人狼物語 三日月国


174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


工藤美郷7票

処刑対象:工藤美郷、結果:成功

[犠牲者リスト]
朝霞 純

本日の生存者:ブルベエル、津崎 徹太、黒崎 柚樹、松本志信、小泉義哉以上5名

【人】 天使 ブルベエル

みなさま、素敵な時間を送っていますか?
ここは毎日お天気で、気持ちがいいですわねー。
ということで、工藤さんと朝霞さんがおめざになられましたわね。
よかったですわー。


では、今後目を覚ます方をご案内いたしますね。
これからは<<松本志信>>whoさんと<<黒崎 柚樹>>whoさんがお目覚めになるようですわよー。
ほんと、なーんて幸運な方々なのかしら!

それでは、またよいお別れを。
ごきげんようー−ばいばーい★
(0) 2022/09/12(Mon) 0:00:16
校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/09/12(Mon) 0:03:00

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a0) 2022/09/12(Mon) 0:05:39

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[私に背を向け去って行く津崎を見つめ、滲んだ視界に瞬いた瞬間、天使が目の前に立っていた。

天使が告げた名は、松本さんと、私のもの。]

 …………津崎……。

[嬉しいけど。嬉しいのに。

膝が震えて、私はその場に座り込んだ。

津崎が壊した細かな破片が、膝の下、じゃり、と音を立てた。**]
(1) 2022/09/12(Mon) 0:05:46
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a1) 2022/09/12(Mon) 0:06:30

3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a2) 2022/09/12(Mon) 0:09:15

【人】 3年生 津崎 徹太

― レストラン ―

[朝霞からのLINEに気づき、
 とりあえず、レストランに走っただろう。

だが、その前に、目の前に天使は現れる]

 ――……わかった。

[もう、その天使にムカつくどころじゃなく、
 それでも、レストランに飛び込むが、
 朝霞の姿ももう、見ることはなかった]**
(2) 2022/09/12(Mon) 0:11:41

【人】 2年生 松本志信

─現在・どこか─
 
 
 あー…

 
[死ねないのか。
と思うよりも前に、心が凍り付きそうだった。]
(3) 2022/09/12(Mon) 0:13:24
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a3) 2022/09/12(Mon) 0:14:53

【人】 3年生 津崎 徹太


――……

[>>387>>394]
 いや、一瞬、だけ、見えたかもしれない。
 でも、それは気のせいと同じくらいの一瞬で。



 でも、結果的には、間に合わなかったことは最善かもしれなかった]*
(4) 2022/09/12(Mon) 0:15:14

【人】 4年生 小泉義哉

―― 5回目の天使の出現 ――

[ 天使が松本と黒崎の名前を告げるのを>>0
 ぼんやりとした頭で聞いていた]

亡くなったのは、俺か、津崎か……。

[ 尋ねたところで、どうせ教えてくれないだろうから。
 消えていく天使を、これまたぼんやりと眺めながら。

 パン、奢ってやれないかもしれないなと>>0:194
 一番最初に考えた義哉は、
 きっと“普通”ではないなと改めて自覚する]*
(5) 2022/09/12(Mon) 0:19:52

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:レストラン ――

……津崎。

[ 朝霞が消える前か後か、
 レストランに飛び込んできた彼を見て>>2
 その名を呼ぶ。

 ただ、どう会話を続けようか迷って、
 口を開いては閉じるを繰り返した]*
(6) 2022/09/12(Mon) 0:23:04

【人】 3年生 津崎 徹太

>>6

コイ先輩……。

[朝霞は?ときくまでもなかったから、
もう、それは言わず、

ただ、自分と同じ立場になった先輩を見る]

大丈夫すか?

[言葉に困っているようだったので、
 定型文を飛ばしてみる]
(7) 2022/09/12(Mon) 0:26:40

【人】 2年生 松本志信

[小泉くんと話をした>>4:327>>4:328、はずで。
黒崎ちゃんを迎えて>>4:331 話をしたはずで。

その後大きい音がして一気に慌ただしくなって
俺はどうしてたんだっけ。

駆け出していきたかったはずなんだけど。
多分そこに俺は必要なくて。
いや、そうじゃなくて。

ダメだ。]
(8) 2022/09/12(Mon) 0:27:59

【人】 2年生 松本志信

 なんで死にてぇやつが死ねなくて
 死にたくねぇやつが残んだよ。

[世界は不公平で不平等で理不尽で生き辛くて
どうして、どうして、どうして。…どうして?

どうして俺の一番の望みは、願いは、いつも叶えられない。

祈りは、慈悲深い悪魔には届かない。]
(9) 2022/09/12(Mon) 0:32:16
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a4) 2022/09/12(Mon) 0:35:08

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:レストラン ――

俺は、まあ覚悟はしてたから。うん。
……お前こそ、大丈夫、……じゃない、よな。

[ “普通”ではない義哉は、こんな状況にも関わらず、
 割と心は落ち着いていたのだが。

 津崎はきっとそれを共感できないと義哉は思ったから、
 労わるような言葉を投げかけることにした]**
(10) 2022/09/12(Mon) 0:37:41

【人】 2年生 松本志信

─林檎頭の絵の並ぶところ─

[気が付けば知らない場所にいた。
夢の中だからか、たぶん、ホントに気づいたらそこにいた。
林檎頭が並んでて、服から察するに閉じ込められた俺たちの絵。
俺、黒崎ちゃん、小泉くん、津崎くん。
それ以外は綺麗な林檎で描かれてる。

あー、ね。
戻ったら綺麗になんのね。悪趣味。
んで俺と黒崎ちゃんのも綺麗な林檎に変わるってわけか。]

 はは。

[もう笑うしか、感情を逃がす方法がない。]
(11) 2022/09/12(Mon) 0:38:07
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a5) 2022/09/12(Mon) 0:40:00

【人】 2年生 松本志信

 
 
 
[かち、とポケットで音が鳴った。]

 
 
 
(12) 2022/09/12(Mon) 0:40:16

【人】 2年生 松本志信

[やるべきこと。は、なんだ。
俺は何をしなくちゃならない?

黒崎ちゃんの無事を喜ぶこと。
還ってった工藤ちゃんや朝霞ちゃんに未来を願うこと。
小泉くんにお願いを、いやむしろ逆に願いを聞いて。
津崎くんに───

津崎くんに         ]
(13) 2022/09/12(Mon) 0:44:16

【人】 2年生 松本志信

 
 
 
 
 
 
なんで

 
(14) 2022/09/12(Mon) 0:47:48

【人】 2年生 松本志信

 
 
 
──何でだよ…ッ!!!!!!!!

 
 
(15) 2022/09/12(Mon) 0:49:33

【人】 2年生 松本志信

[──慟哭。
屋上で赤い血だまりの渦に津崎くんを見つけた時と同じくらい
いや、もしかしたらそれ以上。
滅多に出さない大声がどこまで届くかなんて知らない。
どうでもいい、なんでもいい。

殺さなきゃいけない。
この中で消えていいのは俺自身こいつだけ。
他の誰でもだめだ。

喚き散らしながら目の前の絵画をズタボロになるまで引き裂いた。
引き裂いても引き裂いても、何をしてもどうしてか元に戻る。
悪魔に決められた運命の呪い。

だったら]
(16) 2022/09/12(Mon) 0:55:12

【人】 2年生 松本志信

 ッ …、────!!!!!!

[くるり、ナイフを内側に向けて振り下ろした。
黒いTシャツを突き抜けて、皮膚を破り、刃が肉を割く。
痛い、すげぇ痛い。
痛いけど、まだ死なない。──死ねない。

ナイフを抜いたら一気に辺りに林檎の匂いが広がった。
染み出した赤。どうせこれも幻覚だって言うんだろ。

もう一度、もう一度、数度、狂ったみたいに繰り返して。
そこら中に赤を、果汁を、撒き散らしていく。]
(17) 2022/09/12(Mon) 1:00:52

【人】 2年生 松本志信


 死なせて、くれよ…っ

 もうなんも、なんも、望まねぇ、から

 許して、くれよ、なんにも、いらねぇから…ッ

 も、…、…生きても なんて いわねぇ、 か ら …
 
(18) 2022/09/12(Mon) 1:03:48

【人】 2年生 松本志信

 
 
 
 還して、くれよ、 津崎くん、だけは
 
 
 
(19) 2022/09/12(Mon) 1:06:19

【人】 2年生 松本志信

[神様なんてのがいるんだとしたら、これは罰なんだろうな。
大事な友人たちの中に優劣をつけた罪。
人の命を天秤にかけた罰。

一瞬でも
「また喫煙所で」
とりとめもない、言葉遊び。
出来たらいいなって思ってしまった。

こんなクソみてぇな空間に、置いてなんて行けるわけないだろ。
津崎くんが死ぬか、小泉くんが死ぬかなんて
考えるだけでも反吐が出る。]

 ッ、ぅあ…、…ぁ゛…──!!!

[醜いしゃがれた声を上げながら痛みに倒れ込む。
溢れた涙で、もう何も見えない]*
(20) 2022/09/12(Mon) 1:13:55
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a6) 2022/09/12(Mon) 1:21:05

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[死んでもいいと思っていた。
死んだら楽になるのかなと思っていた。

去年あたりから、心の隅で。

思うまま走れない自分に失望して、将来への道筋が何も見えてこないことに焦燥を覚えて、男として生きるつもりなんてないのに"女の子"にも到底なれない自分に絶望して。

けど、死にたくないと思うようになった。

助かりたいと心から願い続けていた。]
(21) 2022/09/12(Mon) 6:25:18

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[好きだ、と思って、でも告げる事なんて許されないと思っていた人に、好きと言われて。

でも、傍らに立つ事なんて許されないし、怖い、と思う私に、
"他から見た時にどうこうは知らない"って。
"オレは恥ずかしくない"って。

そう告げてくれた彼が還っていった現実に、私も還りたいと思った。

私を幸せに出来たら良い、と照れくさそうに笑ったあの人を、私が幸せにするんだ、って。思った。

だから、これは、とても嬉しい────ことなのに。]
(22) 2022/09/12(Mon) 6:27:07

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………だれか、叫んでる……。 >>15

[蹲っていた瓦礫から、緩慢に顔を上げる。

多分、そう遠くはない展示室。

津崎の声とは違う。
小泉さんは……私に救急箱を渡しに来て >>4:354 、朝霞さんの元へ戻ると口早に告げていたから、多分だけれどこの辺りには居ないはず。]

 松本さん……?

[今日、一緒に還る人。私の"先輩"。

私は小泉さんから渡された救急箱を手にしたまま、聞こえた声の方向へと歩き出した。

まるで導くように、微かな物音が聞こえる。布を切り裂くような音 >>16 、啜り泣くような、苦しげな、吐息混じりの声?悲鳴?慟哭?何を言っているのかまでは、聞こえなかったけれど。

辿り着いたのは、"異変"が訪れてから一度も足を向けることのなかった、特別展展示室。

そう、そこには、林檎頭の絵 >>0:177 と、好きだと思った絵 >>0:178 が飾られていた場所で────。]
(23) 2022/09/12(Mon) 6:44:18

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ────…………ッ!?
 松本さん!?!?!?


[壁に床にと散らばる赤、もはや嗅ぎ慣れた濃密な林檎の香、中央に蹲る松本さん。 >>20

駆け寄った視界端にぞくりとする気配を感じたからそちらに顔を向ければ、10枚の絵が並んでいて、

そして、

WHOSE APPLE WAS CRUSHED?


の、文字。

ああ、色々な人から聞いた林檎頭の絵って、そうか、これか……とどこか醒めた頭で受け止めた。
心はもはや、揺らがなかった。]
(24) 2022/09/12(Mon) 6:48:41

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ………………っ。

 な、に、してるんですか……ッ!これ……!

[津崎同様、松本さんも着ているシャツが変わっている。

ああ、津崎の"ちょっと血でかなりべとべと" >>4:240 に松本さんも関わっていたんだろうかと思いつつ近付けば、そのシャツはずたずたに裂けていて、そこからは、赤色と林檎の香が散っていた。

傍らには、赤に染まったナイフまでが落ちていて。

"ここ"では死なない。死ねない。
けれど、痛みはちゃんと感じる。
ナイフで傷つけてしまった私の左手は、今も時折、ツキリと痛む。]

 死のうと、思ったんですか……?

[救急箱は何の役にも立たないかもしれないけれど。
私は松本さんの傍らに跪いた。**]
(25) 2022/09/12(Mon) 7:00:11

【人】 4年生 小泉義哉

[ 命に優劣があるのなら、
 別に劣の評価を付けられても構わなかった。

 問題は、この世界では劣側の人間が
 必ずしも死ぬとは限らないということで]
(26) 2022/09/12(Mon) 7:11:26

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:レストラン→特別展 ――

……何だ?

[ その慟哭が聞こえたのは、>>15
 津崎といくらか話をした後だったか。
 そういえば、津崎も服装が変わってるなと>>4:203
 ぼんやりと考えているときだった。

 廊下の奥から聞こえたその声に、
 きっと良からぬことがあったのではないかと、
 心の中は騒めいて]

津崎、行こう。

[ そう呼び掛けたが、彼は共に来てくれたかどうか。
 とにもかくにも、義哉は叫び声の元へと駆け付ける]
(27) 2022/09/12(Mon) 7:12:09

【人】 3年生 津崎 徹太

>>10

はい、大丈夫じゃないです。

[落ち着き払ったように見える小泉と違って、
俺は、全然大丈夫じゃなかった。

ただ、暴れる方向性には、その辛さが向かなかった。
そして、何より、



ともすると、この先輩の死を願う、なんて、
そんな思考も湧き上がってきて]

辛いです。

[正直に、小泉にそえ言い放ち、
でも、一人になることもできなくて、
その傍ら、いいですか?と座っただろう]**
(28) 2022/09/12(Mon) 7:12:11

【人】 4年生 小泉義哉

……黒崎、一体何が

[ 義哉が特別展の場所に辿り着いたのは、
 おそらくは黒崎の後で、>>23

 むせかえるような林檎の匂いの中に、
 跪く黒崎の姿が見え、その奥には――]

……松本っ?!

[ 床に落ちたナイフと、
 倒れ込んだ松本の姿が見えた。>>17>>20]**
(29) 2022/09/12(Mon) 7:12:38
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a7) 2022/09/12(Mon) 7:13:18

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a8) 2022/09/12(Mon) 7:15:09

4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a9) 2022/09/12(Mon) 7:16:41

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a10) 2022/09/12(Mon) 7:21:06

【人】 4年生 小泉義哉

―― 回想:レストランにて津崎と ――

そうだな。辛いな。
ああ、いいよ。落ち着くまでずっと座っておけ。

俺で良ければ、話も聞く。

[ 傍らに座る津崎を見遣りながらも。

 義哉は別に死を願われても気にしなかった。>>28
 ただ、願いが叶うとは限らないこの世界で、
 それを口にすることは憚られたが。

 異変に気付いたのは、
 それからしばらく後だったか>>27]**
(30) 2022/09/12(Mon) 7:23:50
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a11) 2022/09/12(Mon) 7:26:02

3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a12) 2022/09/12(Mon) 7:29:56

4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a13) 2022/09/12(Mon) 7:31:39

【人】 2年生 松本志信

[慣れもしない叫び声を上げたからか、喉が痛い。
自分で何度も刺した腹部の痛みで失いかけの意識の中に
たぶん、黒崎ちゃんの声>>25 がする。]

 すげぇ…な、    くん、は。
 …こんな、に痛ぇ の、に… 生き て 、だから…
 きっと、……生きてる よ、な。

  ……──“現在” 、…も。

[死のうと思ったのか、の問いにかえすのはきっと訳の分からない言葉で。
涙でなんも見えない俺は、もう目を開ける力もなくて
誰か増えた気配がして>>29
カスカスの声で、懇願するように一つの命が生きていることを願って。

こんなにも痛くて苦しいのに、腹の傷は少しずつ治っていく。
「そこに傷はありませんよ」
とでも言うみたいに。]
(31) 2022/09/12(Mon) 7:36:24

【人】 2年生 松本志信

[死ねない、死にたいのに。
俺でいいのに、俺しかいないのに。
だから、掠れた声でうわ言のように呟く。]

 ……、…てくれ

 …殺してく、れ。

[天使でも神様でも悪魔でも忍者でも誰でもいいから]*
(32) 2022/09/12(Mon) 7:39:16
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a14) 2022/09/12(Mon) 7:45:29

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[どうしよう、これ、止血とか意味があるのかな……と思いつつ。]

 松本さん、失礼します。黒崎です。

 触ります。

[こちらに視線が向かない松本さんに告げつつ、腹を庇うようにしている彼を上向きに寝かせようとした。

着ているパーカーが赤に染まろうと林檎の匂いが染みつこうと構わなかったし、いや、むしろパーカーを脱いで、救急箱から取り出したガーゼ越し、松本さんの傷に押し当てようとして。]

 ……………………?

[掠れた声で、囁くように告げられた >>31
いや、私あてではなく、多分、独り言。

"生きて"、"生きてる"、"現在も"。
それは自分の事ではなく、誰かを思い、願っているような片言だった。]
(33) 2022/09/12(Mon) 7:52:08

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[どうしよう、どうすれば、と困惑しているところに、小泉さんの声 >>29 が届く。]

 小泉さん、どうしよう、松本さん、自分で……っ。

[告げる手の下、じわりと赤を吸い領土を広げていくパーカーの、その色の動きが変わったことに気付く。

視線を落とした先の傷、それが魔法のように、すうと消えて行きつつあるところだった。

それでも残り続ける、濃密な林檎の香。]

 …………私は……。

 松本さんに死んで欲しくないです……。

[津崎にも、小泉さんにももちろん死んで欲しくない。
私だって死にたくない。

ぽつりと呟いた声は、でもきっと、松本さんの心には届かない。*]
(34) 2022/09/12(Mon) 7:53:40

【人】 3年生 津崎 徹太

>>30

コイ先輩落ち着いてますね。
俺は、
落ち着いてるんじゃなくて、
落ちてます。

[小泉なら隣に座ると、
ただ、床を見つめた]

自分が死ぬかも、って思ってると、
誰かと喋るのも、わからなくなってくるんです。
それでも、生きてる、って虚勢を張るのにも疲れてきて

[朝霞が脈を取りたがるのも、
彼女が落ち着くならば、と思いながら、
それは、本当にあるリズムなのかって]

そして、今は、
死んでるなら、今をどうするべきなんだろうって。

[チカさんの顔が浮かんだ。
あの人、また、死のうとしちゃうのかな。
心配だな、って]*
(35) 2022/09/12(Mon) 7:57:04
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a15) 2022/09/12(Mon) 7:58:13

2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a16) 2022/09/12(Mon) 8:04:15

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a17) 2022/09/12(Mon) 8:06:50

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:展示室 ――

[ 誰のことを言っているのか名前は聞こえなかったが、>>31
 義哉にはナイフで刺されるような痛みを抱えて
 生きるという経験はなかったため、
 きっと対象は自分ではないのだろうと考えた]

……自分で、か。

[ 黒崎の言葉を反芻して、彼女とは反対側に跪けば、>>34
 少しずつ松本の傷口が塞がっていくのが見えた。>>31]
(36) 2022/09/12(Mon) 8:28:16

【人】 4年生 小泉義哉

まだ、お前からの頼み事、聞いてないんだが。
もし、殺してくれというのがお願いということなら、
俺はそんなもの叶えない。

[ うわ言のように死にたいと呟く声には、>>32
 中断された頼み事の件を持ち出して>>4:321
 さっさと聞かせろとせがむ]

お前、生きててもいいなと思ってるって言ってたよな。
あれは嘘だったのか?

