人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 星集め メレフ

>>112 ゲイザー

「や・め・ろ。弾の在庫は自信があったが
 そっちの方面は普通に弾切れする。

 迂闊に恋をしても相手か自分が死ぬ。
 イイと思う奴がいても目の前で顔が撃ち抜かれんだぞ?」

そんな状況で呑気に恋ではない。それは真実だった。
と言うよりは恋以前に生死が掛かっている世界だった。

「俺がそれやると恋バナじゃなくて、殺戮に塗れた
 戦場でのドキュメンタリーになって空気がおかしくなる。」

既に空気はおかしい気がするがジャンルは変わるだろう。

「ゲイザー。ほらお前の番だ。順番ってのが筋だろ。
 俺ばかりに話させるな。
これ楽しいか…?
(118) poru 2021/04/21(Wed) 12:56:24

【念】 星集め メレフ

 
嫌か、嫌じゃないか、だ。


 とっくにお前が恋を知らないのは知ってるし、
 返されるか否かも別に期待してない。今のお前でいい。

 そもそも俺もした事ねェよ。なのに目の前で乱射され
 今俺が全力でかわしてるのみてるだろうが。」

助けてほしいのはこちらも同じだ。
たすけてくれラス。この状況は何だ。メレフもわからない。

「ああ面倒臭えなもう。今決めろ答えろ。
 俺とヤレるかヤレないかだ。どっちだ。」


突然のエア壁ドン──
(!8) poru 2021/04/21(Wed) 13:06:29

【秘】 パイ焼き ゲイザー → 星集め メレフ

>>130

「内緒にしてくださいね、私とメレフさんの楽しい秘密にしましょう」


甘く囁いてポケットから何かを手渡し、貴方に握らせようとする──金貨だ。

「私の好きな人は、『私のお父さん』。私の実父。

私は──お父さんが好きで好きで好きで好きでたまらなく好きで、とっても、とーっても愛しているんです♡」


【→】
(-273) もちぱい 2021/04/21(Wed) 14:52:14

【念】 星集め メレフ

 
「よし。」

思い切り手をパシンと鳴らす音が聞こえた。
あくまでエアなので幻聴だ。

「別に俺は
上でも下でも
どっちでもいい。
 お前が好きな方を考えておけよ?」

こうは言うが、あらゆる意味で彼が決め切れるか。
正直な所不可能な気がしたが、己も本心だ。
考えさせておいて損はなく決め切れないならその時だ。

「じゃ、今日の夜にお前の部屋行くわ。」

本でも借りに行くような気楽さで伝えられた。
(!11) poru 2021/04/21(Wed) 19:07:31

【念】 星集め メレフ

 
こちらも恋の話題からしばらく後か、あるいは以前の。
 "頭に響く声"が届いた直後のこと。

「──ラス?」

『犯人』側の声明は自分も耳にした。異論も特にない。
懸念は、壊れた時報やブラキの心配をしていたラスだ。
 ……ラス、
“だった”


使命、
ってなんだ?誰かと取引でもしたか?」

聞き慣れない単語。違和感の塊。別人の言葉と思う程に。
これが己が強く命令した後の台詞なら、流したのに。

彼は『殺人扶助』を『使命』なんて表現しない。


それが無性に気にかかって、
一抹の心配が状況と合わさって滲んでくる。
(!12) poru 2021/04/21(Wed) 19:19:15

【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ

 
「……何度も?……破局と犯罪は別だ。
 聞き直すが、破局させるのを複数回行ったのか。
 或いは“別の犯罪でも”する予定があるのか?」

あなたが落ち着かせて止めた蓋を、無理やりこじ開ける。
本当に彼が対話を望むと言うなら。
ここを流しては恐らく掴み損ねて、その繰り返しだろうから。

「俺は騎士様の義理の対応は聞いちゃいない。
 聞き方を変えよう。キファについて個人としてどう思う?」

聞き終えて、間を開ける為に此方が紅茶を飲む。
無難に美味しさを感じた。味覚は彼女も、己も、まだ失っていない。

「“お嬢”と呼ぶ相手だ。簡単に一緒になれると思うか?
 一番お前サンが理解してそうと思うがねェ。」
(-393) poru 2021/04/21(Wed) 19:26:11

