人狼物語 三日月国


104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】

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視点:人


【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>48 >>49 >>50 柏倉先輩
「……そういうやり方もありやがるんですねぇ」

克服したいという意志があったとは言い難い為、異能を
取り巻く昨今の状況については、決して詳しくない。
仮に調べようとしたとして、一介の高校生が知れる情報はそう
多くはないだろう。幾ら、目や耳が無数にあったとしても。

現実を、他人の認識を、在りのまま受け容れ。
抗う事すら知らず、流されるに任せ。
何処までが自分かすらわからない程に、透明な存在。
自分で足掻くという事を知らない──否。
足掻いている事さえ認識出来ないのが、鏡沼創という人間だ。

「望んでるかってのは、正直わかんねぇですが。
 制御出来てねぇってのが問題なのは、理解しちまいました。
 ……となると、公共の福祉に則って柏倉先輩が僕に異能の
 制御を提案するってのは、強ちおかしな話でもねぇですね」

結局の所、鏡沼創は。
道を示された所で、自分の意志で何かを選べる人間ではない。
もし選べる人間なら、実質“何にでもなれる異能”を与えられて大人しく一介の高校生で居る訳がないのだ。
となると、その判断基準は相手。次に公益性。

「信用も信頼も期待も、正直ねぇですがね。
 利用すべきって判断は下せちまいましたよ」

「柏倉先輩、アンタが『自分』ってのをそう定義しやがるんなら
 引き立てられる光やら、乗り越えてく人間やら、寄り添われ
 相談する側ってのは必ず要りやがるんじゃねぇです?」
(51) 2021/11/05(Fri) 21:10:21

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>48 >>49 >>50 柏倉先輩
「──犯人探し、でやがりますか?
 柏倉先輩には、僕がそういう事をする奴に見えちまってます?」

口調はふざけているが、声色は一段冷たいもので。
怒りを宿して尚、“鏡沼創”は透明だ。

「誰がやっただとか、やってないだとか。
 別に、どうでもいい話だと思いません?」

一言漏れた言葉にだけ、いつもの口調が混ざらなかったのは。
それが
嘘偽り無い本心だから
だ。

「僕はただ、
 
“鏡沼創”がやったんじゃねぇかだとか

 
“鏡沼創”ならやっててもおかしくねぇだとか

 
“鏡沼創”のせいになりゃいいのにだとか

 
“鏡沼創”がやってたらどうしようだとか

 
そう思う人間が居りゃ、
ご期待に沿っちまう
だけ
ですよ」

こちらもまた、自分が犯人ではないかの様な口ぶりで。

「……ああ、“鏡沼創”に飲ませてやりたいってのだけは御免
 被るんで、その時は流石に反撃しやがるでしょうがね」
(52) 2021/11/05(Fri) 21:12:21

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>48 >>49 >>50 柏倉先輩
「しっかし、いやに気遣ってくれやがりますねぇ。
 もしかして、僕に潰れられたら困っちまいます?」

言葉を切って、すっかりいつもの調子に戻る。
不自然な程の態度の切り変わりは、あなたの推測が的を射ている
何よりの証明だろう。

「代わってと言われちまいましても、どういう風に出しゃいいか
 サッパリでやがるんですよねぇ。
 学園側に言いてぇ事がある訳じゃねぇですし。
 柏倉先輩がそうすべきって思うなら、適当にやっちまっといて
 ください。僕の名前は、別に使っちまって構わねぇんで」

最後の言葉に、少し考える様子を見せて

「……そういうモンでやがるんですかね?
 ま、そこまで言ってくれやがるんなら、お言葉に甘えちまい
 ますかね。
 お気遣いありがとうごぜーます、って事で」

その場から、鏡沼は姿を消すのだった。
(53) 2021/11/05(Fri) 21:14:05
牛丸紗優は、今日のお昼はどでか肉まんだった。購買部にある数量限定メニューらしい。
(a38) 2021/11/05(Fri) 21:30:47

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>51 >>52 >>53 鏡沼
「はは、仰る通りです。
 手の掛かる子ほど可愛いとはよく言ったもので。
 こういう立場を選んだ以上、必要としてくれる人が居なければ
 結局俺の居場所なんて何処にもありませんから。
 つまり、こうして気遣うのは。結局は自分の為という事です」

