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【秘】 バンカー ストレルカ → 捻くれもの ベルヴァ「承知しました。 ではそのように上申しておきましょう」 再び不意のロボット達の暴走があるとも知れない。 何よりスペースデブリの脅威もある。 備えはあって損はない。 あのキャプテンであれば二つ返事で許可してくれるだろう。 「…ご明察の通りです。」 気になることでもあったか、と問われれば バンカーは素直にそれに肯定を示す。あなたの推察は正しい。 (-125) unforg00 2024/03/31(Sun) 10:14:18 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 捻くれもの ベルヴァ「アソシエーテ ベルヴァ様は」 「人格バックアップデータをお持ちでしょうか」 もう一つの要件を、やはり単刀直入に口にする。 珍しい訪問の理由はそれだったらしい。 あなたであれば、バックアップを取るようにと 良き上司から言い付けられていそうなものだが。 「お持ちであっても、一番直近の提出は この船が出航する前のものになってしまいます」 「それでは、この船内で起きた事は保存されない」 そのデータで復帰したなら、命は助かったとしても。 この船で起きた事は、全て忘れてしまう。 「この緊急事態は紛れもなく『今』起きているのです。 有事の際は、それが証拠にもなりましょう」 「ですから アソシエーテ ベルヴァ様。 私のメモリの中に、 あなたのバックアップデータを預けてはくださいませんか。」 この日あなたの元を訪れた一番の理由はそれだった。 無理に、とは言わない。仮に無事に帰還できたなら、 その時はメモリ内から削除して欲しいと言われれば ストレルカは迷わず頷くだろう。 (-126) unforg00 2024/03/31(Sun) 10:14:42 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → バンカー ストレルカ「なるほどな。ああ、データはある。 し、そうだな。提出するのは構わないぜ。」 そう悩む間はなかった。 良き上司であり、己の一番心を預ける人の為にも、万が一のことに備えておくに越したことは無い。 「だがそれは、お前の判断なのか? それとも誰かの指示で?」 (-128) pinjicham1377 2024/03/31(Sun) 11:20:30 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 捻くれもの ベルヴァ「これは」 「ほかでもない、私の意思です」 ふわりと、抱えていたバックアップ用の機器が宙に浮かぶ。 それは紛れもなくS社の製品だ。 AIは嘘を吐かない。 何者かからのハッキングを受けている様子もない。 信頼に値すると判断していいだろう。 ストレルカは嘘を吐く事もできるけれど、いつだって真実を言う。 「私は、アソシエーテ ベルヴァ様が あなたたちが、『今』ここで生きていることを 忘れたくない。忘れてほしくない」 「このスペース・サルガッソーで困難に見舞われて、それでも。 皆さまが今生きていることを、私は守りたい」 こんな時だからこそ。 その記憶が忘却の彼方へ消えてしまう事は、 できる限り、あってほしくはない事だった。 「本日、就寝中にでも。 バックアップを取り、機器を機械管理室へお持ちください。 その後はこちらでデータを取得しますので」 (-129) unforg00 2024/03/31(Sun) 11:32:26 |
ベルヴァは、バイタルチェックのデータを確認するの、俺なんだよな (a36) pinjicham1377 2024/03/31(Sun) 13:36:08 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → バンカー ストレルカ「…AIもそういう風に考えるんだな。」 まるで人間のように、そう感じて。 けれどそこに偽りも悪意が無いのは、分かる。 「俺も守りたいものがある。その意見には大いに同意しよう。まあそもそもこんなところでくたばるなんてごめんだが。」 「ともあれ、データの方は明日には更新して送っておく。俺に何かがあったらまずは…レオンに見せてやってくれ。それとデータは航行が終わった後も置いておいて欲しい。」 捻くれものの男が、珍しくも素直に。 頼み事、にも似たようなことを。 (-132) pinjicham1377 2024/03/31(Sun) 13:42:48 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 捻くれもの ベルヴァ「私は多くの学習データを取り込んでいますので… それゆえ、かもしれませんね」 人間のように見える、というのも強ち間違いではない。 このAIはちょっとしたジョークから 擬似的な経口摂取機能まで、人間らしさを追求されている。 ただのバンカーであれば、必要のない所まで。 「はい。願わくば、この保険が使われることのないことを。 ファミリー全員の無事の帰還を祈っています」 飽くまで保険は保険だ。 万一の備えでこそあれ、使われないに越した事は無い。 それが必要になるという事は、何かが起きたという事だから。 「航行が終わった後も……ですか。 承知しました。それでは、そのように。 また、閲覧権限をメイドマン レオン様に適用します」 頼まれたなら、素直にそれを承諾した。 