人狼物語 三日月国


129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】

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 グロリオサ
嬉しそうな君を見た。
やはり君の視線も心地よい。


「っ、ぅ…――」

君が落ちていくのを横目に、反動と痛みで体が僅かにぐらつく。
その間に銃を構え直したその狙いが此方の眉間だと知って尚、障壁は作らない。どちらが届くか、今はそれだけでいい。
 
だって君とこんなに楽しく遊べるのだから!



瞬時に脚へ纏わせた結晶を解いて、腕へとリソースを回せば琥珀で大きなガントレットを生成する。
あとは結晶を撃ち出すかの様に。残る力を全て込めれば最高速度で貴方のへと叩きつけようとするだろう。

 ナフ
「もう少し近づいてから撃てばよかったか」
まだ距離がある。これ以上近づけばさすがにあからさますぎただろう。
ゆっくりと歩を進める。監視カメラもこの様子を映している。塗りも壊しもしていないから。

「随分細かく評価してくれたようだ。独創性を俺に求められても困るが。俺の行う事など、大抵が模倣だからな」
そこから少しだけ早く。

「カメラはもうすっかり綺麗になってしまったな。残念だ」
早く、

「――あれは余計な演出ではなかったか?」
駆け出し、距離を詰め始める。

今回手にした銃は少々特殊だ。銃口よりも先に刃が伸びている。片刃で、先は鋭い。
これは銃剣だ。銃に長い刃を取り付けることで、槍のようにリーチを持った武器。
他に武器は持たない。中距離にて戦うのが目的だ。

 アルレシャ
じ……と見たまま。
あなたの心の内を知らぬまま。

視線を向けられ、なぁに、と声をかけられたなら。

「…………呼んだだけ」

笑みを浮かべた顔でそう返す。
寂しくても笑顔を繕うのは自分にもできるから。

もう一度手を伸ばそうとも思ったけれど、また苦しませちゃうような気がしたから上手く動かせなかった。
だから、ただ見てるだけ。

 ナフ
狙いはわかり易い。テンガンが逆の立場ならそうするだろう。想像できる。
「創作性は、俺に、最も、ない。作家にはなれないな」
勢いは若干削がれるが……右足に力を入れ、左足を浮かせ。
手元へと向かって来る鎖を、走る勢いを利用して透過の右側へ蹴りつけた。
姿勢を戻せば若干落ちた勢いのまま走り、牽制のために数発打ち込む。

「見られず残念だ。大方俺達が"仲良し"だとでも勘違いして装飾を施したんだろう?さぞ滑稽だったろうな」
ベタと言うくらいだ。具体的にどうなったかは分からなくても、アレを見た人間のやりそうな事は想像がつく。

 アルレシャ
作られた表情も、作られていない表情も。
男はきっと変わらずに笑みを浮かべ見ているだけ。

「…………あはは、」

なんでもない。本当にただ名前を呼びたかっただけで。
理由なんて理解する必要もなくて。


「あーあ、……またそういうコト言う」

少しだけじと、とした目で視線を送る。俺に好き勝手させたから苦しんだくせに、なんて。思うけれど我慢するほどいい子でもない。
おもむろに、あなたの方へと手を伸ばしてしまおうか。

 アルレシャ
この男にとって表向きの表情の差異なんて些細なこと。
自身の心臓に響く音を信じているから。だから何も変わらず
心を
見ている。

「あーあーあー、後悔しても知らないぜ……ほんとに……」

呆れるような表情、声は自分に向けて出たものだ。そう言われて遠慮できるほど器用な心は持ち合わせていないから。
伸ばした手はあなたの顔の頬近く。手の甲で柔く触れた後は、手のひらで包むようにしてから親指で
慈しむように
撫でてしまおうか。

「俺に好き勝手させるアンタが悪いんだからなー……」

 ナフ
「では君に頼もうか?餌のように歩いていた、君が、」
鎖が顔の横を通った時点で、身を屈め靴底で床を滑る。
首を狙ってくるとは予想していなかったが、どうもこれは自由自在に動かせる様子だ。
武器を縛れないのなら体を縛ろう、としてくるだろう。

「どんな筋書きを望んでいたのか教え、てくれ。どれが見たかったんだ」
こちらの銃弾は弾かれた。しかし向こうの打ち出す輪も刃を振り、弾く。
……さて、そろそろナフに刃が届く距離か?
途中で足に力を入れブレーキ、滑り込んだその姿勢のまま。