柏倉は、日頃から必要とされる為の努力をしているつもりだ。
その為に副会長という立場を選んで、
その為に、誰もが頼れるものであるように振る舞っている。

「けれど、それと同時に。
 知り合いが困っていたら助けたいと思うのは。
 それって別に、誰しも当たり前の事だとは思いませんか?」

だからと言って、"自分"を蔑ろにしているわけではない。
寧ろ、それこそが自分なのだと開き直ってさえいる。
そう定義している。きっと誰もが呆れ返るほど頑固に。

「とはいえまあ、釘を差しただけですよ。
 世の中言われなかったからと好き勝手する馬鹿も居るもので。
 そう仰るのなら、こちらも"適当に"やっておきますとも。
 ですから鏡沼君も、"上手くやって"くださいね。」

そんな言葉と共に、いつも通りに姿を消す後輩を見送った。
結局の所。
たとえその理由が、周囲の為に、であったとしても。
総合的に判断し、去就を"選んで"いるのは、『鏡沼創』だろう。
柏倉陸玖は、そのように認識している。
(54) 2021/11/05(Fri) 22:07:38

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+33 神谷
「おっと、驚かせちまいましたかね?」

普通は人間がリスポーンしてたら驚くし、リスポーンしてた
人間が話し掛けて来たら更に驚くだろう。

「迷惑って言うほどの迷惑は掛かってねぇですから、別に
 気にしねぇで構わねぇですよ。
 しっかしアンタ、意外と普通に喋っちまってますねぇ?
 あん時は、例のアレで意識朦朧でやがったんです?」

「解決する気もねぇのに、入ろうとしやがってたんです?
 中々、正気じゃねぇ事言いやがりますね。
 何か理由でもありやがるんです?」
(55) 2021/11/05(Fri) 23:45:34

【置】 保健委員 白入 熊

「……貝く〜ん。聞いてくれる?」

ある夜。
寮の部屋で一匹、水槽に向かって話しかける熊。
透明なガラスの中で、ぷくぷく泡が立っている。
大きな身体を丸めて、隅っこで貝と一緒。
静かな夜を、大きな影と小さな影で分け合っていた。

「最近みんな静かでね〜、休んでる子とかもいて。
 凛子ちゃんが休み始めてからかな。
 そこから急に、お薬の噂が広がって」

異能が強くなる薬。
体育祭を前にしてかどうか、
強くなりたい子たちがたくさんいるらしい。
のんびり屋の自分には、闘争心ってものがわからない。
ちょっとだけ、その熱意に憧れる気持ちがあるのは本当だ。
(L0) 2021/11/05(Fri) 23:56:04
公開: 2021/11/06(Sat) 0:00:00

【置】 保健委員 白入 熊

「でもね、お薬がどんなものかわからないし、
 みんなには危険な目にあってほしくないんだよ。
 けれど、ぼくには難しいことはわからないからさ」

効果とか、副作用とか。そういうもの。
知らずに飲んだ子だっているだろう。
何かしたくても、ぼくのハグは
苦しくなった子にしか大きく効かない。
それがちょっぴり寂しくて悲しい。

「ぼくはみんなに元気でいてほしいなって思うんだ。
 だから朝も、玄関の近くで
 元気のない子をぎゅってするようになったんだけど」

ふわふわして、もふもふして、それで幸せが増えたらいいな。
朝のハグ活動は、そんな小さな願いから始まっていた。

「それからすぐに動物いっぱいの騒ぎが起きて…
 あのときに貝くんと会ったんだよね。
 仲良しのお友達ができて嬉しかったんだあ」

道でばったり出会ったきみと、ぼくはここまで仲良くなった。
日々の変化っていうものは、悪いことばかりじゃない。

良いこと、悪いこと。
それがミルクとコーヒーみたいに混ざり合ってる。
(L1) 2021/11/05(Fri) 23:56:28
公開: 2021/11/06(Sat) 0:00:00

