人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

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到着:転入生 二河 空澄

【人】 転入生 二河 空澄

 


   にこう そらすみ、です。

   よろしくお願いしまっす!!



[友だち、100人でっきるかな?

 前と違って、ちっこい学校だから
 全校生徒あわせても足りないかもしれないけども。

 後ろばっか振り返ってても仕方ないから、
 気持ちだけでも
 とにかく明るく前向きに行こうと
 季節外れの転入生が、元気に声を響かせた。]*
 
(4) 2020/11/25(Wed) 9:50:55
転入生 二河 空澄は、メモを貼った。
(a2) 2020/11/25(Wed) 10:15:15

【人】 転入生 二河 空澄

 
[案内してもらって、更によく分かったけど
 新しい学校はこじんまりとして
 小さい頃、行ったことのある
 田舎のばあちゃん家みたいだなって思った。

 雰囲気っていうか
 匂いっていうか。
 初めてなのに、どこか懐かしい感じがする。

 隣の席のヤツも、この学校に似て
 ちっこくてかわいい。
 背とか体格とかもそうだけど
 動きとか喋り方とかが、奥ゆかしい感じで。>>11
 
(16) 2020/11/25(Wed) 17:37:36

【人】 転入生 二河 空澄

 
[オレもそこまで
 ズバ抜けて高い方じゃなくて
 真ん中よりも、ちょっと上くらいなんだけどさ。

 でも、声のデカさと態度のデカさで
 実際よりも大きく見えるらしい。

 身体測定の時に「なんだ、そんなもんか」って
 思ったより低いなってニュアンスで
 級友たちに言われたのが悔しくて
 牛乳ガブガブ飲んで
 見返してやるぜ!なんて、頑張りはじめた。

 その矢先だ。
 急な引っ越しが決まったのは。]
 
(17) 2020/11/25(Wed) 17:38:35

【人】 転入生 二河 空澄

[着の身着のままっていうと大げさすぎだけど
 最低限のものだけ持って、
 親子3人で、この土地に越してきた。

 新しい土地での再スタートは
 教科書を見せてもらったり>>10
 分からないことを教えてもらったり
 真昼くんのおかげもあって、かなり順調な滑り出しだ。]



   つまらない、なんて
   そんなことないって…!>>11



 [ぴょん、と跳ねてみせて
  キシ…と軋ませると、にっと笑う。]
 
(18) 2020/11/25(Wed) 17:43:39

【人】 転入生 二河 空澄

 


   ほら、こういうのとかさ!

   前のガッコは、コンクリで
   こんな風に音とかしなかったし
   なんか楽しい。
   それに、あったかい感じする。   



[少し強めに踏み込むと、ゆるく沈み込む床板も
 風が吹くとカタカタなる窓も
 とてもおしゃべりで。
 何もかもが新鮮だった。]
 
(19) 2020/11/25(Wed) 17:44:44

【人】 転入生 二河 空澄

 
[この村に来ることになったキッカケは
 まあ、良いものだとは
 とてもじゃないけど言えないけど、
 転んでも、ただでは起きたくない性格だ。

 せっかくだから楽しみたい。]



   ってか、あのさ。
   このあと、暇?
   よかったら一緒に遊ばん?



[なによりも欲しいのは、気のおけない友達だ。
 まだ遠慮というか、気後れというか
 おずおずって感じが抜けないクラスメイトに>>11
 また、にっと笑いかけると
 持ち前の強引さで持ちかけた。]*
 
(20) 2020/11/25(Wed) 17:47:52

【人】 転入生 二河 空澄

 
[楽しむことには、
 全力投球する質だって自覚はあるけど。
 優しいかどうかは分からない。>>21

 でも、良い印象を
 持ってもらえたみたいだって嬉しくなって
 元からあまり無い
 誘うことへの躊躇は更に下がった。>>20
 
(36) 2020/11/26(Thu) 8:37:32

【人】 転入生 二河 空澄

 
[返事がもらえるまでの少しの間、
 期待に満ちた笑顔で、じっと待つ。

 陽の光をいっぱい浴びて
 育ったみたいな名前を持つ新しい級友。
 目がまぁるくなったり
 柔らかく弛められたり
 気持ちがストレートに顔に出るタイプ、かな?>>21

 と思ってたら、その表情が曇った。>>22



   あー そっか。
   それじゃ、仕方ないね。



[残念だって思ってくれてることは
 言葉だけじゃなく
 しぐさとかからも伝わって来たから
 あっさりと引き下がる。
 今日がダメなら、また明日誘えばいいし。]
 
(37) 2020/11/26(Thu) 8:38:58

【人】 転入生 二河 空澄

 
[そんな風に、翌日へ思いを馳せていると
 小さく潜めた声で
 思いがけないことを告げられる。>>23



   えっ…、 怖いもの…?