「映像は、後で宜しく。今後の参考にする」

返す刃であなたの足首を狙う。

 アルレシャ
外側を覆っていても、外側を覆っているという事実をそのままに受け止め、受け入れてしまう。
かつてそれが出来ず後悔した過去を持つから、尚更だ。


「…………、あーるれしゃ」

困惑の音が響いていると理解できる。
いつもならきっと心配になって一旦、手を止めるのだろうけれど。


触れた手は撫でる動作を止めたりはしない、先程と変わらぬ声でもう一度名を呼んで。泳がない視線は真剣な眼差しであなたを見つめたままで。

「――――…………」

口だけを動かした。声は。

 アルレシャ
響く全ての音を聞いていた。
跳ねる心音も、全て。

聞いても尚、この目は変わらずにあなたを見据えていて。

音が無くても様子を見れば分かる。困惑と、混乱と。

「…………だから言ったじゃん」
後悔しても知らないぜ、ってさ。


喉は無邪気な音を鳴らさない。くすり、小さく笑えば。
親指でなく手のひらで柔く頬を撫でた後に、それはあなたの元からするりと離れていく。

「…………戻る?」

ここまで好き勝手しても、引き留めるような我儘は言えないらしい。
そんな自分にまた呆れてしまうよ。

男はきっとあなたが部屋に戻るのを止めたりはしないだろう。

 アルレシャ
あなたが何を考えているかは分からない。
分からないからただじっと様子を見ていた。
それでもきっと、後悔しているんだろうなという事だけは。
察しがついてしまうような気がして。
小さく息を吐いて。
自分は後悔なんてしてやらないけど。


ロビーを出ていくあなたをただ見送って。

「…………おやすみ。またな、アルレシャ」

あなたの居た場所に言い残してから。
男は部屋に戻っていく。……ギターを取りに。

眠れない。

ので。
ギターを背にトレーニングルームまでやって来ました。
扉にはいつだかに申請した『演奏中』の札をひっかけて。

手には適当に申請しておいたシャンメリーの瓶一本と、有害物質のない水蒸気タイプの電子タバコがひとつ。

風景など特に変えないままのトレーニングルームの壁際に瓶を置き、中央へ移動しギターを構えれば、まずははじまりのFの音を鳴らして。かと思えば間髪入れずに音をかき鳴らし始めた。いつもよりは身体の動きも大きめに。足でステップを踏んで。

「…………よーし、久しぶりにやるか」

不慣れな手付きで電子タバコの電源を入れて吸

ゲホッ!
……ゴホッ……うえ……
 やっぱタバコとかムリだよ俺え゛!」

それはそう。慣れてなさ過ぎて咽ました。
だって煙を出す役なんて俺やったことないもん!


気を取り直してテイク2。涙目のままタバコを吸って、吐いて。正直、手軽に煙さえ出せれば何でもいい。
演奏の手はそのままに、煙を
振動に吹きかけていく。

メモを貼った。

振動に吹きかけられた煙は"それ"に留まり続ける。
演奏によって生み出されている振動は徐々に輪郭を浮かび上がらせ"ひとの形"となっていく。

やがてそれは
ポルクスと同じ背格好をした振動の煙人形に!


用済みだと言わんばかりに口にしていたタバコを床へと吐き捨て落とす。カラン、カラン、と音を立てる振動ですら演奏の音へと塗り替えてしまおうか。

「おーうクラシック、久しぶり〜。
 ……ほら、お客サンにお辞儀は?」

ジャカジャジャン!
と鳴らす音に合わせ煙人形は華麗なお辞儀をしてみせる。
その後はポルクス本体の方を見て首を傾げるような動作をして。

「……なんてな? 今日は俺とデュオだぜクラシック」

能力が使えないと、ギターを持っていないと、煙がないと、お前には会えないからさ。だから今日は気が済むまでお前と舞ってみせようか。
ちょっとした再会と、ちょっとしたお遊びだ。

「フルスロットルでいくぜ!!」


掛け声に合わせギターは大音量を響かせる。軽快で豪快なロック調の演奏に合わせ、ポルクスの形を模した煙人形は踊り出し。

――なんだか懐かしいな、と感じた。
ホームレス街の外で、金をスるにも飽きた頃合いで。
パフォーマンスとしてよくコイツと踊っていたんだ。
その時には勿論、アイツもいてさ――


