人狼物語 三日月国


164 夏の想いのひとかけら【R18】

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視点:


到着: オスカー

【人】 オスカー

[蒼い空――ジュウウウウウウ]

     [白い雲――ジャカッジャカッジャカッ]

[踏みしめると良い音のする砂浜が広がる――ジュワワワ]

     [波打ち際に押し寄せる波――カッ、カカカッ]

[波打ち際の足跡は泡沫と消えゆく――盛り盛り]
(2) 2022/07/27(Wed) 0:31:46

【人】 オスカー

[夏――それは素晴らしい季節のはず]
(4) 2022/07/27(Wed) 0:32:38

【人】 オスカー

  焼きそば仕上がりました。
  持っていってください。


[陽光に汗を流すのではなく海の家の調理場にてガスコンロの熱気に汗を流している自分]


  次は……>>0フランクフルトと焼き鳥と……。


[焼き鳥用に炭火を足して団扇で扇ぎならが店内へと視線を向ける。
水着姿の客たちは楽しそうで羨ましい限りである。

汗が頬を伝い顎の先からぽたりと落ちる。
肩にかけたタオルで汗を拭うと小さく吐息を漏らしてから注文を受けた料理を作っていく**]
(6) 2022/07/27(Wed) 0:37:47
オスカーは、メモを貼った。
(a2) 2022/07/27(Wed) 1:00:34

【人】 オスカー

[皆ゝ気づいていないようだがこの職場には戦国BUSYOがいることを自分は知っている。

TAIGAドラマで観た子どもが成長すると>>8本来こうなるだろうと思われる同僚がいた。
ドラマでは著しく成長すると可愛かった面影が消え思わず神に祈りを捧げた程に別人となってしまったが視界に映る彼は間違いなく四国の雄だろう。
つまりドラマのあれは影武者というやつであり偽りの君主がのさばるとどうなるかという非常に現実的なお話だったのだろうと今では思うのだ。
ちなみにその四国の雄を最初に知ったのはゲームである]


  生一丁ですね、こちらです。


>>17手が空いていたから。
そんな理由で焼き鳥とフランクフルトを転がして焼く面を変えると片手間でジョッキに並々と黄金色の液体を入れきっちりと泡も整えてからこれまた同僚の清姫に差し出した**]
(18) 2022/07/27(Wed) 7:36:32

【人】 オスカー

[オーナーとの初遭遇は齢18の夏のことだった。
聖地巡礼として訪れていたこの地にて、ひとなつ荘が聖地にあった海の家に似ている気がして中に入り焼きそばや焼きトウモロコシを食べて満喫し、是非厨房を見せてくれとオーナーに頼み込んだら焼き場に通され今に至る。
翌年には焼き場マスターになり完璧な焦げ目をつけるにはどうすれば良いかと研究を重ねていた]


  くくく……地獄の業火でその身を焼き尽くされるが良い。


[ごろごろと網の上に乗せた軽く茹でたトウモロコシを転がしては醤油ベースのタレをハケで塗ってまた転がす。
醤油の焦げる良い香りが広がり見た目にも美味しそうな焼き加減になっていく]
(62) 2022/07/27(Wed) 19:44:28

【人】 オスカー

[そんな自分とオーナーとの出会いであったが他のスタッフの面々は各自で色々とあるようで濃い面子が揃っているように見えていた。

ありがとナスと生ビールを持っていった清姫は>>15お触り厳禁と言っているが>>31気弱そうな結城は手を出されることもあったようだ。
>>34真っすぐ止めに入った清姫のような対応もあれば>>51ダイレクトアタックを行った綴も居る。
>>56オーナーが丁重にお引き取りを願う際に、焼けたばかりの熱々の焼きトウモロコシを適正価格で買い取って頂くまでが自分のお仕事である。
相手が外人となると背丈はさておき急に委縮しはじめるのはこの国の国民性なのだろう。
実に便利に使ってくれる。
そして、適正価格とは適正価格である。
防犯カメラの設置は基本なのだぞと社会勉強になったろう。


今回必要かはさておいて]
(65) 2022/07/27(Wed) 19:45:52

【人】 オスカー

  力仕事は任せておこうね。


[焼き場で汗を流して更に力仕事となると流石に倒れてしまう。
経口補水液を飲み焼けたばかりの焼きトウモロコシを皿に乗せ保温器に入れておく。
休憩に入った人もいるようだし何時も通り順番が回ってくるまでは仕事を続けておくとしよう。

仕事は仕事。遊ぶ時は遊ぶ。
メリハリは大事だ。

そう、休憩時間になったら海まで走ろう。
そして、ダイヴだ。
この汗を潮で綺麗さっぱり上書きしてしまおう]
(66) 2022/07/27(Wed) 19:46:50

【人】 オスカー

  はぁ……暑い。


[隣でひそひそしている辺世と早乙女を横目にしながら注文の入ったカレーをよそってカウンターに置いておいた**]
(67) 2022/07/27(Wed) 19:49:03

【人】 オスカー

―― 回想:結城が働き始めた頃 ――


  そうでしょうか?


>>61スケッチブックを開き独り言を呟いた結城の後ろで言葉を発する。
集中していて気づかない間に後ろから>>60真っ白なスケッチブックが色づき風景や人が描かれるのを眺めていた。
何かが出来上がっていくのを見るのは楽しいものだ。
特に夏の雲などはよく背景として出てくるのを見ているので一から見れたのは感動的だった]


  私はそうは思いませんけれどね。


[それなのに描いていても仕方ないと言うものだから疑問の言葉を投げかけていた。
結城の心境を察することは出来ないが自分の気持ちは理解できる]
(72) 2022/07/27(Wed) 20:27:06

【人】 オスカー

  だってすごくないですか?
  雲なんて一瞬たりとも同じ姿をしていないのに。
  人なんて一瞬であっちへ行ってこっちへ行ってするのに。
  波なんて毎回形が違うのに。

  この中では貴女が見た中で一番綺麗な世界が描かれている。


[それが、こんなの、と言うのはどういうことなのだろう]


  あれ、私が変なのですかね。


[こてりと首を傾げたのも懐かしい思い出だ**]
(73) 2022/07/27(Wed) 20:27:24

【人】 オスカー

―― 現在:キッチンの焼き場 ――

>>74横目で動向を伺っていたら清姫が自分が口にしなかったことを口にしていた]


  流石清姫……。


[付き合いとしては二年目だが>>47ガスガスと物申す姿は小気味好いものがある。
>>75物騒な事を呟いていることが時折あるがそれもまた持ち味なのだろう]


  清姫は結婚するのですか?


[工作とも言っているし偽装結婚、結婚詐欺――国境を隔てていてもそういうものはあるらしいが実家が爆発するのはこの国だけだろう。
いや、本当に爆発するのだろうか。
疑問に思ったのはその点だけ確かめるべく、仕事に戻る前に話の切欠として問いかけたのはその言葉だった**]
(79) 2022/07/27(Wed) 21:35:49
オスカーは、メモを貼った。
(a25) 2022/07/27(Wed) 21:36:56

【人】 オスカー

―― オスカーの休憩時間 ――

[自分が休憩時間や空き時間に何をしているかと言うと夏を満喫していると言っても過言ではない。
ビーチで日光浴をしたり、意味もなく全力でダッシュしたり、ビーチバレーをしたり、遠泳をしたり、海に潜ったりと身体を動かしていたかと思えば部屋で本や漫画を読んだり映像作品を見たりしている。
夏の間数日姿を消すのも特有の行動だ。

陽気に夏を謳歌している姿があれば焼き場の前で魚が死んだようなそれでいて奥に焔を宿しているような瞳で焼きそばを作ったりしているのだから同一人物か疑われることもあるかもしれないがどちらも自分である。

メリハリが大事。
逆につきすぎて突き抜けてる辺り夏バカの一人なのである**]
(88) 2022/07/27(Wed) 21:55:49

【人】 オスカー

―― 回想:結城のスケッチブック ――

>>80結城の驚きの声に逆に自分が驚いて眼を大きくしていた。
奥ゆかしそうなのに中々の声量でそのギャップが中々良いと妙な判断をし心の中で花丸をつけては驚いた表情を平然と戻した]


  そうですね、オスカーです。
  でもそちらはこの国では名。
  貴女で言うとしろはさんと私が呼ぶようなものです。
  いきなりの名前呼び。
  大変素晴らしいので是非そのままで。


[然しながら自分が呼ぶのは結城さんである。
ずっと見ていたと首を縦に振るとどうしてか赤くなりスケッチブックを隠してしまったが、どうしてだろう]
(91) 2022/07/27(Wed) 22:17:17

【人】 オスカー

  ほほう、そうなのですか?