[笑顔を微妙に強張らせた。
 だって、だってさ。
 学校に”出る”って言ったら、
”アレ”
…だろ。
 ここの校舎は年季も入ってるし
 真昼くんも冗談言ってる感じじゃないし。]
 
(38) 2020/11/26(Thu) 8:40:54

【人】 転入生 二河 空澄

 
[正直、ホラー系は得意じゃない。
 カッコ悪いから、
 ぶるってるとこは見せたくないけども。]



   っ、…そ、そうか。

   それなのに学校の案内
   付き合わせちゃって、ごめんな。

   遅くなったし、急いで一緒に帰ろ!



[何処まで方向が
 同じなのかは分からないけど
 最低でも校門を出るまでは、並んで帰れるはず。

 彼の表情を見る限り、
 その怖いものが好きだとは到底思えなかったから
 なら、賑やかしながら帰れば
 互いに気が紛れるかなーなんて思って。

 平気だぞ、って笑顔を
 必死で貼り付けて、また誘った。]*
 
(39) 2020/11/26(Thu) 8:48:07

【人】 転入生 二河 空澄

 
[どうやら勘違いしてたらしい。
 用事っていうのは
 学校でするヤツだったんだなぁ…って
 言われてようやく気がついた。>>41

 先生に頼まれたからとはいえ
 怖いのが出るのに案内までしてくれた
 お人好しのクラスメイトくん。>>40
 他にも損な役回りを
 断れずに引き受けてたりするんだろうか?

 気にはなる、けど

 大丈夫っていう言葉と>>41
 あと、なんか…なんていうか
 オレに立ち入って欲しくないっていうか
 うまく表現できないけど
 帰った方が良さそうな感じがしたから、>>42
 
(43) 2020/11/26(Thu) 11:03:45

【人】 転入生 二河 空澄

 


   うん、案内のおかげでバッチリ。

   んじゃオレ、先帰るけど
   真昼くんもサクっと終わらせて
   気をつけて帰れよ?

   また明日な!



[モヤついたものを抱きつつも
 笑顔でひらりと手を振って、教室を出た。]*
 
(44) 2020/11/26(Thu) 11:04:19

【人】 転入生 二河 空澄

 
[怖いもの、をアレコレ想像しつつ
 すぐ消えちゃいそうな儚い笑みを思い出して
 真昼くんは大丈夫かなって心配もしつつ
 慣れない家のカギを
 ガチャガチャ回して帰宅した。]



   ただいまー‥‥



[分かっていたことだけど
 誰も居ない部屋は
 少し冷たくて、寂しい感じがした。

 家族みんなで一緒に暮らせるんだから
 不幸中の幸い、だと
 父も母も口を揃えて言う。

 ふたりとも
 恨み言なんか言わずに
 前向きに頑張ろうとしてるから、
 だからオレも迷惑や心配を掛けないように
 自分で出来ることは自分でやろうって
 心に決めている。]
 
(45) 2020/11/26(Thu) 12:11:11

【人】 転入生 二河 空澄

 
[なのに、]



   ……え? あれ?
   たしか、このファイルに
   挟んだと思ったんだけどな?????



[テーブルで鞄を開いて、固まった。

 大切なプリントだからって
 すぐにちゃんと仕舞ったはずのプリントが
 見つからなくて混乱する。

 明日までに
 保護者に書いてもらって
 出さなきゃいけないヤツだったから
 忘れないうちに置いておこうと思ったのに。]
 
(46) 2020/11/26(Thu) 12:12:42

【人】 転入生 二河 空澄

 
[教科書やノートもパタパタ振って
 隅から隅まで探してみたけど
 鞄の中に無いことは、どうやら確定らしい。]



   どっかで、落とした…? 机の中かな?
 
