人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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視点:人

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【人】 英 羽凪

[──それは俺が、阻止したはずだったし。
瑛も不承不承それに了承したはずだった。のに。]


  なんでまだその仕事やってんの。


[バイトヒーローを終えて帰宅した瑛を迎えたのは、仁王立ちの俺だった。>>472
なんでバレたかって?
洗濯するのにポケット確認してたら、指令書もとい、バイトヒーローのシフト表がでてきたせいだ。
どうりでこの頃、生傷が多いわけだ。]
(535) 2020/08/05(Wed) 0:58:41

【人】 英 羽凪

[俺は怒ってる。けど。]


  ……で。弁明あるなら聞くけど。


[瑛の主張を待つ。>>473
だからどうしてそう一人で突っ走るのかと呆れるけど。
これがこいつの悪い所であり、いい所でもあるし。
感謝されることにやりがいを感じてしまう、社畜根性はわからなくもないから。>>243

いつものように、小さく息をついて。]


  ……ヤバそうって思ったら、すぐに辞めること。
  このご時世、副業だって珍しくないしな。
  やれるとこまでやってみれば。


[結局、俺が折れるのである。]
(536) 2020/08/05(Wed) 0:58:51

【人】 英 羽凪

[ただし。]


  瑛。


[にっこりと笑いながら。
瑛を引き寄せて
拘束
もとい、抱き締めたなら細い首筋に唇を押しつけて。
強く吸い上げた。]


  ……はい。黙ってた罰と、虫除け。


[そして腕を離せば、べっと舌を出してみせる。

ちょっと襟ぐりのあいた服を着たら、見える位置。
だって最近、古書店で瑛目当ての客もいるらしいしね。>>492**]
(537) 2020/08/05(Wed) 1:00:48

【人】 大学生 早乙女 真珠

─日常に戻りまして─

[ホテルから帰ったあたしは、普通に普通の女子大生に戻った。
 
三上麗央の恋人、という秘密の肩書きを除いて。


 当の彼氏、三上麗央はと言えば、解散だの会見だの、
 ────テレビの向こうから見ているだけでも、
 忙しそうなのが明白だ。

 スマホが鳴らない日があるのも当然、
 その位の覚悟はできていたのだけれど

 麗央くんが、
あたし
を身につけていてくれるのが分かる度に
 落ち着いたら、いっぱいぎゅってしよう、って
 それまでは我慢の時期、麗央くんを応援する為の、って

 そう思って、いつか──一緒に住む時のために、
 ちゃんと勉強でもしとこうかなって]

 『ねえ!真珠ってピアス開けたの?!
  耳のソレ、三上麗央のとイロチじゃん?
  I NEED U好きだったっけ?麗央担になったの?』


  ──休みの間に麗央くんにハマっちゃったんだ!
  めっちゃ
大好き!愛してる!!


[ウソの中に混ぜた本音は、
 いちファンのそれとして消えてゆく。
 でも、それでいい。  「今は」ね。]**
(538) 2020/08/05(Wed) 1:23:46

【人】 悪の科学者 清平 一華

― プールサイド ―

[察する汲み取る、という理性的な行為がおそらく他人の仕草なのだ。
 そういう単語抜きに、自然と相手に伝わる間柄……そういうのが善いのだろう。
 甘え合うのも弱まり合うのも、きっと想うあまり勝手にそうなっただけのもので。
 
 仕事着を脱いで、(ラーメン食べて)、自分を顕にする――あのときから、自分たちはそうなろうとし続けて、やっと辿り着いた。
 最初から、求めあっていたのかもしれない。]


  そう言われようと思ったのは初めてよ……、ヴェレ

 
[応えて彼の名前を呼ぶ…が、それはファーストネームではなくて。
 ファミリーネームの先頭だけ呼んだのは、きっと何かの意図と、"ジャン"以上に親愛を込められる根拠があるのだろう。
 あとで訊かれれば答えるし、今はそれよりも大事なことがある――とは、預けた頭の上に傾けて見上げる瞳が語ること。]
(539) 2020/08/05(Wed) 2:33:25