[ 過去の会話も思い出して、問い詰める>>4:276]

俺、お前にパンを奢るって約束、果たせてない。
仮に俺が死んでても、生まれ変わってでも
お前に美味い焼き立てのパン奢ってやるから。
だから、少なくともそれまでは生きてろよ。

[ バスで交わした約束も口にして、>>0:208
 僅かばかりにもなりかねない延命を願う。

 めちゃくちゃで支離滅裂な会話になろうとも
 彼が生きたいと思えそうな可能性があれば
 何だって口にした。
 なりふりなど構っていられない]*
(37) 2022/09/12(Mon) 8:28:44

【人】 2年生 松本志信

[こんなにも死を願うのに、反比例するように傷は消えていく。
どうにもならない痛みだけが残って、意識はどんどん薄れていく。

優しい声が>>34 俺の命の継続を願っている。
ああ、そうだ、これで武藤くんと離れ離れにならないね良かったって伝えねぇと。

叱咤するような声が>>37 俺との未来の約束を紡ぐ。
きっと普段ならこんな支離滅裂な言葉並べないだろうに、珍しいな。]

 ぁ…、… ど …し、て

[思うことはあるのに、伝えようとする言葉はあるのに
心のキャパシティは足りていなくて。
酸素を求めるように唇が動くだけで、声は出なくて。

どうしてよりにもよって、俺なんだ。
涙でぐちゃぐちゃになった表情は痛みに眉を強く寄せる。]
(38) 2022/09/12(Mon) 9:03:08

【人】 4年生 小泉義哉

―― 回想:レストランにて ――

そうだな。
自分が生きている前提で会話していても、
未来の約束も果たせるかは分からないし。

俺はこの世界に来てからずっと、
自分が死んでることを想定して動いていた。
だから、自分の死後にどうしたら
みんなが幸せになるかを考えながら過ごしていたんだよな。

でも、津崎の場合は、
俺よりも誰かの側にいてくれることを
みんなから望まれているみたいだったから。
だから、みんなのことを考えると苦しくなるんだと思う。
落ちてしまうのはきっと、津崎が優しいからだよ。
(39) 2022/09/12(Mon) 9:03:11

【人】 4年生 小泉義哉

結局、自分が生きてようが、死んでようが、
後悔しないように、動くしかないんだろうな、とは思う。
津崎は、もし自分が死んでいたとしたら、
「こうしておけば良かった」と後悔しそうなことって
何か思いつくか?

そういうのを、一つ一つ解消する、とか。

悪い。話を聞くと言った割に、
漠然としたことしか言えてないな、これじゃ。

[ どうすべきなのかは義哉には分からない。>>35
 けれど、後悔は残してほしくないというのは
 本当の気持ちだったから、それを伝えたつもりだったが、
 それが彼のためになる話となったかは分からない]**
(40) 2022/09/12(Mon) 9:03:31

【人】 2年生 松本志信

 い、てぇ ……、…

[刺したはずの腹部が?
いや、心が。

認識すると同時に意識を手放した]*
(41) 2022/09/12(Mon) 9:05:19

【人】 3年生 津崎 徹太

>>39

みんなの幸せ。
俺はそんな余裕なかったっス。

[最初から死んでいる想定で動いてた、というコイ先輩。
 いや、生きてるはずだって、しがみついた自分。
 結果、俺は、



 きっと、思った以上に疲弊しているのだけど]

みんなから、望まれてるかどうかは、その人になってみないとわからないけれど、
でも、自分が死ぬということは、みんなが助かるってこと。

コイ先輩は、それに早々に気づいていたということですか?

[それは、気づいたとしても、
そんなに早く諦めがつくものなのか?
いや、違う、


と、思って、
もう一人、そんなひと、チカさんを思い出す]
(42) 2022/09/12(Mon) 9:14:06

【人】 3年生 津崎 徹太





もしかして、コイ先輩も、死にたい人、ですか?




 
(43) 2022/09/12(Mon) 9:14:36
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a18) 2022/09/12(Mon) 9:16:32

【人】 3年生 津崎 徹太

>>40

[後悔しないように生きる。
それは、正論で正解だ。
コイ先輩に頷きつつ、
でも、その青い目ほ、床からコイ先輩に視線を移した]
(44) 2022/09/12(Mon) 9:16:49

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[常に理性的に紡がれる小泉さんの言葉が、辻褄の合わないことになっている >>37 事に頓着できないくらいには、私の頭も、ぐちゃぐちゃで。

生きて欲しい。還って欲しい。
それは、津崎か小泉さんかの死を願うのと同値なのに、それでも思ってしまう。

傷は次々減っていくのに、ここでは死ねないのに、松本さんの表情からは"生"が零れ落ちていくようで。]

 ……っ松本さん……!

[声をかける中、松本さんの首がかくりと落ちた。

死んだわけではないと頭では理解しつつ、背中を冷たいものが滑り落ちていく。]
(45) 2022/09/12(Mon) 9:21:43

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ……小泉さん。
 私、担架持ってきます。

[毛布やベッドがあるのだというスタッフルームに行けば、きっと"ある"はず。
小泉さんの事だから、自分が行くと言ってくれそうだけれど、]

 私の足の方が早いので、私が。

 津崎見つけたら連れて来るけど、片側、私が持てます。

[言い置いてスタッフルームへ走り、さも"さあ使え"と言わんばかりに解りやすい場所に置かれていた担架を抱えて特別展部屋へと走り戻る。

レストランまでは遠回りだから見に行くこともなく。
そして館内を走る道中、津崎の姿は見えなかった。]

 スタッフルームのベッド……で良いですよね。

[言いつつ、2人で松本さんを運んだ。

取り乱した松本さんを目の当たりにして、今ここに残っている1人が私で良かったと思ったし、工藤さんや朝霞さんらの女子たちを早く還してくれた天使の温情(?)にはほんの少し感謝した、かな。**]
(46) 2022/09/12(Mon) 9:29:24

【人】 3年生 津崎 徹太

[そして、どれくらいコイ先輩とは話をしただろう。
でも、わかったことは、



後悔しない、こと。




いまできる思いつくのは、二つ、かな]
(47) 2022/09/12(Mon) 9:29:27

【人】 3年生 津崎 徹太





じゃ、また、あとで。




[そして、ふらり立ち上がると、
 小泉の前から姿を消した]*
(48) 2022/09/12(Mon) 9:30:49
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a19) 2022/09/12(Mon) 9:32:11

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:特別展→スタッフルーム ――

どうしてって、お前の存在が大切だからに
決まってるだろうが。

[ 俺も黒崎も、津崎だって絶対にそう思っているに
 違いないと思って、
 その零れ出た言葉に返して>>38]

……あっ。

[ 松本が意識を手放した、>>41
 と同時に黒崎が動き出したため、>>46
 義哉は一旦その場で待機することにした]
(49) 2022/09/12(Mon) 9:43:10

【人】 4年生 小泉義哉

[ 黒崎が戻ってきたとき津崎の姿は見えなかった。>>46]

ああ、スタッフルームのベッドでいいと思う。
ありがとう。

[ 松本を乗せた担架をスタッフルームまで運びつつ、
 担架の片側を持ってくれる黒崎に心から感謝した。

 きっと、1人でこの事態に立ち会ったら、
 冷静ではいられなかったから]**
(50) 2022/09/12(Mon) 9:43:50

【人】 3年生 津崎 徹太

>>0:323>>0:325

[そして、一枚の絵の前にいた。
その場所は、特別展示室からはかなり離れていたので、
チカさんがそこで自傷行為をしていること、まだ、知らない]

いい絵だな。

[この美術館に来るまでの風景を切り取った絵。
 空と緑が描きたかったんだ、という気持ちが伝わる。
 この展示室から、特に著名人の作品ではないだろうけど、
 おそらくは、この作者は、きっと自信いっぱいにこれを出展しただろう。


 そして、足はまた、進み始める]*
(51) 2022/09/12(Mon) 9:46:02

【人】 3年生 津崎 徹太

>>0:526>>0:527>>0:528>>0:529

[そして、通りがかったのは、今度は著名人の贋作コーナーだった。本物はみることができなくで、そのディティールを掴んだ精巧な贋作だ。
もちろん、それぞれの絵が大きいので、とても広い展示室だけれども、人気コーナーだかは、必ず人がいた。




でも、今は、誰もいない。]

ゲルニカ、か。

[スペインのゲルニカ無差別攻撃を描いたというパブロピカソの代表作だ。
 生涯、恐ろしい枚数を描いた巨匠の代表作]

やっぱり、すごい

[その表現、表情、思わぬ方向からの刺激が頭に叩き込まれる。
 突然の悲劇、死、



 ああ]

今、みたいだ。
(52) 2022/09/12(Mon) 10:00:30

【人】 3年生 津崎 徹太

[絵に近より、そして、見上げる。
 しばらく見てから、目を閉じると、
 ふと、自分の心臓の鼓動が聞こえたような気がした。

 ああ、そうか、ドキドキしている。

 この広い展示室の中で、
 たった一人、圧倒的な巨匠の才能たちの中で、
 さあ、ここで息が吸えるのか?

 そんな問いかけが聞こえたような気がすれば、
横を向いた。




誰かがいたような気がして]*
(53) 2022/09/12(Mon) 10:05:30

【人】 4年生 小泉義哉

―― 回想:レストランにて津崎と ――

まあ、余裕があるかないかは、
人それぞれだと思うし。

あー……

[ ズバリと突き付けられた質問に、>>43
 少しだけ口ごもりながら]
(54) 2022/09/12(Mon) 10:07:46

【人】 4年生 小泉義哉

そうだな。俺も死にたいと思ってる。

[ ゆっくりと頷いて肯定した]
(55) 2022/09/12(Mon) 10:08:02

【人】 4年生 小泉義哉

[ 何かを決意したように
 津崎の視線が床からこちらへと動く。>>44

 それから、いくらか会話はあっただろうが]

ああ、また後で。

[ ふらりと立ち上がる津崎に、手を振った>>48

 次に会うときは、お互いにどんな顔をしていることやら。
 できれば、気まずいことにならなければいいと願う。
 早く天使のお告げが欲しいと、
 義哉は不安で仕方がない]**
(56) 2022/09/12(Mon) 10:08:35

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[ある程度こうして冷静に動けているのは、あの時 >>4:331 に一度爆発して、その後、驚くほど冷静さが戻ってきたから、だと思う。

多分、私は怒っていた。
自分自身にと、あと────朝霞さんに。

津崎が衝動のまま美術品を壊して歩くに至ったのは、私と会話した後、朝霞さんと会話したからだと確信していた。

そこで何かを言われたか、言ったか、ともかく穏やかな展開とは至らなかったのは明白で。

そんな中、受信した朝霞さんからのメール >>4:344 に、頭の芯が焼けたような感覚が走った。

  貴女、自分が何をしてるのか、自覚してるの?

  大事な人なんでしょう?津崎が。

  "足が痛くて動けない"って。
  "救急箱"って。

  救急箱でどうにかなる程度の足なら、
  這ってでも津崎をどうにかしなさいよ。


薄々、彼女はそういう──誰かにお世話されるのがさも当然、のような──ところがあるのは感づいていたけれど、それにしても、と歯噛みした。]
(57) 2022/09/12(Mon) 10:09:46

【人】 3年生 津崎 徹太



気のせいか。


[そして、また、考え事をしながら歩く]**
(58) 2022/09/12(Mon) 10:11:46

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[津崎は、"一人を忌んではない"なんて嘯いていた >>4:292 けれど、本質的には寂しがり屋だと思っている。

"穴だらけでもいい"って。
"がいい"じゃなく"でもいい"って言っていた。

つまり、その穴を塞いでくれる人が居たなら、嬉しくないはずがないということでしょう?

  誰か、埋めてよ。
  津崎の心の穴を。

  私と武藤が出来るならする。何だってする。

  でもそれは、きっと、
  "たった1人の誰か"じゃなきゃいけなくて。


朝霞さんがそんな存在になってくれたら、なんて、2人の背中を押すような真似をしたけれど、結局津崎を悪い方向に押しやってしまっただけだったのかな、と。

それは、浅はかな言動をしてしまった自分への怒りでもあって。

そんな思いが頭の隅、ずっと渦巻いていて、それが私を冷静にさせていた……んだと思う。*]
(59) 2022/09/12(Mon) 10:12:55
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a20) 2022/09/12(Mon) 10:14:35

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a21) 2022/09/12(Mon) 10:14:40

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a22) 2022/09/12(Mon) 10:14:52

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― スタッフルーム ――


 せめて、気を失っている夢の中では、
 苦しくないと良いですね。

[元々顔色が良いとは言えない人だけれど。

常より数段顔色を悪くしている松本さんをベッドに移し、室内の適当な椅子に腰掛ける。]

 ………………。

 あの。小泉さんの、パン屋さんの話。

[突然に長閑な話題を持ち出した私に、小泉さんはどんな顔になっていたんだろう。]
(60) 2022/09/12(Mon) 10:25:14

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 バスの中では言えなかったんですが……。

 可愛い、猫ちゃんのパン。
 買ってみたいな、って、思ってて。

 あれ、可愛かった……です。

[何ということもない会話。
けれどこんな事1つ伝えるのにも、"ここ"に来る前の私は躊躇していた。

そんな事すら、誰かに踏み込むのが怖くった。
"可愛い"が好きな自分を曝け出すのはもっと嫌だった。

漸く言えるようになったのに、小泉さんが焼いたそれを口にするという願いは叶わないかもしれないということは、考えたくなかった。*]
(61) 2022/09/12(Mon) 10:25:40
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a23) 2022/09/12(Mon) 10:27:02

【人】 2年生 松本志信

 
 
[目の前にチカチカと、綺羅綺羅と、
紙吹雪が舞っている。]

 
 
(62) 2022/09/12(Mon) 11:02:51

【人】 2年生 松本志信

─夢の中の回想・工藤ちゃんと>>4:342

[ついぞ工藤ちゃんの笑顔を見ることは無かったけど、表面に現れてないだけなんだろうなって思ってた。
だから、既に泣いているという言葉にもひとつ頷いて]

 そういうとこだよ、優しいの。

[表情は何一つ変わらなくても、きっと工藤ちゃんは泣いているんだろう。
いつ決められるのかも分からない、たった一つの死に対して。
その矛先は俺であればいい。

───俺でなくちゃならなかったのに]
(63) 2022/09/12(Mon) 11:04:21

【人】 3年生 津崎 徹太

>>54>>55

そうスか。

[苦笑い。でも、責めてる風でもなく]

もし、理由、話せるんだったら、聞きます。
でも、今はまだ、よしときます。

もう一人の死にたがり屋の人
どうにかしてあげたいんで。

[言わずもがな、誰だってこと、わかるだろうと]*
(64) 2022/09/12(Mon) 11:19:27

【人】 3年生 津崎 徹太

[そして、ふと、
ああ、チカさんと一緒に観たらいいんじゃないかと、
遅ればせながら気がついて、
チカさんに電話をかけた]

でない?

[チカさんが自虐行為をして、
既にスタッフルームに運ばれてた時だろう。
チカさんの携帯が鳴るのを、近くの人は気がついただろうか]*
(65) 2022/09/12(Mon) 11:26:53
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a24) 2022/09/12(Mon) 11:28:31

黒崎 柚樹は、?スマホ……誰の?ああ松本さんの……
(a25) 2022/09/12(Mon) 11:33:12

黒崎 柚樹は、……津崎から?(出ていいのかな、これ……)
(a26) 2022/09/12(Mon) 11:33:42

津崎 徹太は、出ないな。どうしたんだろ?
(a27) 2022/09/12(Mon) 11:36:56

【人】 2年生 松本志信

─夢の中の回想・小泉くんと>>4:327>>4:328

[穏やかに平和に過ごしていたレストランの一席。
まるで普通に美術館に来て、レストランで飯食ってるだけみたいな時間。
ほんの少し前のことなのに、もうそれさえ昔のようで。]

 きっかけは小泉くんだよ。
 俺の話聞いてくれたでしょ、つまんねぇギフトの話。
 誰にも話せなかったからねぇ…信じてもらえんかったし。

[嘘吐きと呼ばれ続けていた俺の話を聞いてくれた人。
化け物を見るような目を向けなかった人。
確実にあの日の会話が全ての始まりだった。]
(66) 2022/09/12(Mon) 11:41:08

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:スタッフルーム ――

……そうだな。
良い夢を見れているといい。

[ 松本の寝るベッドから、
 少し離れた場所に立ったまま、
 返事をしつつも、義哉は半分上の空だった。>>60

 天使の報告の後に、>>0
 死にたがりの松本はこんなことになった。
 もし、次に天使が来た時に、義哉の名前が呼ばれたら。

 半分死んだ気になっている自分は、
 はたして、正気を保てるのだろうか]
(67) 2022/09/12(Mon) 11:41:26

【人】 4年生 小泉義哉

……パン屋?

[ 黒崎の方へ顔を向けながら、>>60
 考え事をしていたせいで、話題から一拍遅れて
 ぽかんとした真顔で、鸚鵡返しに返事をした。

 それから、続く言葉が頭に入ると、>>61
 少しだけ頭が冴えてきて]

そうだったのか。
可愛いもの、好きだったのか?

