人狼物語 三日月国


187 『Ambivalence』

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【秘】 入江 修 → 浅見 律



    浅見なら気づいているのだろう。
    自分の身体をまさぐるこの男が
    最低な男であることくらい。


    それでも分かっているから
    俺は浅見が思う以上に最低だ。

    嘘でも心地がいいだろうと。
    役割を与えられて出来た居場所でも
    慰めの場としては悪くないだろうと。

    重ねる度に、浅見の心に傷をつけていく。


    浅見の身体が上気していく度に
    浅見がここを逃げないという事実が
    より強固なものへと仕上がっていく。


(-53) 西 2022/12/09(Fri) 23:44:59

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「知ってるよ。
     だからいつも此処に呼ぶんだろ?」



    首輪をはめすぎれば窒息しかねない。
    それは言葉も同じことで。
    浅見が首輪をしっかり手に持っていたのなら

    依存という首輪を持たせ
    安心という褒美を与えて


    俺はまた、浅見を女に仕上げるんだ。



(-54) 西 2022/12/09(Fri) 23:47:19

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    俺の腕の中で浅見の抗議が聞こえる。
    礼節としての口付けさえしない、
    この先にある快楽というゴールまでの
    最短経路を手を繋いで歩こうとする俺が
    褒めたところで説得力は無いらしい。


    それでも言われ慣れてないのか
    聞き流しきれず頬を染めて
    こちらを見つめてくるの浅見が
    どうしようもなく俺の劣情を駆り立てるから。



    「でもイイ子なのは事実だ。違うか?」


    ご褒美と言わんばかりに
    浅見の唇に触れるだけの軽いキスをすると
    濡れそぼる足の間に指の腹を押し当て………


    
(-55) 西 2022/12/09(Fri) 23:49:41

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「お前にもイイ女の素質があったんだろうよ。
     何度お前に悦ばされたと思ってんだ。
     俺に仕込まれた味、忘れちゃったか?」



    俺のおかげだと言う浅見に言い返し。

    そのまま下着を下ろして露わにすると
    指先に浅見の中から溢れた蜜を塗って。

    浅見の顔を胸板に埋めさせると
    俺の匂いを嗅がせながら、秘部に触れる。
    ほぐすように入口を撫でたあとには中へ指を入れ
    浅見の期待に応えるままに色付けしていった。*



(-56) 西 2022/12/10(Sat) 0:00:47

【独】 浅見 律

/*
西さんなんでも出来るじゃん……は……???
いやこれ左立つとか無謀……スライムがダークドレアム倒すくらい無謀……
(-57) alice0327 2022/12/10(Sat) 0:07:07

【独】 入江 修

/* クソ男選手権にエントリーできるレベルのクソ男を用意する意気込みでやったはいいものの、クソ男できてるかは怪しいです。
審査員のアリスさん、判定よろしくお願い致します。
(-58) 西 2022/12/10(Sat) 0:10:12

【人】 浅見 律



  大人の作る世界に
  期待できるほどの育ち方はしてない。
  あなたにだって別に期待してなかったけど。
  あまりに白々しい言葉を言うものだから。
 
  地雷ってほどではないけど
  聞いてて気分が良くなる言葉ではなかったのは事実。


  
(61) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:27:40

【人】 浅見 律



  私の視線が先生を反省させてるとは知る由もない。
  別に見くびられてたところで
  それに対して言葉で何か言ったりはしない。
  歳の差も立場の差もあるし、
  何より私自身が大した人じゃないことくらい
  自分が一番よく知ってるから。


 
(62) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:28:01

【人】 浅見 律

  