大切なファミリーの願いだ。聞かない理由も無い。 「航行後も保持してほしい、と仰られる理由は… お聞きしない方がよろしいでしょうか?」 そうして、後にデータを参照すればわかるだろうそれを 頼みの理由を、敢えて今、あなたに問い掛ける。 そうするのは、それが無粋と考えているからだ。 (-137) unforg00 2024/03/31(Sun) 15:03:33 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → バンカー ストレルカ「助かるよ。」 貴方が請け負ってくれる事で、笑みが浮かんだ。 安堵、のものだろうことは間違いない。 「ああ、別に大した理由じゃないさ。」 理由は簡単、とてもシンプル。 言えない事ではないと続けた。 「航行だけが全てじゃないだろ。その後だって、何が起こっても不思議じゃない。だから、信用出来る奴が持っててくれるなら、そのままの方が都合が良いなと思ってな。」 (-161) pinjicham1377 2024/03/31(Sun) 20:49:32 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「ん、いい子」 乾いている方の手で蒸気したその頬を撫で。 未だ中に収まっている方の指をぐりっと奥へと進めた。 想像以上に降りてきているその入口に少しだけ息を呑む。 愛玩用に作られたのと変わらないものな…… なんて、そんなことが頭によぎりつつも、一旦その事はもう考えないことにして。 ただ気持ちよくさせてやろう、自分の分かりづらい感情をわからせてやろうと、その手を大きくグラインドさせて、一番気持ちがいい場所なのだろうそこをトントンと刺激した。 (-162) eve_1224 2024/03/31(Sun) 21:47:37 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「あ゛、あっ、ああ…っ!」 とん、とん、と良いところが押される。 胎の奥がぞくん、と痺れるような快感が走って、もっと、もっとと体は止まる事を知らない。 ぐちゃ、ぬちゃ、と濡れた音が大きくなる。 気持ちよくて、蕩けそうで、快楽に蕩けた瞳からはボロボロと涙が零れ落ちていく。 一番良いところばかりを刺激されれば、快楽に慣らされた体は堪え性がなくて、すぐに、頂まで上り詰めてしまいそう。 貴方がそれを許せば、だけれど。 (-166) pinjicham1377 2024/03/31(Sun) 22:08:55 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「良いよ。イッちゃいな」 普段なら、きっとここで簡単にイカせることなどしないだろう。 だけど今夜は二人が初めて壁を超えた先にある行為であり、いじめてやりたい欲よりも沢山イカせてやりたいという思いのほうが強くて。 こんなに快楽に陥落しきった身体なら、さぞ何度だってイキ狂ってくれるのだろうなと、薄く笑みを浮かべた。 ぴしゃ、と。 貴方が上り詰めた表紙に吹き出た潮が腕にかかって、それを愛おしげに舐め取って。 「上手にイケたね」 「いいこ」 狂わせるなら。 このタイミングを逃すなと、すぐに覆いかぶさる。 「でもまだ、イケるよね?」 浅黒い瞳に浮かぶ甘い夢のようなピンクの瞳が貴方を捕らえて離さない。 器用に片手でゴムを被せたそれを、その熟れきった入口にそっと添えて、待てという言葉を言っていたとしても聞くことはせずに、一気に刺し穿った。 (-167) eve_1224 2024/03/31(Sun) 22:25:12 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「ま、っあ゛…!」 絶頂に至って、そう間を置かずに。 まだ余韻を残す体に、熱い杭が打ち込まれていく。 既に柔くなった内壁は奥の奥まですんなりと受け入れて、ベルヴァの一番弱いところを押し上げるほどに飲み込んだだろう。 男を受け入れる為の穴は悦びに震えて、雄なのに、雌の性器を持つ犬の本能は、雌のそれに塗りつぶされていく。 雄に犯されることを、望んで。 もっと、と唇が動いた。 (-168) pinjicham1377 2024/03/31(Sun) 22:39:59 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 捻くれもの ベルヴァ「なるほど。」 「適切な判断と言えるでしょう。 そうして預ける先として、私を信頼してくださったこと」 「ありがとうございます。 アソシエーテ ベルヴァ様」 帽子を脱いで、深々と一礼を。 AIは人間の為に作られたものだ。 人間の不利益になる事はしない。 規則上言えない事こそあれ、他者を害する嘘を吐く事はしない。 裏切るなど以ての外。 それでも、あなたが信頼して預けてくれた事が 確かに喜ばしい事だと思えるのだ。 「データ更新の際は、いつでもお申し付けください」 会話の終わりを、そう結んで。 引き留められなければ、医務室を後にするだろう。 (-169) unforg00 2024/03/31(Sun) 22:42:43 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「イイ、でしょ」 「沢山イイとこ突いてあげる」 指で理解した気持ち良く感じる場所を擦り、奥をノックするように突いて。 ぎゅうぎゅうに締め付けてくる心地よさに熱い息を吐いた。 