武藤も虎型パンを買いたいと言っていたから、
目が覚めたら一緒に買いに来るといい。

[ 自分が声を荒げたときの黒崎の反応も>>0:40
 武藤にパン屋の場所を教えていないことも>>0:146
 懐かしいどこか遠くの記憶のように感じながら。

 秘密を打ち明けるように話す黒崎に
 聞けて良かったと伝わるように、
 小さく笑みを返した]*
(68) 2022/09/12(Mon) 11:41:44

【人】 2年生 松本志信

[丁寧に言葉の全てを受け止めて、ちょっとだけ遠回しながらも自分の思うことを伝えてくれる小泉くん。
爽やか好青年、ずっとずっとその印象でいる彼の頭を撫でる手。
懇親会で引っ込めた時にはまだ、ここまで話せる仲になっているとは予期していなかったから。

そうだ、ひとつ願い事があったんだ。
何を願おうと思ったんだっけ。
“殺してくれ”なんかじゃなくて、もっとなにかあったはずなのに。

今は、思い出せない。

美味しい焼き立てパン、食べたいな。
酷い言葉をなげかけておいて、思っていいはずがない。]
(69) 2022/09/12(Mon) 11:43:43

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>65

 ────津崎?

 黒崎だけど。

[担架で運んでいる間、松本さんのスマホが服から滑り落ちたから、スタッフルームに移動してからはベッドの脇にそれを置いていた。

着信を知らせる音 >>65 の出元をちらりと見やれば、津崎から。
ここでは"ここに居る以外の誰か"からかかって来ることないのだから、躊躇なくその応答ボタンをタップしていた。]

 松本さん……ね。
 自分で自分のお腹をナイフで刺して、倒れた。

 今、スタッフルームにいるよ。*
(70) 2022/09/12(Mon) 11:46:27

【人】 3年生 津崎 徹太

>>70

あ、

[出た。と思ったら、
それは、違う声で]

え、黒崎?
俺は間違えたか?

[と少しだけ慌てるも、
すぐに事情を話してくれた]

自分で?え

[あの怖がりの人が]
(71) 2022/09/12(Mon) 11:50:01

【人】 3年生 津崎 徹太


スタッフルーム、行くわ。

[展示を観るのは中断して、駆け出す]*
(72) 2022/09/12(Mon) 11:51:20

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>72

 うん。来てくれると嬉しい。

[きっと松本さんも、津崎の顔、見たいはず。
というか津崎、叱ってあげてよ、松本さんを。*]
(73) 2022/09/12(Mon) 11:54:45

【人】 2年生 松本志信

─夢の中の回想・黒崎ちゃんと>>4:331>>4:332

[黒崎ちゃんから叫び声が上がった。
怒りに満ちた声が天使を詰る。
零れていく言葉は明確に誰の何を伝えているのかは分からなくても、この“慈悲”は誰の為のものなのかと
本当に「あんまりすぎる」時間だと、言葉もなしに頷いて。

ぽつと落ちる雫に、そうだよなって思ってた。

生きたいよな。
大切な人と離れ離れになんてなりたくないよな。
でもそれは自分以外の誰かの死を望む事と、イコールじゃないイコールで繋がれる。

ほんと、あんまりだ。]
(74) 2022/09/12(Mon) 11:57:18

【人】 3年生 津崎 徹太

―スタッフルーム―

[そこにつけば、
チカさんはまだ意識を失っていて、
黒崎とコイ先輩までも勢ぞろいしていた]

自分で刺したって……。

[ふと、スタッフルームのテーブルを見ると、
 捨てたはずの自分の荷物が綺麗に並べられてて、
 そして、果物ナイフが消えていた]

 ………。
(75) 2022/09/12(Mon) 12:03:09

【人】 3年生 津崎 徹太



チカさん……。

[ふと、自分の中で、
 一つ、使っていなかった歯車が嚙み合った]

傷はどんな感じなんだ?

[黒崎にきいてみる]
(76) 2022/09/12(Mon) 12:08:53

【人】 2年生 松本志信

[皿の割れる音? 花瓶が碎ける音?
木の枝が割れるような軋んだ音?
美術品たちの悲鳴が上がり、いち早く黒崎ちゃんが気付く。
言い置いて駆け出していく。
誰が、を聞いて咄嗟に俺も走り出したけど俊敏に動くことは苦手で。
それでも、息を切らして走った。
津崎くんに何かあるのなら助けなければ、痛い思いも怖い思いも、厭な思いも
誰よりなにより、して欲しくなどはないから。
走って、辿り着いた…──はずだった。

展示室で暴れ回る津崎くんと、それを止めようとする黒崎ちゃん。
確かにそれを見た、確かに俺はそこに居たはずなのに。

まるで、そこには居なかったみたいに二人には見えていなかった。

身体は透明になっていて、声をかけても届くことはなく
止めたくて抱き締めたくて伸ばした腕さえ、すり抜けて行った。

今この出来事の中に─彼の思考の中に─お前は居ないんだよ、って。
意地悪な神様が突き付けて来たんだろう。
気付けば天使が目の前にいて、次の時には林檎頭に囲まれていた]*
(77) 2022/09/12(Mon) 12:14:44

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>76

[そう、そういえば、スタッフルームのテーブルには津崎のスコッシュが、不思議な感じに置かれていた。

まるで陳列するように、財布とか絵はがきとか、あと、どう見ても女の子向けのハンカチ、とか >>4:207

なんでこんな風に並べてあるのかな、と思ってはいた。さほど気には留めなかったけど。]

 傷は、見てるうちにどんどん塞がった。
 今は出血してない……けど。

 でも、回数が……もう、どれだけ、って。

[シャツ見ればわかるよ、と、かけていた毛布をちらりと捲れば、ずたずたになって血濡れた──香りだけは芳醇な林檎という忌々しい──シャツが覗けると思う。*]
(78) 2022/09/12(Mon) 12:20:15
津崎 徹太は、チカさんの傍に寄って座ると、手を握る。
(a28) 2022/09/12(Mon) 12:21:07

【人】 4年生 小泉義哉

―― スタッフルーム ――

[ 電話の内容が聞こえてくれば、>>70>>73
 津崎、来てくれるのか、と安堵の小さなため息を零す。

 それから、しばらくして津崎が姿を現せば、>>75]

……俺じゃたぶん無理だから、どうにかしてやってくれ。

[ 少し前の会話を思い出しながら、>>64
 津崎にそう語りかけて]

……悪い。俺、ちょっと厨房に籠る。

[ パン作りか何か、集中できるものがないと、
 頭に浮かんだ思考を拭えないと思ったから。>>67
 2人共に聞こえるように、そう宣言した。

 誰にも引き留められなければ、
 血色の悪い顔のまま足を進め、
 そのままスタッフルームを後にしただろう]**
(79) 2022/09/12(Mon) 12:21:43

【人】 2年生 松本志信

[意識は深い深い霧のかかった森の中。
どこから来たんだっけ、どこへ行くんだっけ。

この手はたった二本しかない。
武藤くんに伝えた言葉だ。
その二本の腕で何を選ぶのか、何を守るのか。
見誤っちゃいけねぇよ。
そんな残酷な事を言った。

気を許した友人と、大切に想う人と
天秤にかけるくらいなら
俺が死ねば全てハッピーエンドで終われるのに。]

 …、…… …く…ん

[森の中、青林檎を探して歩き回る夢だけを見ている]**
(80) 2022/09/12(Mon) 12:23:42

【人】 3年生 津崎 徹太

>>78

――……そっか。

[黒崎に言われて、シャツを見れば、
 そこはズタズタになっていて。

 きっと、すごく、何度も、刺したんだな、ってわかった。
 多分、天使が出たあとに、
 この凶行に走ったんだろうと思う。



 そして、この夢の中ではじめて、
 目から熱いものを感じた]
(81) 2022/09/12(Mon) 12:25:27
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a29) 2022/09/12(Mon) 12:26:43

4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a30) 2022/09/12(Mon) 12:27:03

【人】 3年生 津崎 徹太

[先に出て行ってしまったコイ先輩に、はい、と頷きながら、
 黒崎を見て、頭を下げる]

 ありがとう、チカさん、連れてきてくれて
 あとは、俺が面倒みるから。


 外してもらっていいか?
 チカさんと二人で話したいから。*
(82) 2022/09/12(Mon) 12:35:08

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[小泉さんも、顔色が悪かった。 >>79]

 ……はい。

[厨房に籠もる、の声に小さく頷いて、重い足取りで去って行く小泉さんを見送って。]

 ────わかった。

[津崎の声 >>82 に、私も腰を上げた。

同じタイミングで上衣を着替えた2人。

新しい傷はないのに出血が止まらない津崎。
自ら腹を裂こうとまでした松本さん。

きっと2人にしか通じない"何か"があるのは、解ってたから。]

 松本さんをよろしくね。

[それだけ言って、私もスタッフルームを出たのだった。**]
(83) 2022/09/12(Mon) 12:44:45

【人】 3年生 津崎 徹太

―スタッフルーム―
>>83
[黒崎が、了承してくれて、
 何かあることを察してくれたのか、出て行ってくれる。

 扉が開いて、閉まったら、
 申し訳ないけど、鍵を閉めた。

 黒崎やコイ先輩に偏見はないと思う。
 でも、偏見を浴びてこんなになってしまったチカさん。
 そしてぼろぼろになったチカさんをみてるのは]

 ――…俺だけでいいんです。 
 ここには俺しかいないから。

[>>80 魘されている横、座りなおし、
 また手を握る]*
(84) 2022/09/12(Mon) 12:56:13

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[私が松本さんについて知っている、性格以外のことといえば、1学年下だけど5歳上なこと。
死にたがりなこと。
何らかの理由でスマホの文字情報のやりとりが難しいこと。

そのくらい。

同性愛者である事は知らなかったけれど、知ったところで、「ああ、そうなんだ」という納得しか覚えなかっただろうと思う。

ほとんど言葉も交わしていないうちから私が女であると看破して、だからと言って誰に何を言うでもなく、態度を変えることもなく、ただ"どう呼べば良いか"という意味合いだけを乗せて、"黒崎ちゃん"と呼んで来た人。 >>0:75

こんななりの私に、"女の子が好きな同性愛者なんでしょ?"なんていう偏見を押しつけたりはしてこない、優しい人。

人のこと、応援したり励ましたりばかりで、俺はそういうの要らねぇのよとへらりと笑うばかりの人。

沢山のものをくれた松本さんに私も何か返したいのに、全然、ちっとも、返せていない。*]
(85) 2022/09/12(Mon) 13:38:33

【人】 3年生 津崎 徹太

[>>4:39



 多分、朝霞が言ってた感情なのかもしれない、と
 今更ながらに思う。


 女の子は可愛いと思うし、
 実際、朝霞のことは好きだった。多分、ちゃんと恋してた。会えれば嬉しいとか、何か同じもの共有が楽しいみたいな。守ってあげたい…といった、うん、本当にわかりやすくそれは好きといえる感情だった。

 でも、チカさんに対しては、
 喫煙所にふらり遊びにいって相手してくれる人。
 ただ、黙ってても、別に気を使わない人。
 楽しい歌をいきなり歌ったと思えば立ち去ってしまう人。
 そして
 死にたい死にたいいっても絶対死なない人。
 のくせ、傍にいて、ただ、いつまでも普通でいてくれる。
 好きなんて言葉を使わなくていい関係の人。



 そう思ってたんだ。]
(86) 2022/09/12(Mon) 14:20:14

【人】 3年生 津崎 徹太



[だけど、ここにきて、
一度は屋上から飛び降りようとしたり、



そして、今、自身で腹を滅多刺ししした、なんて聞けば、
ああ、この人、
本当に死ぬのかもしれない、なんて]**
(87) 2022/09/12(Mon) 14:23:23

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 特別展 展示室 ――


[多分一人になりたいのだろう小泉さんがいるレストラン周りに行くのは避け、何とはなしに足を向けたのは、松本さんが倒れていた特別展の展示室。

10個の林檎頭の絵が並ぶ、あの陰惨な部屋。]

 ………………。

[むせかえるような林檎の香、私たちと同じ服を着た林檎頭の肖像たち。砕けた頭の4つが誰を指しているのかなんて、一目瞭然だった。]

 ………………。

 ……?…………っ。、

[先刻、松本さんを介抱している時に、粘つくような視線を感じた気がしていた。
出元はおそらく、"私の絵"。

睨むように見つめていたら、その絵がじわりと動く気がした。]
(88) 2022/09/12(Mon) 14:29:00

【人】 2年生 松本志信

[深い霧の中、うろうろ彷徨って崖に出た。
黒い海が見えて、柔らかな色彩の青の中に岩山がひとつ浮かんでいる。
頂上には城みたいな建物が見えて。

ああ、あれは多分俺が入るべき墓なんだろうなって思った。
地上から切り離されて浮遊した山頂、あんな所に誰も来ない。
化け物のための、青空に浮かぶ揺籃。

行こうかって、踏み出して崖から落下する直前。
ぐっと引っ張られた。
誰かが手を握ってくれているのがわかる。
血を流しすぎて冷えた手が、片方だけあたたかい。]

 …、………

[振り向いたら、急に霧が晴れて。
“見たいと思ったもの” を見た───]
(89) 2022/09/12(Mon) 14:29:13

【人】 3年生 黒崎 柚樹


代わってあげようか?


…………な、に……。

"あの人"の隣に居て、
"恥ずかしくない私"に
代わってあげようか?
(90) 2022/09/12(Mon) 14:29:27

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[自分の声のような。
でも違うような。

自覚よりいくらか高く、甘く舌っ足らずな風な声が絵の中の自分から聞こえ、気付けば己の絵の様相は一変していた。

それは確かに自分……なのだろうけど。

いかにも華奢で女性的な、首から肩の線。
シンプル極まりない黒いシャツは黒いブラウスに。
白パーカーはふわふわとしたカーディガンに。
肩にまで落ちている黒髪は、艶やかに緩くふわりと柔らかな弧を描いていた。

砕けた林檎に隠れた唇は、きっと私のものより数段赤く艶やかなのに違いないと、見えてもいないのに確信する。]
(91) 2022/09/12(Mon) 14:30:11

【人】 3年生 黒崎 柚樹


────そんなの、いらない。

いらなくないでしょう?
欲しいでしょう?

"これ"だったら、どこに出ても
少しも恥ずかしくない、
恋人同士になれるんだよ?

さぁ──手を、伸ばして。
(92) 2022/09/12(Mon) 14:30:48

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[その台詞、寸分違わぬものを投げかけられた人がいた >>2:184 事を、私は知らない。

工藤さんが"偽物"と入れ替わっていた事は知っていても、細かな事は何も聞いてはいなかった。
聞いていたら、そも、絵の声に耳を傾けたりはしていなかったと思うけど。

一歩踏み出し、絵に近付いて。

手を差し出したら、その手首を掴まれた。

艶やかなネイルが光る、私よりも数段細く白い指に。

そして私はそのまま引きずりこまれ────]
(93) 2022/09/12(Mon) 14:31:21

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[────などということは、なく。

ふ、と笑う私の手は、絵の中の、崩れた林檎頭に伸びていく。

うん、頑張って引きずりこもうとしているね。
掴まれた手首に長く伸びた爪が食い込む感覚が走る。

けど、そんな貧弱な力で引っ張られて、私が動くわけ、ないじゃない。]

 要らないって言ったでしょう。
 余計なお世話。

 武藤が好きになってくれたのは、私であって、
 あんたにせものじゃない。

[掴んだ、崩れた林檎頭。
ぐ、と力を込めたら、更に崩れてぐずぐずになっていく。

ぎいいいい、と、悲鳴とも不協和音ともつかない音が絵から溢れてきて。]
(94) 2022/09/12(Mon) 14:32:34

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………ね、どんな顔してるの。
 見せてよ。

[凶暴な衝動に駆られるまま、更に握り潰して芯まで全部砕いてやろうとしたのだけど────直後、弾き飛ばされるように私の腕は絵の外側に抜け出ていた。

眼前には、最初に見たままの、パーカーにTシャツ姿の、砕けた林檎の私の肖像。]

 …………なんだ、根性無し。

[そう告げ背を向け歩き出したら、砕けた林檎にせものの私へはもう振り返らない。**]
(95) 2022/09/12(Mon) 14:34:53

【人】 2年生 松本志信

 ………ぁ、…おは…よ

[目が覚めたら神妙な面持ちの津崎くんが居て>>84
泣き叫び過ぎてガラガラになって喉が枯れた声を出した。

これが現実だったらいいのにな。
でも、夢なんだってさ。
津崎くんか、小泉くんがみてる夢。

少し虚ろな瞳で見上げれば、目の前の顔はなんだか泣きそうで。
あ、いや、俺がそう思いたいだけなのかもしれない。
でも握られてないもう片方の手を伸ばして、ゆっくりわしゃわしゃと撫でた]**
(96) 2022/09/12(Mon) 14:38:12

【人】 3年生 津崎 徹太

>>96

[目を覚ました。
 なんでもないように挨拶、でも声が涸れている。
 ズタボロのシャツに声が涸れて、そしてみてくれもぼろぼろで、握ってる手に力を入れたら、逆に頭をぐしゃぐしゃにされた。
 でも、それでも黙って、チカさんを見る]

 そう、俺かコイ先輩の夢です。
 だから、俺かコイ先輩が死にます。

[誤魔化しても仕方ないからそのまま伝えたあと、
まっすぐ見つめたまま]**
(97) 2022/09/12(Mon) 14:52:32

【人】 2年生 松本志信

[真っ直ぐと見つめてくる瞳はさっき見た青空の色で。
その唇がとてもとても辛いことを言うのを、聞いた。
多分泣きそうになってしまったのはこっちの方で。
人前で泣いたことないのにな、なんて。
熱くなっていく目頭そのままに、息を吐いた。]

 …そ、…だね。

[何でなんだろう。
小泉くんが、津崎くんが、どんな悪い事をしたっていうのか。ガラガラの喉で続ける我儘。]*

 嫌だ。
(98) 2022/09/12(Mon) 15:38:36

【人】 3年生 津崎 徹太

>>98

[ありのまま、それが嘘になればいいけれど、
 今はまだ、わからない。
いずれにせよ、考えなくてはならないのは、
そんな俺が後悔のない選択]

 だから、ちょっと喫煙所で話をすることもできなくなるって思ったんで、
 今、来ました。

[生きて還ってから、話そうね、それが叶わないかもしれないから。
 そして、こちらからも、チカさんの頭に手伸ばし、
 耳裏の髪の間指を通す]