【人】 星集め メレフ

>>122 キファ

「…………。」

身を乗り出してきた其方を見て、此方も身を乗り出し、
キファの顎を掴んでキスを行う。

(なお実際は、そう見せかけギリギリ触れる寸前まで顔を近づけただけである)


「“この歳にもなって”と、人にそう煽るくらいなら。
 俺にこうされても何も困った事はないだろ?

 
何年も長生きしている“道士”サン?」


傍から見ると本当にキスしたようにも見えるだろう。
この場にいる面子の人数に関わろうと、男は行った。
(145) poru 2021/04/21(Wed) 19:38:33

【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ

「わからない……わからない!
 俺は一度しか、一度しか……!兄とあの人しか!だけど……俺は何度だって、あの二人を!」



慟哭の声を上げ頭振った。

「わからない……俺は気がついたら、元に戻る……何度も同じ人生をたどっている……今回は、今回だけは、違う道に進んでいると……思ったのに」

とめどなく涙が流れた。
貴方に想像力が備わっているならば、この男は何度もロールバックを起こし、何度も同じ人生を歩んでいると気づくかもしれない。
それは、開いてはならない蓋なのだ。
ヌンキ本人は、自分が何を言ってるのかもよくわかってすらいないかもしれない。

「キファは……可愛い人だ、そして強い人だ。憧れもあるし好意もある……守りたいひとだよ。
 でも……恋ではないかな……ねぇ、君はノンケかい?」

「男でも大丈夫なら……痛くして、傷つけていいから、
俺を犯してくれないかな


何も考えられないくらいに。

/*
盤面が動きすぎて昨日の状態で話すのが厳しくなってきたわ。
会話は続いてるけれど、今日の状態でこのあと話してもいいかしら。
(-432) eve_1224 2021/04/21(Wed) 20:30:59

【人】 星集め メレフ

>>133 ゲイザー

「…………。」

怒涛の勢い。囁かれた想い人。止まない言葉の飴。
滅多に見せない呆気にとられた表情をしていたが、

「恋かどうかは俺が恋をしたコトないからわからないが。
 
いいじゃねェか。応援してる。」


「俺もチト思う所があってねェ。
 お前サンの『恋』に近しいモノかはわからないが、
 一つだけ共感できるものを感じた。」

あなたの恋の相手を、『肯定』した。


「“殺し返してやろう”って俺も、多分思う。
 それが
『恋』
なら、俺のも恋なのかもねェ。」
(182) poru 2021/04/22(Thu) 0:00:04

【秘】 技術指揮 シトゥラ → 星集め メレフ

青年はメレフの元を訪れていた。

「メーレフくーん!
シトゥラですよォ、遊びましょー!」

ドンドンと容赦なく扉を叩く。
うるさい。
(-584) chige_00 2021/04/22(Thu) 3:22:18

【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ

 
「落ち着けヌンキ。わかった。わかった。
 もういい。それ以上言わなくて。……」

驚きはするものの、男はこうなってしまう人間を何度か見た事がある。戦場では、正確にはその後に発生しやすいフラッシュバックは知っている。それに近いものとは察した。

「……キファに恋をしたくて、
 できなかったとかではないんだな?」

止めようと立ち上がった体で、続けられる言葉を聞く。
もし彼女に恋をしていた上自傷行為なら、と考えていた。
あなたの自暴自棄めいた言葉を聞いて眉を顰めたが、確認するように問い掛ける。

「俺は恋はした事がないが愛してる奴はいる。
 万が一この行為で情が湧いたって、
 そいつらを優先する事は変わらない。
 お前さんを一番には見てやれない。それでもいいのかい」

/*
アタイは全然構わないわ。キファとの偽キスの先か後の時空かだけ教えて貰えると助かるわ。どっちの時空でもメレフは会話に応じていたわ。
(-612) poru 2021/04/22(Thu) 6:21:03