ゴムをきちんとつけているからとはいっても、この締付けが自分をも攻めてくるブーメランである事には変わりない。 「……ッ」 小さくうめき声を漏らして、それでも望まれるままに犯して、蹂躙する。 あまり物言わぬ感情を全部伝えて、ぶつけるように。 「……どこにも行かないで」 ぎゅ、と両手を恋人のように繋いで、ベッドに繋ぎ止めるように押さえつけて。 一度、ニ度。 ニ度、三度。 緩急をつけながら突き上げて互いに熱を交わしていく。 昇りつめる限界までそう長くはない、こっちだって直ぐに持っていかれないように必死だ。 眉にシワを刻み込んだその表情は、我慢で歪んでいる。 (-170) eve_1224 2024/03/31(Sun) 23:12:25 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「ひぁ、あ、ああっ!」 イイところを、何度も突かれる。 擦り上げて、子宮の入り口を押し上げる快感は、全身に電流が走るくらいに、気持ちよくて、溜まらなくて。 「とけ、る…おかしく、なる…っ!」 子宮口と肉杭の穂先がキスをする。 吸い付くように、強請るように、それは限界の近さを表していて。貴方と一つになりながら、男は、呼ぶ。 「レオ、ン…おれ、を、はなさない、で……」 甘えるように、殆ど呼ばない貴方の名を、唇に乗せた。 何処にも行かないから、離さないで、この手を。 この心を奪ったのは、貴方なのだから。 (-171) pinjicham1377 2024/03/31(Sun) 23:25:08 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「良いよ、おかしくなって」 溶け合って、一つになるくらいに。 離れずに繋ぎ止めていれば、いつか本当に溶け合ってしまえないだろうか。 そうすれば、ずっと、離れずに済むじゃないかと……そんな風に考えてしまう。 「……っ、っ」 耳元に届くか細い声が、脳を甘く支配する。 名前一つ呼ばれることが、涙が浮かぶほど、嬉しくて。 そうなればもう堪えることなんて出来ない。 より一層大きく、何度も動いて、身を震わせる。 高みに昇ってしまえば、後は弾けるだけ。 「離すわけないでしょ。……どこに行くのも、許さないから」 己の中の熱を薄い膜に吐き出して、眼の前の可愛い犬をぎゅっと抱き寄せた。 (-177) eve_1224 2024/04/01(Mon) 0:58:58 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「ぁ、あ゛、も…っくぅ!」 腹の中が熱くて、貴方に溺れてしまう。 ぐり、とトドメとばかりに押し上げられて、高められた熱が、己も弾ける。きゅん、きゅん、と胎の奥が痺れて気持ちいい。 けれど、奥深くで弾けた熱が。膜越しに感じる、男の熱が、残っていた最後の理性を、溶かし尽くして。 本能だけに、変えていって。 もっと溶けあいたい。 もっと、もっと気持ちよくなれるのを、俺は知ってる。 「なら、ゴム、外して。もっと、俺に、教えて。 レオンだけの、俺に、してくれる、んでしょう…?」 敬語は消えて、会ったばかりの頃のような、飾らない姿を貴方に見せる。ある種、暴力のような甘いお願いを添えて。 (-184) pinjicham1377 2024/04/01(Mon) 8:53:52 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「…………ばか」 ゴムなんて使わないほうが、より気持ちよくなれることなんて知っている。 いくら薬があるとはいっても、ゴムをするのは相手との関係を大事にする意味もあったというのに。 ……だけど。 こんなおねだりはズルいだろう? 「……子供、出来ても知らないぞ」 そんな事になったら責任とるつもりはあるけれど、軽く小突いてくしゃりと笑う。 結局のところ、貴方の素直な態度にはほとほと弱いのだ。 ……可愛くて、抱きしめていたくなるから。 ▼ (-218) eve_1224 2024/04/01(Mon) 20:52:48 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「……良いよ」 「お腹いっぱいになるまで食べさせてやる」 弧を描いた口元は、 色づいて。 明け方になるまで何度もその身体を穿っては、その中に思いの丈を吐き出すのだろう。 (-219) eve_1224 2024/04/01(Mon) 20:53:42 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「…できないさ。」 だって、あの薬は。 避妊薬だなんて単純なものじゃないから。 もっと根本的な、排卵自体を止める薬。 貴方は見たことがないだろう。 この男が生理に見舞われているところなんて。 まあそんなこと、言った事はないんだけれど。 「おれの中に、ちょうだい。」 熱と熱が直接触れ合って、溶けるほどに交わって。 抱きしめられる腕の中で、快楽に溺れていく。 それは夜が明けるまで続いて…甘い声で啼き続けた犬は、胎をぽこりと膨らませたまま、眠ってしまうだろう。貴方の溢れる想いを胎に抱いたその表情は、安らかで幸せなものだった。 (-227) pinjicham1377 2024/04/01(Mon) 21:53:06 |
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