人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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【人】 白瀬 秋緒

 
[ 夜が明けて、『一日目』
 授業中、ぼんやりするのはまあ何時もの事かもしれないけれど
 昨夜の姉の表情が、>>355
 今朝の姉の表情が、>>431
 ふっと頭を過ぎっていく

 それでも姉は、己を嫌いにならないであろうことはもう散々身にしみているし、
 むしろ、己を心配する方に行くだろう、と思う

 もし姉が大木に誘われていたとしたら>>0:60
 ……昨日のこと、大木に聞きそうだ。あいつはそういうやつだ
 「昨日の夜、何かあった?」とか「秋緒の様子がおかしくて……」とか

 うっ……わ、面倒くさ。と、ここで初めて、己の行動を少し後悔した

 でも相手から態々声を掛けられるなら、少なくとも無視も逃げもしないし、
 偶々顔を合わせても、苦々しい顔をするだけで、避けはしない。……と、思う
]
  
(528) 2022/10/16(Sun) 18:19:06

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 姉がそういう話をしそう、という意味では、もう一人思い浮かぶ人がいる
 鈴掛未早。
 姉と同い年で同クラス、同じ生徒会所属、
 そもそもピアノを通じて知り合った人だから、姉との付き合いも長い
 きっと、姉にとっては、少なくともあたしのことを話題にするなら、一番話しやすい人のひとりだろう
 「秋緒に怒られちゃった」とか言ってるかもしれない
 うわ、面倒くせー
 もし未早が昨夜の集いに行っていたと知っているなら、そちらについても聞きそうだ ]
 
(529) 2022/10/16(Sun) 18:19:37

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 鈴掛未早という人は、姉の友人であるし、生徒会所属、であったけれど
 己にとって未早は、生徒会役員である前に昔馴染みだった
 ピアノのコンクールは、幼い頃に何度か出たことがあるけれど、
 未早を知ったのは、姉に紹介されたからだ>>33
 たぶん、その時は己もまだ無邪気で、
 未早ちゃんもコンクール出てるんだ、すごいね、とか言っていたはず
 コンクールに出たことはあっても、己は特に賞を取れるような実力ではなかったし、
 姉と比べられるのが嫌で、参加も辞めてしまっていたから
 それから顔を合わせれば、普通に会話はしていた。たぶん、姉もその場にいることが多かったが

 だけど、己が姉を嫌うにつれて、
 また、己はピアノも辞めてしまったし、もしかしたら彼女もその頃には辞めていて、
 顔を合わせることは少なくなっていたのかもしれない

 それでも未早は、姉とはタイプの違う人間であるからか
 ずっと、そこまで苦手意識を持たずに来ている

 眩しくて死にそう、とか、>>34
 未早から話を聞いたのは、何時頃のことだったか
 思ったのは、あー……わかる、ということで
 その気持ちは、分かる気がした

 姉が嫌いだという、奥底までは話したことがない
 けれど、己の変化を見れば、未早には姉を嫌っている事はお見通しだっただろう

 そんな未早に、なんとなく仲間意識を持ったまま、今に至る
 もしかしたら、メッセージで個人的にやり取りしたことも、あったかもしれない ]
 
(530) 2022/10/16(Sun) 18:20:40

【人】 白瀬 秋緒

 

  ああ……こんばんは、未早さん


[ 秋ちゃん、と昨夜声を掛けられたなら、
 己も普通に返事をした
 先輩である以前に昔馴染み故に、先輩よりもさん付けになってしまう
 こんなところにいるのが珍しいなと、そんな目では見ていたかもしれないけれど

 未早を見掛けるのは、生徒会以外では、合唱部のステージで
 昔と同じようにピアノを弾く姿
 ピアノを辞めたことは、姉から聞いていただろうか
 それでも、なんというか、
 まだピアノを弾いている姿を見て、なんとなく、安心していた
 己や絵音のように、弾くこと自体を辞めてしまっていた訳ではない、と。勝手に
** ]
 
(531) 2022/10/16(Sun) 18:21:13
白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a59) 2022/10/16(Sun) 18:33:00

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 放課後/2-C教室 ──




[ 廊下から聞こえる足音も、意識の内には無い。
  下校していく生徒の姿を見ているようで見ていない。
  それでも名前を呼ばれれば、我に返るというものだ。>>510