【人】 星集め メレフ

>>190 ゲイザー

「変って言うなら、恋とやらをしてない
 俺の方が少数派なんだから変だろ?」

 そもそも、俺から聞いただろ。
 『お前サンの好きな奴って誰なんだ』って。
 それで興味ないってどんな冷徹男だよ。」

恋の話で困惑したのは、恋を知らないからだ。
興味が無ければそもそも尋ねてなんていない。

「お前サン達の話を聞いてて思う事があってな。
 形がわからないモノが恋なのかはわからないが、
 名前を考えてみるのは悪くないと思った。」

消え入りそうな声に礼を言うとこじゃないと返した。
その恋はどれ程否定されてきたのだろうか、わからない程男は鈍くはない。


「『人それぞれ』なんだろ?
 俺みたいな人を殺せる奴の方が余程アレだ。
 それに比べれば、余程それぞれの範疇と思っただけだ」
(192) poru 2021/04/22(Thu) 7:34:58

【秘】 星集め メレフ → 技術指揮 シトゥラ

 
「お前サンそう言うキャラだったのかい?」

話は聞いていたが、本当に来るとは半信半疑だった顔だ。
とは言え別段拒む理由もない。至って簡素で質素。
武器と手入れがゴタゴタ置かれてる室内に案内する。
(-614) poru 2021/04/22(Thu) 7:39:35

【人】 星集め メレフ

>>186 キファ

「アテッ」

さほど痛くない。けれどワザと口に出す。
一瞬だけ、周囲の様子を一瞥して。

「見られて困る相手でもいたかい?」


慌てる様子を満足げに見て、椅子に座り直した。

「気になるつっても、恋の部類ならなぁ。
 前に“同じ”って話をしただろ。

 俺はお前が選ばなかった方を選んだ存在だ。
 その相手が恋の一言で済むかと言うとアレだろ?」
(193) poru 2021/04/22(Thu) 7:44:48

【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ

一度こじ開けられてしまった蓋は、もう完全には戻らない。
男は自分の運命をどうしようもなく自覚してしまった。


「愛し愛される資格など……ないから」

震える身体を抱きしめるようにして呟く。

はやくしにたい。
  ――――しにたくない。

レールから外れた人生は、これが最初で最後なのだと頭のどこかで理解していた。
だからこそ。

「なんのために、俺がキファとサダルを恋で繋いだと思ってるの。
 大事だからこそ、託したのに」

「いいよ、それでいい。そうでなければ。
 俺を一番に見る者など、こちらから願い下げだ」

だから壊して欲しいと、男は願うのだ。
それが自傷行為であることなど、最初から受け入れていた。

/*
あーーーーん! 迷ったんですが、迷ったんですが偽キス前としてもらってもいいかしら……
どっちでも流れ的にはOKなのだけど、その方がダメージ大きい気がしてるわ……(自傷)
(-615) eve_1224 2021/04/22(Thu) 7:47:35

【秘】 星集め メレフ → 裏方 サダル

サダルに貰った【流れ星】を宙に離す。
導きを経てあなたの元へ会いに行くだろう。

「綺麗な魔法だ。レシピは無いのかい。」

星の形をした魔法が気に入ったらしい。

「悪ィが状況が変わった。
 大事な奴がコッチにもできた。正確には気づいた。
 だから安易に安請け合いが出来なくなった。
 ……様子が、いや……アレは、洗脳……?