  「あの人たちは私が事故死でもしたほうが
   喜ぶ人たちなので。

   後腐れなく家を追い出せますから。」


  
  過干渉でも不干渉でもない。>>57
  明確に育児という名の親の責任を放棄する行為。
  
……ネグレクト。


  
(63) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:28:28

【人】 浅見 律



  料理を作ってもらったことも
  衣服を洗濯してもらったことも
  部屋の掃除だって。

  私が何も出来ない本当に幼子の頃は
  違ったのかもしれないけれど。
  物心ついた頃から、身の回りの世話は
  全て自分でするものだった。


  私が家で何してるのか、少しでも聞いたなら
  不干渉じゃないことなど
  すぐに知られてしまったはず。


  
(64) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:28:54

【人】 浅見 律



  ここ、学校ですよ、とか
  この時は言えるほどの仲でもないし。
  残念なことにスマホなんて便利なものを
  私は持たされてもいない。

  
触れたところで無駄、ってこと。

  
  あなたが使った、人と仲良くなる鉄則。
  少なくとも私には効果があった。>>58

  自発的に話すなんて、私が出来るわけもなく。
  あなたが話しかけて、話をしたから。
  私が話すきっかけを作ったのはあなただ。**


  
(65) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:29:30

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  親にそう言われたのか、と。
  その言葉に直接答えはしなかったけど
  一瞬足を止めて振り返って。

  そうですよ、と言わんばかりに嗤ってみせた。
  
それが、あなたの質問への答え。


  
(-59) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:29:50

【秘】 浅見 律 → 入江 修


  
  密室に二人きり。
  招かれた資料室で、快く迎えられたわけだけど、
  流石にこの時は何をされるのかなんて
  見当はついてなかった。

  だからそう、私は無防備そのものだったし。


  
(-60) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:30:12

【秘】 浅見 律 → 入江 修

  

   
「あるんですか?私には価値なんて……。」



  戸惑いながらも、
  
私は泥沼に足を踏み入れてしまう。


 
(-61) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:31:09

【秘】 浅見 律 → 入江 修


  
  最低限の礼節さえ知らない私は
  口付けされてからようやく目を閉じて受け入れる。
  誰ともしたこともなかったのに、
  頭がぼうっとするくらいの長い口づけは
  私から判断力も何もかも奪うには充分だった。

  
なにより、心地よかったから。

  余韻に浸って、逃げる力も抜けきって。
  抱き上げられて、ソファーに寝かされると
  私はあなたの方を見上げて、聞いた。


   
「……このまま、教えてくれるんですか?」*


  
(-62) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:31:48

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  嘘でも心地いいのは事実。
  与えられて出来た居場所でもないよりマシ。

  
そもそも、私に選ぶ権利なんてない。


  一時の快楽と引き換えに
  私だけが傷ついていく火遊び。
  傷つくのに、ここを離れないのは。


  偽りの温もりが私を安心させるから。
  一時の快楽に依存してしまうから。


  
知ってるよ、と返す相手がどんなに最低でも。

  
それを知っていてもなお、私は離れられない。


  
(-63) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:32:50

【秘】 浅見 律 → 入江 修

 

  どうせあなたにとっての可愛い、なんて
  快楽を得るための興奮材料でしかない。
  説得力なんて、あるわけもなく。

  私は私に価値を見出してないから、
  あなたが言葉にしない限りは
  ただ見つめただけで
  あなたの劣情を煽るなんて、知ることはない。



   「都合のいい子、の間違いじゃないですか?」


  可愛げのないセリフを吐き捨てて。
  それ以上を言わないのは
  触れるだけの優しいキスに心を奪われてしまうから。
  
こうすれば黙るって、知っているみたいなキス。


  
(-64) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:33:57

【秘】 浅見 律 → 入江 修



   「……何度も、ですかね。
    言ったじゃないですか、数えてません。

    修先生の味?それはもちろん……。」

  
(-65) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:34:22

【秘】 浅見 律 → 入江 修



    
「覚えてますよ。」



           
嫌というほど、ね。


  言い返された言葉に微笑みながら返して。 

  
(-66) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:35:11

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  下着で遮られなくなった秘部は
  期待するようにひくついて、あなたを誘う。
  胸板に顔を埋めて、胸いっぱいに
  あなたの匂いを吸い込んで、感じて。



   
「あっ……、んんっ……。」 
  


  撫でられるだけでも反応を示していたけど
  中に入れられたなら、びくり、と身体を震わせて。
  あなたに拓かれた身体だから。
  私のいいところなんて全部知られてるはず。
  言葉にこそ出さないけれど、
  はしたなく指を締め付ける中は、
  喜んでる、って、簡単に分かっただろうし。
  色付けされればされるほど、
  蜜を零して、あなたのことが欲しくなっていく。*


