ、はぁ……」

何かが、全部が、狂い始めている。
違う、最初から全部狂っていたのかもしれない。
自分も、相手も、世界も、この箱庭も。


荒い息を吐き、胸を押さえる。
助けて、シトゥラ。
助けて、シェルタン。
助けて、ブラキウム。
叫びたかったが、自分に叫ぶ資格がないことを自覚して、
ぐっ、と、飲み込むと、再び、縋るように枝を探し始めた。


――枝は、結局、見つからなかった。
(228) reji2323 2021/05/28(Fri) 3:23:41
ルヴァは、イクリールを見た後、首を振って背中を向けた。
(a179) reji2323 2021/05/28(Fri) 3:29:30

【人】 気分屋 ルヴァ

「………」

枝は見つからなかったので、
せめて木の実だけでも集めようと思い、
うろうろしている。

ただ、見上げるはずの首は下を向き、
表情は隠されている。
(233) reji2323 2021/05/28(Fri) 3:44:24

【人】 気分屋 ルヴァ

ポルクスと、カストル。
イクリール。シェルタン。シトゥラ。
声の届く範囲に、ギムナジウムの皆がいる。

一人、俯いたまま、背中を向けたまま言葉を零す。

「虫には刺されてないから。
 ……痛いのは、心かもしれない。
 おれさまは、もしかしたらダメなおれさまかもしれない。
 人を傷つけることしかできないし、
 普通に生きてても、誰かを傷つけてしまう。
 踏み込んじゃいけないところまで踏み込んだり。
 もっと大事なものを台無しにするんだと思う」

いつもと違う表情。どこか疲れたような。

「……友達に、酷いことするとき。
 こんな気持ちになるんだなって、思った。
 知ってたはずなのに」
(238) reji2323 2021/05/28(Fri) 3:57:51

【独】 気分屋 ルヴァ

自分には、シェルタンに助けて求める資格なんて。
ひとかけらもないのに。
ルヴァはどうしても、彼が近くにいたら助けて求めてしまう。

自分は、友達が酷いことをされるのを知っている。
何度も何度も何度も何度も、
心が擦り切れるくらい見てきた光景。
こんな気持ちになるんだなって知っていたのに。

すぐに駆け付けて来てくれたシェルタンに。

心が、ひび割れるほどに軋む。
(-323) reji2323 2021/05/28(Fri) 4:02:47

【秘】 徒然 シトゥラ → 気分屋 ルヴァ

>>238

 囁くようにその耳へと言葉を連ねた

「罰でも受けたくなったのか?

 なんで仲良くできない、
 優しくなれない……

 裏切る事ができない
 賑やかすことができない。 
 どうしてうまくやれないんだルヴァ


落ち込んで苦しむルヴァはもう演じただろう

 踏み込んで傷付けて、そしてどのルヴァもやれなくなったとき
 面倒は見てやるから」

 それを本当に求めているなんていまの自分は思っていないけど
(-339) toumi_ 2021/05/28(Fri) 11:50:24

【秘】 気分屋 ルヴァ → 徒然 シトゥラ

「安心しろ。これを晒すことが罰だ、セキレイ。
 仲良くできない、優しくなれない、それこそが俺の罰だ。
 
 死にゆく者(シェルタン)に、逃れられぬ死を待つ者を前に、
 ……胸の中で泣くやつがいるんでな。こればっかりは己と不可分だ
 これはその慰みで、そして手向けの儀式だ。

 ……大丈夫。
 上手くやる。
 上手くやる。
 俺は、上手くやれている。
 でなければいつでも殺せよ」

わずかに体を寄せて、熱を以って囁く。
セキレイを通して見た"大人"へも伝わるように。
(-364) reji2323 2021/05/28(Fri) 14:45:16

【人】 気分屋 ルヴァ

>>250
シトゥラに頭を撫でられ、
耳元に唇を寄せられ、
言葉を聞き、一瞬だけ陶酔したような表情になり、
ほう、と安心するような息を吐いた。

打ち震えやため息は収まり、
静かに息をする。

「……ルヴァです。
 いつもの、ルヴァに戻ったので、大丈夫、
 おれさまだよ。元気」

少したどたどしいような、照れたような笑顔を見せて、
シトゥラに向かって微笑んで見せたところで――。
(251) reji2323 2021/05/28(Fri) 14:46:43

【人】 気分屋 ルヴァ

>>248 森のおばけ
後から話しかけてきた、おばけの存在に、
勢いよく振り返った。

「ひえっ!?
 えっ、おばっ、えっ!? 誰!? えっ!?
 おれさま、おばけの知り合いいないぞ!?
 えっ、そうですか! 行きません!
 森のおばけ!? ここにすんでる!?
 けっこう大変そうだなっておれさまは思いました!」

頭の上にたくさん?が出ている。

「まいごが出るとこまる……。
 あっ!! ごめんなさいフラフラしてしまって!
 おれさま、大丈夫です!ちゃんと帰ります!
 おばけさん大丈夫なので成仏おねがいします!」

両手を合わせる団長。
(252) reji2323 2021/05/28(Fri) 14:47:16

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「そうだ。僕たちにできる事をやろう。
誰の思い通りにもなってやらない。
そのためにも……もっと知らないとダメかな」

ちいさな二人のこどもにできることはそんなに多くはない。
けれど、可能性を夢見るのはこどもの特権だ。

「困ったことがあったら話をしよう。
怖くなったら傍に居よう。
ルヴァと一緒なら、不可能も可能にできるかもしれないんだ」

握った手を何度も確かめるように動かす。
神隠しの噂は確実にブラキウムを変えていた。
一瞬だけあなたと視線があった気がした。
(-384) shionsou 2021/05/28(Fri) 17:51:55