[不思議なこともあるものだ。
この国にはよくわからないことが沢山ある。
特に人同士の機微というものは一層難しい。

ただ、>>81自分にとっては普通の考えを気にいってくれたようなのでそれは良かった。
何かしら間違っていたかと思ったがそうではなかったらしい。

>>82隣にと招かれたのだから折角だから隣に腰を下ろした。
そこから景色を眺めるがスケッチブックにあるように描くことは自分にはできないだろう]
(92) 2022/07/27(Wed) 22:17:23

【人】 オスカー

  やはり私には難しそうですね。
  例えばあの雲。
  先程までは蜂蜜好きの黄色いクマのようだったのに。
  今では崩れ去ってしまっている。
  次はどんな形になるのか検討もつきませんね。

  それで――。


[一番綺麗な景色と言われて思案する]
(93) 2022/07/27(Wed) 22:17:34

【人】 オスカー

  ふむむ……。


[目蓋を閉じると浮かぶ光景は黒]


  そうですね……色々ありますが……。
  今思い浮かんだのはスイスですね。
  この国ではハイジで有名なのでしょうか。

  空気が綺麗な場所ですよ。
  少し高いところに行くと空がね、黒いんです。
  青い空、その更に上にある黒い宙の色。
  この国の人は大体は宙の色をした髪色ですね。


[青の中に浮かぶ黒の世界を思い浮かべ、結城の髪を示して語った**]
(94) 2022/07/27(Wed) 22:17:42
オスカーは、メモを貼った。
(a27) 2022/07/27(Wed) 22:23:04

【人】 オスカー

  おう、ふ……。
  女子は甘い物は別腹を持っていると聞いてはいましたが。
  よもや声量のためにまた別腹があろうとは思いませんでした。


>>97自分が声を唐突にかけると大声で驚かれる。
そんなループしたかのような反応に眼を開いて驚きの表情を浮かべそんなことを宣っていた。
清姫は啖呵を切っていたので声量があることは知っていたつもりだったが中々いつも以上のものがある]


  ふむ、ふむむ……親が結婚相手を決めるのですか。
  まるで貴族の令嬢のようですね。


[今時自由恋愛の結婚でないのも珍しい。
いや、財産がある家は娘を外に出さないものだから似たようなものだろうか。

しげしげと清姫の表情を窺う]
(105) 2022/07/27(Wed) 22:54:59

【人】 オスカー

  そんなにも心底に嫌そうな表情をされるのは珍しいです。
  親が決めた相手が嫌なら……。


[お金を貯めて家を出るか、自分好みの相手を見つけるか。
いずれにせよ行動をしないと逃れられなさそうだと感じる。

>>101その中で働くことしか考えていないのならば一先ずはお金を貯めにいってるのだろうか。
得心の様子で頷きフランクフルトを一本差し出そう。
勿論店のものである、代金は後で給金から差し引かれることだろう]


  では働くための力を一本どうぞ。
  アイスだけではバテますよ。

  まあ私も親の跡を継がずに家を出る予定ですからね。
  働くときは働く。
  休むときは休む。
  でもコンを詰めすぎないようにですよ。


[それを受け取るかどうかはさておいて仕事に戻ることをそれ以上止めることはない。
何故なら自分の休憩タイムが近づいているということだからだ**]
(106) 2022/07/27(Wed) 22:55:05

【人】 オスカー

―― 回想:影の王子 ――

>>107その言葉を聞いた時、自分が思ったことはそんな物語もあったなと言うものであった。
何の脈絡もなく唱えられた言葉に瞼を閉じて、こてり、と首を傾げて見せた。

何が、と問うことはない。
自分はオーナーから仕事を任されただけなのだからどちらかと言えば傭兵的なものなのだから]


  光の王子様によろしくお伝えください。


[影があるならば光もいるだろうと華麗な儀礼用の会釈をしたのだった**]
(122) 2022/07/27(Wed) 23:57:02

【人】 オスカー

―― 現在 ――


  清姫さん、それもまた貴族を示すものですよ。
  ……多分。


>>113領主になるのは貴族だからと伝えるながらそれならば矢張り令嬢ではないのだろうかと脳裏をよぎる。
それはそれは大変なのだろう。
随分とフランクになった我が家とは異なりこの国の貴族は未だに封建社会の中にあるようだ。
いや、この場合はパターナリズムだろうか]


  我が家は貴族ではなくなり久しいのでどうでしょうか。
  名残があるため似ているといえば、そう。
  ……似ているのかもしれませんね。


>>116未だにそれなりの土地を持っているだけで現時点で自分が所有しているわけでもないものだ。
現在でも力を有している貴族と比べると落ちぶれた、と言われればそうですねと答えて終えるだろう]
(123) 2022/07/28(Thu) 0:12:03

【人】 オスカー

  フランクフルトはお気になさらずに。
  然しながら海が私を呼んでいるので行ってきます。


[シュタッ、と片手をあげる]


  須藤さん。
  そこの保温器に入っているやつでよければ――。


[はい、と最期の仕事とばかりにトレーに焼きトウモロコシとフランクフルトとカレーライスと焼きそばを乗せて差し出した>>114


  夏は暑いものです。
  暑いからこそ海が栄え、海が私を呼んでいますね。


[ほらと耳を澄ましても聞こえるのは客の声だけだが気にしてはならない。
>>119可愛い海賊大名(ゲーム)の幼い頃だった君は何やら驚いているようだが君も一地方の大名だったろう、ドラマの中で、小さい頃だけれど。
自分のすごさを分かっていないね、あとでサインを貰う気なのだよとまだ口に出してはいないので辺世には頷いて見せるとアバヨと焼き場を後にしよう]
(124) 2022/07/28(Thu) 0:12:09

【人】 オスカー

  うーーーーーーーーーー


[海の家を出た自分は全力ダッシュで海へ駆けていく。
駆けながら上着を脱げば水着姿だ]


  みいいいいーーーーーーーー!


[砂浜を疾走してそのまま波打ち際を突っ切り海へと滑り込むように海中に姿を消した。
少ししてからやや沖の方に流されて海面に浮かび上がりそのまま浜辺を目指して焼き場で火照った身体を冷ましつつゆるゆると泳ぎ始めた**]
(125) 2022/07/28(Thu) 0:15:04

【人】 オスカー

[浜辺についてサッパリすれば休憩の交代に赴こう。
次の休憩は誰だったか。
それまでに誰かに見つけられていたかはさておいて**]
(126) 2022/07/28(Thu) 0:20:30
オスカーは、メモを貼った。
(a30) 2022/07/28(Thu) 0:20:37

【人】 オスカー

―― 現在 ――


  ……陸地は身体が重たいですね。


[再び海の中に戻っていきそうな言葉を吐きながら浜辺に上陸し、そのまま海の家近くの水道へと向かう。
蛇口にホースが差してあることを確認してから栓を開けて水を出し頭から真水を被って潮気を落とした]


  ふぅー、スッキリしました。
  そろそろ戻りましょうか。


[濡れた髪をオールバックに流して上着を肩から羽織る。
実にラフで水に滴ったままの姿だが焼き場の前に戻ればすぐに汗をかくことだし大体いつもそんな感じだった。

キッチン、調理場、焼き場、呼び方は多々あれ自分の持ち場に戻るとそこに人がいれば片手をあげた]