  
(-67) alice0327 2022/12/10(Sat) 1:36:48

【独】 入江 修

/* 寝てくれ?????
(-68) 西 2022/12/10(Sat) 1:59:12

【人】 入江 修



   聞けば聞くほど湧き出てくる
   浅見の周りで起きている惨劇。>>63

   それが高校になった今でも
   児相による保護すら行われていない
   その事実がどれだけ事の重大さを示すことか。



    「それが本当ならもう親とは呼べねぇな。
     面談のきな臭さの正体はそれか。」


   俺の仮説は悪い方向で否定されてしまう。
   当初は不干渉を疑っていたから
   親との関係を深堀りするように尋ねていくと
   さすがに驚いた様子を浅見に見せてしまった。


(66) 西 2022/12/10(Sat) 8:19:13

【人】 入江 修



   この手の問題で大変なのは
   児相の介入が親の倫理を破壊することだ。

   通報された親が逆上して子供を殺したとか
   児相が親を見誤って家に返してしまい
   結果的に虐待が加速してしまったとか。

   形が違うだけでネグレクトも同じだ。

   まして世間体を気にするやつなら、
   児相に厄介になった後の事は想像も容易だろう。



(67) 西 2022/12/10(Sat) 8:20:26

【人】 入江 修



   「児相も役に立たねぇしなぁ。
    親元から離れる方法なら何個か思いつくんだが。

    多分親とは絶縁みたいになるから
    後は浅見がどうしたいかによるか……」


(68) 西 2022/12/10(Sat) 8:21:23

【人】 入江 修



   俺はぶつぶつと浅見の前で独り言を零し
   ヤニに呆けた頭をフル回転させる。

   これが小学生なら話はもっと簡単で
   問答無用で強行に出れたりもするのだが。

   比較的自分でものを考えられる高校生となると
   自主性や自己管理能力という言葉が
   いろいろと邪魔をしかけてくる。

   それに浅見がそもそも事を大きくしたくないなら
   俺がこの話を他のやつに持ち出すのも駄目なわけで。

   俺は出ない結論を求めて
   長く考え込んでしまったりする時もあった。**


   
(69) 西 2022/12/10(Sat) 8:22:15

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    明確にネグレクトという確信を得れば
    浅見が度々口にする呪詛のような言葉の
    発信元もおおよその見当がつく。


    しかもそれが当たりだと
    しっかり答え合わせまでもらう始末だ。



(-69) 西 2022/12/10(Sat) 8:23:44

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   どうせ俺が浅見に何をしようとも
   親は何も言ってきやしない。

   俺に与えられた安全に欲を満たすという
   蛮族極まりない選択肢が脳裏にチラつけば
   その歪な現実を生む浅見に哀れみすら感じて。

   その哀れみが全てのきっかけになった。



(-70) 西 2022/12/10(Sat) 8:25:02

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   無理矢理ヤっちまえばいい。
   そんな低俗な話とは違う。

   俺がそうしなかったのは
   世界から見捨てられた少女を
   自分の好きに育ててしまおうという
   もっと低俗な発想によるもので。

   そんな低俗な遊びに使われる浅見は
   本当に哀れ、可哀想な子だ。



(-71) 西 2022/12/10(Sat) 8:26:13

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    口付けは拒まれることなく
    俺は浅見の口腔を味わう権利を得る。

    だからってすぐにつついたりはしない。
    最初はただ、唇と唇を合わせるだけのキス。


    泥沼には突き落とさずに
    その手前に立たせた後に自分が泥沼に入り
    一緒に入ろうと手招きをする。

    それでいて足を踏み入れてしまった浅見を
    もう決して、逃がしはしない。



(-72) 西 2022/12/10(Sat) 8:28:39

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   ソファーの上。
   艶めかしくこっちを見上げる浅見の顔は
   さっきまでとは少し違う。


   役割にも似た、自分が自分であるという価値を
   欲しがっているような顔。
   お前が生まれてきてくれてよかったと。
   そう言ってやればどれだけいいだろうか。

   その顔は一歩間違えれば生徒ではなく
   女の顔にすら見えてしまうほど甘くて。
   その一歩を踏み外させたくなる。


   
(-73) 西 2022/12/10(Sat) 8:31:03