人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【人】 羽井 有徒

── 7月26日/花火大会当日 ──

[部屋に備え付けられた時計がアラームを鳴らした。
外はとうに明るい朝の6時ちょうど。

バスルームに入りシャワーを浴びる。
左肩の調子を確かめてみるが、動かせば少し痛みはあるものの昨日ほどではなかった。
どうやら症状は軽いらしい。]


  これぐらいなら何かあっても、ちゃんと守れるぞ?


[生意気な顔を思い浮かべて笑う。
それからバスルームを出てジャージに着替えると部屋を出て一階へ。

「おはようございます、今日も早いですね。」

ロビーにいるスタッフの一人とあいさつを交わすと、外へでた。
真っ青な空の色、天気は良好。
軽いストレッチを行ったあと、いつもはジョギングだが左肩のこともあって今日はゆっくりと歩き出した。]
(115) 2020/08/01(Sat) 23:07:44

【人】 羽井 有徒

[スマホにメッセージの着信。
一度立ち止まって届いた内容を確認する。

『おはよう。』

たったそれだけの短い文。
でも、それは昨日まではなかった一文。

むかしの偉い人は言いました。
1を10にするのは難しくない、0を1にするほうがよっぽど難しい、と。

目を細めてそのメッセージを眺めた。
……老眼じゃないぞ?


『おはよう、朝早いんだな』

彼女のメッセージに少しだけ付け足しただけの一文をすぐに返信して、再び歩き出した。]*
(116) 2020/08/01(Sat) 23:11:58

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 旅から1か月後 ―
[ 旅を終えて、家族に恋人ができたことを報告して
 妹も含めて、詩桜のことを受け入れてくれた頃のこと。
 まだまだ残暑厳しい夏の終わり。
 『見せたいものがあるから、うちに来て貰えないかな?』

 そんな誘いのメッセージを詩桜に贈った。
 父母は、休みを兼ねて、北海道に取引に行き。
 妹は、司書の仕事に出かけている。
 そして、店は――臨時休業にした。]

  詩桜さん、いらっしゃい
  今日は、夜までは二人しかいないから
  気楽にしていいからね

[ 空色の開襟シャツに、白いズボン。
 いつかと似た格好で彼女を迎えれば、家の中へと招き入れた。
 昔ながらの日本家屋。
 ギシギシと軋む廊下を通り過ぎ、縁側を通って
 
 ここで、妹と子どものプールでふざけて遊んだことがあるんだ
 線香花火もしたっけか――そんな想い出話をしながら


 階段を上り、家の奥へ、奥へと進んでいく。
 2階のある一室。襖を開けると、和室ばかりの中
 そこは、唯一、洋室に改築されている
 曾祖母の部屋だった場所。

 今は、古書や資料、着物が綺麗に並んでいる、
 倉庫代わりの場所になっていた。]
(117) 2020/08/01(Sat) 23:18:55

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 本棚の横に、飾られた一枚の写真の前までやってくると
 詩桜を振り返る。]

  この写真の中にいるのが、私の曾祖父と曾祖母
  曾祖母――ソフィア大お婆様は、私と同じ色の人で
  私が、この色で生まれてきたルーツの人だから
  君には、見せて――おきたかったんだ

[ 家族の中で、唯一同じ色の人。
 写真の中で微笑む彼女は、銀色に近い金髪で、天色の瞳をした
 とても美しい女性だ。

 ソフィア――叡智という意味のその名は、
 智詞という名の由来でもあったりした*]
(118) 2020/08/01(Sat) 23:19:02
古書店店主 薄氷 智詞は、メモを貼った。
(a7) 2020/08/01(Sat) 23:21:18

【人】 雅楽 雅

 [届かない光に手を伸ばして。
 伸ばして伸ばして、伸ばし続けて、
 ある日その光はフッと消えた。 
 遥か昔に、とうに燃え尽きて消えていた星の残光を
 そうと知らずに求め続けた。

 とっくにもう無かったもの。
 あるいは初めから無かったのかもしれない。

 けれどあると信じた。
 頑張っていれば届くと願った。

 いつか、私も一緒になれると。]



  ……困る?