  窓の向こうを見つめることを止め、
  目前に立ち並ぶ誰も座っていない幾つかの机を捉えた視線が、
  ゆっくりとドアがある教室の右側へ移動して、

  ああ、開いたままだったんだと思う余裕も無く>>508
  ──声の主の姿を認識し、目を見張った。

  今日一日、画面の文字列としてすら近寄れなかった相手が
  気がついた時には既に境界の内側に。>>509

  饒舌な軽口はおろか、自分からは声一つ発せられなかった。

  ああ、しっかり姿を見たのは初めてかもしれない。
  本当に姉に似ていない。
  けれど、嬉しそうに駆け寄ってきた時の面影は今もそこに
  勝手に見いだせてしまうものだから……
  今まで逃げていたことなんて、その瞬間は忘れてしまって。 ]
(532) 2022/10/16(Sun) 18:33:21

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 問いを、向けられてしまった。

  その口調は昔に近いように感じられたのだけど、
  やっぱりその声を、昨夜グラウンドで聞いた気がする。
  なんて、お互い様だとは知らずに確信を強めながら。

  低く喉で嗤った音は、聞こえてしまっただろうか。 ]


…………、

[ 教室を辞めたことは母から知るしかなく、>>511
  顔を合わせた時には慣れ親しんだ呼び方も変えられていて

  それでも優しく微笑んで、何も言わなかった「絵音さん」は
  「秋氏vちゃん、と
  小さい頃のようにはいかない距離感を分かっていながら
  出来るだけあの頃のように、と接したものだった。

  今は口許は覆い隠され、
  自嘲気味の歪む笑みを見られることはない。
  
  認識すらされたくなかったのにな。
  夏実の時もそう、上手くはいかない。
  本当に逃げるなら、学校を辞めるか死ぬべきだった。 ]
(533) 2022/10/16(Sun) 18:34:10

【人】 帰宅部 津崎絵音



神様のことだよ、秋

……白くて綺麗な、ね

[ 昔の口調に、違う呼び方。
  素直なようで、曖昧な言葉で本当に聞きたいことを告げない。

  そりゃ、心配だった年下の女子に先に会いに来られる先輩は
  臆病で情けないにきまってる。

  嫌われたくない想いもどこかにあるんだろう。
  今のお前のこと何も分からなすぎて、
  そっちも同じなんて思いもしなかったけど。>>512 ]

部活に行かなくていいの?
楽しんでるみたいだって、聞いてるけど

[ そんなことすら他人に聞かなきゃ知らなかった奴が言うには
  お節介で、女子高生にとっては鬱陶しいかもしれない。

  キモいと言われてもまあ、受け入れよう。
  辛くなるまでは、逃げないように足を床に固定しておこう。

  だって、この数日間が██だから。* ]
(534) 2022/10/16(Sun) 18:35:45

【人】 鈴掛 未早


 
―― お昼休み:聖奈と


[ 空けてくれたからお邪魔する。>>387
 誰と一緒に食べるとか、
 特に決まった相手はいないのが常なので。 ]


  それは本当にそう

  どうせ暇だから来てみたけど
  幽霊なんているわけないって思うよね。
  暗いし床の音やばいし新手の肝試しか?
  って 途中まではそう思ってたんだけど

  びっくりした


[ 衝撃的だったという言葉に肯く。
 叫び声を上げていたのは大槻はじめ他にも絶対いたし
 聖奈の声だって感じには聞こえてなかったよ?

 私は… 声が出なくなるタイプだったみたいで
 叫び声は上げてなかった、と、思うけど
 ちょっと把握しきれないのはお互い様だよね、当然 ]
 
(535) 2022/10/16(Sun) 18:36:24

【人】 鈴掛 未早


[ ビッグイベント、と聖奈は言う。>>388
 確かにこの三年間、高校生活はわりと平穏無事で
 こんなぶっ飛んだ事件、あったわけがなかったなって。
 そんなことをふっと思う。

 筆箱食べそうになる聖奈もそりゃ、
 衝撃ランキングベスト10には絶対入るだろうけど ]


  …… ほんとにいるもんなんだなぁ


[ そんな声は、聖奈に向けたというより独り言。 ]
 
(536) 2022/10/16(Sun) 18:37:01

【人】 鈴掛 未早



  本当に叶えてもらえるっていうんなら、
  せっかくだしあやかりたい気持ちはあるよね

  もしあんなの嘘っぱちでも、
  べつに何も変わらないだけだし


[ 「叶えてあげようか」なんてその声は>>n3
 何だって叶えられるわけではなさそうだった。
 望んだところで「それは無理」って突き返される
 そんなことももしかしたら有り得るのかもしれない。 ]