【人】 悪の科学者 清平 一華

[その後、プールから上がれば――更衣室で詩桜とまた顔を合わせたろうか。
 結果報告はするつもりは無かったのだが……上々の成果だったのは言わずとも気付かれたろう。

 そしてまた彼と再会する。
 連絡先交換の名目で――会いたいという理由で。]


 いちおう説明すると……veleはイタリア語とかスペイン語とかで帆とかキャンバスとかいう意味がある
 これからの人生を進むにしろ彩るにしろ……なくてはならないとても大事なものだから、私はそう呼びたい


[彼の名前を呼びたいではなくて、彼がいかに自分にとって意味あるものかを告げたい――という感性は独特なものかもしれない。]
(540) 2020/08/05(Wed) 2:37:07

【人】 成瀬 瑛



  ん?


[ 一行メッセージの送信という大仕事。
  なんとか終えて息を吐くと同時に。
  くいっと服を引かれる感覚に合わせて振り返る。>>529

  正面に見える羽凪くんの顔。
  なんと言うか、いろいろと心臓に悪い。 ]


  ………………… 見た?


[ 彼の目が画面に向けられていることに気づけば>>529
  たっぷりと時間をかけて、それだけを口にした後。 ]


  今見た内容を公言してみるといい。

  あたしは、ありとあらゆる手段を使って、
  君のスマホからも情報を抜くからね……!


[ 将来正義を志す人間とは思えない、前職の技術の悪用。
  呪詛の如く続ければ、
  逆に関心を引いてしまったかもしれないね。 ]
  
(541) 2020/08/05(Wed) 11:08:43

【人】 成瀬 瑛



[ それでも、増えた連絡先がもたらしたのは。
  危惧していたような、
  疲労や恐れといった感情とは、別のもの。

  今後、通知音を鳴らすスマホ画面を覗くあたしの顔は、
  きっと何かを待ちわびるように、そわそわしている。 ]


(542) 2020/08/05(Wed) 11:09:01

【人】 成瀬 瑛


[ うーとか、がーとか、
  意味のない言葉を呟きながら返信を打つ。>>*4
  この時点では、詩桜ちゃんの恋人の存在を
  あたしは知らないけれど。

  一緒に飲みに行ったのなら
  不思議な縁はそこから繋がったのかもしれないね?>>391

    そうなると、私がホワイトカラーに就職できたのは
    彼女のおかげなんだから。
    今後も誕生日プレゼントは奮発しなければいけない。

          今年は給料何ヶ月分にしようか。
          そんな悩みは、毎年尽きない。 ]*

(543) 2020/08/05(Wed) 11:09:19

【人】 成瀬 瑛



  ── IFかもしれない話 ──



  わあ、しまった!
  正体がバレたら給与査定に響くのに!


[ ある日、思ったより長引いた戦闘に、
  へろへろになりながら帰路につけば。
  憩いの場であるはず家、その玄関口。

  敵四天王顔負けの威圧感で、
  あたしの前に立ちはだかるのはラスボス
  ─── ではなくて、羽凪くん。>>535

  それを見て、頭の中で算盤を弾きながら、
  悲痛な声をあげたのだった。

  反対されて、それに了承したのに続けたのはあたしだ。
  彼を怒らせるのは、当然だった。 ]
 
(544) 2020/08/05(Wed) 11:28:37

【人】 成瀬 瑛



  あたしが働いているのは如月町なんだけど……
  覚えてる?あの、リゾートホテルの。
  あたしにとっては、
  羽凪くんと会わせてくれた大切な場所で……

  これから先、あの地を訪れる誰かにとっても
  そうなって欲しいから

  …… だからね、守りたいって思うんだよ。


[ 弁明?が身を結んだのかは分からないけど
  結局羽凪くんは折れてくれて。>>536
  あたしは相変わらず、彼の優しさに甘えている。 ]
 