 今日は、ずっと一緒にいましょう。
 いや、一緒にいたいんです。
(99) 2022/09/12(Mon) 15:53:24

【人】 3年生 津崎 徹太


聞きました。
自分で刺したって、
すごく痛かった、怖かったですよね。

[そのまま顔を引き寄せて、自身の肩口に埋めて抱き寄せようとした]**
(100) 2022/09/12(Mon) 15:57:54

【人】 2年生 松本志信

[紡がれていくのは望んでない未来。
でも、理解はしている。
もしもこれが津崎くんの夢なんだったら。
生きることを決められてしまった俺に出来るのは、向き合うこと。
突き放さず、逃げずに、受け止めること。]

 話…、そだ、ね。おはなし、しよ。

[とりとめのない言葉遊び。
哲学の話、どうでもいい蘊蓄、今日の天気。
ただの“普通”なその時間が、大切だった。
目を瞑り続けたけど、君が好きだって話。

指先が髪に触れる。
繊細じゃない、手入れも行き届いてるわけじゃない。
ちょっとごわごわして触り心地なんて良くもないだろう、髪に。]

 ばかだなぁ。
 今日も、明日も、いつでも、…一緒だよ。

[生きてたって、死んでたって]*
(101) 2022/09/12(Mon) 16:14:49

【人】 2年生 松本志信

 …、…っ めちゃくちゃ、痛かった 怖かっ、…

[抱き寄せられるままに肩口に頭を押し付けて。
腕を回して、弱く弱く抱き締めた。

怖かったよ。
こんなに怖いなんて。]

 津崎く、… を、喪う…かも …って

[ナイフなんかよりも、ずっとずっと]**
(102) 2022/09/12(Mon) 16:24:29

【人】 3年生 津崎 徹太

残念ながら、
明日は一緒じゃないかもしれないから。

[嘘は言わない。
でも、ともすると、
自分は本当にもういなくなるかもしれなくて]

>>102

[チカさんの腕がこちらに応えて弱弱しくも求めてくるから、ちゃんと抱き寄せてあげた。
 かつて、伸ばされなかった手の分、これで埋まればいい。
 かつて、感じた絶望を少しでも忘れられれば、


 でも、もし、本当に俺が死ぬならば、
 これくらいでそれが埋まるわけ、ないことも知ってて]
(103) 2022/09/12(Mon) 16:32:14

【人】 3年生 津崎 徹太

チカさん、
俺、一つ、先に伝えておきたいことがあるんです。


[俺は、チカさんと長く話していて、
 そして、屋上できいた話も十分理解して、
 今できることをしながらも、


 尚且つ、みんなから批判されることを言うんだ。]


 もし、俺が死んで、
 そして、チカさんがやっぱり死にたいって思う毎日があるのなら……。
(104) 2022/09/12(Mon) 16:33:09
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a31) 2022/09/12(Mon) 16:35:10

2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a32) 2022/09/12(Mon) 16:48:28

【人】 2年生 松本志信

[そっと優しく落とされる言葉は、ずっとずっと欲しかったもの。
誰かに許される事をずっと待っていた。
みんな優しいから、その言葉をまさか聞けると思っていなくて。

水の中でもがき苦しんでた。
息苦しくて、生き苦しくて。
いま、初めて息が出来た気がした。

返される腕の力に、ぎゅっとまた抱き締め返す。
眉を寄せていた泣き顔は、少しずつ緩んで。]
(105) 2022/09/12(Mon) 18:04:12

【人】 2年生 松本志信

 じゃぁ、やっぱ、「明日も」一緒だな。

[声はもう枯れていたけど何とか絞り出す。

どうしようか。
船の浮かぶ色鮮やかな海でも見に行こうか。
憎たらしい林檎を切り刻んでアップルパイでも作ろうか。
寒くなったら湖の上をスケートでもして。
教えてもらった歌を聞かせてもらって。
晴れた日の屋上で。満点の星空の下で。

ああ、でもやっぱり

最初はあの喫煙所で]**
(106) 2022/09/12(Mon) 18:12:25

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:厨房 ――

[ 一次発酵、ガス抜き、ベンチタイムが
 終わったパン生地に、作ったばかりの
 カスタードクリームを包み込みながら、
 義哉はこの世界のことを考える。

 天使が死者の名前をなかなか言わないのは、
 自分の希望に沿っているとは思った。

 死者に冥途の土産を渡さないとと思われて
 気遣われながら過ごすくらいなら、
 みんなが好き勝手に過ごす方がマシで。

 でも、こんなことが続けば色々と弊害も出てくるし、
 みんなにとっての心地よい時間は
 もうここには存在しない。>>4:343]
(107) 2022/09/12(Mon) 18:21:04

【人】 4年生 小泉義哉

……俺が生きているなら、どうしようか。
きっと、みんなが津崎が亡くなったことを悲しむ中で、
独りだけ罪悪感に蝕まれながら生きるんだろうな。

[ きっとみんなはそんなこと言わないだろうけど、
 それでも、義哉はきっとその気持ちを抱えることになる。
 所詮、“普通”もどきの人間に、
 誰かの代わりになることなど不可能なのだから。

 今まではこれは災害だって割り切るつもりだったし、>>4:242
 それは他の誰かが亡くなっていても同じだと思っていた。
 けれど、みんなからかなり遅れて
 やっとのことで義哉には“現実”が見えてきたようだ。

 正直、逃げ出したいと思った。
 死にたがりにとっても、この世界に“慈悲”はない]
(108) 2022/09/12(Mon) 18:21:33

【人】 4年生 小泉義哉

[ 考え事をしていても、義哉の手は勝手に動く。
 黒崎と話したことを無意識に考えていたのか、>>61
 4つのクリームパンはいつの間にか
 猫型に成形し終わっていた]

じゃあ、あとは二次発酵を――

[ オーブンの発酵機能を使おうと足を進めると、
 いつかと同じように林檎を蹴っ飛ばす。>>4:55

 体が強張って動けないでいると、
 またもや林檎の下部がぱっくりと空いて、
 父親の言葉を紡ぎだした]
(109) 2022/09/12(Mon) 18:21:53

【人】 4年生 小泉義哉

[ 「俺が“普通”の父親じゃないって言うのか!」

 それが怒鳴り声なら、
 きっと踏みつけることができた。>>4:59

 ……でも、泣き声だって気づいてしまったから、
 義哉にはもう手出しはできなかった]
(110) 2022/09/12(Mon) 18:22:10

【人】 4年生 小泉義哉

―― 小泉義哉の父親の話 ――

[ 義哉は高校生の頃、母親に尋ねたことがある。
 どうして父親と結婚したのか、と。

 母親曰く、「同族だったから、同情したのかしら」
 とのことだった。

 “同族”の意味を知ったのは、
 大学に入学してすぐの頃のこと]
(111) 2022/09/12(Mon) 18:22:35

【人】 4年生 小泉義哉

[ その日は義哉の父親の親戚の葬儀で、
 父親の親族と顔を合わせたのは、数年ぶりのことだった。

 父親は家族旅行は頻繁に行くけれど、>>1:43
 実家に自分たちを連れていくことはほとんどなかった。
 義哉は特に気にしていないというか、
 その理由に興味もなかったのだけれど、
 親族を観察すれば、いやでもその理由は察せられた]
(112) 2022/09/12(Mon) 18:22:49

【人】 4年生 小泉義哉

[ 祖父母は父親と伯父が
 どちらも自分達の子供であるにもかかわらず、
 彼らには伯父のことしか目に入っていないようで、
 父親のことは、まるでいないものであるかのように
 目を向けることもない。

 彼らの話しぶりから、
 伯父は昔から出来も要領も良かったらしい。
 そんな伯父はいつも祖父母から可愛がられ、
 父親はいつもないがしろにされていたみたいだった。

 今回、父親が葬儀に呼ばれたのだって、
 呼ばなければ他の親戚に体裁が悪いからという
 ただ理由だけで、内心断れば良かったのにとでも
 思っていそうな、祖父母や伯父のあからさまな態度。

 父親の悔しそうにしながらも、
 何かに耐え忍んでいるような横顔を見つめながら、
 義哉は、ああそうか、と気付いた]
(113) 2022/09/12(Mon) 18:23:05

【人】 4年生 小泉義哉

[ ――あんたは、“普通”の家族に憧れてたんだな]
(114) 2022/09/12(Mon) 18:23:26

【人】 4年生 小泉義哉

[ 後から知ったが、父親のプロポーズの言葉は、

 「あなたと共に“普通”の家庭を築いていきたい」

 だったらしい。

 最初は母親ともうまくいっていたようだ。
 どちらも家庭に恵まれなかった者同士、
 ある意味、共通の目標を持った同志だったから。

 けれど、“普通”の愛情を知らなかった父親は
 何をどうすれば“普通”になるのか分からなかった。

 祖父母と伯父だけで旅行に出ることも多く、
 自分だけ連れて行ってもらえなかったという記憶から、
 自分の家族にはたくさん旅行してほしいと願った。>>1:43

 祖母が兼業主婦だったから愛情をもらえなかったと、
 そう思い込んで、母親には
 専業主婦であることを求めた。>>3:10]
(115) 2022/09/12(Mon) 18:23:45

【人】 4年生 小泉義哉

[ まあ他にも色々とあったけれど、
 月日は流れ、結果は御覧の有様。

 理想的な家庭を築こうとして、
 できないことを無理して継ぎ接ぎしようとして、
 母親と息子に負担を強いることしかできない
 そんな愚かな父親。

 きっと、自分も“普通”の父親になれると
 そう信じ切っていたし、
 他人からもそう見られたいと強く願っていたのだろう。

 自分の課した目標に雁字搦めになる父親は
 義哉の目には、ひどく憐れに映った]
(116) 2022/09/12(Mon) 18:24:01

【人】 4年生 小泉義哉

[ 完全な悪と決めつけられたら、
 きっと見切りをつけることができたのに。>>3:14
 
 父親はずっとこんな調子と分かっていても、>>4:57
 夢の世界でしか壊すことは叶わないし、>>4:59
 泣き声を自覚してしまえば、
 それを壊すことすら義哉にはできないのだ>>110]
(117) 2022/09/12(Mon) 18:24:29

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:厨房→廊下 ――

……生き残ったところで、俺には何もできないのに。

[ このままじゃだめだと分かっていても、
 父親から逃れられない愚かな子供。

 自分の身の振り方も分からないのに、
 誰かのために何ができるかなんて
 分かるはずがないのだ。

 もう、特別展の工藤’に愚痴でも吐いてしまおうか。

 猫型クリームパンをオーブンに入れて、
 発酵機能をセットすると、
 ふらふらと、青白い顔で廊下に彷徨い出ることにした]*
(118) 2022/09/12(Mon) 18:24:57
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a33) 2022/09/12(Mon) 18:29:19

3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a34) 2022/09/12(Mon) 18:35:54

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 特別展→廊下 ――


[衝動で絵の中の自分にせものに喧嘩を売ってしまったけれど、絵に突っ込んだ左手は林檎果汁に塗れた風にどろどろで。]

 …………きもちわる……。

[と、近くにあった化粧室を目指し、念入りに念入りに念入りに手を洗いまくったあと、どこに行こうかなとふらりと歩き出した。

レストランに近付いたら小泉さんに悪いし、どうしよう、外で走るのは……とりあえず止めておいた方が良いかな、じゃあ売店……?

なんて考えながら。]
(119) 2022/09/12(Mon) 18:45:02

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ……?……ぁ、小泉、さん……。

[そんな視線の先には、"厨房に籠もる">>79と言っていた、小泉さんの姿。 >>118

やっぱりなんだか顔色が悪そう、と思いながら、近付いた。]

 …………あの…………。

 私に出来ること、ありますか?

[大丈夫ですか?と問おうと思った。
けれど、それを問うたら"大丈夫だよ"と答えるしかないことを、私は既に知っていて。

そして全然、誰も大丈夫じゃないなんてことも、当然知っている。

私は"次に還れる"のが決まったけれど、次に天使が現れたら、その時には小泉さんと津崎の2人きりになる。

その時はもうすぐ近くに迫っていて、"大丈夫?"なんてどの口が言えるのか、と。*]
(120) 2022/09/12(Mon) 18:45:52
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a35) 2022/09/12(Mon) 18:46:33

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:廊下 ――

……あ。

[ 特別展に辿り着く前に、黒崎に出会う。>>120

 後輩に泣き言も愚痴も言いたくなかった。

 松本には年上だからと、促されるままに
 少しだけ甘えてしまったが、>>1:312>>1:313
 結局、彼にはすべての事情は話せないまま、
 別れることになる気がする。

 けれど、言いたくないという気持ちとは裏腹に、
 口は言おう言おうと、何度か開いては閉じてを
 繰り返して、ついに……]
(121) 2022/09/12(Mon) 19:01:39

【人】 4年生 小泉義哉

津崎が亡くなっていたら、どうしよう。
俺、津崎のためにも、生きてるみんなのためにも
きっと、何もできることがない……。

黒崎は、もし津崎と2人きりで残って、
自分が還れるってお告げを聞いたら、
何をしたいとか、考えていることあったか?

[ 青白い顔のまま、焦点の合わない視線を彷徨わせる。

 言葉にしたら力が抜けて、義哉は廊下に座り込んだ。
 答えづらい問いで申し訳ないという思いはあったけれど、
 “大丈夫”ではない義哉は、
 言葉に気遣いを混ぜる余裕もない]*
(122) 2022/09/12(Mon) 19:02:09
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a36) 2022/09/12(Mon) 19:06:04

【人】 4年生 小泉義哉

―― 厨房の一コマ ――

[ 厨房に存在していたしゃべる林檎は、>>109
 義哉が出て行ったあと、数分後に跡形もなく消えた]**
(123) 2022/09/12(Mon) 19:09:22

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 廊下 ――


[いつだって先輩然としている小泉さん。

きっと後輩相手にはいつだって"理想の先輩像"として振る舞いたいんだろうなと察せられてたし……そう、たとえば、松本さんみたいなだらしない様なんて、見せたことはなかった。

やっぱり私では、小泉さんの助けにはならないかな、むしろ傍に居る方が彼の負担になってしまうのでは、と、この場を離れることも考えていたのだけれど。]

 ……………………。

["津崎が亡くなっていたら、どうしよう"
それは私も、ずっと考えていたことだった。

津崎だけじゃない。
"小泉さんが亡くなっていたら"、"松本さんが亡くなっていたら"、そして"私が亡くなっていたら"。それは、"残り4人"が決まってから、ずっと心の多くを占めていた思い。]
(124) 2022/09/12(Mon) 19:42:33

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[かくりと力を失って廊下端に座り込む小泉さんの隣、私も腰を下ろした。]

 私……ずっと、
 これは私の夢なんじゃないかなって、思ってました。

[ぽつぽつと話し出す。
小泉さんの問いかけの答えに辿り着くのか解らなかったけれど、自分の心の中を整理しながら言葉を紡ぐ。]

 自分の性別の事、自分からは誰にも言えなくて。

 可愛いものが好きなのに、それも好きだと出せなくて。
 パフェくらい食べに行けばいいのに、それすら出来なくて。

 "このままでいい"と"このままじゃ嫌だ"が
 ずっと、自分の中、ぐるぐるしてました。
(125) 2022/09/12(Mon) 19:43:29

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ……でも、"ここ"に来て、自分の事、話せる人が出来て。
 パフェも食べられた。
 初めて、男の人に、"好き"って言って貰えた。

 励まして貰ったり、知らなかった素顔を見せて貰ったり、
 手料理を振る舞ったり、御馳走になったり、
 全部、私が欲しかったものばっかりで。

 だから、これは、私の夢なんじゃないかなって。

 誰かと"最後の2人"を過ごすことになったら、
 その相手が誰でも沢山話して。

 泣き喚いたり詰ったりとかじゃなく、
 お礼言って笑ってさよならが言えたらいいなあ、とか。
 思ってました。

 "私の事なんて忘れて皆幸せになってね"とも思うけど、
 でもそれだけじゃないから、私の思いを持って帰って
 もらいたいなあ……って。
(126) 2022/09/12(Mon) 19:46:19

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………だから、"2人のうちの1人"になって、
 自分が還る側になったら、同じ風にできると良いな、とは。

 相手から詰られたり責められたりしても、傍に居ます。
 ひとりぼっちでさよならだなんて、させたくない。

 きっと、絶対、その人との最後の時間を貰えたことは、
 意味があることだと思うから。

[綺麗事かもしれない。

私の胸にもどろどろしたものは沢山詰まっていて、他の人の事なんて放り出して、「いいから私を還してよ!」と叫びたくもなったりした。

あの人よりはこの人が、なんて、そんな思いも、過らなかったと言えば嘘になる。]

 "何もできることがない"は、無いと思います。

 小泉さんは、だって、津崎や松本さんや私が、
 "何もできてない"なんて思っていないでしょう?

[同じですよ、と伝えたけれど。

私のこんな拙い言葉で小泉さんの顔色をいくらかでも良くすることができるのかは、正直なところ、あまり自信は無かったかもしれない。*]
(127) 2022/09/12(Mon) 19:53:17
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a37) 2022/09/12(Mon) 19:54:58

【人】 3年生 津崎 徹太

>>106

[明日、死んでるのか、生きているのか。
 俺は、死にたくはない。
 だけど、ここで、死にたくない、と怯えても、
 もう、どうしようもなかった、から]

 ………。
 とりあえず、何かしてほしいことありますか?