  億万長者とまでは言わないから
  臨時収入が欲しいなーとか


[ ネタであることが見え透いたしょうもない願い
 口にして笑って、焼きそばパンをかじっている *]
 
(537) 2022/10/16(Sun) 18:37:38
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a60) 2022/10/16(Sun) 18:37:43

【人】 鈴掛 未早


[ そのぐらいしょうもない方がいいんじゃないかって、
 そんなことはちょっと思う。

 運命とか、環境とか、才能とか
 神頼みでもしなきゃどうにもならないことがあるとして
 与えられて素直に喜べるのかといえばあまり自信はない
 ズルして手に入れたって罪悪感覚えそうないい子とか、
 そう感じる人ってきっと少なくもないでしょ>>0:203

 私は、……どうだろう。よくわからないな *]

 
(538) 2022/10/16(Sun) 18:38:14
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a61) 2022/10/16(Sun) 18:45:20

【人】 鈴掛 未早


 
―― 放課後


[ 聖奈とのごはんを終えて
 午後の授業もまあいつも通りに過ぎてって

 一日目が終わっていくなぁ、って
 他人事みたいに感じ入る。

 三日なんてすぐに過ぎちゃうよ、
 べつに、いくら時間があったって
 結論を出せない人は出せないものなんだから
 ちょうどいいんじゃない、って思うけどね? 私は。 ]
 
(539) 2022/10/16(Sun) 19:27:48

【人】 鈴掛 未早


[ 自販機で買いたて冷え冷えの
 お決まりの無糖のペットボトルを持って
 お昼にも来た中庭の、
 適当な椅子に腰掛けてぼんやりとしていた。

 夏より冬の方が近いこの時期なら
 日光やばくて溶けて死ぬとか思わない、
 ぼんやり過ごしやすい陽気だろうしね
 風が涼しくて心地良い。

 ああ、そういえば
 こないだまで使ってた楽譜、
 カバンの中に入れっぱなしだなあ ]
 
(540) 2022/10/16(Sun) 19:28:37

【人】 鈴掛 未早


[ あのきらきらした光が、
 いつか自分を照らす番が訪れるものだって
 信じていたかった。夢を見て、いたかった。

 そんな瞬間、終ぞやってこなかったけど *]

 
(541) 2022/10/16(Sun) 19:29:05
鈴掛 未早は、メモを貼った。
(a62) 2022/10/16(Sun) 19:32:34

【人】 未國 聖奈

 

── まだ朝:かなちゃん ──


 お休みかな、って思ったかなちゃんからは
 無事に登校報告が聞けてほっとして。
 鯖鯖スタンプには思わず笑ってしまうとこだった
 
 かなちゃんが1週間休まず遅刻をせずに
 学校に来れたときのご褒美に、
 あたしからかなちゃんにプレゼントしたスタンプ。
 これどこで使うの?っていうスタンプもいっぱいあって ──

 
(542) 2022/10/16(Sun) 19:34:43

【人】 未國 聖奈

 


 昨日の内容にはあたしも触れなかった
 触れる勇気が持てなかった。
 
 昨日はかなちゃんと多分一緒に帰ったはずだけど
 きっと口数はいつも以上に少なかった 

 でも気になってたのは確かなの。

 あたしを誘ってくれたかなちゃん。
 ねえ、幽霊に逢えて、どう思った?
 願い事は ────── もう、決めた? って。 *

 
(543) 2022/10/16(Sun) 19:35:34

【人】 未國 聖奈

 

── お昼・未早と。 ──


 「 わかる!
   暗いし、床の音やばかったよね
   あと微妙に寒かった! 」


 新手の肝試しに全力で同意しながら、>>535
 びっくりした、のところに力強くうなずくよ。
 ざわめく旧校舎、未早が声が出なくなるタイプなら
 尚更気づかなくたって、仕方ないよ、きっと。


 「 ね……
   ほんとにいるもんなんだね…… 」


 未早の独り言を耳聡く拾ったあたしは、
 未早にというよりも、独り言としてそう呟いた
 結果的に会話になってた?それはラッキー。>>536

 
(544) 2022/10/16(Sun) 19:52:17

【人】 未國 聖奈

 