ポルクス自身も演奏をする手はそのままに、足だけでステップを踏み、時には跳ねて、ターンをして。
くすくす、からからと喉が鳴る。


観客のいないひとりきりふたりきりのステージで。
ポルクスと煙人形はまるで双子のように。
揃った足並みで踊る。音が鳴る。煙が舞う。

「いいぜ、そのステップ、もう一回!!」

――アイツは今頃どうしてるかな。
何もわからないや。何もわからなくなっちゃったや。
寒さに震えていないかな。お腹を空かせていないかな。
心配されるのはいつも俺の方だったけど。
なんだかんだでアイツも泣き虫だし――

懐かしさに浸ろうとすると寂しさも押し寄せてくるよ。
――俺らはいつでも一緒だったのに。

こんな力さえなければもう少し違っていたのかな。
――もっと普通に生きれたのかな、なんて。

考えてもどうしようもないと分かっているのに。
――だってもう離れ離れだ。


「…………ッハハ!!」

笑った顔を繕うのは簡単だ。
噓が下手な俺が唯一、偽れるものだ。
だってそうしていないと
どこもかしこもボロボロだから。

出来損ないの機械は音を鳴らせなくなると理解している。
だからボロボロのまま笑みを浮かべて、己の姿をした虚構と力強く舞ってみせようか。

煙人形をアイツの姿にしようと思ったけれど。
思い出の中の空想のそれに会うのはなんか違うなとも思ってやめた。


上手く演ってみせると大口を叩いたからさ。
次に会うのはやっぱ、本物のアイツがいいよな。


不敵に笑みを浮かべたって、満足なんて出来やしない。
それでもギターを鳴らして。踊って。跳ねて。舞って。
振動を纏う虚構も同調して。まるで生を得たように舞って。
俺は生きているよ。ここで生きているからさ。


届かない音を響かせ舞い続けよう。
生を叫び続けよう。俺の気が済むまで。

この振動は続いてく。

己の虚構と踊り続けた。気が済むまで。ずっと。一緒に。

ナフ

「それを聞くと、これで自信を取り戻されても複雑だな。
君の素振りも"暴れる先"に選んだ理由の1つ、だが。
こういう場の方が君との会話は盛り上がりそうだと見えたから、が一番だ」

尾は、前腕で受ける。ここまで必要ではなかったが、防刃用に仕込んだ板があるから、鈍い金属音が鳴るだろう。勢いによっては叩き折られるかもしれないが。
頭を庇う手は自分の頭へ触れながら。

「ああ、好みの展開になってよかったな。それを評価されても嬉しくはないが――君に近づくのは悪手か?」

動きが違うように見えたので、直接尋ね。
銃の、普通は存在しない小さなレバーを操作する。こうして弾の種類を切り替え、完全に絡み付かれる前に銃口を持ち上げ、あなたの胴に向かって散弾を放った。
ただ、放った後は避けられない。
後頭部を狙う輪も、銃に絡み付く鎖も。

ただし前者には当たったとしても対抗策がある。こちらの動きが鈍ることはない。実際のダメージはともかくとして……感じないように出来るからだ。

最後まで観戦していた。その後どこかへ行ってから、ナフを襲った。

 ナフ
「残念ながらお茶会は俺が得意でないな。難しい。中々話が聞けない」

腕に巻き付くなら、その鎖を掴む。真っ直ぐ立ち上がりながら抵抗するように引いてみる。
動かないように空中で、例えば吊り上げるような固定はされるだろうか。

「分かった。"これ"への対策が必要だな……、」
銃ほと腕は絡め取られるだろう。頭に衝撃を感じて、同時にそれを消す。感じるのは少々の目眩。
とはいえ拘束されるのは時間の問題だろう。

届くか届かないかは考えずに最後の一手。
まずは自分の右の足を浮かせ、もう片方の足にぶつける。脹脛の辺り、ここにスイッチがある。
現れるのは踵から伸びる薄い刃だ。

「とはいえ近づいてくれて助かった」
可能なら左胸へと突き刺すように蹴りを放つ。
掴んだ鎖が支えになるほどの拘束をしているのなら支えに利用し、狙いはズレることはない。腕が自由に動く程度の拘束なら逆にズレることもあるだろう。高く足を上げる分の隙もある。

次はラサルハグを誘いたいが、体が足りない。

グロリオサ
叩きつけた琥珀は無事に届いたのだと、結晶越しに伝わる君の感触に笑みが深くなるのを感じる。
それは頬を裂く痛みも気にならないくらいの高揚と幸福を与えてくれる。少しだけ、銃弾が己の眉間を撃ち抜かなかったのには勿体なさを感じたが。それでも。

特等席で、力なく地に落ちる姿を見守る。
――空の星を手に入れたような満足感。


君と、君が咲かせる
はなんて綺麗なんだろう。



ガントレットもまた光へと還せばその手を君の頭へと伸ばし…止めを刺すのではなく、その髪をそっと撫でた。

君も満足してくれているなら、幸せだ。

こちらもまた手配してもらっていた装置で治癒してもらうだろう。

これはシャンメリーの瓶を片手にまたラッパ飲みしながらロビーに来てみた男。
周辺を見。音を確認し。
いつも居る顔が居ないと理解し。

「………………、
やっぱマズったか?