[抱きしめてた身体、そっと離して、
 顔を覗き込んできいてみた]*
(128) 2022/09/12(Mon) 20:04:39
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a38) 2022/09/12(Mon) 20:08:02

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:廊下 ――

[ 黒崎が廊下に腰を下ろし、>>125
 目線が近づいて、初めて顔をそちらに向けた。

 彼女は自分の夢の世界だと思っていたらしい。
 自分の欲しかったものが手に入った世界。>>125>>126
 今は思うところもあるかもしれないが、
 この世界は確かに黒崎を救ったのだと思うと、
 良かったと心から感じる]

お礼を言って、笑って、さよならを言う……
自分の思いを持って帰ってもらう……
傍にいる……

[ そんなことでいいのだろうか、
 それで救われるのだろうか、とも思う。

 けれど、
 “最後の時間を貰えたことは、意味がある”>>127
 その言葉は義哉の心に少しだけ響いた]
(129) 2022/09/12(Mon) 20:28:36

【人】 4年生 小泉義哉

[ みんなが何もできてないとは思わなかったから、>>127
 義哉は首をふるふると横に振る。

 津崎は話を聞いてくれると言ってくれた。>>64
 配信のこともまだ話せていないことがある。>>3:246

 松本はぶつかることになってもいいと
 言ってくれた。>>1:300
 一人で悩むなと言ってくれた。>>1:303

 黒崎は自分も苦しいときだったのに、
 きちんと義哉に向き合ってくれた。>>4:77>>4:78>>4:81]
(130) 2022/09/12(Mon) 20:28:55

【人】 4年生 小泉義哉

[ 同じ、なのだろうか。
 考えても、今はまだ分からないけれど]
(131) 2022/09/12(Mon) 20:29:25

【人】 4年生 小泉義哉

[ 黒崎の中にある
 どろどろしたものに気づく余裕もなかったから、>>127
 義哉はその綺麗事をそのまま受け取った]

分かった。もう少し前向きに考えてみる。
もし、まだ時間があったら、
また黒崎に相談するかもしれないけど。

[ 先ほどよりかは、いくらか血色の良くなった顔で
 口角を上げて]

話、聞いてくれてありがとう。

[ はっきりと感謝の気持ちを言葉にする]
(132) 2022/09/12(Mon) 20:29:55

【人】 4年生 小泉義哉

[ それから、]

ああ、そうだ。
今、厨房でパンを用意しているんだ。
まだ焼き上がってはないんだが、食べてくれると嬉しい。

[ 思い出したように付け加えながら、
 よければ、チョコペンで顔も描いてみないかとも
 提案してみた]*
(133) 2022/09/12(Mon) 20:30:13
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a39) 2022/09/12(Mon) 20:32:49

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[臆測でしかないけれど、私のこの思いは、武藤だったらある程度解ってくれるんじゃないかな、なんて思っている。

でも、時々、黒くて暗い淵を覗くみたいな暗い眼をすることがある、津崎や松本さんからは、そんな簡単な事じゃないんだよと切って捨てられる類の甘い考えだよね……だとは感じていて。

小泉さんの葛藤を、私は知らない。
彼がどれほど暗いものを抱えているのか、ということも。

だから諭すつもりも助言のつもりも全然なくて、私は私の思いを訥々と、正直に伝えることだけを考えた。

でも、顔を上げた小泉さん >>132 は、いくらか精気が戻った表情になっていたから、少しだけ安心したかな。]
(134) 2022/09/12(Mon) 21:04:34

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ……ええ、相談は、私でよければもちろん。

 というか、言いたいこと言って泣き叫んでも、
 誰も文句は言わないと思うし、
 むしろ小泉さんの本当の思いが知れて嬉しいと思うかも。

[私も津崎が暴れ出す前に叫んだ >>4:331 でしょう、あれ、割と気分が良かったです、なんて返す私も、暫く胸に渦巻いていた怒り >>57 が解けていたことを自覚したのだった。

────そして。]
(135) 2022/09/12(Mon) 21:05:36

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 え。パン…………?
 って、粉から……?すごい……!

[料理と菓子作りは全くジャンルが違うものだし、加えてパン作りとなると、もはや特殊技能だと私は思っている。

私は料理はできるけれど、菓子やパンとなると、繊細さに欠けるのか、あまり上手には作れなくて。

自宅でゼロから作ろうとなると、とにかく工程が面倒きわまると思い知り、お店のは専用調理器具が揃っているから出来ることだよね、なんて結論づけていた。

もちろん食べます喜んで、と、食い意地が張った私は途端に上機嫌になったわけだけど、まさかそれが"猫ちゃん型クリームパン" >>109 だったとは。

チョコペンで顔?と首を傾げた時には、まだそれを知らずにいたのだった。*]
(136) 2022/09/12(Mon) 21:08:17
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a40) 2022/09/12(Mon) 21:10:14

【人】 2年生 松本志信

[息を吸う、ゆっくりと。そしてゆっくりと吐く。
あんなにも頭を占拠していた霧は晴れ。
覗き込まれても>>128 ただ見つめかえして]

 津崎くんは、やっぱ、綺麗だな。

[青い青い瞳に、呟く。
この前髪に隠されているものも、
きっともしかしたら今も痛んでいる傷も。
細い睫毛の一つ一つをまじまじと眺めてから
漸く、貌が近いことに気付く。
枯れた喉で、今更視線を泳がせて。]

 ん、ぇ。
 あー…と、ほら、それはむしろ、お返しするよ。
 津崎くんは、なんか、ある?

[先に目覚めてしまうのは俺なんだし。]*
(137) 2022/09/12(Mon) 21:18:46

【人】 4年生 小泉義哉

[ 例え出てくる答えが甘い考えでも良くて、>>134
 ただ、自分の悩みを
 聞いてほしかっただけなのかもしれない]

言いたいこと、今までは
そんなに言ったことがなかったから。
あまり慣れてなくて、
訳の分からないこと言ってしまうかも。

それでも、嬉しいと思うものなのかな。

[ 割と意見を言えば文句を言う人が
 近くにいることが多かったものだから。>>135

 迷惑を掛けないかという不安はあるけれど、
 少しだけその言葉を信じてみようかと思った]
(138) 2022/09/12(Mon) 21:26:16

【人】 4年生 小泉義哉

ああ、粉から作った。

パン作りは割と長い間やってたから、
レシピも材料の分量も覚えてるんだよな。
菓子作りは、レシピがないと作れないが。

[ 菓子やパンは目分量で作ると
 失敗することが多いという理由で、
 料理好きからも敬遠されることが多いらしいが、

 レシピとコツさえ掴めれば作れるから、
 義哉にとってはそこまで苦とは思っていなかった]

もう少ししたら、焼き上げる段階になるから、
食えるまでは、もう少し時間が掛かるが、
今からレストランまで行くか?
それとも他に行きたいところがあるなら、
焼き上がったタイミングでLINEか電話で知らせるし。

[ チョコペンのことで首を傾げる黒崎に>>136
 猫型クリームパンのことは内緒にしておこうと思い、
 移動するかどうか尋ねてみた]*
(139) 2022/09/12(Mon) 21:26:31

【人】 3年生 津崎 徹太

>>137

そうですね。
じゃ、キスします?

[さらり言いつつマスクとり]

魔法使い候補生は知ってるんですが、
キスは経験あるんでしたっけ?
(140) 2022/09/12(Mon) 21:28:09
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a41) 2022/09/12(Mon) 21:28:38

【人】 2年生 松本志信

 え゛っ

[いかんすごい汚い声が出た。
いや、なんというかその、えっ。]

 キ、ス…って、え、いや ない、けど
 じゃなくて!

 え、俺と?してえの?

[聞き間違いとかじゃ、ねぇよな?]
(141) 2022/09/12(Mon) 21:37:31

【人】 3年生 津崎 徹太

>>141

ま、せっかくなんで。
チカさんの好きにしてもらって。

[そんだけ驚かれると、ちょと照れ]*
(142) 2022/09/12(Mon) 21:44:57

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………私は、ここに来る前の、
 教科書みたいな事を言ってきていた小泉さんより、
 今の小泉さんの方が好きですよ。

 "訳の分からないこと" >>138 なんて、
 津崎なんて、訳分からない以前に言葉足らなすぎて
 イライラすることありますし。

[ごめんねマブダチ、話のダシにさせてもらっちゃった、
と、心の中でごく小さく謝罪しつつ。

まあ、津崎は言葉足りないと実際思っているけどね。]
(143) 2022/09/12(Mon) 21:48:10

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 パンもお菓子も、分量が大切で、
 要は化学反応じゃないですか…………?

[元々理系脳ではないから化学反応云々言われても今一つ理解できないし、"卵液○g"と言われても、それを正確に量るのが面倒で1個丸々入れるなどしてそこそこの惨事になったりする。]

 私はシュークリーム連続5回失敗して、
 お菓子とかパンとかは諦めることにしました。

[外見からはそういう方向の嗜好ではなさそうに思える小泉さんが、ここのキッチンでもパンを焼いてしまう器用さを持っていることに心底驚いてしまいつつ、誘いの声には首肯した。]

 そろそろ座りたいなと思ってたところなので
 私もレストラン行きます。

 今度はホットの珈琲か紅茶か淹れますよ。

[こんな会話をしていると研究室の休憩時間を過ごしているような気になってくるし、レストランの行けば他の誰かが待っててくれているような気持ちにもなってしまうのだけど、もうこの"世界"に居るのは、私たち、4人だけ。

それはあまり考えないようにしながら、レストランへと足を向けたのだった。*]
(144) 2022/09/12(Mon) 21:49:56
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a42) 2022/09/12(Mon) 21:51:04

津崎 徹太は、へっぶし 噂されてる。
(a43) 2022/09/12(Mon) 21:52:00

黒崎 柚樹は、ごめんねマブダチ [虚空へ謝罪]
(a44) 2022/09/12(Mon) 21:53:19

【人】 2年生 松本志信

 す、すきに…?

[言葉が詰まって、ダサいくらいに焦ってる。
心臓がバクバクしてる。
さっき腹を刺した時なんかとは違う鼓動で。]

 じゃ、あ……、…その、あの…
 目ぇ閉じて…。

[ぐ、っと息を飲み込むと少し照れた>>142みたいな貌に
少しだけ近付いて。]
(145) 2022/09/12(Mon) 22:00:02

【人】 4年生 小泉義哉

―― 廊下→レストラン ――

はは、そんなに教科書だったか?
嘘は吐いてなかったのに、案外分かるもんなんだな。

言葉足らずは、まあ生きてきた環境もあるから。

[ 苦笑を零しつつも、

 津崎はクォーターらしいという話は聞いていたから、>>0:308
 もしかしたら、家では英語を使っていたのかも、
 と、明後日な方向の考えに至りつつ]
(146) 2022/09/12(Mon) 22:17:56

【人】 4年生 小泉義哉

たしかに、パンもお菓子も作り方は
理科の実験に似ているな。

ああ、シュークリームはなぁ、
食材の温度とかも影響するから、失敗しやすいと思う。
俺もあんまりうまくできた試しがないし。

[ 卵液〇gや、卵黄と卵白の比率が違うとか、
 余らせた分はどうするんだ、と
 勿体ないお化けが出やすい、分かる分かる、という
 気分になりつつ]

じゃあ、レストランに行くか。
そうか。それならホットの珈琲をお願いする。

[ 少し前のように遠慮せずに、>>3:299
 気遣いはありがたく受け取った。

 この世界に来た時の人数の半分以下と
 人けのない美術館内を歩きながら、
 レストランに到着した]
(147) 2022/09/12(Mon) 22:18:13

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:厨房 ――

[ それから、パンの準備をするからと言って、
 義哉は厨房へと入った。

 オーブンでは発酵がすでに終わっていたため、
 一旦、余熱にするため、膨らんだパンを
 天板ごと取り出した。

 もし黒崎が厨房までついてきたのなら、
 このときに猫型クリームパンが目に入ったかもしれない。

 パンの表面にドリュールを塗り、
 余熱が終われば、オーブンで焼き上げる。

 チョコペンをお湯につけて柔らかくしながらも、
 焼き立てパンが出来上がるのは、もうすぐだ]*
(148) 2022/09/12(Mon) 22:18:34
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a45) 2022/09/12(Mon) 22:20:47

津崎 徹太は、チカさん、凍り付いてます?
(a46) 2022/09/12(Mon) 22:27:24

松本志信は、えっ、だ、だいじょう、ぶ…だ!
(a47) 2022/09/12(Mon) 22:28:19

【人】 2年生 松本志信

[目を閉じてくれたのを確認したら、その銀がかった髪に指を通して
前髪を少しだけかき分ける。
見せてもらったことのある傷>>4:133
触れるか触れないかの口付けを、額に落とす。]

 う  …、…これで…

[耳先まで赤くして。

まさか想いが繋がるなんて思っても見てなかったんだ。
「喫煙所で話しましょう」は「いつも通りで居ましょう」だとおもってたから]*
(149) 2022/09/12(Mon) 22:35:44
津崎 徹太は、しょうがないので、いろいろ確定。
(a48) 2022/09/12(Mon) 22:41:04

2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a49) 2022/09/12(Mon) 22:41:19

【人】 3年生 津崎 徹太

>>149
[額の髪を直しつつ]

俺、チカさんのこと,ちゃんと好きですよ。
でなかったら、あんなこと言わないです。

[でも、ちょっと笑えた。
 いろいろ本当なんだなぁ、と]
(150) 2022/09/12(Mon) 22:43:03

【人】 2年生 松本志信

[格好悪いくらい赤くなった顔を隠すみたいにもう一回抱き締めて。
今度は俺の方へ引っ張って、頭を抱きかかえるみたいにしてやる。
うるさい心臓の音は自分にも聞こえるほど。]

 うっ、…お、う。
 初めて、いわれたから、こう…な?

[どんな顔をしたらいいかわからないけど。
ぎゅ、っと強く抱きしめて耳元に落とす。]

 離れたく、ねぇや。
(151) 2022/09/12(Mon) 22:59:26

【人】 3年生 津崎 徹太

うわ、だからぁ

[せっかく直した髪、また引き寄せられてぐしゃぐしゃとさせられる。

 お洒落男子としては、実はうっすら化粧もしてるし、髪のセットも朝30分かかってるんだぞ。
(黒崎にきかせたい)


ま、いいけど]

そうですね。
チカさん、なんか気持ちいいんですよね。

[屋上でもそうだった]
(152) 2022/09/12(Mon) 23:05:02

【人】 3年生 津崎 徹太



とりあえず、好きなだけ、このままでもいいですよ。
そして、今度こそ、チカさんが腹減ったら、


なんか食わしてください。

[そして、身を預けると、眠そうに欠伸して目を閉じた]**
(153) 2022/09/12(Mon) 23:08:26
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a50) 2022/09/12(Mon) 23:09:41

【人】 2年生 松本志信

[朝30分も時間かけてるなんて聞いたら
ものの5分でごめんなさいって言わなきゃだ。
髭もはえっぱなしだしなぁ。]

 気持ちいい?
 心地いい、とか…そんなんか?

[だとするなら、そんなに嬉しいことはない。
ふと、思って問いかけてみる。]

 俺は、今すげぇ…そのなんだ、息してる…つか
 満たされてるっていやいいんかな。
 そんな感じなんだけど。

 あー…っと……
 津崎くん、は?

[同じだといいな、って。]
(154) 2022/09/12(Mon) 23:14:07

【人】 2年生 松本志信

[


突然話しかけられたのは「人間機械論」なんて難しい話で
それから時折喫煙所に来ては、とりとめのない話をして
沈黙が続くなら、横に居て空でも眺めてたし
なんだか野良猫みたいなやつだなぁって。

ちょっと危なっかしくて。
誰かといても、どこか一人で。
同じように隙間を感じて。




それを俺が埋められたらなって、思ってる。]
(155) 2022/09/12(Mon) 23:50:57

【人】 2年生 松本志信

[暫くはお言葉に甘えて>>153 抱き締めたままで
欠伸をするのが分かったから、寝かしつけるように
背を優しく何度もトントンと撫で。
眠ってしまったのなら、隣に横たえさせた。

ああそうだ、キッチンにいっぱい食べ物が増えてた。
もうオムライスはなくなってただろうな。
食べさせてやりてぇって思ってたんだ。
“いつか”食わせてやれっかな。

津崎くんが生きていたなら。
いや、亡くなっていたとしても。]*
(156) 2022/09/12(Mon) 23:59:55

【人】 2年生 松本志信

 ん、起きた? おはよ。
 飯食いにいこっか。

[いつの間にか腹部の痛みもすっかり消えてしまった。
かわりに喉が枯れてガサガサなのは治らないけど。
ズタボロのTシャツのまま立ち上がる。
林檎の匂いは、ほんのわずかなものに変わっていた。

手を差し出したら、とってくれるだろうか。
それともさすがに手を繋ぐのはおかしいだろうか。

どっちにしても起きた津崎君を連れて
黒崎ちゃんや小泉くんがいるだろうレストランの方へと、足を進めた]**
(157) 2022/09/13(Tue) 0:11:35
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a51) 2022/09/13(Tue) 0:14:29

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 廊下→レストラン ――


 "生きてきた環境"…………。>>146

["クォーター"という具体的なルーツは知らねど、津崎の英語の発音とカラコンではない青い眼は海外の血が入ってる人なんだなくらいには思ってた。

化粧してるとかあのサラサラヘア整えるのに30分かけてるとか >>152 私としてはそちらの方がよほどに大問題で、もしも知っていたら「その髪……どうやるの…………!?」って鬼気迫る表情で詰め寄っていたと思う。

一応!私も!日焼け止めくらいは塗ってるし、その……リップは色無し無香料だけど……うん。]

 でもアレは性格的なものだと思いますよ。
 自覚の上での言葉足らずです。

[小泉さんの言葉選びの気遣いを少しは学んで欲しいです、なんて。

私も大概ずけずけと言うようになったけれど、小泉さんも"珈琲をお願いする"と言ってきてくれて、]

 はい、勿論。

[私は眼を細めて頷いたのだった。]
(158) 2022/09/13(Tue) 5:02:50

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[キッチンで作業する小泉さんの姿 >>148 は、正直、すごく見たかった、けど。

でも焼き上がったパンと初対面した方がきっと嬉しいなと、私は珈琲を淹れる支度をしておくことにした。]

 小泉さん
 ……クリームパンですか?