(545) 2020/08/05(Wed) 11:28:56

【人】 成瀬 瑛



  …… ひゃっ ぅうん


[ 首筋を這う刺激に、身を捩らせる。>>537
  虫除けの意味はわからなかったけど。
 
  解放されたはずの身体は、
  何だか物足りなさそうにそわそわして。
  「これで終わりかな?」とでも、言いたげな
  様子を伺うような、上目遣いで問いかける。 ]
 
(546) 2020/08/05(Wed) 11:29:20

【人】 成瀬 瑛


[ 週一バイトの仕事が増えるのは困るけれど。
  古書店のお客さんが増えたことには、
  やりがいを感じていた。
  ただ、それが“お客さん“から外れてしまったら、 ]


  あっ、ごめんね!
  あたし彼氏いるから……

  って、ちょっと待って! 

  あたしって羽凪くんの彼女でいいのかな?
  そりゃ、あたしは羽凪くん好きだし、
  一緒に暮らしてるけど……

  お付き合いは………???


[ レンタル彼女は、彼女がスタート地点だったから。
  そこに至るルートがわからない。

  ぐるぐると混乱しているうちに、騒ぎを聞きつけた
  他のお客さんも合流し始めて───? ]
 
(547) 2020/08/05(Wed) 11:30:19

【人】 成瀬 瑛


[ 何故か最初に告白してくれた人まで協力しての、
  恋愛相談が始まったかもしれないね。

  店内に薄氷さんもいたなら、
  いつしか話題は彼の大切な人へも言及し。
  美味しい羊羹をくれた薄氷さんの“大切な友人”。>>492
  もし三度目の出会いを果たした彼も
  場にいてくれたなら?>>0:178

  わいわい、がやがや。
  ひょっとしたら、とある写真集の話題を交えて>>481
  話はさらに盛り上がったの、かな? ]
 
(548) 2020/08/05(Wed) 11:30:54

【人】 成瀬 瑛


[ 勤務時間中に談笑なんて、従業員としては失態だ。
  以前のあたしならば、
  とんでもないと目を丸くしただろう。 ]


  さーて、今日もお仕事頑張ろう!


[ 爽やかな朝の日差しを浴びながら、
  あたしは、元気よく店先のシャッターを持ち上げる。

  ……それでも優しい人達と巡り合えたおかげで、
  今のあたしは、ご飯を食べて、寝て、
  楽しく仕事をしている。

       大切な、君の隣で。
       あの夏の出会いに、感謝しながら。 ]**
  
(549) 2020/08/05(Wed) 11:31:28

【人】 雅楽 雅

 ― 後日:喫茶店 ―


  …写真って凄い。


 [献本された自分の写真集の頁を捲りながら、
 感嘆の息を漏らす。
 カフェオレのグラスには水滴。
 氷が溶けて、カランと音を立てた。]


  このさ、

  『夏。この場所で、貴方に出会った。』

   っていうの。
  
  私、貴方のこと覚えてないし。
  いい思い出も……特にないんだけどな。


 [キャッチコピーっていうのだっけ?
 それに触れながら、私は思う。

 心の中で消せなかった蝋燭の火。
 あの場所で過去と別れた。

 “今”と“これから”だけを見るために。]
(550) 2020/08/05(Wed) 14:29:09

【人】 雅楽 雅

 

  ──────…



     
 [頁を捲る手が止まる。
 これはいつ取られたのだろうか。
 森の中、初めて写真を撮られた時と同じように
 空を見上げる私。
 けれど、引き寄せられたその表情は、]

  
  ……酷い顔。


 [悲しそうで寂しそうで。  
 泣いているみたいで。

 心の奥、今までは誰も気づかなかった。
 今までは誰も見ようともしなくて。
 誰も、気付かない。

 気付く筈がない瞬間が切り取られていた。]
(551) 2020/08/05(Wed) 14:29:12

【人】 雅楽 雅

 
  ん?うん、定期健診は午後から。


 [三か月置きの画像検査。
 再発の有無を診るそれは、
 けれど再発が見つかったからといって
 どうにかなるわけではなく。
 一度芽吹いてしまえば、
 手の施しようがないと言われている。]