   
 [隣で息を吐くユエさんをゆっくり振り向く。>>105
 植えられた木々や花々の呼吸が聞こえそうな程に
 静かな庭園に彼の声が溶ける。]
(119) 2020/08/01(Sat) 23:33:19

【人】 雅楽 雅


  ───


 [瞬き。]

   
  …ユエさん、流石にお世辞が過ぎる。


 [柔らかく解いた表情が淡いライトにゆらめく。
 白髪を照らすのは夜天の月。]
   
  
  この髪を見るとみんな驚くもの。
  “普通”じゃないって、今日もそうだった。


 [ホテルのひとは丁寧に対応してくれたけれど。
 花畑から帰った時、私を見て、
 ロビーがざわめいていた。>>2:400

  
   でも……

 
 [だから。] 
 
(120) 2020/08/01(Sat) 23:33:22

【人】 雅楽 雅


 

   ───ありがとう、嘘でも嬉しい。
    
 

 
 [その気持ちに、感謝を伝えよう。*]
(121) 2020/08/01(Sat) 23:33:25

【人】 英 羽凪

─ 幕間・遊技室のあと ─



[遊技室を出た後。
思ったよりもかいた汗の分、水分補給に自販機コーナーへ。
取り出し口から拾い上げたペットボトルを開けながら。]


  ちぇー。見透かされた感じ。


[拗ねた顔で呟いて、冷えたライチ水を一口。

まあダメ元だったけどね。
あれ、勝ったらねだろうと思ってたものだし。>>42

さて次は何の勝負を仕掛けてやろうか。]
(122) 2020/08/01(Sat) 23:40:21

【人】 英 羽凪

[ごくごくと半分くらい飲み干して。
大分乾いた汗を、シャツでぬぐう。]


  ……”運”次第、ねぇ。


[まあ大丈夫なんじゃないかな。>>43
真由美さんは、羽井さんを放っておけない気がする。
なんとなくだけどね。

弟の勘ってやつ。
結構よく当たるんだよ、これが。*]
(123) 2020/08/01(Sat) 23:40:32

【人】 英 羽凪

─ 花火大会 ─


[約束通り向かった河川敷の祭会場にて。]


  ……うわ。
  めちゃくちゃ混んでる。


[俺は、思い切り顔を顰めた。

ひしめく屋台と人混みの熱気に、早くも帰りたくなる。
けど、約束は約束だ。取り立てる前からめげてどうする。

大体、そもそも瑛が悪いんだ。
何も言わずにいなくなろうとしやがって。
なんか、思い出したらまたムカついてきたぞ。

眉間に皺を寄せた俺の今の格好は、借りた細縞が入った渋い紺色の浴衣と、白の角帯。
はぁ、と小さく息をついて気合を入れたなら。
慣れない下駄を鳴らして、祭会場を歩き出した。]
(124) 2020/08/01(Sat) 23:40:47

【人】 英 羽凪

[──そうして探すこと、数十分後。]


  あー……見つからねぇ。


[というか、浮かれた空気に乗じた客引きや逆ナンが地味にうざい。
連れがいるんで、といい加減断るのも疲れきて逃げ出したのは、祭会場から少し外れた橋の上。
遠く聞こえる祭囃子と減った人混みに、ホッと息をつき。
欄干に寄りかかって、しばし休憩を。]
(125) 2020/08/01(Sat) 23:41:37

【人】 英 羽凪

[見つけられんのか、この中から。
それこそ運次第だろ。

考えるだけでげんなりする。でも諦めるつもりはない。
小休憩を終えれば、よし、と再び祭会場へ戻ろうとして。
ふと見下ろした川辺に人影が見えた。

そういえば出会った時も、水の近くだったっけ。>>0:385


  …………、まさかな。


[ひんやりした水辺の空気が、誘うように汗ばんだ頬をなぜていく。]
(126) 2020/08/01(Sat) 23:42:02

【人】 英 羽凪

[カラン、と下駄を慣らし。
橋を渡って、河川敷に降りる。]


  ……そこで何してんの?


[薄暗がりに浮かぶ、浴衣姿の女の子。>>38
いつかのように声を掛けながら、俺も隣にしゃがみこめばその顔を覗きこんで。]
(127) 2020/08/01(Sat) 23:42:28

【人】 英 羽凪



  見つけたぞ。瑛。


[どうだ、と得意気に笑った。**]
(128) 2020/08/01(Sat) 23:42:40

【人】 動画投稿者 時見 ユエ

 ――……

[>>120帰ってくる言葉に瞬きを返す。
その疑問は純粋なものだった。]

 ……他の人が『普通じゃない』って思うことと
 俺が『綺麗だ』って思うことは関係ないと思う、んだけど

[お世辞扱いされたせいか少しだけムキになって言葉を重ねた。

彼女が失ってしまった光の大きさは分からない。
この言葉も空気より軽いものかもしれない。

それでも、これだけは。]
(129) 2020/08/02(Sun) 0:12:28

【人】 動画投稿者 時見 ユエ

 嘘じゃないけど
 嫌な思いしてないなら良かった

[本当に嘘じゃないんだけどなあ、なんて。
地上の月に視線を向けた。]**]
(130) 2020/08/02(Sun) 0:13:02

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[メッセージを送ったら、すぐに返事>>116が来て。]