 わからない。が、目を掛ける必要が出た。」

“彼”のあんな様子を見た事が無い。
己以外を優先されたのは初めてだ。
他に恋した等なら構わない。
でもあれは──


「だから預かっていた恋心は返す。
 黙っておく分の対価は待たせたから不要でいい。
 それで、問題ないか。」
(-618) poru 2021/04/22(Thu) 8:00:02

【人】 星集め メレフ

三日目の会議が言ったお開きになった、
或いは終わった後の時空。

街の近くのとある村へと足を運ぶ。
狩猟ギルド『Beagle』のある場所。

行方不明となっていた友人の家の扉を叩く。

誰か出てくるのなら己が『ケイプ・バーニーの友人』なこと。
昔、街でギルドとして来訪中の彼を助けたこと。
その際に知り合い、意気投合したこと。

そして、ずっと疑問に思っていた■■の事を、訪ねた。
(194) poru 2021/04/22(Thu) 8:10:17

【念】 星集め メレフ

>>!14

「……何を言ってる?
 そもそも『彼ら』を見たのは
今回が初
だろ?

 何より俺は、ギルドや俺以外の存在に必ず従えなんて、
 まして
正体も不明な奴ら相手に言った事は一度もない。」


彼に自由であってほしい。意思尊重をしたい。
元々自分達に情を入れ込みすぎて己を捨てがちな彼。
それを見ていられず、好きにしていいと言った事はあるが。

「俺がそんなこと言う訳ない。
 教える訳ないと、おかしいと、思わないのか?」

違和感を覚えても、感情的になりはしない。
想定するとしたら『洗脳』の類だからだ。
その場合、いくら彼に声を掛けても意味が無いのは知っていた。

「(反応が悪い場合、実際に会った時に確かめるしかないな……)」
(!16) poru 2021/04/22(Thu) 8:23:05

【念】 星集め メレフ

>>!15 恋バナ経由時空

「やっぱ、ここがイブの故郷か。」

ブラキウムが大切そうに持っていた子を思い出す。
きっとこの中の一人だったのだろうなと想像を巡らせ、
勝手知ったる様子で階上へと上がる。

「久しぶりに来た気がするな。
 半年ぶりくらいだったか?」

割と街に来る事が多い。ギルドの出入りもある。
ここ以外で顔を会わせることも多いとは言え、
何かと気になるのか、定期的に店に訪れていた。

「で。どっちか決めておいたか?」

簡易な荷物を部屋の隅に置かせて貰いながら、
コートを脱ぎつつ、待っている相手にそう訊ねた。

/* 色々とお疲れ様なのよ……
最強の死亡後に生存時空秘話と言う手もあるから無理せずゆっくりしていくわ…!
(!17) poru 2021/04/22(Thu) 8:32:15

【人】 星集め メレフ

>>197

「──そうか。」

ギルド員の言葉を聞いて、礼を告げた後立ち去る。
推測通りと言うべきか。

聞いたその日に行かなかったのは、予感があったからか。
無意識に“そうじゃなければいい”と思ったからか。
或いは己の立場からか。

「お前がここに居ればって気持ちと──」

こんな惨劇の場になるくらいなら、
彼に見せなくて済んでよかったと言う安堵が胸を過ぎった。

友人は、何一つ、メレフに嘘をついていなかった。
(203) poru 2021/04/22(Thu) 16:14:06

【人】 星集め メレフ

>>202 ゲイザー

「そりゃどうも。
 互いに良いようになるといいねェ。」

肯定に対しても簡素な礼を述べるだけだ。
それでいい。肯定か否定か、それが重要なのだから。

「時間ってのはあっという間に過ぎていく。
 ……相手が生きてる間に叶う事を願ってるよ。」

まるで自分は叶わなかったようなそんな言い草。
お腹いっぱい、の言葉に小さく「この野郎」と悪態一つ。

「そちらは満足して何よりなようで。
 次は普通に食事としての満足を味わいたいもんだ。」

声真似に下手くそだなと笑いながら、その場を去るだろう。
(204) poru 2021/04/22(Thu) 16:24:28

【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ

 
「託す、だなんて随分無責任だなァ。
お前サンが逃げたかったからそうした、の間違いじゃねェのか?未練を断ち切るために。

二人が望んでたならともかく、お前サンの
目隠しに体良く使われたなら可哀想に。」

相手の肩腕を掴んで引く。ベッドに連れて行き、
軽く突き飛ばすように体を押し倒す。

上等な部屋だ。ベッドも広さは問題ないだろうし、『そう言うこと』の代わりに使えそうなモノも探せばあるだろう。適当に探す。

「愛す愛さないに資格なんてないさ。
 お前が勝手に拒んでるだけだ。

 与える側は勝手に与えられるんだぜ?
 試してやろうか。」

あなたに覆い被さるような形で、頭の両脇に手をつく。拒まれないならそのまま口付けをする。浅いモノじゃなく、もっと深く熱を与えるためのキスを。
(-682) poru 2021/04/22(Thu) 17:13:42