[見ないと決めたけど、漂う香りには気付いてしまったから、思わず声をかけてしまう。

ふわりと甘い香りは、あの忌々しい林檎のものではなくて、あきらか、カスタードクリームのもの。

クリームパン大好き、と頬を緩めた私は、輪を掛けて嬉しい瞬間がこの後に待ち受けていることをまだ知らない。]
(159) 2022/09/13(Tue) 5:11:08

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[小泉さんの事だから、パンが焼けたらきっと松本さんたちに連絡を入れるのだろうけど。

レストランにのそりと現れた松本さんと津崎 >>157 は、パンに呼び出されたというよりは、色々落着したから、みたいな顔をしていたように思う。

どこかずっと痛いのを我慢している風な表情だった津崎の顔も穏やかになっていたし、絶望が全身に貼り付いていたようだった松本さんも……なんだか、こう……どう言ったら良いものか、ふわふわ?したような雰囲気を纏っていて。

脈絡無く浮かんだ"恋する乙女……みたい?"という感想は、きっと何処にも漏らすことはないと思う。多分。

────ともかく、良かったなと思った。]

 …………なんか、私たちの格好、まあまあ酷い……。

[ズタボロTシャツ、油彩画の黒Tシャツ(津崎が着てるとなんだか微妙に圧がある)、私とてシンプル極まりない黒T姿。

小泉さんが"引率の先生"然とした雰囲気だから尚のこと、問題児3人抱えた熱血先生的にしか見えなくなってしまって、ちょっと笑えてしまったかな。**]
(160) 2022/09/13(Tue) 5:27:57
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a52) 2022/09/13(Tue) 5:30:17

【人】 3年生 津崎 徹太

>>157

 うぃーす
 なんか、夢見ずに寝たのはひさびさだった気がします。

[やっぱり安心感ってのはあるのかな、と思いつつ]

 そういえば、俺、歌うたってる、って伝えてましたっけ。

[少し、記憶が曖昧だけど、
ここにきて、伝えてはなかったと思う]
(161) 2022/09/13(Tue) 7:30:12

【人】 3年生 津崎 徹太

[そして、スタッフルームからレストランに移動するまで、
 鼻歌交じりに、歌を口ずさんでいくだろう]

〜♪
This hit, that ice cold
Michelle Pfeiffer, that white gold
This one, for them hood girls
Them good girls
Straight masterpieces〜♪


[明るいメロディは、
 機嫌よくにも映ったかもだけど、
 本当は、明るい気持ちになりたかっただけ]

〜♪
Got Chucks on with Saint Laurent
Gotta kiss myself I’m so pretty〜♪
(162) 2022/09/13(Tue) 7:39:25

【人】 3年生 津崎 徹太




で、何食わしてくれんすか?



**
(163) 2022/09/13(Tue) 7:39:57

【人】 4年生 小泉義哉

―― レストランに続く廊下での一幕 ――

性格……自覚の上での言葉足らず……
俺はそんなイメージはなかったな。

[ それとも、仲良くなると言葉を端折っても
 伝わるはず! と思っているタイプなのだろうか。>>158

 ちなみに義哉は洗顔と
 風呂上りにドライヤーかけるくらいの手間しか
 お肌やら髪やらに時間をかけていない。
 寝癖もできにくい髪質だし。

 などと話していた廊下での一コマ]*
(164) 2022/09/13(Tue) 8:44:53

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:厨房→レストラン ――

そう。クリームパンだ。

[ 小麦の焼ける香ばしい匂いに混じって、
 カスタードクリームの甘い匂いも漂う厨房で、>>159
 そろそろ言い焼け具合かなと、
 オーブンの中を覗き見つつも。

 焼き上がれば、トングで1つ1つのパンを皿に乗せ、
 粗熱が取れるまで待ち、
 4本のチョコペンと一緒に猫型クリームパンを
 レストランまで運ぶことにした]
(165) 2022/09/13(Tue) 8:45:09

【人】 4年生 小泉義哉

[ 込み入った話をしていては邪魔だろうかと、
 津崎と松本に連絡するのはどうしようかと
 迷っていたら、>>160
 ちょうど2人がやってきた。>>157>>162

 仲良さげで落ち着いた雰囲気に、良かったという安心と、
 酷い恰好の3人に、小泉先生頑張っちゃうぞーっと
 しないといけないだろうか、と思いつつも。>>160

 この場にいる全員に猫型クリームパンと
 チョコペンを見せながら]

ちょうど焼き上がったところなんだ。
せっかくだから、みんなでチョコペンで顔描かないか?

[ と言ってみるが、みんなどんな反応だっただろう]**
(166) 2022/09/13(Tue) 8:45:30

【人】 4年生 小泉義哉

[ 津崎の姿を見れば、
 パンはシロの形にすれば良かったかとも思ったが、>>0:202
 無意識にこの形になってしまったから仕方ない>>109
 と心の中で言い訳しつつ。

 もし次にシロ形パンを作ったときは
 食べてくれるだろうかとも考えた]**
(167) 2022/09/13(Tue) 8:50:54
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a53) 2022/09/13(Tue) 8:55:13

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ………………ッ!

 猫ちゃん……ネコチャン……カワイイ……。

[小泉さんが出してきたのは、なんともキュートな猫ちゃんパンだった。 >>166

あの、私がバスの中で見ていたもの >>0:15 と同じパン……の、のっぺらぼうの。

あの時見たのは、もう冷めてたし(あと前日のパンだったらしい)、多少皺が寄っていたりもしていたけれど、焼きたてのパンはつるんと滑らかに艶やかで、ぴかぴかといかにも美味しそうだった。

しかも、甘く漂う良い香り。

それはもう、文句なしに罪深い存在だった。]
(168) 2022/09/13(Tue) 9:13:56

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 書く。

 書きます。

[もちろん、と、チョコペン >>165 (本当に、このキッチンは望めばなんでも出てくるね)を手にネコチャンに対峙したわけだけど。]

 ………………。

 …………ん………んん?

[なにしろ、"可愛い"というジャンルには、全般、不慣れなものだから。

加えて、そこそこの器用さはあると自負しているものの、美術的素養となると大変に心許ないものだから。

"目が大きいことは良いことだ"とばかりにぐりぐりと目を大きくしたら絶妙に未知のクリーチャーっぽい顔になってしまったし、髭は片側2本書いたところでチョコが尽きるし。]

 …………あの。

 チョコ残る人が居たら、めぐんでください……。

[3人に頼んだら多分、手元に1本か2本か3本かのチョコの残りが来たのだろう。

そしてようやく、"私の猫ちゃんパン"が完成したのだった。]
(169) 2022/09/13(Tue) 9:15:14

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 〜〜〜〜〜〜〜ッ。

 おいしい、です。
 小泉さん。天才。

[そういえば焼きたてパンがどうこうってバスでも会話に上っていた気がする。
私は聞いていただけだけど。

話の主は松本さんだったか、武藤だったか。

  ごめん武藤。これ、すごく美味しい。


食べたいと一言も言ってすらいなかった私がフライングで口にできてしまったことを少しだけ申し訳なく思いつつ、心の中、"還ったら一緒に買いに行こうね"と呟いた。

還った先の世界は、その小泉さんか、あるいは津崎か、どちらかとは永遠に会えないんだということは必死に考えないようにしながら。]
(170) 2022/09/13(Tue) 9:16:25

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ────そうだ、小泉さん。

 あの、チーズが入ったポテトサラダ? >>4:200
 すごく美味しくて。

 あれ、マヨネーズじゃないですよね……?

[調味料、塩だけにしては濃厚な味で美味しかった。
チーズが入っているのも、いかにも弟が喜びそうな組み合わせ。

私も作ってみたいからレシピ教えてください、なんて。

そんな話もしたと思う。**]
(171) 2022/09/13(Tue) 9:17:46
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a54) 2022/09/13(Tue) 9:19:14

【人】 4年生 小泉義哉

[ 黒崎の良い反応に笑いながらも>>168]

ああ、たぶん余ると思うから、
俺の分が終わったらあげるよ。

[ 一方の義哉は、

 パン屋のバイトでは接客がメインで、
 製造に関わることはほとんどないが、
 仕上げの作業くらいは任されることが多いためか、

 慣れた手つきで、丸いお目目と小ぶりな鼻口、
 耳の辺りにリボン形の三角形2つを加えて、
 最後に真っすぐな3本髭を描いたら、
 猫の顔が完成した。

 黒崎に余った分のチョコペンを渡しつつも、>>169
 そういえば、工藤はバイトの期間、
 この作業をやったことはあっただろうかと、
 思い返したりもして]
(172) 2022/09/13(Tue) 9:46:58

【人】 4年生 小泉義哉

ああ、ポテトサラダか。
マヨネーズは大豆油を使っているものもあるから、
朝霞に良くないかもしれないと思ってな。

黒コショウやベーコンも加えると、
酒のつまみにもなって、なかなかいいんだ。

[ などと言いつつ、黒崎にレシピを教えた。>>171]**
(173) 2022/09/13(Tue) 9:47:20
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a55) 2022/09/13(Tue) 9:49:11

【人】 2年生 松本志信

 え、歌? いや初めて聞いたと思うぞ?

[伝えられるそれ>>161 は初めて聞いた事で。
紡がれる歌は異国の言葉>>162
意味を問うたら教えてくれただろうか。]

 上手いなぁ〜、すげぇ。
 なんか、知らねぇことまだまだあんのな。

[配信しているだとか俺の知らないたくさんのこと。
他の人が知っていて、俺が知らない津崎くん。
いっぱいあんだなって思ったらちょっとだけ悔しくなったから
それがおかしくて、ははって、笑った。]
(174) 2022/09/13(Tue) 12:23:03

【人】 2年生 松本志信

 
 
 ん、なんでも食わしてやんよ。
 
 
[ “オムライス” は、“いつか必ず” 。]*
(175) 2022/09/13(Tue) 12:24:07

【人】 2年生 松本志信

─ レストラン ─

 ………よっす。

[レストランに向かえば先に黒崎ちゃんと貌を合わせた>>160
いつものように…、いや少し間が出来たのは否めなかったが。挨拶に手をひらりと上げる。
黒崎ちゃんが幾分じろじろと見てくるので、軽く首でも傾げた。
内心を見通す力があれば「乙女って何じゃい」と突っ込むことも出来たろうが。]

 うわほんと、いやこのTシャツちょっと気に入ってたんだけどなぁ。

[自分でやったとはいえ、だ。
身体の傷は戻るのに服は戻らねぇのか、法則がよく分からんな。

次に見たのは小泉くんの貌>>166
それこそ本当に、まるで普通にパンの話なんてするから]

 ……、おう。

[【小泉先生のお料理教室(手作りパンに顔をかこう!)】
に参加することにした。]
(176) 2022/09/13(Tue) 12:35:06

【人】 2年生 松本志信

[意外かもしれないがこういう細かい作業は割と得意だ。
包丁は扱い慣れてないだけだった可能性が高い。
チョコペン片手に黙々と、愛らしい猫ちゃんを作る。
きっちり規定の量で書き上げたし、余りは黒崎ちゃん>>169にめぐむとして。

隣でレシピの話をしているのを聞きながら
色々なことを考えていた。

多分、多分俺たちに残されてる時間はあと少し。
俺と黒崎ちゃんが起きるのもきっと、もうちょっと。
そんな気がしてるから。

黒崎ちゃんに、津崎くんに、小泉くんに、この夢の主に
伝えなきゃならないことがある。]
(177) 2022/09/13(Tue) 12:45:10

【人】 2年生 松本志信

 黒崎ちゃん、小泉くん、さっきは助けてくれてありがとな。
 津崎くんも…、いっぱいあんがと。

 ……この夢が自分のもんで、死んだのが俺なら
 俺は死にたいって思ってたし、みんなは生きたいだろうし
 Win-Winじゃんなって。

[ぽつぽつ零す声は酷くガラガラになっていて。
泣き喚いたから──じゃないな、多分って感じてる。]

 呼ばれるなんて思ってなくて。
 あんなことしちゃった…、迷惑かけた。
 ごめん。
 
(178) 2022/09/13(Tue) 12:55:35

【人】 2年生 松本志信

 ひでぇ事、言うね。
 俺は………津崎くんに、生きてて欲しい。

[ぶつかり合うことになっても、この言葉がどんなに酷くても
嘘は吐けない、素直な言葉を口にする。]

 でも、それは小泉くんなら死んでいいとか
 小泉くんに死んでほしいとは、違う。
 小泉くんにだって、生きてて欲しい。

 どっちかだって決まってるとしても。
 どっちも生きててくれって、願ってる。

[片方の生を願う時、もう片方へは死を願うなんておかしな話だ。
二度と、同じ天秤にはのせない。命を計らない。優劣じゃない。]

 だから───

[けほ、とこぼした咳は「咳払い」に似せて]
(179) 2022/09/13(Tue) 13:08:41

【人】 2年生 松本志信

 待ってるよ、かえってくんのを。

[どちらか。どちらも。
潰えてしまう命の灯火があるのなら、たくさん泣こう。
俺に出来るのは、ちっぽけだ。]

 俺は俺の好きなようにする。
 まぁ、それっきゃ出来ねぇかんなぁ。

[告げると、はは、と笑った。]**
(180) 2022/09/13(Tue) 13:17:39
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a56) 2022/09/13(Tue) 13:29:59

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[なんで皆のチョコは余るのかな……?と首を傾げつつ、小泉さん >>172 と松本さん >>177 にチョコペンの残りをめぐんで貰ったおかげで猫の髭は無事左右についたし、そういえば忘れていた猫の耳にも無事チョコが塗られることになった。

なんなら津崎まで余りをくれるようなら、猫の目は更にひとまわり巨大化した。

結果的には、チョコ好きな誰かさんが大好きそうなクリームパンが出来上がり、そしてそれはすこぶる美味しかったわけだけど。]

 黒胡椒とベーコンですね。

 なるほど…………。

[パンを食べてコーヒー飲んでの雑談混じり、小泉さんから教えてもらったレシピ >>173

調味の秘密はどうやらバターと牛乳だった >>4:187 らしく、スマホのメモアプリに入れておこうとして、その手が止まる。

  このスマホ、"持って還れる"わけじゃないよね……?


と同時、"自分に残されてる時間"に思いがよぎり、そんな中、松本さんが口を開いた。>>178 ]
(181) 2022/09/13(Tue) 15:59:02

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ……………………。

[松本さんの独白を静かに聞く。

生きていて欲しいと死んでいて欲しいは裏表の関係だけれど、同値じゃない。

私にも、どうしても願ってしまう思いはあって。
その思いは否定できなくて。

でも、誰を失うことになっても、悲しさや苦しさが軽くなるものではないし、忘れることなんて生涯出来はしないだろうと思う。]

 ────私も。
 私も、待ってます。

 ここで、"さよなら"とか、言いたくない。

[目の奥がつんと痛くなったけれど。
これから2人を残して還る私が泣いてはいけないと、唇を噛み締める。]
(182) 2022/09/13(Tue) 16:04:47

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………私。
 この夢に呼ばれて、良かった。

 欲しかったもの、沢山、貰いました。

 だから少し前から、
 これは私の夢かもしれないと思っていて、
 それでいいとも、ずっと……覚悟はしてて。

 ……でも、還れることは嬉しい、と思ってます。

[零したそれは、嘘偽り無い本心。

還れるのは嬉しい。
けれど誰かを置いていくことを嬉しいとは思わない。

これもやっぱり、同値ではなくて。

"ごめんなさい"は口には出さなかった。
許しを乞う言葉は口にしてはいけないと思ったから。]

 先に現実還って、待ってます。**
(183) 2022/09/13(Tue) 16:22:05
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a57) 2022/09/13(Tue) 16:58:01

3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。
(a58) 2022/09/13(Tue) 17:56:12

【人】 3年生 津崎 徹太

― レストラン ―
>>166

[コイ先輩の提案に、
うわ、そんな可愛いこと提案できちゃう人なのか、と思う。
いや、本当、コイ先輩は男らしさと可愛さが共存しているなぁと]

 へぇ、チョコペンとか、
 いや、はじめてかもしんね。

[>>167 シロだったら、それはそれで興奮していただろうけれど、それは気づいていなかった。
 でも、コイ先輩にシロのパンをリクったことは思い出す。
 同時に、バスの思い出も思い出して、
 少しだけ、動きが止まったけれど]

>>168
[黒崎の素直なお声に、我にかえる。
素直に甘い匂いに夢中な様子は、やっぱり女の子なんだなぁと、しみじみ感じたかな]

 チョコは、ええと、はい

[素直にチョコペンをテーブルに置いて]
 
(184) 2022/09/13(Tue) 18:46:10

【人】 3年生 津崎 徹太

>>169>>170>>171>>172>>173

[黒崎が表情をキラキラさせながら、
パンの制作を行い、試食を行い、コイ先輩に料理のレシピを聞き、という様子に、マスクの中、実はちょっと笑っている。

 黒崎、というかトラちゃんに、本当によかったね。と。
 俺、結婚式とか行けないかもしれないけれど、

 なんか、こいつらが結婚して、子供なんかできたりしたら、その子に銀のスプーンと大きなテディベアとか送ったり、そんな妄想。

 だったら、いいなぁ]*
(185) 2022/09/13(Tue) 18:52:15

【人】 3年生 津崎 徹太

>>174

[歌には驚くチカさんに、そっか、知らなかったかと。
たまに知ってて黙ってるケースもあるので、ま、そういうことで]

 ちょと、頑張ってみたら、
 わりとみんな聞いてくれてるんで。



 あと、ちょっと恥ずかしいけど、
 最近はぼちぼち自分で作ったりとか。
 でも、まだ出してないんですけど。

[そんな話をしつつ、出された手には、少しびっくり。
 でも、楽しそうだから、レストランにつくまではつないでおくかな]

 なんでもか。
 じゃ、おまかせします。

[返事になってないけど、まぁ、いいよね]*
(186) 2022/09/13(Tue) 18:56:41

【人】 3年生 津崎 徹太



[それから、
チカさんと黒崎の、宣言については
その間、どんな顔をしていたかよく覚えていない。

二人の気持ちが流れていく中で、
それに対しては、何を言っても、嘘になりそうだから]


[そして、コイ先輩の顔も一切みなかった。
 テーブルの上の猫パンを両手の親指人差し指中指でもち上げて、出来を確認しているような仕草。
 でも、その猫パン、
 目の部分が失敗して、少し周りが汚れてしまってる]**
(187) 2022/09/13(Tue) 19:18:44

【人】 4年生 小泉義哉

―― 現在:レストラン ――

楽しいぞ、お絵描き。

[ レストランに来た津崎には>>184
 そんな風なことを加えて言って提案した。

 まさか津崎に“可愛い”と思われているとは露知らず。

 お絵描き楽しくないか? と
 単純に義哉は思っていたのだが]
(188) 2022/09/13(Tue) 19:36:02

【人】 4年生 小泉義哉

[ 猫型クリームパンを食べながら、
 ガラガラな声で松本が告げる言葉を聞いていた。>>178

 生きたいと思っていない義哉は、
 自分が生存していると言われたら、
 あそこまでのことはしないまでも、
 きっと取り乱したとは思うから、
 彼を責めることなどできなかった]
(189) 2022/09/13(Tue) 19:36:17

【人】 4年生 小泉義哉

[ “津崎くんに、生きてて欲しい”という言葉には、>>179
 笑いながら「別に気にするな」と言おうと思ってた。

 けれど、続く言葉に開いた口はうまく言葉を紡げずに
 再び口を閉じる。

 “待ってる”なんて言われたら、>>180
 生きたいと思っていない義哉は
 思わず目を伏せてしまったけれど]
(190) 2022/09/13(Tue) 19:36:33

【人】 4年生 小泉義哉

[ 黒崎がメモアプリに入力する様を眺めつつ、>>181
 願えば、現実世界のスマホにも残るのではないかと
 思ったが、そこのところはどうなんでしょう、天使さん?