  
 コミュのパンフさ、病院でも置いて
 貰おうかなと思っていくつか持って来たんだ。


 [紙袋の中の冊子を示す。
 それは、私と同じように、頼る人のいない、 
 身寄りのない人同士が助け合うために作った
 コミュティで、ブランドの後押しもあり
 会員数も伸びていた。]
(552) 2020/08/05(Wed) 14:29:14

【人】 雅楽 雅


 こういうサポート事業、意外になくて、
 当時私は凄く辛かったから。
 高齢者向けのものはあるのだけれどさ。   
   

 [命を刻む秒針の音は普段は聞き逃していても、
 本当に不意に、何でもないときに思い出すもので。
 当然、定期健診の時などは否が応でも
 現実を実感させられるのだけど。]


  …大丈夫。
  ひとりで行けるから。


 [いつ終わるとも知れない未来なら、何も持たずに。

 そう考えていたことを、目の前のこのひとは
 気付いていたのかもしれない。]


  その代わり、前に行ってた歌の話はなし。


 [そう言って、席を立って店を出る。
 慌てて付いてくる気配に思わず笑って、
 空を見上げれば、
 雲一つない蒼が広がっていた。]
(553) 2020/08/05(Wed) 14:29:17

【人】 雅楽 雅



  ───よし、行こう。 






 [私は振り返らずに歩きだした。**]  
(554) 2020/08/05(Wed) 14:29:20

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── 1人の景色 ──

[目覚めた朝に、あなたが居て。
擦れ合う肌に、生まれたてのような喜びをみてた。
あなたに目覚めの口付けをして。
ゆっくりとバスタブで体の強張りを解したら。
あなたがホテルで過ごす最後の一日を、共に過ごした。

ハナくんはもう旅立って居たかしら。
思い出が、笑顔で彩られるものなのか、聞いてみたかったな。
ビリヤードの一件は知らないから。
そんなことを言ったら、あなたはヤキモチでも妬くかしらね。

旅立ちは寂しいけれど。
私はあなたに住所を強請って。
教えて貰った住所を手帳に書き留めた。

蛍を見よう。
今度は口付けを交わそう。
そうしてもう一晩、共に眠ったら……。
「またね。」って。
約束をして、お別れの時間。
なんでこんなに寂しいんだろうね。]
(555) 2020/08/05(Wed) 18:47:57

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[私の夏休みは、あなたより1日長くて。
あなたの出て行った部屋に、もう1晩、1人で泊った。
ジェシーに乗って、見て回った景色はやっぱり綺麗だったけど。

お土産屋さんで、絵葉書を見て回る。
美しい写真の印刷された絵葉書は。
このホテルの美しい景観を、余すところなく捉えていて。
夕暮れの葡萄畑。蛍の夕べ。
私は悩んで、2枚の絵葉書を買った。

蛍の絵葉書には、『星が降りてきたみたいだな。』>>1:684
一言そう書いて、自分の住所と名前を書いた。
もう一枚。夕暮れの葡萄畑の絵葉書に。]
(556) 2020/08/05(Wed) 18:48:43

【人】 アイドル 三上 麗央

━その後━

[結局、I NEED Uは解散することとなり、惜しまれつつも解散ライブを。

 その際莉央が「オレ、普通の男の娘になります!」と宣言して嫁いで行った。微妙なニュアンスの違いに気づいたファンはいるのだろうか。

 メンバーのもうひとり、尚央はプロゴルファーに転向した。プロテストだかに合格していたらしい。だから引退したかったようだ。


 そして、三上麗央は役者に転向した。


 役を演じる時以外は耳朶に
みかん色
が輝いていた。**]
(557) 2020/08/05(Wed) 19:07:34

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 永遠の後日談は続く ―
[ ひと夏の旅は終わり。
 穏やかな日常へと戻っていく。