  お待たせしました。
  次の方、ご休憩にどうぞ。


[ジジ、と羽織っていた服のジッパーを上げると店内を見回し、特に追加で焼くものはなさそうだとサザエを一つ網の上に乗せた**]
(186) 2022/07/28(Thu) 18:48:22

【人】 オスカー

―― 回想:結城のスケッチブック ――


  そうです、素晴らしいものです。
  凡そ名前で呼び合うというのは親密な間柄か。
  もしくは親密になりたいかですからね。

  つまり結城さんは私と親密になりたいか。
  既に親密なのではないかと周囲が思うかもしれません。


>>151この国ではそうではないかもしれないがそこはそれと横の棚に置いておくことにした。
結城が良いならばそのままにしておこうと完全に任せて空を眺め挙げる。
空は青く澄み切っていて綺麗な色をしていた]
(195) 2022/07/28(Thu) 19:12:33

【人】 オスカー

  ふむむ。


[そんな空の中、一点曇りがあるとすれば結城の心の中にだろう]


  見たままではダメなのですかね。
  完全に見たままならば写真を撮れば良いですが。
  人によって見え方は違うと思うのですよね。


[中には自分のように絵にすることが見えない者もいるし、絵の世界は奥深いのか何がいけないのかは理解できそうもない]
(196) 2022/07/28(Thu) 19:12:41

【人】 オスカー

  貴女の絵は素敵ですよ。


[自分に言えるのはそれくらいだろう。
きょとんと瞬きする表情を見て、うん?、と首を傾げた。

>>154林檎のように赤くなってしまったが日焼けでもしてしまったのだろうか。
それはいけないので今度日焼け止めクリームを贈れば喜んでくれるだろうか。

ちらりと瞳を見つめられると目を細めて任せてくださいと一切思案と異なることで自信満々に応じた]


  それは大層詩的な表現ですね。
  私の瞳も満更ではないと今知りました。


[空の様な青。今度使ってみようと覚えておくことにした。
体感的にそろそろ休憩時間は終わりだろうか。
座っていた隣から腰をあげて立ち上がると大きく伸びをした]
(197) 2022/07/28(Thu) 19:12:47

【人】 オスカー

  こちらこそですよ。
  夏のバカンスではなく地獄の釜の中のような仕事場で。
  清涼な存在と仲良くなれたなら嬉しい限りです。


[結城の時間は大丈夫だろうか。
立ち上がるならば手を差し出し、続く言葉には二つ返事で]


  ええ、喜んで。
  いやでなければ描いているところも眺めていたいですね。


[そう、返答をした**]
(198) 2022/07/28(Thu) 19:12:54
オスカーは、メモを貼った。
(a41) 2022/07/28(Thu) 20:34:11

【人】 オスカー

―― 回想:綴と風鈴 ――

>>137サザエに焼きを入れながらフロアを眺めると風鈴を見ている綴の姿があった。

何を語り掛けているのかはここからは分からないが二人で飾り付けをした風鈴を見て何かしら思い出すものがあったのだろうか。

そう、あの時は――]


  綴さん、夏の海の家と言えば風鈴ですよね。
  店内に風がそよぐと一斉に風鈴が揺れ。
  風物詩とも言える音色がハーモニーを奏でるのです。


[この国の伝統的なものだろう。
文化的映像作品を見て知っていた自分はオーナーにうまいこと丸めこまれて風鈴設置を任されたのだが生憎とどんな風鈴が好ましいのかが分からなかった。
そこで丁度見かけた綴に声をかけた]
(204) 2022/07/28(Thu) 20:53:36

【人】 オスカー

  そんなわけで風鈴は民泊の倉庫にあるはずです。
  一緒に探しにきてください。
  今度サザエの壺焼き奢りますから。


[さぁ、と手を差し出してお手伝いを願ったのが最初でした。
民泊の倉庫に詰め込んでいた風鈴を運び出し、真剣に選んでくれたものを自分がつけていく。
普段民泊で材料を用意してくれているので見かける機会も少ない綴が楽しそうな表情であったのは印象深いことでした**]
(205) 2022/07/28(Thu) 20:53:45

【人】 オスカー

―― 現在 ――


  くくく、そうら喉が渇いたろう。
  炎にくべられたまま飲む生命の水の味はどうだ?


>>194休憩にはいった海賊大名と>>214清姫の話は何やら難しそうなものであった。
交代で去っていく辺世に手をひらり振りながら片手に生命の水(酒)を持ちサザエの口を上にして中に注ぎ込んでいく。
アルコール分はほどなく飛んでいき残るはまろやかな味わいの貝のだし汁である。
これがまた格別に美味いのだ。

清姫も綴もしっかりと働いている中でだが別にサボっているわけではない。
火加減を確認しているだけなのだ、うん。

ところで清姫のことは割と最初の方から清姫と名前で呼んでいた気がする。
最初はちゃんと蛇ヶ原と呼んでいただろうか、すっかりと名前呼びが定着してしまい最早記憶の彼方である*]
(226) 2022/07/28(Thu) 22:12:44

【人】 オスカー

  …………おおうっ!?


[そうしていると>>225唐突に結城に声をかけられ現実世界へと帰還した。
横に視線を送ると確かに本人がそこにおり、自分は完全にサザエしか見ていなかった]


  串焼きが御所望ですか?
  今は壺焼きしているのでこちらならすぐにでも。
  串焼きは……今から焼きましょうか。


[どうやってもお酒のアテであるこれらは裏メニューである。
出来たてのつぼ焼きをトングで掴み皿に乗せて一つ進呈しつつ望まれるならば串焼きも焼いていこう**]
(229) 2022/07/28(Thu) 22:17:32
オスカーは、メモを貼った。
(a45) 2022/07/28(Thu) 22:19:22

【人】 オスカー

―― 回想:結城とスケッチブック ――

>>219小さな呟きは聞き取れなかったが概ね親密になりたいということで間違いはないようだ。
異国の地にて女性と親交が持てるとはこれが夏の魔力というやつだろうか。
自分では一切感じないが。

もしかすると赤くなっているのもその魔力のせいなのかもしれないが、>>220すぐに憂いの表情を浮かべ弱々しくも見える笑みを浮かべるのはやはり絵に対しての思い入れが強いのだろう]


  表現というのであれば猶更に。
  此処の眼が見つめた世界が表現できていれば良いのでは?

  何がいけないのかは私にはわかりませんが。
  なるほど?


[こてり、首を傾げる]
(234) 2022/07/28(Thu) 22:41:55

【人】 オスカー

  今のところ貴女の眼が見た世界。
  その良さを私だけが知っているのですね。


[自分は良いと思う、他の人は知らない。
自分が良いと思うのだから良いのだから]


  見る景色は心の世界とも言えるでしょうし。
  澄んだ綺麗な心をしているのでしょう。


>>221ええ、本当に。
話せて良かったと自分も伝えると取られた手を軽く引いて立ち上がる助けとした]
(235) 2022/07/28(Thu) 22:42:05

【人】 オスカー

  それなら何よりです。
  毎日汗だくになるのですから地獄でしょう。
  解放された時に穏やかになれる場所は清涼と言えましょう。


[描いているところも見ていて良いらしい。
今は完成したところを見ただけで描かれていくところはそれはそれで興味惹かれるものである。

声をかけてくれると言うのだから機会を待つことにしてその時はその場で別れた。
地獄の釜たる焼き場に戻り獄卒のように注文された品を焼き上げていくのはその後のことで、それ以降ほどよく声をかけてもらっては結城がスケッチブックを己の世界にしていく過程を隣でしげしげと眺める姿があった**]
(236) 2022/07/28(Thu) 22:42:09

【人】 オスカー

―― 過去:結城とスケッチブックから現在へ ――

[表現とは人に伝われば良いのだ。
問題とするならばそれが万人に対してか特定人数に対してかという違いであり、万人受けを狙うならば万人受け用の描き方というものは確かにあるのだろう。
ただ、それはスケッチブックに描かれている景色とは異なるものなのも確かであろうし、偶々に自分に伝わったからこうして伝えることができるのだ。

それは兎も角として>>244結城はよくよくと赤くなりやすい体質のようだ。
熱でもあるのだろうかと両手が塞がっているのを良いことに額に手を触れた]


  ……ふむむ、平常のようですね。


[熱は、ない]
(263) 2022/07/29(Fri) 1:18:54

【人】 オスカー

  白雪姫に出て来る毒林檎のように真っ赤ですよ。


[食べると毒されてしまうあれだ。
見た目は美味しそうな林檎であったと記憶しているが、こてり、首を傾げる]


  そういうこと、ですか?
  ……そうですね。今のところは。
  え、何ですか?


