人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

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視点:


【人】   リヴァイ





       
『死んでもこの手は離さないでくれ』

    ....... もうすぐ、この感触を頼りに逝くから
                待っていてくれ。



  
(68) 2020/12/12(Sat) 9:51:47

【人】   リヴァイ



[それきり、女の唇が開かれることはなかった。

魔性を失った朝焼けも間近な空の中、宵闇が手を招いている。
初雪が2人の上を白いシーツのように覆って仕舞えば、まるで互いに寄り添い眠っているように見えるのかもしれない。

苦痛に顔を歪ませ、喉をかきむしった痕跡こそあれど、
その表情は憑き物が取れたように穏やかで、少々上品な笑みを讃えてこそいた。]

 
(69) 2020/12/12(Sat) 9:52:04

【人】   リヴァイ



[……もう、辛いことは何も感じなくなった。
冬の到来を知らせる新雪も、美しさを感じるばかりで気にならなくなった。
だけれど今はやっぱりひどく寒いから、最後まで寄り添っていても許されるだろうか。]


    
“  もう2人、何もかも分け合えるから  ”

  (この冬の寒さでさえも、2人だけの秘密にしよう。)**

      


   
(70) 2020/12/12(Sat) 9:53:24

【人】   ヴィルヘルム



[ 生涯の最後に浴びる雨がこんなにも暖かいものだとは
  想像だにしなかった。
  返答の代わりに降ったのは、獲物を仕留める様な愛咬。
  獣化の兆候が色濃く残る其れは鋭い痛みを齎して。


    吸い込んだ息は終ぞ言葉にはならず、
    痛覚に呻くこともなかった。但し…… ]


      
人間として見ていてくれた

  ( 俺をヒトの儘終わらせてくれるおまえは、
    向こうでも必ず俺を見つけるのだろう。 )


 
(71) 2020/12/12(Sat) 9:59:43