   んー‥‥探して無かったら
   もっかい先生にもらえばいっか。



[何はともあれ、
 学校にもう一度行くことは免れないっぽい。

 怖いもの、は
 得体が知れなさすぎて怖いけど、
 まだ残ってるかもしれない彼のことも気になるし
 それこそ、こういう嫌なことは
 パパッと終わらせてしまおうと駆け戻る。]
 
(47) 2020/11/26(Thu) 12:14:23

【人】 転入生 二河 空澄

 
[……とはいえ、
 校舎に入ってからはビクビクしっぱなしだった。

 案内してもらってる時は
 探検ごっこみたいで、新しい発見があって
 あんなに楽しかったのに、
 木の板がギシって軋む度に心臓が跳ねるから
 なるべく音が立たないように静かに
 けど、出来るだけ早く進む。



  (こわくない、こわくない、こわくない…

   そう、オレは忍者。優秀な忍者だ。
   敵にみつからないように
   速やかに任務をこなして帰還する…ッ!)



 恐ろしい妄想が広がってしまわないように
 前にやったことのあるゲームのキャラに擬えて
 必死に思考をすり替えながら
 上履きをつま先立てて教室へ向かうのだった。]*
 
(48) 2020/11/26(Thu) 12:16:00

【人】 転入生 二河 空澄

 
[心なしか、自分が立てたものではない音>>50
 聞こえるような気がして
 心臓のバクバクが大きくなる。]



   ……うん。 きっと、気のせいだ… はは、



[そう思っていたけれど
 廊下を進み、階段を上がるにつれ、
 物音は輪郭を持っていった。

 骨格標本がニタニタ笑って襲ってきたら?
 …とか考え出したら
 自分が丸腰で来てしまったのを
 すごく後悔した。

 木の棒でも、リコーダーでもいい。
 何か持ってくればよかったのに、アホだ。]
 
(65) 2020/11/26(Thu) 20:16:09

【人】 転入生 二河 空澄

 
[怖いもの、に
 見つからないことを祈りつつ
 最後の段を昇りきれば、]



   ……っ、 あ!



[自分たちの教室の窓から
 灯りが漏れているのを見つけた。>>49
 窓から、人型のシルエットが廊下に落ちている。

 早く終わらせて帰ってくれたらイイなって
 思ってたはずなのに、
 今は用事が終わってなかったら
 うれしい、なんて身勝手なことを考えて
 大股で近づいていく。]
 
(66) 2020/11/26(Thu) 20:17:49

【人】 転入生 二河 空澄

 
[けど、それは
 オレを案内してくれた彼ではなくて。>>53
 というか、他にもたくさん人の気配がする。>>55

 妙な声?も聞こえて
 駆け寄り、バッと教室を覗き込んだ。]



   
なっ、……!?




[ガラス越しに広がる光景は
         ────異様だった。何もかもが。]
 
(67) 2020/11/26(Thu) 20:21:55

【人】 転入生 二河 空澄

 
[目を見開いて数秒、絶句した後

 
バンッ、


 叩きつけるように扉を開け、]



   
何してんだッ! やめろよッッ!!




[叫びながら飛び込んだ。

 途中で取り押さえられでもしない限り
 伸し掛かってるヤツを突き飛ばし
 青い縄を解こうと躍起になる。

 だって、こんなの
 どう考えたってオカシイだろ!!!!]*
 
(68) 2020/11/26(Thu) 20:25:57

【人】 転入生 二河 空澄

 
[自分よりデカイ相手を勢いで押し退けて
 青い縄と格闘する。
 オレに気づいたらしい真昼くんが
 掠れ声で訴えかけてくれてるけど>>105
 ひとりで逃げるなんて、出来るわけないだろッ。


   (早く、早く、早く、助けないと…!)


 焦ってるせいか
 それとも汗で滑るからか
 結び目が上手く解けずにギッと奥歯を噛んだ時だ。]
 
(111) 2020/11/27(Fri) 9:25:21

【人】 転入生 二河 空澄

 


   
──────!!