[思ったことをそのまま口にするのはよくあることだが、誰にでもというわけではなくある種心を動かされた物や相手のみに贈るものだ。
好意の言葉は伝えなければ伝わらない。
表現の手法としてのソレだが――相変わらず小さく尻すぼみする言葉を捉えることはできなかったが嫌そうではないようだ。

そんなわけでその後も>>245度々に描いている姿を見ては幻想的だの綺麗だの美しいだのとスケッチブックに描かれた絵を示しては伝えて、結城の瞳にはこう見えるのですねと誉め称えて今に至る]
(264) 2022/07/29(Fri) 1:19:03

【人】 オスカー

  いえ、ついサザエさんたちに夢中になっておりまして。
  私の好みがつぼ焼きなだけで串焼きもできますよ。
  さぁさぁ、おひとつどうぞ。
  サザエの出汁をまず味わってから身をちゅるんと。
  抜き出して食べてくださいね。


>>246サザエのつぼ焼きを差し出すと串焼きを用意し始める。
三種の神器に劣らぬ良い香りが漂い始めていった。
仕事は仕事と普段は鬱々と焼く事に集中するあまりに独り言も時折よく言っていることがある。
>>247そのことを聞かれていたらしく問われる言葉に非常にあっさりと首を縦に振った]
(265) 2022/07/29(Fri) 1:19:10

【人】 オスカー

  そうですよ。
  それもまた愛すべき文化の一つです。
  時代劇も好きですし歌舞伎も良いですね。
  焼き物も良いものがありますし色々な文化が眩い限りです。

  私はね、それらを満喫するためにこの国に着たのですよ。


[カマかけの必要もないくらいにあっさりと吐露した頃、匂いに惹かれた>>262腹ペコリーナが現れた]
(266) 2022/07/29(Fri) 1:19:19

【人】 オスカー

  早乙女さんも休憩時間ですか?
  そろそろ客足も遠のいていますし閉じても良いのでは?
  え、ダメですか?


>>88ハイテンションの先達としては>>261声量が足りないと一緒に海に叫ぼうと提案したかもしれない事案は聞こえてはいなかった。
その姿に、目蓋を瞬かせ、頷く]


  今日は海辺のお嬢様の様な恰好ですね。
  それで真っ白なワンピースなら完璧でした。


[麦わら帽子にはワンピースだろうとまたもや毒された思考を思い描きながら早乙女にもサザエのつぼ焼きを提供しよう]
(267) 2022/07/29(Fri) 1:19:38

【人】 オスカー

  早乙女さんはお仕事は慣れましたか。
  最初は上手くいかないものですからね。
  来年パーフェクトになれるようにしましょうね。


[そうこうしている間にサザエの串焼きが完成したのでそれぞれ結城と早乙女に提供をして自分の分のサザエのつぼ焼きを手に取ると、ふぅふぅふぅふぅ、と必要以上に息を吹きかけた**]
(268) 2022/07/29(Fri) 1:19:43

【人】 オスカー

―― 回想:綴と風鈴と ――

>>250あの時どうして綴に声を掛けたのか。
問われたことがあれば素直に語ったこともあるだろう。

丁度、あの時、あの場所で、折角の夏に。
酷く世界を憂いた表情で見ていたからだ。
少なくとも自分にはそう見えてしまった。

手が欲しかった――事実だ。
自分で風鈴を選ぶセンスがないと思っていた――事実だ。
そんな事実の積み重ねよりも憂いた表情で生命力溢れる夏の季節を眺めている者が近くにいることを残念に思った。

>>251問いかけは突然に。
突然の反応に不意を打たれた綴の反応は外を眺めているままに見えた。
風鈴の音色が好きだと言うならばそれは非常に好都合な話で、目を丸くしても助力を願う言葉を差し伸べるのは労はなかった]
(269) 2022/07/29(Fri) 1:52:39

【人】 オスカー

  そう、一緒にです。


>>252理由などは丁度良かったというもので事足りるはずだ。
そんなわけで、自分は綴を誘い倉庫から風鈴が入ったダンボールを幾つも運び出した。

力仕事は自分の役目。
中に入っていた風鈴は新聞紙に包まれていてそれを取り出し綺麗にしていくのは>>253綴の役割。

生憎とどれが良いのかはわからなかったが音が好きだと語る表情は先の窓の外を眺めていたものよりも生気に満ちたものに見えた]
(270) 2022/07/29(Fri) 1:52:47

【人】 オスカー

  なるほど、優しい音色だからでしょうかね。
  それとも貴女が優しい心を持っているから。
  鈴の音も優しい音色に聞こえるのでしょうか。


[この国の音もまた聞き手の心情によってその音色を変えてくる]


  風鈴に、またはこの音に何か思い出でも?


[懐かしさを感じる程に愛おしく、郷愁抱くように切なく思うものがあるのだろうか。
海の家の焼き場にいる自分と民泊で下ごしらえをしてくれる綴の接点はこれまで僅かであったからそれらを知るピースは持ち合わせてはいなかったがそう感じる何かがあるのだろう。

ただ、その憂いにも似たいや、憧憬か、または別の感情のそれは>>254キラキラと光るガラスによって艶やかに青春の色合いに塗り替えられたかのように。
童心に返ったかのように声の強さも変わった綴に笑いを持って答えた]
(271) 2022/07/29(Fri) 1:52:56

【人】 オスカー

  それは名案ですが私一人では難しいでしょうね。


[自分一人で週替わりをするのはそれは難儀だろう。
だから、と言葉を続ける]


  貴女が毎週手伝ってくれるならば。
  それは流星に三度願えた時のように叶えてみせましょう。


[楽しそうに笑う綴からその表情を取り上げてしまうことはないだろう。
その代わりに自分も風鈴を選ぶから迷わないように選んでいこうと提案してから――毎週一度は顔を合わせ、話をするようになったのだ。

そうした結果、客にダイレクトアタックするようになったのかもしれないし啖呵を切るようになったのかもしれないがそれは知るところではない。
>>131自分が影の王子様だと言われたことがあることは話をしたが笑われたのだったか。

そう、綴はよく笑うようになったのだと思っている**]
(272) 2022/07/29(Fri) 1:53:03

【人】 オスカー

―― 回想:清姫と浴衣と ――

[清姫とは今年で二回目の夏を過ごしているが初めて出会った昨年と言えば、自己紹介で自身のことを姫と言っていたことを素直に受け取り蛇ヶ原と一度も呼ぶことなく――]


  清姫、清姫。
  姫とはプリンセス。
  清とは清らかなという意味でしたね。
  うん、うん。
  実に良い名前ですね。


[仕事場や民泊で顔を合わせるとそんな風に自分の思ったことを投げかけては完全に清姫呼びになっていた。
そう、この国では昔々からプリンセスは沢山いたらしいからきっと清姫もその一人なのだろうと思い込んでいた]


  ところで――。


[そんな出だしで始めた言葉の投げかけは夏も半ばすぎてのことだ]
(276) 2022/07/29(Fri) 7:30:07

【人】 オスカー

  清姫は姫なのですが和服は着ないのですか。
  或いは、浴衣とかでも個人的には良いですね。


[髪は染めているのだろう、自分にとっては慣れた雰囲気であり語り掛け易かったというのもある]


  水着姿も大変目に優しい、と言うのでしたか?
  幸せな感じがしますが……。
  あれ?
  祭や肝試しの時は流石に浴衣ですよね?


