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【人】 仕分人 ナルユウィの尻尾と背中を追いながら、急いで朝の挨拶にやって来た。 「おはようございます!」 挨拶をしすかさずデータを提出してベルヴァの元へと向かう。 自分のバイタルチェックの結果を覗き見するつもりだ。 「ベルヴァさま、私に異常ありませんか? ちょっと昨日食べすぎて体重が増えたかもしれないんですが!」 数値はむしろ減っている。 (6) 2024/04/01(Mon) 22:59:40 |
【人】 仕分人 ナル「うう、……ユウィさまの言う通りです」 ぐうの音も出なかった。 ここで倒れたりすると責任に問われるのは自分だけではない。 「怒られているうちが華といいますし……、 こんなに世話された命も無駄にはできませんし」 心なしかしょんぼりと耳飾りもゆらゆら揺れている。 それは毎日のバイタルチェック以外の検診をサボっていることを指していた。 「リーナさまもお気遣いありがとうございます。 でもお互いただでさえ仕事が多いんですから、倒れるまで頑張らせて下さい!」 (13) 2024/04/02(Tue) 0:01:58 |
【人】 仕分人 ナル「 今のはちょっとした見栄です!! 圧をやめてください、ここで働かせてください!」 ごめんなさい、飴ちゃんでここは許してくれませんか。 (16) 2024/04/02(Tue) 0:11:29 |
【人】 仕分人 ナル「寝不足でゲーム大会をすると平等……?」 「人同士でやると、確かに勝敗が気になりますね! 是非勝った方にあやかりたいです、何かを」 (22) 2024/04/02(Tue) 0:45:42 |
【人】 仕分人 ナルストレルカの告げた言葉をただただ飲み込むのに時間をかける。 その間に、はァ?と聞こえたアルバトロスの方を見れば、それはもう複雑そうに眉を顰めた。 しかし彼らはAIであるから、一つ溜め息をついて。 「どこで争ったか、第三者の介入などはみられましたか?」 「それと、今すぐに会うことは難しいかと思いますが、 ……彼女たちは医務室かに運ぶことになりますよね? 片付けが終わったあとは部屋に入る許可をいただきたいです」 (24) 2024/04/02(Tue) 10:26:30 |
【人】 仕分人 ナル「そうですか、わかりました。 ありがとうございますストレルカさま」 ストレルカについでベルヴァの答えに頷けば、最低限の行動しかできないことを再度理解する。 ただ少し、いやかなり部屋の惨状だけが気になっているとは言い難く、アソシエーテの立場では簡単ではないと肩を落とした。 「正直良い気分にはなりませんが、顔を見ておきたいのです。 しかし邪魔であれば保管された後に伺うことにしましょう」 「その、不謹慎を承知ですが、オトモくんがどうなったかも気になっているんです。 二人に大切にされていた彼であればなにか保存されているかもしれませんし」 (26) 2024/04/02(Tue) 10:54:20 |
【人】 仕分人 ナル「良かったです、これで少しは証拠が……え? 聞きたいことですか」 ストレルカさまがですか、と聞き直してから頷く。 「ええ、構いません。 二人の分の雑用も此方である程度片付けるので スケジュールは都度訪ねていただければと思います!」 おおよそおむすびのシールが付いたままであろう、その丸いドローンに目を細めた。 (27) 2024/04/02(Tue) 12:04:27 |
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