【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ

 
貴族

「俺の世界に……彼女を巻き込めるわけがないだろ」

目を伏せてぽそりと呟いた。
彼女とは言わずとも誰を指してるかなど分かっているだろうけれど。
例え不思議な力を持つ仙女だからとて、認められるわけがない。あの人と同じように無理やり引き裂かれる。そんな姿など見たくはない。

二人のために自分がどうなろうと構わない。
アンタレスの情報を、自分は実行犯の一味だと伝え、自らが盾になろう。
そう思って彼を呼んだはずだったのに。

「……君は意地悪だね」

突き飛ばされ、組み敷かれ。
悪態はつけど拒むことはない。
これは自分が望んだことだ。今はもう何も……考えたくない。
与えられるはずの痛みを黙って受け入れるだけだ。

「―――っ、んん」

苦しげに、熱を帯びた顔が歪んだ。
(-693) eve_1224 2021/04/22(Thu) 17:44:54

【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ

苦しそうな顔を見て一度口を離し唇を舐める。
彼は余り慣れていないのだろうか。

「人の為に死ぬ覚悟はできるのに、
 その世界を抜け出す覚悟はできない。
 キファを言い訳にしてるだけだぜ?」

「『自分を大事にできない人は、
   人も大事にできない』ってね。

         
……ん?」

誰かの言葉だ。
でも、“誰の”言葉だったろうか。

──今は関係ないことだ。
言いすぎたかとばかりに頭を撫でて「ちゃんと鼻で息をしろよ」と生娘相手に言う言葉を吐いてから、再びキスをする。

先ほどと違って舌も捻じ込み、苦しくない様に口内をゆっくり理性を奪うよう犯していく。余裕と経験があるならわかるだろう。随分と“優しく”されている事に。
(-718) poru 2021/04/22(Thu) 20:18:00

【念】 星集め メレフ

 
「それがお前の幸せになるなら、
 ……それでいいと、答えたさ。」

『些末なこと』
そう言われたことが膿んだ傷が疼くかのように痛む。

違う。
違う。ラスはこんな事を急に言う奴じゃない。
それを知っているのは10年以上傍にいた自分だ。

反抗期という可愛い言葉で済ませる無知さがあれば、
どれだけ気楽だったか。でも魔術師の己は理解する。
明らかに何らかの干渉を受けていると。

自分がこの程度で折れていたら、一体誰がラスを救える?


「……いいや。お前の意思がそうなら、…何も。
 今日は、俺は
ゲイザー
を視る。……また連絡する。」

彼の
嗤い
をこれ以上耳にしたくなかった。

昔。魔術師としてまだラスが未熟な頃。
彼の為を想って些細な音も拾えるように改良したそれを、
            ──男は、初めて後悔した。
 
 
(!19) poru 2021/04/22(Thu) 20:37:07

【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ

「……っふ」

開放された唇から冷たい酸素が入ってきて、それを貪るように吸う。

そんな覚悟、出来るわけがない。
この男は、
そのように教育されていきたのだから。

そのような思考になることすらできない。
そうなればそれは、
心に巣食うウイルスに侵されてしまった証拠だ。


自分を大事にできない……か。


確かにそうだろう。
それはなんとなくだけど、自分にもよく理解できる言葉だった。

「んん……っ」

頭を撫でる手付きがひどく優しくて、更に頬に熱が籠もった気がする。嗜みで女を抱いたことがないわけではないが、男を相手にするのは初めてだ。
失われていく理性の片隅で「どうして」と言葉が木霊するようだった。