[あれらの正装は浴衣であったはずだなと茹るように熱い焼き場で赤い顔をしながら問うたことがあった**]
(277) 2022/07/29(Fri) 7:32:48
オスカーは、メモを貼った。
(a53) 2022/07/29(Fri) 7:54:38

オスカーは、メモを貼った。
(a54) 2022/07/29(Fri) 7:55:46

オスカーは、メモを貼った。
(a55) 2022/07/29(Fri) 7:57:16

オスカーは、メモを貼った。
(a72) 2022/07/29(Fri) 19:34:24

【人】 オスカー

―― いつかから現在 ――

>>281結城はよくよく林檎のように赤くなる。
熱を測っていたときもそうであるし>>282その後も度々とそういうことがあった。

言葉尻が小さくなるのもよくあることで、よくよく聞き逃してしまうことがあったが大体笑みを浮かべてそのまま話を進めることにしていた。
問い返して答え難いものであったら悪いし、言いたいことがあればちゃんと伝えてくれるだろうから、と。
いつぞやのスケッチの際がそうだ。
恋人の有無を問われたのはスケッチブックに描き出された結城の世界を見ていた時のこと]
(306) 2022/07/29(Fri) 19:37:06

【人】 オスカー

  ふむむ、うん?
  恋人……?


[ガールフレンドのことだろうかと一瞬思い浮かんだが、ここは文化の国であることを思い出す。
つまり、恋人は暗喩に違いない。
深い、とてつもなく深い読みがこの国の言語には時に必要になる]


  恋人……つまり、嫁ですね。


[正解でしょうと満面の笑みを浮かべた]
(307) 2022/07/29(Fri) 19:37:18

【人】 オスカー

  私にも嫁は居ますよ。


[他の仲間にも嫁はいる。
一人ではなく多数の嫁がいる者も少なくはない。

でも画面から出てきてはくれないのですよね、とハハハと笑いながらスケッチブックを指差してここの色合いが好きだと伝えた。

そんなやり取りをして現在に至る結城はサザエのつぼ焼きの出汁を>>284美味しそうに飲んでくれている]
(308) 2022/07/29(Fri) 19:37:32

【人】 オスカー

  嬉しい、嬉しいですか。


[確かにその気持ちは理解できる。
自分も自国のものをよく言われると鼻が高い。

然りと焼きたての串揚げを乗せた皿も前に添えておく]


  だって仕送りで遊んでたら用途を問われますからね。
  こういうのは自分のお金でやるから良いのですよ。

  誰かの筆やキャンバスで描くより。
  自分の筆やキャンバスで描く方が良い絵ができそう。
  ではないですか?


>>286多くは気分の問題と慣れの問題だろうか。
満喫するならば臆せず堂々としたいものだと伝え――]
(309) 2022/07/29(Fri) 19:37:47

【人】 オスカー

  え?
  確かに焼き場は地獄ですがそれ以外は天国ですし。
  私と仲良くなりたいと言ってくれる人もいますしね?


[誰とは言いませんが、視線は結城を見つめていた**]
(310) 2022/07/29(Fri) 19:37:58

【人】 オスカー

―― 回想:清姫と夏の思い出 ――

>>279ギャルと言うのは良くわからなかったが姫ということは理解できた。
姫であるならば適切に挨拶をしなければと話かけ、他の面々が余り話しかけなかった結果引かなかったと判断されたらしい。
引く、というシチュエーションは時折見かけるものであったので、これが引く――と文化を目の当たりにして満足していたところを認められたかもしれない。

その後、紆余曲折の末に姫というのが肩書ではなく名前だと知り逆にこの国の名前の奥深さを再認識した。
尚、>>113つい先ほど本当に姫であったことが発覚したので思い込みではなくやはり姫であっていたのだと記憶している。

自分と話す時の清姫は表情が少し柔らかい気がしていた。
気兼ねなく喋れるから、だろうか。
その辺りを問うたことはないがギャル文化に興味があるのか問われたとしたら――]
(312) 2022/07/29(Fri) 20:01:09

【人】 オスカー

  いいえ、半分違いますね。
  ギャルをしている清姫に興味があるのですね。


[ギャルという種族は海辺でも見かけるが別に興味を惹かれることもなかった。
ビーチボールをしていると声をかけられることがある程度で話せるギャルは清姫だった。

>>285浴衣の話題もいつも話してる延長線上のこと]
(313) 2022/07/29(Fri) 20:01:18

【人】 オスカー

  えっ?


[イカを捌き串に打ち網に乗せた手はそのままにくるくる串を時折回して驚愕の表情を浮かべていた]


  ……今、今何と?
  浴衣の時は、下着をつけない??


[文化の深淵を覗き込んでしまったような錯覚を覚え、膝から力が抜けるかのような気がしていた]
(314) 2022/07/29(Fri) 20:01:26

【人】 オスカー

  スースー……する、のですか。
  スースー???
  その前に、この国の女子は皆浴衣の時は……。
  それであのプロポーションを?
  これが、これが東洋の魔女……。


[イカの焼ける良い香りが漂っていく。
手はマスターした動きにしがたいタレをイカに塗ってまた香ばしい香りを漂わせる]


  ワンピ……ワンピースですか。
  清姫ならば、そう。
  お嬢様のような白も良いですが。
  情熱的な赤も似合いそうですね。

  でも――。


[しげしげと清姫を眺める。
髪色こそ明るいが和装が似合いそうな感じであった]
(315) 2022/07/29(Fri) 20:01:34

【人】 オスカー

  似合うと思うのですけれどね、浴衣。
  夏ですよ?
  浴衣を着ないでどうするのですか。
  お祭りとか肝試しにいかないのですか?
  近くでやるらしいですよ?


[それはとても残念ですねと眉を難しい形にしながら焼き上がったばかりのイカ焼きを提供した**]
(316) 2022/07/29(Fri) 20:01:40

【人】 オスカー

―― 回想:綴と風鈴と ――

>>300最初に話しかけた後、>>305風鈴を飾る合間に垣間見た表情に飾り付ける手を止めたことを覚えている。
何とも言えない表情の綴は、後に家族や病のことを聞いた時にようやく得心がいったように小さく口の中で、それで、と呟くのみだった。

励ましの言葉が必要かと言えば、否だろう。
慰めの言葉を投げかけた方が良いわけでもないだろう。

体調に関しては熱中症にもなりやすい天候であるし心配ではあったが身体が弱いと思っていてもそこまでとは考えてもいなかったというのが正しい。
ただ、打ち明けてくれたのは別段そうしたものを望んでいたわけではないだろう。

何かしらを抱えていたとしても。
思えば>>303風鈴の思い出を語った時からそうだったのだろうが、陰りから日の出した>>304意志と、模様替えをしてきた思い出が変わるわけではない]
(327) 2022/07/29(Fri) 20:49:36

【人】 オスカー

  ふむむ、相変わらず私にはどれも同じ音に聞こえますね。
  蝉の音もそうですがこれは特殊能力では?