『羽井さんもね。』


[そう返すと、唇が綻んだ。
朝食を食べたら、浴衣を選んで。
濃い藍染の白い蝶の浴衣に、白い帯を合わせ、髪をアップに結い上げると簪>>2:82を刺した。
透かし細工の蝶がひらひらと揺れて、大きな青いガラス玉が涼し気に揺れた。
せっかくだから、今日は一日、浴衣を着て過ごそう。
…………でも。]
(131) 2020/08/02(Sun) 0:31:04

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

『羽井さん。今、どこですか?』


[やっぱりね。私だって浮かれてるのよ。
せっかく着た浴衣。
一番に見せたいって思ったって、良いじゃない?*]
(132) 2020/08/02(Sun) 0:31:10

【人】 羽井 有徒

[あんなに頑なに拒んでいたのに。
あんなに認めることに怯えていてのに。
受け入れてしまえば、そんなことはもう過去のことで。


  ─── コン、コン、コン


901のドアを三度叩いた。

ウォーキングを早めに切り上げて、というより途中からジョギングになってたけど。
つまり、急いでホテルに戻ればその足で真由美の部屋を訪れた。]


  ルームサービスです。


[扉の前に立って、そんな風に巫山戯てみせた。]*
(133) 2020/08/02(Sun) 0:36:59

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[ドアが3回ノックされて。
聞こえてきた声は、待ち人の声。
見ていたスマホをテーブルに置くと、ぱっと立ち上がってドアを開ける。]


羽井さん。


[喜色満面の笑顔を浮かべたら。
どうぞ入って、と、部屋に案内するけれど……
ジャージ姿の羽井さんに]


運動して、もう、肩は大丈夫?


[それだけは、心配そうに尋ねたら。
くるりと浴衣で回って見せて。
あなたに笑いかけたでしょう。*]
(134) 2020/08/02(Sun) 0:45:10

【人】 羽井 有徒

 
 
  …………


[言葉を失った。
見惚れるということがどういうことか。
真由美が何か言ったけど、それも耳に入らなくて、目が離せなくて、そう、見つめるということ以外何もできない。
くるりと回る真由美の浴衣姿。]


  ……………………


[何か、言わないと。
その浴衣姿を見せたかったのだから。]


             いい。


[でも、絞り出した声はその一言が精一杯だった。]*
(135) 2020/08/02(Sun) 0:52:44

【人】 成瀬 瑛


[ ─── 数分後。

  川の側で座り込みながら、時間を潰す。
  手持ち無沙汰になったので、葉っぱで船を作ったり、
  平べったい石を、何回跳ねるかチャレンジしたり。
  来るわけが、ないのにね。
       
祭会場

  あたしはあそこにいないんだから。


  ───── 十数分後。

  …… なんであたしは、待っているんだろう。
  再びしゃがみ込みながら、不思議に思った。
  祭りはすごい人混みだったから。
  スマホ無しに人ひとりを見つけるは、大変だ。
  諦めても、おかしくないよね。

  …… モテそうだしなぁ。
  綺麗なお姉さんに声をかけられて、なんてことも。
  あるかもしれないし。 ]
  
(136) 2020/08/02(Sun) 1:00:04

【人】 成瀬 瑛


[ ────── 数十分後。

  ね。そろそろ、諦めたかな?
  なら、あたしも帰っていいかなって。
  頭ではそう思っているのに。
  足は、座り込んだままで。

  手持ち無沙汰な両手で、
  川の水をすくったり、落としたり
  またすくったり……していたら、

  そんなあたしの背後で、からんって。>>128
  下駄が土を蹴る音が響いた。 ]


  ………… すごいなぁ。


[ 誰かなんて、確認するまでもなかったから。
  振り返らないまま、呟く。 ]
 
(137) 2020/08/02(Sun) 1:00:24

【人】 成瀬 瑛



  見つかっちゃった。


[ 得意げに笑う顔には、>>124
  汗が玉になって張り付いていて。
  それを見て、あたしは泣きそうな顔で笑った。 ]
 