[脇腹に衝撃が走り
 派手な音と共に床に転がっていた。>>71
 視界には、長細い蛍光灯と
 艷やかな黒髪のヤツと、それから肌色。

 それが
 オレのせいで巻き添えにしてしまった
 真昼くんだって分かって>>106
 慌てて、大丈夫?って呼びかけようとしたけど、]



   
ぐ、ぅッ......




[踏み付けられて拉げた肺から>>72
 動物の鳴き声みたいな
 変な音が飛び出ただけだった。]
 
(112) 2020/11/27(Fri) 9:29:43

【人】 転入生 二河 空澄

 
[喋れないどころか
 息もまともに出来なくなってて]



   
……!?、────! ────!!…、




[焦って藻掻くが
 体重を思いっきり乗せられていて
 ”よるは”って呼ばれた主犯格っぽいヤツの上履きは
 びくともしない。>>73

 自分だって痛いだろうに
 オレのことを慮って乞うてくれる真昼くんの言葉は>>107
 まるで届いていないみたいに、
 好き勝手 話し出す。>>74>>75

 よく通る声がスローモーションみたいに
 朦朧とし始めた頭の中に響くけど、
 ほとんど意味不明で
 言いがかりのようにしか思えなかった。]
 
(113) 2020/11/27(Fri) 9:34:04

【人】 転入生 二河 空澄

 
[悪魔みたいに容赦がないくせに
 夕食の時間だなどと
 唐突に、年相応な理由を告げて
 一団は去って行った。>>76



   は、 …はぁッ、 …はーーーーー、…



[ようやく、まともにありつけた酸素を
 胸を喘がせ取り込んでいると、]
 
(114) 2020/11/27(Fri) 9:36:17

【人】 転入生 二河 空澄

 
[隣から掠れた声。>>109



   …ん、んん?
   なんで、真昼くんが謝んの?
   なんも悪くないっしょ?
   どう考えたって、アイツらが悪いし。



[気遣わしげな視線を向ければ
 腫れ上がったものが目に入って息を飲む。>>110
 虫に刺された時とか
 しもやけでパンパンになった指みたいな感じで
 やけに痛々しく見えて。]



   あ、待って、 今すぐ、解くから…!



[脇腹の違和感に
 少し眉を寄せながら慌てて起き上がり
 彼の後ろに回って、
 再び縄跳びの結び目と格闘する。]
 
(115) 2020/11/27(Fri) 9:38:06

【人】 転入生 二河 空澄

 
[そうしたら 
 もう一度、ごめんって言われた。>>110



   まーた、謝るし。 いいのに。

   …ってか、オレが考えなしに
   飛び込んだせいで、
   余計に痛い思いさせちゃったよね。
   だから、オレのがごめん。



[摩擦の高いビニル素材、
 なかなか思うように解れてくれない。
 ぐっ、ぐっ…と引っ張って押し込むのを
 繰り返したら、やっと小さな隙間ができた。]
 
(116) 2020/11/27(Fri) 9:40:03

【人】 転入生 二河 空澄

 


   お…! いけそう!



[それを広げて持ち手を通せば
 両腕が自由になって
 次いで、痛そうな前も急いで弛めようとした。]*
 
(117) 2020/11/27(Fri) 9:40:49

【人】 転入生 二河 空澄

 
[言葉だけじゃ、
 なんの慰めにもならないんじゃないかって
 唇を噛む表情に思った。>>118

 だって、すごく痛そうだし‥‥。
 さっき蹴られたとこもだけど、大事なとこが。

 心なしか息も乱れている気がする。>>119
 だから、だから
 急いで解かないとッ。]
 
(143) 2020/11/27(Fri) 18:20:01

【人】 転入生 二河 空澄

 
[前に移動する間も惜しく
 両腕を回して
 腰を抱くような格好で
 根本を締め付けている縄を弛めた。]



   おまたせ、……っっ?!



[ひと仕事終えて
 ホッと安堵の息を吐こうとすると、
 彼の体がこちらに傾いで、頭の重みが右肩に乗る。>>121

 咄嗟のことで
 一緒に倒れてしまわぬよう
 背や腹に力を入れるので精一杯。

 手で支えるなんて出来なくて
 胸で受け止めた肩。
 その細い曲線越しに見えたのは────…]
 
(144) 2020/11/27(Fri) 18:21:30