[この国の人間はよくわからない能力を持っている。
悩まし気に差し出された>>301綺麗にしてくれた風鈴を受け取り飾る前にしげしげと眺めてはそうぼやく。

この国での生活は真新しい経験の連続だ。
驚きと興奮もあれば真実を疑いたくなるようなこともある。

試しに風鈴を慣らしてみても同じ音に聞こえるが綴にはその時々で違う音に、感情を持った音に聞こえるらしい]
(328) 2022/07/29(Fri) 20:49:43

【人】 オスカー

  綴はすごいですね。


[感心したようにそう伝えたことも一度や二度ではないだろう。
飾り付けが終われば店を吹き抜ける風に揺られて風鈴が鳴る。
その音を聞きながら勝手ながらにかき氷を作っては一緒に食べてまた語り、よく笑うようになった綴にまた語り掛ける]
(329) 2022/07/29(Fri) 20:49:52

【人】 オスカー

  ……楽しいですね。


[そう、伝えたのは現在の自分の認識だけ。
自分は楽しいと伝えて笑い、今の出来事を確かにした。
今が幸せかはさておいて、最初とは違う表情の綴に目を細めて自分は確かにそのことを喜んでいた。

夏に憂いた表情は似合わない。
笑って、喜んで、楽しんで。
あとはかき氷の冷たさに頭を痛めて抱え込むくらいがちょうどよい**]
(330) 2022/07/29(Fri) 20:51:05

【人】 オスカー

―― 初顔合わせ>>317 ――

[まもちゃんが急用で急遽呼び出されたのが彼らしい。
オーナーの手が早いのかまもちゃんの手配が良かったのかはさておいて今日は客足も遠のき始めていることだし辺世や須藤が甲斐甲斐しく説明しているので自分から伝えることは一つだろう]


  焼き場マスターのオスカーです。
  地獄の業火を操れば大体右に出るものはいません。


[汗を流しながらキリッと決めポーズをして見せた]


  でも鹿賀さんがマスターになりたいならば。
  喜んで対アリしましょう。


[お近づきの印に何かどうぞと焼き物を示して歓迎を**]
(332) 2022/07/29(Fri) 20:58:45

【人】 オスカー

―― 鹿賀と>>336 ――


  なるほど……免許皆伝です。
  修行はもう十分でしょう。


[そう、焼き場は厳しい。
汗だくになるし煙で燻製になりそうだし臭いもついてしまう。
潮の中に飛び込むのも臭いをリセットする意味もある。
単純に泳ぎたいから海を目指して駆けているだけでもあるが]


  そう、明日から貴方も紅蓮の旋風使いです。
  マスターの先達からアドバイスをするならば。
  ……そう、後ろを振り返ってはいけません。


[止まるんじゃないぞ、と明日の焼き場を任せようとしよう**]
(350) 2022/07/29(Fri) 21:52:33

【人】 オスカー

―― 現在:結城に ――

>>337時折、結城は派手な反応をする。
今もそうだ。
皆、々、心の中に心の嫁がいると思うのだが然程驚くほどのことでもないようなことで強い反応を示したことに、こてり、首を傾げた。
これが目をシロクロさせるというやつかと強張った表情をしげしげと眺めていると続けた言葉に理解の色が見え頷いて見せた]


  結城も一人くらいいますでしょう?


[若い年ごろの女子はアイドルを推す人も多いと聞くが結城はどうだろうかと問い返し――]


  興味がないわけではありませんよ。
  ただ私の熱いパトスをそのまま受け入れてくれる。
  そんな懐の深い方が良いですね。

 
[自分の情熱を否定されることは苦しいものだ。
それが何であっても、受け入れられないまま通ずるのは酷なことではないだろうか]
(356) 2022/07/29(Fri) 22:21:31

【人】 オスカー

  立派と言いますか。
  恐ろしく追求されるというのもありますね。

  その点を理解してもらえるのは嬉しいです。


>>340美味しそうに串焼きを頬張る姿を見て目を細め、投げかけた言葉への反応に>>341いつもと異なる色合いを見た]


  ふむむ、今日はいつもよりも情熱的ですね。
  私も仲良くしたいですし。
  仲良くしたいからここにいるのですよね。


[誰と、という言葉の抜けた声はつらつらと流れ出る]
(357) 2022/07/29(Fri) 22:21:41

【人】 オスカー

  え、ああ、それは勿論です。
  ただいつもの通りですが。
  先にお風呂に入ってきてもいいですか?

  多分、今すごく私は臭いので。


[仕事が終わる頃に海に入るのは遅すぎるというもので、常々仕事が終われば最初にすることは水浴びか風呂に入るかだった]


  臭いままですと、嫌でしょう?


[焼き場のマスターは臭い悲しみを背負っていた**]
(358) 2022/07/29(Fri) 22:21:58

【人】 オスカー

―― 鹿賀と>>352 ――


  ステイ、ステイ……。
  びーくーる


[態とらしい発音で落ち着くように伝える]


  やればできる。
  大丈夫、鹿賀はやれるこ!
  頑張れるこ!


[両手の拳をぐっと握ってみせて応援した**]
(360) 2022/07/29(Fri) 22:23:56

【人】 オスカー

―― 回想:清姫と浴衣と ――


  ふむむ……。


>>355清姫の表情が一瞬陰った気がしたが恐らく何も伝えてくれることはないだろう。
別段何かしら含みがあるわけではないが理由を探る手立てがあるわけでもない]


  私はギャルをしていない清姫を知りません。
  ギャルをしている貴女に興味がありますが。
  ギャルをしていない貴女もまた興味深い。
  想像ができないという意味では深窓の令嬢と同意ですね。


[悩まし気な声色の後にそう伝えると自分の驚きが伝播したのか清姫が慌てており笑い声をあげた]
(368) 2022/07/29(Fri) 22:49:38

【人】 オスカー

  そうなのですか?
  そうですよね、ドレスだってコルセットで矯正して……。
  でも、多分?
  前に着たのは子どもの頃、ですか。


[きっとその時は誰かに着せてもらったのだろう。
今の清姫を頭の中で幼女化して着物を着せてみると――]


  あら、可愛い。
  ……おっと失礼しました。
  脳内で想像していました。


[素直に白状をしたが矢張り下着はつけないらしい]
(369) 2022/07/29(Fri) 22:49:56

【人】 オスカー

  あの薄そうな生地に下着なしで?
  少し、かなり、無防備ではないですか?


>>359浴衣を着てくれるらしいのは着てくれるらしい。
ただ一人で向かうのは姫としては危なかろう]


  清姫、姫たるもの供と一緒に赴くべきでしょう。
  浴衣を着られるならば見てみたいです。
  お祭りに興味があるならばご一緒に如何でしょうか。


[ちなみに清姫の食べ方はなかなかにワイルドだ。
お姫様っぽくはないがそのギャップはなかなかに良い。

自分のパトスを曝け出したままに、お誘いをしてみたがどうであったか**]
(370) 2022/07/29(Fri) 22:50:02

【人】 オスカー

―― 鹿賀と>>361 ――


  私は初日からわからない間に放り込まれましたけれどね。


[そう、自分がやってきたからキミもできるというダメな上司の鏡のようなセリフを吐いていく]


  でも、わかりました。
  レクチャーは必要ですからね。
  特別ですよ?


[こてり、首を傾げて是とした**]
(371) 2022/07/29(Fri) 22:55:11

【人】 オスカー

―― 結城と ――


  それは勿体ない。
  貴女の心に叶う嫁とはどのような方か。
  私はそれにとても興味がありますのに。


>>372誰かの嫁は気になるものだ。
それが同じ嫁であれば戦争になることもある世界が存在する。

ありのままの自分を受け入れてくれる方が良いということは同意を得られたようだ]


  ふむむ、結城は情熱的な方が好きなようですね。


[好いてもらえたら嬉しいらしいし、>>373情熱的だと伝えるとまた林檎のように赤くなってしまった。
これは嬉しいのだろうか。
膨らむ頬を見るに拗ねていたり怒っている可能性もあるなと頭の中の図書館を開いては、それはそうとシチュエーションに当てはめてみていると――]
(388) 2022/07/29(Fri) 23:59:48

【人】 オスカー

  ……ふむむ?


>>375いつもと異なる誘い口に首を傾げる]


  今のところは別段に用事はありませんからね。
  いつものように貴女の心象が具現化されるところを。
  一番近い場所で眺めさせて頂きますよ。


[予防線を張るというのだろうか。
前を向きながら後ろに向かって下がっているようにも思えた]


  ……もしも何かありましたらお伝えしますから。
  結城も予定がありましたら言ってくださいね?