 その後、黒崎もまた“待ってます”とか、
 “"さよなら"とか、言いたくない”とか言ってくる。>>182

 そんなこと言われたら、
 自分には待つような価値がないなど言えなくなる。
 人の価値を決めるのはいつだって他人であり、
 自分ではないのだから]
(191) 2022/09/13(Tue) 19:36:50

【人】 4年生 小泉義哉

[ どんなに願ったところで、起きた結果は変わらなくて。
 予定調和のように2人が還り、
 天使が最後に義哉か津崎を迎えに来る。>>1:7

 だから――]
(192) 2022/09/13(Tue) 19:37:07

【人】 4年生 小泉義哉

……分かった。

[ 目を伏せたまま、ぽつりとそれだけ零した]*
(193) 2022/09/13(Tue) 19:37:23

【人】 2年生 松本志信

[俺や黒崎ちゃんが話している間、津崎くんは静かだった。
レストラン直前まで繋いでいた手のぬくもりを>>186 思い出すように拳を軽く握る。]

 え、俺も歌もっと聞きてぇ。
 作ったやつも聞かしてよ。

[恥ずかしがるだろうか、聞かせてくれないかもしれない。
それでも聞いてみたい。
津崎くんが音楽でどんな世界を描くのか。
メシだってそうだ。

叶うかもしれない
叶えられないかもしれない
でも俺は、生きてても死んでても絶対に叶えるって思ってる


そんな話をしながら、ここに来たこと]
(194) 2022/09/13(Tue) 19:43:54

【人】 2年生 松本志信

[俺達は還ってしまう側だから。
だから、こんなことが言えてしまうのかもしれない。
吐き出す言葉は残されるものにとっての呪詛なのかもしれない。
本当なら聞きたくもない言葉、かもしれない。

でも、伝えておきたかった。
生者のエゴだったとしても。

黒崎ちゃんの言葉に静かに頷く。
無言の津崎くんにも。
一言だけ落とした>>193 小泉くんにも。]
(195) 2022/09/13(Tue) 19:45:09

【人】 2年生 松本志信

 小泉くん、お願い、あんだけど。
 しゅうご、しゃしん。

[ズボンのポケットからスマホを取り出して小泉くんに差し出す。]

 保存、してもらって、い?

[文字読むのがきついから、と
前に頼めなかった頼みごとを伝えて]*
(196) 2022/09/13(Tue) 19:45:31

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[綺麗事、言ってるなあ……と、自分でも、思った。

多分私は、自分が負い目を感じたくなくて。

津崎か小泉さんか、"還れない人"に恨まれたくもなくて。

"還れた人"に、笑顔で「おかえりなさい」って言いたくて。

────結局のところ、ぜんぶぜんぶ、自分のための言葉でしかなくて。

ぐるぐる、もやもや、吐き気がする。*]
(197) 2022/09/13(Tue) 19:49:15

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 あ"────っ!
 ごめんなさい……っ


[俯いて、テーブルにごつ、と頭をぶつけた。
本当は自分の頬をビンタしたかったところだけど、"今日の分"、使い切ってしまったから。]

 本音、言います。

 生きてて嬉しい。
 松本さんと一緒に還れるのも、すごく嬉しい。
 この人、放っておくと死んじゃいそうだから、
 首に縄つけて見張っておきたい。
 嫌がられそうだけど。
(198) 2022/09/13(Tue) 19:55:59

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 でも、津崎も連れて帰りたい。

 私に"マブダチ"なんて言ってくれた、初めての人なの。
 女だって告白しても、"だから嫌っていいよ"って言っても、
 "嫌ってほしいの?"なんて返してくる奴で。

 武藤とはいっぱい話した。
 でも、私、まだ、津崎のこと、全然知らない……ッ!

 小泉さんの事、も。
 私、今まで全然知らなかった。

 料理とかお菓子とか沢山教えて欲しい。
 もっと沢山話してみたい。

 "教科書みたいな喋り方するな"なんて思ってごめんなさい。
 それは、ぜんぶ、小泉さんの気遣い、
 だった、のに…………ッ!
(199) 2022/09/13(Tue) 19:57:40

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ……そうだよ。

 …………誰にも、死んでほしくなんて、ない……。

[泣いてるなんて悟られたくないから、そうはっきり口にしつつも、テーブルに再びごつんと額を落とした。

ねえ、天使。
ほんとに、なんで、こんな時間を寄越したの。

こんなの全然、"慈悲"じゃないよ。*]
(200) 2022/09/13(Tue) 20:01:35
黒崎 柚樹は、こんな顔で集合写真とか、嫌です……。
(a59) 2022/09/13(Tue) 20:03:13

【人】 2年生 松本志信

 んえ゛?

[いきなりの声>>198 にびっくりしたはびっくりしたけど。
溢されていく本音たちは、素直な素直な本音で。]

 俺、いぬ、じゃねんだから。

[首に縄付けられたらどうしよう。
食いちぎるしかねぇかなぁ。]

 んはは。ほんとに、な。
 神様、つの、いるなら
 今度ぶっとばしに、いってくる。

[テーブルに頭を打ち付ける姿>>200 に、ガラガラの声で笑う。
泣いてるんだろうなぁと思ったからぽふぽふと頭を撫でて。
これが“運命”だ、なんて言うのなら
うるせえって、殴りに行くか。

もしかしたら、そう遠くない未来だ。]
(201) 2022/09/13(Tue) 20:08:41
松本志信は、朝のやつよ、安心しな [ふはは]
(a60) 2022/09/13(Tue) 20:09:21

【人】 4年生 小泉義哉

ああ、この世界に来る前に撮った分な。
了解。

[ 顔を上げ、松本からスマホを受け取ると、>>196
 LINEの画面を開いて、集合写真を開くと
 写真を保存した。

 以前、松本が結局写真を保存しなかった理由は、>>0:372
 察することはできなかったけれど、

 現実世界では、この写真も保存した状態で
 松本のスマホに残っていたらいいなと義哉は思う]*
(202) 2022/09/13(Tue) 20:10:04
黒崎 柚樹は、ああ……朝……[くろさきはこんらんしている]
(a61) 2022/09/13(Tue) 20:13:00

【人】 2年生 松本志信

[しっかりと保存してもらった>>202 写真は、還ったらどうなるんだろう。
起きてから、確認してみようと思う。
なんだか混乱している黒崎ちゃんには喉を鳴らして笑い。]

 小泉、く 、は?
 なん お願い、とか、ある?

[叶えられることは少ないかもしれないけど。
何かないかと、問うて。]
(203) 2022/09/13(Tue) 20:20:50

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………松本さん……。

 死ぬ気でしょう。

[なんか。たった今、すとんと腑に落ちてしまった。

レストランに戻ってきたときの松本さんの表情。
"今度ぶっとばしに"っていう、その台詞。 >>201 ]

 津崎が死んだら、死ぬ気でしょう。

 そんなのって、……そんなのって……、

 …………なん、で………………っ。

[自分がテーブルに顔を伏せていた理由すら忘れ、松本さんを睨め付ける。
頬に涙が伝っていようと、構いやしなかった。*]
(204) 2022/09/13(Tue) 20:21:36

【人】 2年生 松本志信

 ん?

[本当に、鋭いコだなぁ>>204
睨まれたら困った顔をするしかない。
少し眉を下げて、頬を掻く。]

 はは。
 まあ、“生きる”りゆ、は それぞれ、じゃんね?

[否定も肯定もせず。
枯れた声の穏やかなトーンで。]
(205) 2022/09/13(Tue) 20:29:10

【人】 4年生 小泉義哉

[ 突然響いた大きな音に>>198
 思わず黒崎の方へ目を向ける。

 それから、捲し立てられる本音に>>198>>199>>200
 思わず苦笑が零れた。

 義哉が死んでいると分かっていたら、
 2人の心を軽くする言葉だって言えたかもしれないし、
 この世界は間違いなく“慈悲”だったといえるのだけれど、

 何も言葉を発さない津崎の心情を慮れば、>>187
 義哉に言えるのは、たった一言だけだった。>>193]*
(206) 2022/09/13(Tue) 20:32:46

【人】 4年生 小泉義哉

[ スマホを松本に返却しつつも、>>203]

俺か松本が還るときに、焼き立てパンの試食係でも
お願いしようかと思ってたくらいだから、
もう特には願い事はない、と思ったが……。

[ 黒崎の話すことが耳に入れば、>>204]

俺が生きていたら、お願いすることあるかもな?

[ それを叶えるかどうかは彼の自由だから、
 叶えてもらえるように動くしかないのだが。

 まあ、結果死なれてしまったら、
 義哉は自分の存在価値が小さいという考えを
 補強するに過ぎないとは思う]*
(207) 2022/09/13(Tue) 20:43:05

【人】 3年生 黒崎 柚樹


>>205

 ……………………っ。

[知ってた。
否定は、きっと、されないんだろうなって。

私だって、たとえば、武藤が独り残される状況になったとして、還った向こうの世界、笑顔で生きていけるかと問われたら、頷ける自信はない。

元々、"死んでもいいかな"って思いがあったんだもの。
それを後押しする理由が1つ増えたと思ってしまっても、おかしくはなくて。]

 還りたいのに。
 還りたくないよ…………。

[松本さんのこの思いを、多分、津崎も知ってる。
いや、知っているどころか、それを後押し……というか、"赦した"(?)のかもしれない。

だって、だからこそ、今、松本さんは否定しなかったわけでしょう?]

 もう……みんな、ばか……。

[ばかは私もだ。こんな"置き土産"、最悪だ。*]
(208) 2022/09/13(Tue) 20:44:49

【人】 3年生 津崎 徹太


 で、パン以外も何か食いたい

[とりま、ぽつり]
(209) 2022/09/13(Tue) 20:56:24

【人】 2年生 松本志信

[スマホを受け取り>>207 ポケットにしまう。
願いがパンの試食なら、いま果たせるだろうけれど
それが「小泉くんが生きて帰ったなら」だとすると
叶えることはどうやら難しそうだ。

もしかしたら訪れる未来で
優しい人>>208 を泣かせることになっても
誰か自身の存在価値を狭めてしまう要因となっても
これはもう 決めたこと だから。

俺は自分勝手だから。]
 
 
 一緒に、“いきてえ”  から、さ。
 
 
[生きたい、逝きたい。]
(210) 2022/09/13(Tue) 20:56:40
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a62) 2022/09/13(Tue) 20:57:16

黒崎 柚樹は、小泉さんのシチューとかあるし、食べればいいよ… > 津崎
(a63) 2022/09/13(Tue) 21:02:26

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ………………。

[再びテーブルに突っ伏していると、再び、ぽつりと松本さんの声。 >>210

────一緒に、“いきてえ”  から、さ。

"行きたい"って、聞こえた。

生への道でも。黄泉への道でも。

そうまで思える人に出会え、そしてそれが赦されたのは、この人にとってはきっとすごく幸せなこと。

解ってしまえるだけに、もう何も言えなかった。*]
(211) 2022/09/13(Tue) 21:06:30

【人】 3年生 津崎 徹太



 うん、わかった。
 行ってくるわ。


[立ち上がり、厨房のほうに向かう。
 優しい人たちの泣き声がさ。



 つらいから]
(212) 2022/09/13(Tue) 21:06:41

【人】 2年生 松本志信

 シチュ、あるって、よそう?

[パン以外>>209 にもいろいろ用意されてるらしい。
温め直してよそうか。
俺も食いてぇなって、自分のねこパンを咥えてもごもご。
皿も何枚か用意する。]
(213) 2022/09/13(Tue) 21:06:58

【人】 2年生 松本志信

[津崎くんが厨房に向かう>>212なら、視線だけを向けて
ねこぱんをむぐむぐ。
ついていくのはやめておいた。
今はきっと思うことも、浸りたいことも、あるかもしれないから。]

 ん、うま。
 やっぱすげ、 な、小泉くん。

[パンの試食係としての責務を全うしよう。]
(214) 2022/09/13(Tue) 21:10:11

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………ほんと、ごめんなさい。
 顔、洗ってくる。

[泣かないって決めてたのに。
本当、最低だ、私。

ふらりと立ち上がり、レストランを出て行こうとして……ああ、と、立ち止まった。]

 小泉さん。

 猫ちゃんパン、ほんとに美味しかった。

 また御馳走してください。

[それだけはなんとか笑顔で言えたと思う。*]
(215) 2022/09/13(Tue) 21:12:24

【人】 3年生 津崎 徹太

― 厨房 ―

[ひとり、厨房に入る。
 誰もついてきてないのはありがたかった。

 小泉さんが作ったっていうシチューの鍋。
 でも、本当は全然お腹なんて空いてなくて]

 ――……

[でも、火をかけて、混ぜるものを探す。]
(216) 2022/09/13(Tue) 21:18:40

【人】 4年生 小泉義哉

[ 盛大な“置き土産”には、>>208
 義哉は教科書的な言葉しか返すことができなかったから、
 嘘でも織り交ぜて話そうかと思ったけれど、
 その前にその場を動かれてしまった。>>215]

ああ、口に合ったなら良かった。
そうだな。

[ 「生きてたらな」と言葉を付け加えようとしたが、
 それを言ったら、また泣かせそうな気がしたから、
 こちらの言葉はそこで切れる]*
(217) 2022/09/13(Tue) 21:24:43

【人】 3年生 津崎 徹太


 こと こと こと

[少し水を足してゆるめて、
 また、ゆっくりかき混ぜる。
 液体の音、金属が触れる音、自動で周りだす換気扇。
 火を弱めて、うっかり消しちゃって、また点火するときの音。
 そんな日常音に少し、機嫌がよくなる]

〜♪Wake Me Up When September Ends♪〜

[鼻歌交じりにそんな歌が出てきて、
 そのまま小さくハミングしただろう]
(218) 2022/09/13(Tue) 21:28:45

【人】 3年生 津崎 徹太


 ――……ん?黒崎は?

[そして、戻ってきたとき、
 黒崎の姿がないので、首を傾げる]

 話、しておきたいんだけどな。
 ちょっと探してきていい?

[チカさんとコイ先輩にそう告げて、
了承得られれば、探しにいくつもり]*
(219) 2022/09/13(Tue) 21:36:09

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 洗面所 ――


[顔、洗った。
目の前の鏡に映った自分は、我ながら、酷い顔してた。

津崎か、それとも小泉さんか、もう二度と会えなくなるのに、ろくな事言えなくて、どころか、一人、泣き喚いたりして。]

 …………これのどこが、"王子様"よ……。

[気丈に振る舞えているつもりだった。

けど、頭ぐちゃぐちゃになって、溢れて、止まらなくなった。

皆が幸せになれれば良いと思うのに、"皆が幸せ"な道なんて、もう何処にも無かった。

ううん、最初──あの異変が起こった時──から、そんなもの、無かったんだ。*]
(220) 2022/09/13(Tue) 21:38:03

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― レストラン前の廊下 ――


[それでも、私に残された時間は、多分、もう本当に少なくて。

津崎に、小泉さんに、まだ伝えなきゃいけない事があったような気もするけれど、それもなんだか解らなくなってしまって、私は廊下に座り込んでいた。*]
(221) 2022/09/13(Tue) 21:39:21

【人】 4年生 小泉義哉

[ 厨房に入る津崎を見送りながら、>>212]

……そうか。

[ 松本の言葉には、それだけ返す。>>210
 試食係の感想に反応することもなく>>214]

……向き合いたくないな。

[ もうすぐやってくるであろう天使にも、現実にも。

 この世界も人生と同様にままならなくて。
 疲れたとでもいうように、
 義哉はテーブルに顔を付けて伏せる]
(222) 2022/09/13(Tue) 21:43:08

【人】 2年生 松本志信

[出ていく黒崎ちゃん>>215 を見送って。
レストランには小泉くんと二人。
厨房からはほんの少しだけ鼻歌が>>218 届く。
歌、ほんとに上手いんだなぁ。
ねこちゃんパンを完食したところで]

 かお、洗って、来る、て。

[戻ってきた津崎くんに>>219 告げれば
探しに行くのを見送った。]
(223) 2022/09/13(Tue) 21:43:46

【人】 4年生 小泉義哉

ああ、うん。
顔洗ってくるって言ってたから、
たぶんトイレか洗面所だと思う。
行ってらっしゃい。

[ テーブルに顔を付けたまま、
 厨房から戻ってきた津崎に手を振った。>>219]*
(224) 2022/09/13(Tue) 21:43:47

【人】 2年生 松本志信

[さて本当に二人になってしまったわけだが
小泉くんはテーブルに突っ伏していて>>222>>224]

 ど、しよ。
 消える時、見てたい? 見、くない?

[咳が毀れる。
手を伸ばして、向き合いたくないと呟いた頭に
ぽん、と手を乗せて。]

 こい、ず くんも
 がんばんなくて 、い、よ。

[ままならないのは、よくわかるから]
(225) 2022/09/13(Tue) 21:47:09

【人】 3年生 津崎 徹太

>>221

 いた。
 黒崎……。

[レストランから、出て、さぼど遠くない場所で、
座り込んでいる黒崎を見つけた。
ゆっくりと近寄って、隣に立つと、手を伸ばした]

 さすがにトイレ近くで話すより、
 もうちょっと綺麗なところいこ?

[普通な声で話しかける]*

 
(226) 2022/09/13(Tue) 21:59:41

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>226

 ……津崎。

 あー……ここ、トイレ前……。

[おかしなところに座り込んでいたと気付き、素直に津崎の手を取って立ち上がった────んだけど。]

 ……なんでこんなところに居るの?

 もう少しで、松本さんと会えなくなっちゃうよ……?

[ぽつりと呟いた。]*
(227) 2022/09/13(Tue) 22:02:44

【人】 3年生 津崎 徹太

>>227

 いやマブダチに会いにきたんだけど

[余計な気遣いの言葉は全スルー。
 手をとって引き上げると、そうだな、と]

 ちょっと上まで、いってもいい?

[先に歩き出す]
(228) 2022/09/13(Tue) 22:05:10

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>228

["マブダチ"って言われて、やっぱり、嬉しくて。
でも、苦しくて。]

 や、行くのはいいけど……え?