【置】 保健委員 白入 熊

「ぼくの知らないところで、きっと色んなことが起きてる。
 わからないことは、わからないままなんだけど……
 それでもぼくにできることって、あるんだよ」

また光樹くんの手料理が食べたいな。
また陽菜ちゃんの放送が聞けてよかった。
また、みんなの元気な姿が見れればそれで良いんだ。

慣れないことをいっぱい考えた頭はふわふわしたまま。
ぷくぷく泡立つ水の中で、
貝くんがずっと聞いててくれるからほっとした。

「だから体育祭の準備を頑張って、
 頑張りすぎてる子をぎゅってして、
 最後はみんな笑って楽しいお祭りにできたら、
 とってもハッピーだよね」

そのために、ぼくが一番元気でもふもふしてなくちゃって思う。

「聞いてくれてありがと、貝くん。
 また明日も、素敵な一日にしようねえ」
(L2) 2021/11/05(Fri) 23:57:02
公開: 2021/11/06(Sat) 0:00:00
白入 熊は、今日も、明日も、明後日も。白くて、もふもふで、ふわふわだ。
(a39) 2021/11/06(Sat) 0:00:00

牛丸紗優は、そう信じているし、そうなるように祈っている。
(a40) 2021/11/06(Sat) 0:12:48

鏡沼 創は、まだ迷っている。信じるべきか、否か。
(a41) 2021/11/06(Sat) 0:30:51

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+37 神谷
「あー……、異能に頭取られてたから、ああいう喋りで
 やがったんですねぇ」

あなたの言葉に、納得を見せる。
実際に、鏡沼の異能も脳のリソースはかなり食う方だ。
そのせいで、実は寝起きがとても悪い。
自身は処理能力でごり押し出来てるとは言え、似た異能の
あなたがああなっていたのも、無理からん話だと。
加えて、我らが副会長が絡んでるとなれば、尚更だ。
きっと自分に焼いた様な世話を、あなたにも焼いたのだろう。
鏡沼からすれば、今の説明に不審な点は見受けられない。

「別に、咎める気なんてねぇですよ。
 何なら、同行しやがりましょうか?
 僕はこれ、一人じゃ通れねぇんですよね。
 空間系の異能じゃねぇんで、力にはなれねぇでしょうが
 一人じゃ踏ん切りがつかねぇんでしたら。
 普通に入ったら分断されちまう可能性もありやがりますが
 僕なら、それもねぇ筈ですし。
 無事帰って来られるって保証は出来ねぇですが、命綱の
 代わりくらいは出来るんじゃねぇですかね」
(56) 2021/11/06(Sat) 1:05:09
若井匠海は、先生から肩を叩かれる日を暢気に待っている。欠伸をしながら
(a42) 2021/11/06(Sat) 2:59:00

鏡沼 創は、焦った様子で走り出した。
(a43) 2021/11/06(Sat) 9:12:48

【置】 綴り手 柏倉陸玖

 
いつかは少々空っ風の吹き込んでいた教室。
割られた窓は、今や傷一つ無い。
修復に適した異能者の手によって、
おおそよ"完全"な姿でそこにある。

手袋を外して、それに触れる。
何も変化は無い。
この異能は、そこにある傷にしか影響を及ぼさない。


結局の所は、そういうものだ。
得てして直す、或いは治す異能というものは。
初めから"そうである"ものには対しては、
どうしようもなく無力でならないのだろう。

こんな身に余る大層な力をくださるのなら。
もう少し夢を見せてくれればいいのに、と思う。
世界というものはどうにも残酷で、現実は何処までも甘くない。
(L3) 2021/11/06(Sat) 17:33:06
公開: 2021/11/06(Sat) 18:00:00
柏倉陸玖は、無力な副会長だ。
(a44) 2021/11/06(Sat) 17:33:14

【置】 綴り手 柏倉陸玖

 
けれども、大人しくその事実を受け入れて
しおらしく諦めてやるほど、柏倉は殊勝な人間ではない。
異能が頼りにならないのなら、他の道を模索し続けるまで。
死んでも全てを諦めて泣き寝入りなどしてやるものか。