     
彼ら

 この夏、貴女 に出会って、自分は変わった
     
彼女ら


 前ほど、自分の色が嫌いではないし
 この色を見た人たちの表情も、
 この目で見つめ返せるようになった。
 
 目を覆い隠していたせいで、気づけなかったもの。

 髪の色を、
のようだと
 瞳の色と、
のようだと
 貴方の色が、
綺麗
だ、
好きだ


 その言葉を、今なら素直に受け取れる。

 本を通してしか知らなかった世界は、
 ずっとずっと美しかった。]
(558) 2020/08/05(Wed) 19:46:42

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 目隠しをしていたこの手をとって、
 それを教えてくれた愛する人。

 天色と東雲色が、見つめる先には、
 もっと色鮮やかな世界が広がっていく。

 旅は終わり、物語は終幕を迎えるが、
 この先も綴られ続ける、後日談。

 友人と呼べる人たちができて、
 ――あれから、ユエも、ヴェレーノも、
 ――清平や羽井先輩も、連絡をくれたかな


 古書店に新しい仲間が増えた、
 ――明るく可愛い働き者さん

 
 神話や怪異の本が少し増えたりもして、
 ――シナリオの資料に使えそうでしょ


 巷で噂の『雪月』の写真集、仕入れたら
 飛ぶように売れて驚いたり、
 ――まさか、あの夏同じ場所にいたと


 ――家族も増えて、

 あぁ、この色で生まれてきて、良かった。
 そう思えるように、なったんだ**]
(559) 2020/08/05(Wed) 19:46:46

【人】 羽井 有徒

[朝起きてどちらともなく目覚めの口付け。
あまりの照れ臭さと、それと胸が満たされる想いに朝から笑い合う。

一度部屋に自分の部屋に戻って着替えてから休暇の最後の一日を真由美と過ごした。
ハナの話になれば、もう嫉妬なんてしなかったけど。

─── あのときは真由美が取られるとかそう言うのではなくて、自分以外の二人が幸せそうにしているのが妬ましかった。勿論それが真由美だったからって言うのはあったけれど。

でも、やっぱり少しの対抗心から、お昼にもっと豪華なランチを振る舞おうとすれば、まつ真由美は可笑しそうに笑っただろう。
そして、その笑顔を見てやっぱり自分も笑顔になった。]
(560) 2020/08/05(Wed) 19:52:01

【人】 アイドル 三上 麗央

━そして、冬━

[雪が降り出しそうな薄曇りの空の下、大学の門で帽子とサングラスで顔を隠し、トレンチコートの襟を寒そうに合わせて、かすみ草のみで出来た花束を持って待っている。

 今日来ることは内緒だが、今日彼女が大学に来ていることは確認済。

 彼女を見つけたら、地面に片膝をついて花束を差し出す。]

迎えに来たよ。三上真珠になって欲しい。待たせて、ごめんね。*
(561) 2020/08/05(Wed) 19:52:23

【人】 羽井 有徒

[再び訪れた蛍の沢。
星のように綺麗な光の中で口付けを交わす。
今度は逃げないんだなって笑って。
もう一度。

その夜。
昨夜と同じように、二人肌を触れ合わせて眠る。
呼吸も、体温も、鼓動も重ねて。

真夜中にふと目を覚ました。
外は暗く、時計を見れば2時25分。
まだ別れには遠く、眠る真由美を起こさないように、そっと抱き寄せて、もう一度、夢の中。]
(562) 2020/08/05(Wed) 19:55:13

【人】 羽井 有徒

[もう一日、もう一夜、共に居たいと思った。
でも、それはきっと際限ななぬて、明日になってもまたあと一日と願うもの。

  「またな」

夏の夕べ、西陽の差すホテルのロビー。
別れを惜しむように真由美をそっと抱きしめて、それからタクシーへと乗り込んだ。

─── また会えるって、約束して。]
(563) 2020/08/05(Wed) 19:55:45

【人】 羽井 有徒

[そうして二人の時間を重ねていこう。
色んなところへ二人で行って、たくさんの思い出を二人で作って。

いつか伝えたい言葉がある。
それが特別ではなくて、当たり前ように心に住み着いたなら、そのときはちゃんと伝えよう。


    
『愛してる』



それは、きっと遠くない未来の話。]**
(564) 2020/08/05(Wed) 20:04:36