 「 そうだね 」


 あやかりたい気持ちがあるんだ。って
 そういう未早に、少しテンション下げて頷いた。
 カレーパンをひと口。美味しいけど、具が少ない。

 あたしも朝の段階ではさ
 せっかくのチャンスだ!って意気込んでたもん>>220

 ……ちょっとさ。対価が必要かもよ、なんて
 そんなこと小鳥遊に言われたから、
 朝のままのテンションじゃ、居られなくなってるけど



 「 あ〜〜〜〜〜〜〜〜 」


 だからそんな下がったテンション吹き飛ばすように
 ぼんやり気分を紛らわすように、
 すこしだけおっきな声だして首を横に振って。

 
(545) 2022/10/16(Sun) 19:52:35

【人】 軽音部 千葉郁也

[朝、挨拶をする風紀委員の中には
昨日見た1年の女子の姿もあった。>>420

“おはようございます“と返された声は
明るく聞こえたから、
秋月のように“この学校を過ごしやすくしたい“>>0:66
考えているような優等生なのだろうと解釈する。

メッセージで3000キロカロリーを呼びかけられていた
相手とは知らないままだが、昨晩いたということは
何か願いごとをするのかなと、すれ違い様、
真面目そうに見える顔に視線をやって考えたのは、

昨晩でのグラウンドで彼女の願いごと>>229
耳が拾っても、記憶には留めていなかったからだ。

それはおそらく“そういった願い“をする者がいること自体、
発想になかったからだろう。]**
(546) 2022/10/16(Sun) 19:52:40

【人】 未國 聖奈

 

 「 臨時収入がほしい。
   テスト満点取りたい。
   数学の宿題減らしてほしい。
   新作コスメの値段下げてほしい。
   新しいブーツもほしい。
   大学も合格したい。
   できれば勉強しないで合格したい。
   好きな人に好きっていってほしい。
   アホ毛の立たない髪質になりたい。
   まつ毛あと1cmくらいほしい。
   二の腕、もう少し細くしてほしい。

   ん〜〜〜〜〜〜あとは。あとは。 」

 
(547) 2022/10/16(Sun) 19:52:48

【人】 未國 聖奈

 


 「 カレーパンの具、
   3倍くらいにしてほしい!!! 」


 見て、酷くない?って
 偏ってスッカスカになったカレーパンの中身を見せる
 
 しょうもない願い事だったら、
 びっくりするくらいいくらでもあるんだけどな。 *  

 
(548) 2022/10/16(Sun) 19:53:09
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a63) 2022/10/16(Sun) 19:54:38

【人】 軽音部 千葉郁也

──回想・工藤のこと──

[工藤の取材への苦手意識は知らない話だけど、
少なくとも俺はそんなことないと思う。

自分が好きにいろいろ話すのを
聞いてもらう機会があったから。
工藤の相槌や質問含めて、話しやすい相手だと
認識しているというだけの主観。

最初の時こそ喋りすぎではと表情を
窺ったりしたものだけど、
不思議そうに見返された>>338ので、
あの時は自重した好きな曲なんかの話も
後々する機会はあっただろう。

貸した教本には話したコード進行の簡単な曲も
入っていたりはしたから、
隅から隅まで見ることはないにしても
貸出期間は元より長期で想定していた。

卒業の頃にまだ必要そうだったら
あげてもいいと思っていたし、
今言うと遠慮されるだろうから
その時が来たら言えばいいかなと。

だから、“本当に卒業まで“>>339って言葉は
そのまま受け取った。
今に至るまで返却されないことの意味も、
考えたことはない。]
(549) 2022/10/16(Sun) 20:08:36

【人】 軽音部 千葉郁也

[ギターのお手本に対するリクエストは洋楽だったから、
どの辺?ってジャンルか曲名か聞いて、
よっぽどマイナーじゃなければ応えられたはず。
一応、耳コピは出来るから。]

 聴いたことある曲なら大体弾けるから。
 ああ、歌あった方がわかりやすいよな。

[一人で練習する時は歌うことはあっても
弾き語りなんて人前ではそうそうやらないから、
多少の気恥ずかしさはあったけど。

まあ、手本だと思えば歌ついてた方が
覚えやすい気もしたし。
演奏してたら変な照れみたいのはどっかいくから、
それなり歌えてたんじゃないかな。]

 そうだな、弾く時も歌で
 リードした方がやりやすいと思う。

[工藤がギター弾けるようになったら
弾き語りするつもりなら俺としては賛成しかない話なので。
演奏のしやすさもあるのは確かだから>>341
歌ついてる曲を練習出来るように
早めになれたら工藤にも良いのではと思った。]
(550) 2022/10/16(Sun) 20:11:25