[その線に触れることなくぺたりと触るように言葉を重ねる。
気にしないと言われたが自分の襟元を引っ張り臭いをかぐと汗臭いのと脂の臭いと炭やガスの臭いでわりと酷い]
(389) 2022/07/29(Fri) 23:59:59

【人】 オスカー

  流石にこの八千年の恋もブレイクしそうなのはちょっと。


[またも>>376最期の言葉は聞えなかったが時間は有限だと言っていたし何か思うところがあったのだろう。
立ち去るなら見送りをしよう。

終業時間までまだ時間もあることだし**]
(390) 2022/07/30(Sat) 0:00:04

【人】 オスカー

―― 回想:清姫と浴衣と ――


  いやいやいやいや。


>>378感嘆の声の後に続けた言葉の反応に手を横に振った]


  小さい頃の清姫ですからね。
  スケベではないでしょう。

  スケベと言うなら今の清姫が、そう。
  下着無しで浴衣を着ている姿を想像する、とか?
  そういうのならばスケベと言われても致し方ありません。

  が――もしかしてスケベな方が良かったでしょうか。


[存外に素直な言葉であったが一応反論を示し、今の清姫ならばそうだろうと訂正を入れておいた。
気安いと言えば気安いやりとりだし清姫ならば嫌なら嫌と言うだろうからとそんな言葉のやり取りをすることもあろう]
(393) 2022/07/30(Sat) 0:19:55

【人】 オスカー

  お祭りは良いものですよね。
  祭囃子の中橙色の世界を歩く。
  出店が通路を挟み込み、射的や金魚すくい。
  わたあめにタコ焼きと色々揃ってる、はず?


[祭に行ったことはない。
男一人では寂しいし自分が知るお話的にも大体女子と一緒に行っていたものだ。

>>381ただ浴衣がないと聞くとわかりやすく肩を落としたが買い物の誘いがあると目蓋がきりっと開いた]
(394) 2022/07/30(Sat) 0:20:02

【人】 オスカー

  行きましょう、是非いきましょう。
  車、私のに乗っていきますか?

  え、え?
  私も浴衣デヴュー!?
  良いのですか、男の浴衣姿など需要もないでしょうに。


[そうは言いながらも初めての浴衣にうきうきとせずにはいられなかった]
(395) 2022/07/30(Sat) 0:20:12

【人】 オスカー

  ……ところで男もまたノーパンなのでしょうか。
  スースーしますか?


[なったことがないので問いかけて、清姫は女子だから知らないかと思いなおして休みの日の予定を組んだ。

後日、清姫を車(軽)に乗せながら漸くと気づく]


  あれ、これデートイベントみたいですね。


[笑いながら案内されるままに車を運転していったことだろう**]
(396) 2022/07/30(Sat) 0:20:22
オスカーは、メモを貼った。
(a81) 2022/07/30(Sat) 0:22:10

【人】 オスカー

―― 回想:綴と風鈴と ――

>>402先よりも少し高めの音がするらしい風鈴の音色もまた数多の風鈴の音色と変わらぬように聞こえる。
遜色のない綺麗な音色だがそこに感情の色を覚えることはできずにいた。
生まれ育った地、或いは環境由縁の感性の問題なのだろう]


  おう、綴。
  貴女がそんな表情をすることはないのですよ。
  それに私は感謝しているのです。
  いつもいつもいつもいつも。
  風鈴の音色の違いを私に届けてくれるのですから。


[その違いを知ることは未だ出来てはいないが分かりやすく落ち込んでしまう綴の肩に手を軽く触れてそう伝える]
(412) 2022/07/30(Sat) 7:23:00

【人】 オスカー

  文化を理解するのは難しいことなのです。
  それには多くの時間が必要で。
  時間をかけるからこそより愛着もわく。


[その文化がどういうものなのか。
>>404この国の文化をこの国の綴に伝えたりもしていた。
打ち明けられたならば自分も自分の知ることを話ていこうと生まれた地のことや旅行で行った場所のことを語っていた。
綴が知りたいことや興味が出たものがあるならばそれについて語った。

その話がかき氷に表情を緩ませるのと同じくらい微笑みを浮かべさせられるものであったかは自分には分からぬことだが、相も変わらず風鈴に話しかける姿にこう語りかけたことがある]
(413) 2022/07/30(Sat) 7:23:40

【人】 オスカー

  そうしていると綴は風鈴の妖精のようですね。
  儚さの中に可愛らしさがあり。
  風鈴もまた語り返してくれているのでしょうか。

  どうでしょうか、可愛らしい妖精さん。


[風鈴の音色の違いはわからないが綴が楽しそうなことは理解できるのだから、きっとそこに会話は成立しているのだろうと目を細めてかき氷で芽生えた頭の奥に広がる痛みに額とコツコツと叩いて目尻に涙を浮かべていた**]
(414) 2022/07/30(Sat) 7:24:08

【人】 オスカー

―― 早乙女と休憩中 ――


  早く閉じたらそれだけ早く遊べますよね。


>>399外はとても気持ち良く晴れているのに。
焼き場の前はとても気持ち良く熱気に炙られている。

今も頑張って客引きをしている人がいるのだから勝手に閉じることはできないだろうから戯言に過ぎない]


  でもそんなことしたらオーナーに怒られますね。
  遊ぶのはお仕事が終わってからにしましょう。


[それにしても――と早乙女の服装を改めてみる]
(496) 2022/07/30(Sat) 19:53:10

【人】 オスカー

  その気持ち、分かりますよ。
  私も休憩の度に海ーって駆けていってますからね。

  暑いし汗をかくし水着を着て上を羽織ってますよ。
  その点では女の子たちはちゃんと服を着ていてえらいですね。


>>400水着の上に上着を羽織っている自分とは違うものだと姿を眺めると、受け取ったつぼ焼きを美味しそうに食べてくれるところを見て目を細め、自分もまた冷ましに冷ました出汁を啜った]
(497) 2022/07/30(Sat) 19:53:20

【人】 オスカー

  ……はぁ、美味しい。
  器物破損が減ったのは何よりですね。
  プラゴミが増えると片すのも大変ですから。

  来年、来年はオーナーが特に言わないなら。
  逆にスタッフの頭数に数えられているのではないでしょうか。

  多分数日前に通知がきますよ。
  よろしくね、って。


[自分はここに着てから毎年のようにと思うがそれでも数年も経過していない]


  早乙女さん……夏が空ける頃には貴女も立派なスタッフです。
  それならば来年も必ず、必ず?
  そういえばどうしてここに?


[きっと揉まれて強くなってくれるだろうと焼き場を遠い目をしながらそんなことを口にした**]
(498) 2022/07/30(Sat) 19:53:34

【人】 オスカー

―― 回想:清姫と浴衣と ――

>>430幼い頃ならばセーフ。
これは両者の合意の元で判定された。

尚、どうしてか現在の清姫でも想像したことになっているようでスケベなのは良くないと諭された]


  ふむむ、確かに。
  確かに……今の清姫で下着をつけずに浴衣姿を想像すると。
  それはスケベですよね。

  うん、私も男子です。


[未だ想像はしていないが清姫の中でそうなっているならば言葉選びを失敗した自分に非があるのだろう。
この国の言語は難しいと改めて実感しながらその言葉を受け入れた。

それが良かったのかは定かではないが>>434その後車で買い物に行く時は機嫌が良かった気がするが、同時に少しばかり他所他所しい雰囲気の時もあり、かついつもと異なる雰囲気で寂しそうに感じる時もあった]
(505) 2022/07/30(Sat) 20:25:57

【人】 オスカー

  それならばお言葉に手を添えて。
  清姫と一緒に浴衣を着れるなんて楽しみですね。


[そういうシチュエーションも度々目にすることがある。
男女ともに浴衣姿はその中では当然なのだが実際に目にしてきた中では男は普段着であることが多く少しばかり衝撃を受けたことがあった。

何か言いかけていたような気がしたがすっかりと浮かれていた自分は気づくことはなく、>>437少しより道をしたドライブをしたり周辺の聖地を回ったり清姫が行きたいと言った店に寄って楽しく過ごした。
自分の浴衣を清姫に選んでもらったのはそれが男性ものでどういうものが良いのかわからなかったからだ。
勿論着用の仕方も分からないので動画を見て着こなし、最初に清姫の前に現れた自分は見事に左前な着方だった。
動画を見てそのまま真似たのだから仕方がない]
(506) 2022/07/30(Sat) 20:26:06