痛みを与えて欲しい。
愛も情も哀れみもいらないから。
(-732) eve_1224 2021/04/22(Thu) 20:54:31

【念】 星集め メレフ

 
「(……あぁ。彼女の声が、聞こえる。)」

  
お嬢を重ねていた少女

ニアは、“彼女”は。
誰かを、何かを見つけられたのだろうか。
死の間際、何かを掴めたのだろうか。

 『死に触れ』たがっている。
  『死を持って救い』たがっているわ。
  
だから、殺してちょうだい。


         
掴めたモノ

「──でも、お前の“それ”は。
 どんな姿でも、『生きて』いたから得られた事だろう?」
 
それでも自分は、殺さなければならない。
あの少女が『生』で何かを得たなら、尚更。

これは
証明
だ。
どんな生でも、生きていれば可能性がある
と言う。
そして
その生の価値を、分かった上で踏みにじる
事を。

「  “お嬢”、“ラス”、俺は、── 」

最愛の人の為に、すべてを斬る覚悟はできて
いた
いる。


 ──その筈、だ。
(!20) poru 2021/04/22(Thu) 20:58:33

【秘】 裏方 サダル → 星集め メレフ

『メレフ 星のレシピならあるけれど それには魔力が必要で     』

あなたが導かれた先には顔色が幾分かよくなっているサダルの姿がある。
会議を抜けて眠っていたからだろうか、サラサラと文字を書き、続いた言葉に目を丸くした

大事な人?
 ええと そうか じゃあ メレフを好きには出来ないね 大事な人か    』

メレフの突然の意中の相手?のカミングアウトには驚いたがそれよりも恋心を返されると聞いたとき、心は不思議とざわついた。
奪われてから圧倒的に自分が何かが変わってしまった感覚がしていた。
誰にも心を揺さぶられることがなくなり、嬉しい気持ちや慈愛の気持ちはあれど誰かに落ちるような感情が静かなまま
どこか寂しい思いをしていた、だがそれは自分が失うべきものだったと思っている

『勝手に舞台に上がらせて ごめん でも もう少しだけやって欲しいことがあるんだ まだわからないからもう一度会いに行く その時に"舞台に上げた対価として"本当のことを話す』

『それと ねえメレフ その感情の対価って奪われたままだと 自分が死んだ後はどうなるのか聞いてもいい?』
(-735) toumi_ 2021/04/22(Thu) 21:07:23
メレフは、                   。
(a145) poru 2021/04/22(Thu) 22:02:04

【独】 星集め メレフ

 
「────。」

聞こえる。彼が着けている指輪から、声色が。

“一方的にラサルハグの音声を拾えるようにしている”

“彼にそれを認知されないように細工をしている”

“呪術ギルド「等価交換」のギルドマスターなら、
  そんな些細な魔術を掛ける事は、当然可能だ”


彼が15の頃に渡してから、非常時の為に着けていた機能。
彼の意思を尊重して、緊急時以外今まで使った事が無い機能。

それを使っても、聞こえてくる言葉は。
昨日までの彼とは別人のような物しかなかった。
(-769) poru 2021/04/22(Thu) 22:06:42

【人】 星集め メレフ

>>216 キファ

「然様で。」

あなたの視線が何処を向くか。
或いはあなたに向いてる視線が誰かを視ていた。
端からその為に行った事だ。確認はできた。

「『恋』は知らねぇが、本気じゃなけりゃ長生きはしないし、
 一言で済む感情ならとっくに結論は出ていただろうな。」

クソデカ感情と一言にされると複雑そうな顔だ。

「つっても、元々一人のつもりだったのに──
 いつの間にか二人になってた。
 気にかかってる問いに返すなら、お嬢“も”が正しいかね。」

「でも、そんなもんだろ。無駄に長い時間を過ごしていて、
 急に現れたりする。……お前が今一番理解してそうだがね。」

問いには答えたとばかりに席を外そうとする。
(227) poru 2021/04/22(Thu) 22:17:09