[それは、まあ、素直について行くけれど……。

なん、で。]*
(229) 2022/09/13(Tue) 22:09:04

【人】 3年生 津崎 徹太

>>229

 歌、聴きたいっていったじゃん。
 さっきの、嬉しかったからさ。
 お代頂戴したんで、どかなって。

[ピアノのとこまでいくのもいいけど、
あいつ、不穏な音出すからな。
そうじゃなくって。]

 あ、あのテラスとかいいな。
 こう、さわやか。

[一つ上がって、休憩室を兼ねたような場所、
 ちょっとデザインがイングリッシュガーデンみたくなっている]

 
(230) 2022/09/13(Tue) 22:15:17

【人】 4年生 小泉義哉

一緒にいてくれるなら、最後まで見てるよ。
どうせ、どこに逃げたって、天使はやってくるんだから。

[ 頭に乗せられる手と言葉は、>>225
 まるで「お前も死ねばいいのに」とでも
 言われているようにも感じて。

 その顔を見上げながら軽く睨みつけて]

……俺は、生きてたら頑張る。

[ それだけ言うと、また顔を逸らす。

 心に浮かんだ感情が怒りなのか悲しみなのか
 それは義哉自身にも分からないが。

 どちらにせよ、こちらが死にたがっていては
 松本を説得するも何もないということだけは分かるから、
 もし生きているのなら、
 自分の人生に向き合おうとは決めた]*
(231) 2022/09/13(Tue) 22:15:40

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>230

[辿り着いたのは、海外の──ヨーロッパ、あたり?──意匠の休憩所のような場所。

白いタイルに白い木組み、青空の向こうにあるいつまでも沈まない太陽が床に陰を落としていて、]

 ……って、"歌"って、津崎。

[────そんな事、していていいの?

なんて、思ってしまう。

ほら、やっぱり津崎は、言葉が足りないよ。*]
(232) 2022/09/13(Tue) 22:21:21

【人】 3年生 津崎 徹太

>>232

 黒崎にはどんな曲がいいかなー、って
 結構あれから考えてたんだけど、
 スウェーデンポップとか似合うんじゃないじゃかな、って。

 ま、トラちゃんはばりばりのロックかな、とも思うけどさ。

[外を眺めて、
 ほんのり、風とか吹けばいい。
 と、黒崎の顔を見ると、

 うん、いつも俺には怒った顔か困った顔なんだよな]

 
(233) 2022/09/13(Tue) 22:28:52

【人】 3年生 津崎 徹太

 ん、それどころじゃないって顔してるな。

[困ってしまうな。
 本当に怒らせるつもりはないんだけど]

 じゃ、やめとくか。

[そういうのもありか、と。]

 じゃ、お願いを一つしたかったんだけど、
 怒らずにきいてくれる?
(234) 2022/09/13(Tue) 22:33:33
津崎 徹太は、うーん、でも、このお願い、怒るかな。
(a64) 2022/09/13(Tue) 22:35:07

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>233

 …………?
 歌って、くれるの?

[遅れた理解が漸く追いついて、それは素直に嬉しいと思った。]

 私、あんまり洋楽、知らない……。
 ごめん。でも嬉しい。

[ランニング中に聞いたりするのはあるけれど、なんとなく好きだなと思うものをプレイヤーに突っ込んでいるだけ。

例えばメロディーだけで曲名が解るとか、そういうのは遠い遠いお話で。

────怒った顔か困った顔?

そうだったかもしれない。

津崎のこと、怖いなんて思った事は一度もないけど、自分とあまりにも色々と違いすぎて、理解したくて、でも理解しがたくて、もだもだしていたのかもね。]
(235) 2022/09/13(Tue) 22:37:10

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>234

 え、ううん、やめなくていい。

 聴かせてくれるなら聴きたい。

 でもお願いがあるんだったら、それ先に聞く。

[それにはきっぱり、返事した。*]
(236) 2022/09/13(Tue) 22:37:41
黒崎 柚樹は、怒るかどうかは聞いてから考えるよ
(a65) 2022/09/13(Tue) 22:38:16

津崎 徹太は、それだったら、確実に怒られるから、言えないかな。
(a66) 2022/09/13(Tue) 22:39:42

津崎 徹太は、でも、黒崎にしか頼めないことなんだけど
(a67) 2022/09/13(Tue) 22:40:02

黒崎 柚樹は、……じゃあ、怒りません。怒らないから、言って。
(a68) 2022/09/13(Tue) 22:40:06

黒崎 柚樹は、(そういうところが私を怒らせるのになあ津崎は、などと思っているのは秘密)
(a69) 2022/09/13(Tue) 22:40:47

【人】 3年生 津崎 徹太


 まぁ、俺が死んだらー、の話なんで、
 ほぼ確実に怒ると思う。
 でも、そこは一旦鎮めてきいてほしい。

[大丈夫?と確認しつつ]

 いや、もちろん、
 俺、死ぬなんて思ってないからさ。
 こう、俺の後片付けがあると思うんだよね。

 で、俺、ねーちゃんとかは一応いるんだけど、
 多分、動画編集とかそういう機器関係疎くてさ。

 むちゃくちゃに片づけられたりしたら、
 ちょっとな、ってのがあって。


 黒崎、そういう技術あるなら、
 俺のチャンネルの後始末してくんないかな、って。
(237) 2022/09/13(Tue) 22:45:16

【人】 3年生 津崎 徹太

 ま、トラちゃんも協力してくれるなら、
 それも、

 ま、大丈夫、エロ画像とか残してないし、
 ただ、結構たくさん、


 残ってる、未編集。

[シロ被ってないのとか、
 自分のオリジナルを頑張ってみてるのとか]

 これ、マブダチにしか頼めないのよ
(238) 2022/09/13(Tue) 22:47:29
津崎 徹太は、どう?怒った?*
(a70) 2022/09/13(Tue) 22:49:53

津崎 徹太は、あ、ちなみに一人暮らしね。俺。
(a71) 2022/09/13(Tue) 22:50:38

黒崎 柚樹は、………………。
(a72) 2022/09/13(Tue) 22:50:59

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>237 >>238

["大丈夫?"には静かに頷いたし、その後の事も、ちゃんと聞いたよ。
怒らずに。]

 "後始末"。

 それは、ハード的な?ソフト的な?
 …………両方?

[機器関係と言ってきたということは、ハードがメインなんだろうけど。]

 でも、……"未編集"って。

 ………消して欲しいの?

 …………それとも、"持っていて"欲しいの?

[言ってて言葉が掠れそうになったけれど、その願いは"本物"だと思ったから。
静かに受け止めた。*]
(239) 2022/09/13(Tue) 22:51:58

【人】 3年生 津崎 徹太

>>239

そだな。
誰にもまだ聴かせてないけど、

ばーちゃんには聴かせたいかなぁ。

よかったら、最後まで頑張ってましたーって。
出してくれると嬉しいな。

[それなりに、聴いてくれてた人多かったから。
 けじめ、というか、
 まぁ、少しでも、喜んでくれる人がいればな、と]*
(240) 2022/09/13(Tue) 22:56:27

【人】 2年生 松本志信

 ん。
 じゃ、ここ、いるわ。

[咳払いをしつつ、撫でていた手を放す。
そんなつもりはなかった、というのは
俺の、俺側の気持ちで。]

 おう、がんば、てくれ。

[逸らされた顔に、少し眉を下げる。
この死生観はきっと理解されないものなのはわかっているから。

それからは少し黙って。
時折誤魔化すように咳を溢す]*
(241) 2022/09/13(Tue) 22:58:22

【人】 3年生 津崎 徹太


ま、生きてたら、
全部スルーで。




よろしく頼む……。
(242) 2022/09/13(Tue) 22:59:13

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>240

 ────わかった。
 つまり、細かなところは任せるけど、
 流出とかはしないようにしろって事だね。

 引き受けるよ。

[────はぁー、と、特大の溜息、1つ。

わかるけど。そういうの託さないとって思うのは、すごくわかるけど。

でも、やるせなくて。*]
(243) 2022/09/13(Tue) 23:00:55

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>242

 …………全スルーで済むことを、祈ってるよ。

 ああ、もう。
(244) 2022/09/13(Tue) 23:02:05

【人】 3年生 津崎 徹太

>>243

あ、チャンネルはのっけてもろても。
一般には死んだなんて思われたくないかな。

[それは一つの生きてた証なので]
(245) 2022/09/13(Tue) 23:04:37

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>245

 私に"TETTA"のダミーをやれって……?

 居なくなった津崎の歌、編集して、
 配信し続けてって……。
 けっこう、地獄じゃん。

 "お代"がむしろ全然足りないよ。

[また、なんて残酷な頼み事をしてくるのかな、この"マブダチ"は。でも、"そう"なったら、きっと。願いを叶えてしまうのだろうけど。*]
(246) 2022/09/13(Tue) 23:09:49

【人】 2年生 松本志信

[喉が、痛い。
焼けつくような不愉快な痛みが実はさっきからあって。
理由はもう少しすれば嫌でもわかると思う。

窓の外は日中。
夏の色を残して、鮮やかな青。
暖かく降り注ぐ陽射し。

撒き散らした紙吹雪を思い出して
少しだけ瞼を閉じた。]
(247) 2022/09/13(Tue) 23:09:53

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ……まあ、いいや。

 他に心残りは?
 この際、全部聞いてあげるよ。

[そして無事"再会"したら大笑いしてあげるからさ。]
(248) 2022/09/13(Tue) 23:11:15

【人】 3年生 津崎 徹太

>>246>>248

そのうちフェイドアウトしてもらってもいいから。
本当に
すまない。

いや、それだけだ。
本当にすまない。



戻るか。

[肩を落としながら、
 そう、これは本当に辛いお願いだったから]*
(249) 2022/09/13(Tue) 23:14:27

【人】 3年生 津崎 徹太


ごめん、ちょっと元気なくなったわ。
やっぱり、俺、落ちてるな。


[そして、ちょっとだけ無理して笑って、また先に歩き出す。]*
(250) 2022/09/13(Tue) 23:17:06

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>249

[私よりいくらか背が高い津崎なのに。

なんだか、まるで松本さんみたいに背を丸めて、肩の高さが私と変わらないくらいになっていたものだから。

バシッ


って、思い切り肩、叩いてやった。]

 今から死んでるみたいな顔してどうするの。

 また会うんでしょう。

 死神……じゃなかった、天使グーパンして生還してよ。

[そんな津崎、見てられないよ。*]
(251) 2022/09/13(Tue) 23:17:50

【人】 3年生 津崎 徹太



笑い話になればいいなぁ。


[ぽつりこぼしながら]**
(252) 2022/09/13(Tue) 23:18:23

【人】 4年生 小泉義哉

[ 別に頑張ったところで何も変わらなくてもいい。
 ただ、頑張らなければ残る後悔が大きいというのは
 今まで頑張ったことのない身でも何となく分かるから。

 離れていく手には、>>241
 最後になるかもしれないのだから、
 笑顔でお別れしたかったなとは思ったけれど]

……悪い。

[ そう言って、顔を上げる。
 瞼を閉じるその様に、どこか苦し気なものを感じて>>247]

椅子に座るのが辛いなら、ソファに移動するか?

[ と尋ねてみたが、彼は声を出せるのかどうか]*
(253) 2022/09/13(Tue) 23:19:17
津崎 徹太は、普通にいてぇ
(a73) 2022/09/13(Tue) 23:20:16

黒崎 柚樹は、そりゃ痛いでしょうよ全力だもの
(a74) 2022/09/13(Tue) 23:21:47

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ────津崎。

 私、もういつ居なくなるかわからないけど、
 離れてた方がいい?

[松本さんに会わなくていいの?と言外に言いつつ。*]
(254) 2022/09/13(Tue) 23:23:20

【人】 3年生 津崎 徹太

― レストラン ―

 ただいま

[そして、実に平和に黒崎を連れて帰ってきたはずだ]

 チカさん、コイ先輩いるー?
(255) 2022/09/13(Tue) 23:23:44

【人】 2年生 松本志信

 、?

[声を出したつもりで唇を動かしたけど
呼吸が抜けていくだけで音にならなかった。
こんなにも酷い生者に、向けられた顔を見て>>253
申し出に、首を軽く振った。

「だいじょうぶ」
口の形だけで伝えたそれは、まあ多分伝わってると思う。

何でだろうな、こんな苦痛。
本当に代われたらいいと心の底から思う。
それはもう、口にすることは出来なかったけど。]*
(256) 2022/09/13(Tue) 23:24:32
黒崎 柚樹は、実に平和だったな……[頭痛]
(a75) 2022/09/13(Tue) 23:24:49

【人】 3年生 津崎 徹太

>>254

 なんで?一緒に戻ろうよ。

[はい、いくよと]
(257) 2022/09/13(Tue) 23:25:01
松本志信は、声のかわりに手をひらひらと振って「いるよ」と。
(a76) 2022/09/13(Tue) 23:25:13

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>257

 う…………はい。

[まあ、素直にレストランに戻りましたよ。はい。]
(258) 2022/09/13(Tue) 23:26:27

【人】 3年生 津崎 徹太

>>256

 チカさん、具合悪い?
 どこか痛い?

[手の振る方向、元気がなさそうな感じに駆け寄った]
(259) 2022/09/13(Tue) 23:29:53

【人】 4年生 小泉義哉

……声、出ないのか?

[ 口の形は分かったけれど、>>256
 その症状を義哉は大丈夫と判断しない]
(260) 2022/09/13(Tue) 23:31:12

【人】 4年生 小泉義哉

[ それから、津崎と黒崎が戻ってきたら、>>255>>258]

お帰り。
なんか、松本の声が出ないっぽくて。

[ と、話し掛けただろう]*
(261) 2022/09/13(Tue) 23:31:26

【人】 3年生 黒崎 柚樹

―― レストラン ――


[津崎に連れられて意気揚々帰還してしまったわけだけれど、私は、非常に気まずいわけで。]

 さっきは本当に、色々、ごめんなさい。

 お騒がせ致しました……。

[小泉さん、松本さんに深々頭を下げたのだった。

本当、"お騒がせ"も良いところだったし。*]
(262) 2022/09/13(Tue) 23:31:56

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 え…………。

 松本さん、大丈夫……ですか?

[なんで、今……?何かをしたわけじゃなさそうなのに?]
(263) 2022/09/13(Tue) 23:33:04

【人】 4年生 小泉義哉

ああ、いいよ。
色々と溜め込んだまま還っても、ヤキモキするだけだろう。

[ 頭を下げる黒崎に、笑いかける。>>262
 まあ、義哉にできることが
 それくらいしかなかったというのが正しくはあるが]*
(264) 2022/09/13(Tue) 23:34:56

【人】 2年生 松本志信

[もうきっと迫っているだろうに、心配までかけてしまって。
全く、こんな時まで迷惑なもんだな俺はと苦笑が漏れる。
心細いのは、大丈夫じゃないのは、俺なんかじゃなく残る二人だろうに。]

 だ、  ょ、うぶ

[ただ声がまともに出ないだけ。
気持ちはもう、こんなにも穏やかだからと
駆け寄る津崎くん>>259 に手を伸ばす。

眉を下げて、ごめんなと小泉くん>>260 に視線を向ける。

大丈夫、と黒崎ちゃん>>263 には頷いて。]
(265) 2022/09/13(Tue) 23:36:54

【人】 3年生 津崎 徹太

>>265

[のどが苦しそうだ。
 駆け寄って、そのそばでしゃがんだ]

 どうしたのかな。

[眉を垂らして、チカさんの頭を撫でる]*
(266) 2022/09/13(Tue) 23:41:10
黒崎 柚樹は、松本さんたちからそう遠くない椅子に腰掛けた。
(a77) 2022/09/13(Tue) 23:45:04

【人】 4年生 小泉義哉

……心配くらいは掛けさせろよな。

[ ぽつりと言葉を零しつつ。

 まともに話せそうにないのに、
 無理して声を出す様に、眉根が下がり、>>265
 津崎が駆け寄る様をそっと眺めていた。>>266]
(267) 2022/09/13(Tue) 23:45:14

【人】 2年生 松本志信

[ぼさぼさの頭を撫でられた>>266
擽ったそうにして笑うと、垂れた眉を指先でつついてやる。
化粧がもしかしたら崩れちゃうかもね。
大丈夫って意味合いで首を振る。

“俺達”は最期じゃないけど。
でもやっぱり、笑ってる顔が見たいかな。
綺麗な……いや、可愛い表情が。
って言うのは我儘か。]
(268) 2022/09/13(Tue) 23:45:43

【人】 2年生 松本志信

 ……、。

[落ちた言葉>>267 には少し目を丸くして。
ほんと、優しいやつだなぁと思う。
その優しさをほんの少しだけでも、自分自身にも向けてほしい。
って、声に出せたらよかったんだけど。

黒崎ちゃんの方に視線を送る。
もしかしたら近くに、誰かが居る気もする。
多分あと少しなんだろうな、きっと。]
(269) 2022/09/13(Tue) 23:49:07

【人】 3年生 津崎 徹太

[眉つつかれた。
 どうやら声が出ないようで
 ああ、これは、

 もう、声だけ、起きちゃったんだろうか]




[ふと、みこや朝霞が消えた時を思い出した。
 まるで、いなかったかのように、薄らいでいくんだ]*
(270) 2022/09/13(Tue) 23:49:49

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[ああ、そろそろだ……とは、思ってたんだけど。

握って開く自分の手指を見つめても、実感は沸いてこない。

そも、ここが夢だというのも不思議なくらいに、全てがリアルな世界だった。

────ああ、でも、もうあの忌々しい林檎の香は嗅がなくて済むのかな。

そう思ったら、少し気持ちが楽になった。]
(271) 2022/09/13(Tue) 23:53:37

【人】 2年生 松本志信

[迎えが来る直前。
誰かが見ていても、見ていなくても
津崎くんの頬に触れてマスクをずらし、唇をそっと重ねた。]

 つ、さ 、く  いってく、 ね。

[「津崎くん、いってくるね。」
津崎くんがどうなっていても、一緒だから。
先に還ってしまうけど。

寂しくないといいな。
辛くないといいな。]**
(272) 2022/09/13(Tue) 23:57:05

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[何処かに魂ごと身体を引っ張られるみたいな、そんな感覚がふわりと襲ってきて。]

 待ってる、津崎。

 待ってます、小泉さん。

[小さく、微笑んだ。
"さよなら"なんて、言いたくないよ。*]
(273) 2022/09/13(Tue) 23:59:00