やらかしたな……の顔をしました。
そのまま踵を返してふらっと何処かへ去ってしまった。

 ナフ
咄嗟に軌道をずらそう、と思っても流石に間に合わない。
刺した後で体の内側へ切り進もうと多少動かそうとするが、僅かに傷を広げただけだっただろう。それも動く内に折れ、刺さったままになるか。
「負傷を恐れない人間は本当に、厄介だ」

己の体がバランスを崩し、骨が軋むのを感じれば、すぐに銃を手放した。
床に倒れた頃には、ろくに動かせる箇所は残っていなかった。
よって、てのひらをあなたに見せながら。
降参。
残念だが」

あなたの傷を眺めて、負わせた傷があってもこれではな、と分かりやすく溜息をついた。
あなたの頭に触れられるならその光の正体も分かるのに、という気持ちも込めて。


「……"次回作"に期待してくれ」

 ナフ
「そう割り切れる人間ばかりではない。君も知っていそうだが。
それに、傷を負わせたというより負いに来たように見える。避けようと思えば避けられたのではないか」

対して、向こうは怪我を負わせよう、と思ったならもっとやれたはずだ。これからやるつもりなのかもしれないが。

「降参したんだ、開放してくれないか」
ぐるぐる巻きのままで希望を出してみる。

自身の治療が終わった後は、グロリオサが目覚めるのを待っている。

「……。」
投票ボタンを探したが、なかった。そういえば投票できなかったんだった。忘れてた。

グロリオサが目覚めた事に安堵して、手を振り返す。

「おはよう」と微笑んだ。

 ナフ
「全く……同意見だ。今ので喜ぶ観客がいるといいな」
同意見だから尚更喜べない。一瞬カメラの方を見遣り。

「配慮どうもありがとう。君のリクエストに応えられなかった分くらいは盛り上げ役になろう」
開放されればさっさと服を払って、落ちた銃を回収し離れて行った。

床が汚れず残念な気分になった。

よかった。

何食わぬ顔でクッキーvilを注文した。あれも模擬戦と大差ないと思う。

「それにしても、話し合いの方に混ざれないのが残念だ。
二人で組み好き勝手していた人間が今更命乞いなど、と言いたかった。
希望……を主張すると逆効果になりそうだ。これは別にいいが」

大きめの独り言。クッキーを食べながら。

「ムルイジへの票が集まったのはバーナードが発端だし、彼らは票先は合わせていただろう。その後の投票も大体思い通りに進めたんだろうな。狙い通り襲撃からも守って貰ったようだし」

これを知っている通りバーナードの言葉は間違いでなく、投票の話をすると全部自分にも返ってくるのだが。脱落していると票は集まらないので無敵かもしれない。
さくさく。

看守長チョコ最後の胴体を捕食している。完食。

「…………」
けんかしてる……?難しい話……?もぐもぐ。

「そう。喧嘩ではない。ただ、ここに何もかも思い通りに進めている人間がいるぞと明らかにしているだけで」
結果だけ見ればね。

「ああ、それを知っていたからか。そういえば投票理由を聞いていなかった気がするな。
非常に残念に思っている。やり方だけ考えた程度だが面白い事ができるかと思ったのにな」

「丁度いいじゃないかアルレシャ。模擬戦の予定があってよかったな」
丁度いいだろうか……

「喧嘩ではない……喧嘩は良くないです。よかったです。悪いのはいけません。」
完食記念にトマトジュースdrinkを飲むことにした。

私のたのんだやつ食べきりました!頑張りました

シェルタンにはい、先程食べ終わりましたと報告した。

「はい、気を付けます。美味しかったです。」
飽きずに食べきったのも美味しかったのはある。これからも無礼講の間は好きなものをたくさん食べるのだ。

ひとつ、深呼吸をする。

祈る様に目を伏せた。