【人】 オスカー

[お祭り自体は楽しく過ごせたと思っている
>>437人混みではぐれないように手を差し伸べたりしたりして、時折周囲を気にしているのか腰回りを気にしていた気がしたがサイテーと言われたので意識しないように務めて出店を回った。

楽しかったと伝えて翌日からも仕事をこなして、夏が終わり解散すると自分は住まいに車で戻り、戻ってから清姫が連絡先から消えていることに気づいた。
そこからは連絡の取りようもなく、どうしてしまったのか、或いは自分が何か悪かったところがあったのだろうかと過ごしていたが日常は絶え間なく変化していくものだ。
忙しい生活の中で次第に思い出となっていき、思い出したのは今年のバイトが始まる時。
去年買ったクリーニングに出しておいた浴衣を一応車に乗せて訪れた地で清姫を見かけたが、隣で作業をしたりしていてもどうしてか言葉を掛け難く今に至っていた**]
(507) 2022/07/30(Sat) 20:27:00

【人】 オスカー

―― 回想:綴と風鈴と ――

>>474その言葉には首を横に振った。
そんなに、と言う程ではないのだろうが一度柔らかくなった表情が窓の外を見ていたような雰囲気になっていく過程は自分の中ではあまりさせたくはない表情であった。
夏なのだからと言うのは自分のエゴでしかないのだが、それでも>>475笑いかけられるのは気分が良いものだと思う]


  ええ、笑顔の方が似合っていますからね。


>>475一週間に一度の風鈴の衣替え。
その度に、今日も、と楽しい思い出を積み重ねていく。
それは綴が口にした通りのように、思い出の音は窓の外の景色もまた彩りのあるものにしてくれるだろう]
(516) 2022/07/30(Sat) 21:47:58

【人】 オスカー

  そうなる日が楽しみですね。


[それは自分も同じことで、いつか風鈴の音色が耳に届くこともあるのだろうか。
そうなると良いと願いながらもまた一つ]


  そうですね、今のところは未完の物語ですが。


[微笑む綴に、自分は良い笑顔を見せられただろう]
(519) 2022/07/30(Sat) 21:53:15

【人】 オスカー

  これから物語になっていくとすれば。
  それはどんなお話になっていくのか楽しみではありませんか。

  だから、そうですね。
  これからもお話をさせていただけたら嬉しいですね


[それは綴自身の物語。
風鈴の妖精のように見えると告げたお話はこれからの積み重ねでできていく**]
(520) 2022/07/30(Sat) 21:55:50

【人】 オスカー

―― 現在 ――

[呼び込みが成功したらしくお客の足が戻ってきていた。
頃合い的には酒のつまみ的なものも用意する時間帯だろうか。
その辺りは客の好みによるものであるし注文が入ってから焼きに掛かれば良いだろう。

早乙女が仕事に戻れば暫し一人の時間となる。
外を見れば相変わらず良い天気で憎々しいまでの陽光が降り注いでいた]


  そう言えば今年も肝試しやお祭りはあるのでしょうか。


[昨年遊んだから今年は調べていなかった。
あるならば行ってみたいと思うのだが一人で行くのも味気無さを感じる。

吐息を漏らしていると外の様子や店内を眺めながら終業時間まで過ごしていようか**]
(521) 2022/07/30(Sat) 22:12:35

【人】 オスカー

―― 現在 ――


  おおう、それは実に確定的に勝利気分なタワーですね。
  実に良い仕事をされます。


>>529姫大名が手に持つ極太ソフトクリームに賛美を送る。
拍手しているとチラシを確認してくれていた]


  そう、なのですよね。
  ありがとうございます。
  色々あるのですよ、お祭りもイベントスポットも。
  でもですね。
  折角の夏なのですよ。

  一人でいくのは寂しくありませんか?


[でも花火は見てみたいとは思う訳で]
(553) 2022/07/31(Sun) 0:00:32

【人】 オスカー

  ふむむ、それはよくありませんね。
  幸せは歩いていかないとやってこないですから。


>>546続く綴の言葉に確かにと頷いた]


  悩みといいますか。
  夏の儚さを想い。
  まるで蝉の一生のようにそうここが地中?


[自分の悩みなど些細なものだ]


  もっと夏を満喫したい!
  ただそれだけですからね。


[そういう気分の時もあるものなのです**]
(560) 2022/07/31(Sun) 0:24:44

【人】 オスカー

  謙遜することはないですよ。
  あの小学生二人も喜んでいたでしょう。

  それにしても黒と白……。
  これがワビサビというやつですね。


[落ち着いた色合いのソフトクリームは落ち着いた味わい深い甘みがある。
砂糖だけの甘さではないところが良いのだろう。
この国のお菓子にかける情熱は文化にかけている情熱と同じくらいに熱いものを感じる]


  夏は大好きです。
  でもね。
  春も、秋も、冬も、それぞれ大好きですよ。


>>558去年は去年で楽しかった。
遊びまくっていたと言っても過言ではない。
姫大名も遊んでいるだろうか。
ちゃんと自分で考えているらしいので心配することはなさそうだが]
(561) 2022/07/31(Sun) 0:34:45

【人】 オスカー

  そう、でもそれはそれ。これはこれです。
  こうアレがないのですよ。
  仲間と一緒にガッといてグッとやってGo!
  みたいなやつが。

  あ、そう言えば民泊の倉庫に花火ありましたよね。
  閃光花火でしたか。
  誰が最後まで光続けられるか。
  そんな熱い戦いもしてみたいです。


[それは昨年はしてなかったことだ。
してないことが数多ある、やり尽くし足りないと心が疼いているだけのこと**]
(562) 2022/07/31(Sun) 0:37:51

【人】 オスカー

>>558二人と話してフランクフルトを焼いてお客に渡しているとバイブレーションの音が聞こえた。
手を洗い水滴を拭うとスマホを手に取った]


  まさか父にバレましたか。
  いや、まさか。


[異国の文化を研究してくると出立した身である。
どっぷり研究三昧な生活をしているが許容範囲を越えてはいるだろう。

顔認証で画面を開くと届いていたメッセージに目を通して瞼を閉じた。
祭に行くか否かで言えば行くことは間違いない。
ただ、誰、とは決まってはいなかった。
昨年一緒に行った清姫だが結婚すると耳にして驚いて声をかけただけであまり話せてはいない]
(563) 2022/07/31(Sun) 0:45:40

【人】 オスカー

  ……ふむむ。


[結城との約束もあるし行くにしてもその後だろう]


  『行く予定ですよ』


[そう送り返してから、ふと、気づく。
もしかして、この文章は――共に行くとかそういう問いかけだったのだろうか。

送ってしまった後で首を傾げることになった**]
(564) 2022/07/31(Sun) 0:51:06

【人】 オスカー

―― 現在:綴と ――

  それはそれは。
  とても急いで駆け足にならないといけないですね。


>>569その例えは初めて耳にしたが忙しそうであると感じる]


  適度に歩調を合わせて追い付けるくらいの。
  それくらいの幸運の女神様がいてくれると良いのですが。


[傾げられた首を見て同じ方向に首を傾げた]


  今年の夏は今年の内にですよ。
  やりたいことは沢山あるのですけれどね。


[どれから手をつけるべきかという難題でもある]
(572) 2022/07/31(Sun) 3:20:31

【人】 オスカー

  その時はまたいつものようにお話しましょう。
  悩みは人を蝕むものですからね。


>>570申し出をありがたく受けては傾げていた首を元へと戻した]


  貴女も同じですよ。
  悩むことがあれば相談をしてください。
  最近は明るい笑顔が増えてとても良い。

  風鈴も心なしか喜んでいるかのようです。


[綴に選ばれた風鈴は彼女の前だけ良い音を立てている気がする。
気のせいかもしれないけれど最近気づいた些細なこと。

眺めていたことを暗に伝えたことにもなるが焼き場からは色々見えるのだから致し方ないことなのだ。

業務に戻るならばサザエの串焼きを一本差しだして間食にどうぞと感謝の意味を含めて提供をした**]
(573) 2022/07/31(Sun) 3:25:30