だから、手の掛かる、それでも諦めない人間が好きだ。

無力な自分に縋ってでも、現状から抜け出そうとする人間が。
心の底で理不尽な現実や気に食わないものに唾を吐きながら、
それでも利用できるものは何だって利用する。
たとえどれだけ傷を背負い込んでも、執念だけで立ち上がる。
そういう人間にこそ、手を差し伸べようと思うのだ。

そうしてみっともなく、見苦しく、泥臭く足掻いて。
いつか彼等がざまあみろと現実を見返してやれる時が来たなら。
その時はきっと、自分の努力も救われたような気になれる。
そんな自分勝手で独り善がりな希望。

結局の所、全ては自分の為の事。
あの薬は、あなた達の存在は、異能というものは。
憎たらしくも、忌々しくも。
それでも紛れもなく、自分にとっての希望なのだ。
(L4) 2021/11/06(Sat) 17:34:33
公開: 2021/11/06(Sat) 18:00:00
柏倉陸玖は、これからもそうなのだろうと思う。
(a45) 2021/11/06(Sat) 17:34:40

御旗栄悠は、薬を勧められた。
(a46) 2021/11/06(Sat) 18:43:51

御旗栄悠は、とりあえず悩むことにした。
(a47) 2021/11/06(Sat) 18:44:08

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+47 神谷
あなたの言葉を聞いて、鏡沼創はおかしそうに言った。

「あはは、殺される事はねぇんで安心しやがってください。
 僕は絶対に巻き込まれねぇですから。
 此処に居る僕は、分身みてぇなモンだと思ってもらえば
 話が早えぇですかね?
 納得出来ねぇってんなら、もうちょい説明しちまいますが」

           ・・・・・・・・・・・・・
「ん? そりゃアンタが止められてぇとは思ってないからじゃ
 ねぇですかね?」
(57) 2021/11/06(Sat) 19:13:23
鏡沼 創は、今日も何処にでも居る。 ……が、いつもよりは大分少ない。
(a48) 2021/11/06(Sat) 19:27:30

【人】 鏡沼 創

>>+48 神谷
「ま、ニンジャにもなれるって意味じゃ、間違いはねぇですね」

実にさらっと、とんでもない事を言って。

「テレパシーって言うよりは……あ。
 もしかして、神谷はわかんねぇんですかね?
 『自分が今、相手にどう認識されてるか』っての」

似た異能を持つが故に。
この男は至極当たり前の様に、あなたにもそれが出来るもの
だと思っていたのだ。
(58) 2021/11/06(Sat) 19:52:28

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+49 神谷

「えっ、わかんねぇんです?」


こっちはこっちで驚いている。
珍しく、普段細められてる目が開いて紫色が見える程度には。

「チートっつうよりは、増殖バグでやがりますが。
 見たり聞いたりは出来ちまいますね。
 尤も、何処にでも居られる訳じゃねぇですが。
 こん中にだって、一人じゃ入れねぇですから」

と、件の扉を指し示す。

「しかし、わかんねぇなら、そりゃ思う様にも出来ねぇですし
 薬の件がなくても日常に支障出まくりじゃねぇですか。
 ま、僕はそのせいで“自分”って言えるモンがほぼねぇんで
 してぇって程の事もありやがらねぇんですがね」

わかるという事は、アイデンティティの喪失に繋がりかねない。
出来る様になった所で、あなたの救いになるかは疑問だ。
(59) 2021/11/06(Sat) 20:11:41

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+50 神谷
「……一応、『本物』って言えるモンはありやがりますよ。
 出来る事・出来ねぇ事ってのが異なっちまってるんで。
 記憶や経験は、全部その『本物』にフィードバックされて
 ますから、齟齬が出たりはしやがらねぇです」

それは、全てを並行処理出来る処理能力があってのものだ。
この処理能力も異能の一部なのか、必要だから開花した才能
なのかは、鏡沼自身にもわからない。
処理出来るのが、鏡沼にとっては当たり前というだけの話。

鏡沼創は知っている。
あなたに自分が
『気持ち悪い存在』として認識されている
事を。
(60) 2021/11/06(Sat) 20:34:34
若井匠海は、帰る間際、軽く振り帰って虚空に手を振った。「じゃ、また明日!」
(a49) 2021/11/06(Sat) 20:57:10