【人】 軽音部 千葉郁也

[おじいちゃん世代って
最後にリクエストされた範囲は広そうだったから、
70〜80年代で良い?UK?アメリカ?とか、
いろいろ聞こうとしたけど、
多分知らないから聞いてるんだよなと思って、
少しだけ考えた。]


 ……これならみんな好きなんじゃないの、
 おじいちゃん世代含めて。


[C、G、Am、C…、
序盤だけ頭の中で緩やかなコード進行思い出したら、
一呼吸おいて、穏やかな入りのイントロを奏でた。]
(551) 2022/10/16(Sun) 20:15:48

【人】 軽音部 千葉郁也



 
♪When I find myself in times of trouble

   Mother Mary comes to me
    There will be an answer
      Let it be ……、



[イギリスの世界的有名バンドの、
おそらく一番有名な曲の最初のサビまでくらい。]
(552) 2022/10/16(Sun) 20:19:18

【人】 軽音部 千葉郁也

[”みんな好き“って主語全体化したけど、
まあ、間違ってはないと思うし、
外すことはそうそうないんじゃないかな。

弾き語り用の譜面もいくらでも売ってるし、
工藤が演奏したいなら
探すのも楽じゃないかなと思って。

有名どころ何個かあげて選んでもらえたら
それを演奏したし、決めかねてたら
さっき例で弾いた曲を最後まで通して聴かせた。]
(553) 2022/10/16(Sun) 20:20:04

【人】 軽音部 千葉郁也

[勿論練習がメインとは覚えていたけど。
思いの外お手本の時間が長くなっても
工藤は楽しそうに見えたから、
告げられたお礼には素直に
「どういたしまして?」って答えた。]

 ありがと。

 俺は楽しかったからいいんだけど…。
 次はもう少し工藤の練習も
 出来るようにするし。

[その後もある程度弾けるようになるまで
付き合うつもりはあった。

だけど、工藤が言う“忙しい理由“は
もっともらしいものだったし。
じゃあ仕方ないかなって
1年生の終わりを迎える前には
練習は途切れたんだった。

クラスが別れてからは会話することはあっても
ギターの練習の話は多分出なかったから。

工藤とあのアコースティックギターが
どうしてるかは何となく聞けないまま。]
(554) 2022/10/16(Sun) 20:20:47

【人】 軽音部 千葉郁也

[部活勧誘に返される困り顔の本当の理由>>0:612
俺は知らないし、途切れた練習の理由に含まれた
言い訳の意味も気付くことはないのだろうけど。

“一人で練習していて嫌にならないか”って
最初に聞いてきた工藤が、
一人で練習すんのがきつくなってないかなって
心配は少しだけ。

時々思い出しては部室のアコギを弾いてみたりしたけど、
何か違って。勿論音が違うのはあるんだけど、他にも多分。

工藤があのアコースティックギターの音を
聴きたいと思って、弾きたいと思って、
気軽に頼める相手が偶々同級生にいて、
それが俺でよかったなと思うから。

都合の良いことしか残さない記憶力では、
楽しかった覚えしかないので、
工藤の内心を知ってもきっと、
頼まれたこと自体に感謝しこそすれ、
それを不誠実とは思わないんじゃねぇかな。]**
(555) 2022/10/16(Sun) 20:25:07

【人】 白瀬 秋緒

― 放課後・2-C ―

[ 長くなった前髪、隠された口元
 正面で対峙しても、絵音が何を考えているか、とても読みづらかった
 ……否、そもそも、遠ざかった距離があるのだから、
 今の絵音が何を考えているのかなんて、全く分かりはしないのだ ]


  …………


[ だから、問い掛ける
 問い掛けたはいい、けど、
 彼が口を開かない内は、何も、分からない>>533 ]
 
(556) 2022/10/16(Sun) 20:33:12

【人】 白瀬 秋緒

 

  か、み、さま…… 、


[ やがて発せられた言葉
 分かってしまう、白くて、綺麗な、昨夜会った、
 あの“幽霊”が、絵音にとっては“神様”なのだと

 神様には、願いを掛けるもの
 神様には、縋るもの
 昔発表会で弾いたアヴェ・マリアの旋律が思い浮かぶ
 もうとっくに手放したものなのに、何で今も覚えてるんだよ、クソが ]
 
(557) 2022/10/16(Sun) 20:34:04