(138) 2020/08/02(Sun) 1:00:40

【人】 成瀬 瑛



  …… あのね。

  あたしが分かりにくい場所を指定したのは、
  羽凪くんに見つけてほしかったのと。
  
見つけてほしくなかったから。



[ こちらを覗き込んでくる瞳を見つめて
  観念したように呟けば、
  一陣の風が、川面を渡った。

         …… そう、それは
         あたしが君を知りたくなかったのと、
                 同じ理由。>>2:48 ]

(139) 2020/08/02(Sun) 1:01:33

【人】 成瀬 瑛

  

  あたしは、羽凪くんとご飯を食べるのが好きだし。
  話をしたり、一緒にいることも好き。

  それでもね。

  君を、好きにはなりたくなかったから。


[ そう言って、ぱっと両手を離せば、
  手の上に溜めていた水の塊が弾け、
  はらはらと水面に飛び散った。 ]**
  
(140) 2020/08/02(Sun) 1:01:56

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

−プールサイド−

[誕生日を聞いた時点でいつかは祝うことを考えるが、これが1ヶ月後なら無理な話で、実際に祝えたかどうから分からないものだった。
そう思えば、実際に祝えている今この時間は幸運そのものであるはずなのに。>>45]


   俺に来て欲しかった...........
   お互い......口下手なのかもしれませんね。


[来て欲しいと思ってくれていたと知れば、ついつい笑ってしまった。>>45>>46
俺は俺でこうして物で伝えようとしたし、酷く遠回りなことをしている。

言葉を飾っていないだけで、行動は着飾って洒落てしまっているのだと我がことながら思う。]


   .........わかりました。


[わずかな迷いの後、頷いて彼女の申し出を受け入れた。
帰るのを止めないで欲しいとか、そんなことは思っていない。
ただ、彼女の希望なら断れない自分がいただけ。

でも同じようにプールに飛び込めば彼女に温水を浴びせてしまうから。
そうならないように気を付けながらプールに入って。

勿論身長のせいで高さは合わないけど、それでも身体をズラし正面の場所を半分譲ってくれたら、彼女の隣に並ぼう。
合わないなら、屈んで合わせればいいだけだ。]
(141) 2020/08/02(Sun) 5:12:10

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[飲み物が来るまでと、そう分かりやすい区切りをつけてくれたのは彼女の優しさだったのだろうか。それともそれは俺の考えすぎか。]


   ハーバリウムは1年位はこのままで
   形を保つそうです。

   
いや、でも流石に5本もバラを入れたのは
少し欲張りだったか.........。



[苦笑いを浮かべる。
本数にも色にも意味はあるが、結局込めた意味は似たような言葉で口に出しているのだからあまり関係はない気がしてきたからだ。]


   初めて、真剣に人へのプレゼントを考えたんですが
   案外、喜んで貰えるのは悪い気がしませんね。


[その気持ちはきっと子供の頃に学んでおくべきだった事で。心が暖まるような、そんな感じと言えばいいのか。]
(142) 2020/08/02(Sun) 5:17:58

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[彼女と並んで観るハーバリウムは、まるで彼女のように綺麗で美しい。

ハーバリウムを彼女に見立てた時点で、彼女に対して俺が何を思っているのかは分かりきっている。


それでも言葉に出さないのはどうしてか、それもよく分かっている。

しばらく俺は無言になってしまったが、先に口を開いたのはどちらだったのだろうか。]


   昨日お昼をご一緒したあとから
   あなたのことを頻繁に考えるようになりました。

   俺はまだあなたの事を全然知らないですし
   上手く言葉に出来ないんですが...

   俺とこうして居てくれるあなたは...
   この薔薇のように綺麗だと、そう思います。


   だから...よければずっとそのままの
   一華さんでいて欲しい。


   それが、今の俺の願いです。


[言葉をまとめられないという己のみっともなさを誤魔化すように微笑みを浮かべる。

飾らない言葉を聞きたいと言ってくれた彼女にだから、言い方がおかしくなってしまおうとも、遠回しになったとしても。嘘をつくような真似はしたくなかった。]*
(143) 2020/08/02(Sun) 5:22:13

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[羽井さんは、話しかけても反応が無くて。
どこか固まってしまったみたいにぎこちない。]


…………羽井さん?


[問いかけて、小首を傾げたら、小さく一言>>135聞こえてきた。
思わず吹き出して、笑ってしまうけれど。
羽井さんは再起動出来たかしら?
私はあなたに近付くと、小さく背伸びして、頬に口付ける。
微かに汗の香りがした。]


おはよう。羽井さん。


[あなたの顔を覗き込んで。
古来より、呪いはキスで解くものだから。
あなたの時間が動き出すまで、私はあなたを見詰めていよう。*]
(144) 2020/08/02(Sun) 6:23:37