人狼物語 三日月国


12 【完全身内村】アラビアンナイト

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【人】 未亡人 アールアレフ

嗚呼、震える子犬の可愛らしいこと!

窓を締切った薄暗い部屋でも分かるほどに青ざめた顔!

貧相な肩、冷えきった指先!

なんて、なんて可哀想でかわいらしいのかしら!

オホホホホホホホホ。
(10) sacura 2019/06/14(Fri) 11:28:57

【人】 孤児 ヘイダル


■ヘイダルの秘密開示


俺の願いは、

  村の外れに逗留中のサーカス団から
  銀獅子ゾラフを救い出して"自由"にすること


怪我、してるんだ。
後ろ足を少し引きずっている。

毎昼毎晩火の輪くぐりをさせられて、派手な照明で客席からはそうとは分からないけど、あちらこちらに火傷の跡も痛々しい。

"彼"と出会ったのは、たまたまだった。
盗み目当てで忍び込んだテントの中、彼の身体には全く見合わない小さな檻。
身体全部が白く輝く獅子は神々しいばかりに不思議な毛色をしていたけれど、瞳は昏く沈んでいた。

「すっげー……きれい……」

でもこの檻はあんまりに狭いな、と呟いた俺に、仕方ないさとばかり獅子は尻尾をゆるりと揺らした。
(11) Valkyrie 2019/06/14(Fri) 11:44:12

【人】 孤児 ヘイダル


この国で獅子が神格化されていたのは、もう昔の話。
かつては太陽の象徴、盛夏の象徴だった気高き獣が、鞭の合図で吠え、走り、腹を見せて寝転がる様を、俺は忍び込んだ客席の端から唇を噛んで眺めていた。

彼を救い出したいという俺の欲は、独りよがりでしかない、子供じみたものかもしれない。

でもあいつは全然サーカスで大事にされていないんだ。
傷ついてぼろぼろなのに、倒れれば代わりがいるとばかりな粗末な扱いを受けている。

我慢できずに数日後、あの獅子を引き取りたいと申し出てみれば、サーカスの団長には鼻先であしらわれた。

金貨200枚持って来ればいつでもくれてやる、だってさ。
(12) Valkyrie 2019/06/14(Fri) 11:44:47

【人】 孤児 ヘイダル


わかってる。

金貨200枚集めたところで、今、この街で彼を保護できるだけの環境なんて俺には用意できない。
生まれ故郷に連れて行くのには、また更なる金と労力が必要だ。
連れて行けたところで、あの目立つ見目のゾラフが今更自然界で暮らせる見込みは薄い。

ぜんぶ、わかってる。

大体、何が彼にとって一番の幸福なのかも、俺にはわからない。

でも、"夜明け"の名を冠する百獣の王を、このままにしてはおけなかった。
今更、見て見ない振りをするなんてことは、できなかった。

多少の無茶を重ねて金貨50枚までは貯めた。
でも、もう時間が無い。
5日後には逗留を終え、サーカスは次の街に行ってしまう。
(13) Valkyrie 2019/06/14(Fri) 11:45:45

【人】 孤児 ヘイダル


「────俺が欲しいのは"ゾラフが望む自由"だ」

金は必要。
でも、金があるだけじゃどうにもならない。

聞いてきたからには「それは無理」とか言わねーでくれよな?*
(14) Valkyrie 2019/06/14(Fri) 11:46:13

【人】 未亡人 アールアレフ

宣言忘れていたわ……オホホ(誤魔化し)

私の願いは永遠の若さと美しさ。

花の名を持つ私が少しずつ老いて、萎れていくのが我慢できない。
みずみずしい肢体を取り戻した上で、永遠の若さを手に入れたい。
(15) sacura 2019/06/14(Fri) 17:53:54

【人】 未亡人 アールアレフ

ね、この願いは、魔神の力でもなければ叶わないでしょう?

悪魔に魂を売ることも、思いとどまってよかった。

私は永遠の若さを手に入れるわ。

子犬ちゃんは申し訳ないけれど、金貨と獅子が過ごせる土地で手を打ってくれるわね?
(16) sacura 2019/06/14(Fri) 18:03:14

【人】 未亡人 アールアレフ

>ハーレフへの投げかけ

「あなたは長い時を生きているそうね?」

私の家の、応接間。子犬が座っていたところにちょこんと魔神、を名乗る少女が座っている。

魔神。願いを叶える。
御伽噺のなかのはなしだとおもっていたが、現に私の前には話して動くバターが現れて、嘘のように美しい少女も、昨日まで見た事もないような美しい少女も現れて。
若く、美しい少女が。
(17) sacura 2019/06/14(Fri) 18:17:00

【人】 未亡人 アールアレフ




狡い。
(18) sacura 2019/06/14(Fri) 18:17:38

【人】 未亡人 アールアレフ

この感情が美しくないこともわかっている。
けれど、若さに執着する私には、なんて眩しく妬ましいくらいみずみずしい体。

「ねぇ、あなたはなんなの?魔神とは、なんなの?」

務めて冷静に問う。

私は貴女なんてどうでもいい。でもあなたの若さの秘密は、狂おしいほどに気になるのよ。*
(19) sacura 2019/06/14(Fri) 18:20:04

【人】 魔神 ハーレフ

じゃあね、私も願いを言うよ。

私の願いは、“自由”になること!


[少女は高らかに、嬉しそうに、そう告げた]
(20) ときいろ 2019/06/14(Fri) 18:54:58

【人】 魔神 ハーレフ

■ハーレフの秘密開示


私の世界は基本的にとっても狭い。
比喩というより物理的に。
もしかすると精神的にも狭いのかな…でもそれは生の大半をランプの内壁を眺めることに使ってたのが理由だから、そうあっても良いよね?

魔神は自らの為に力を使ってはならぬ。
自分の意志でランプの外に出ることは罷り成らぬ。
喚び出した主人の命に従い、3つの願いを叶えねばならぬ。

ランプの魔神のルールは私をがんじがらめにして、離さない。

私が真鍮製のランプの中。
内壁に鉄を探す遊びに慣れているのは、そういう理由なのだ!
(21) ときいろ 2019/06/14(Fri) 18:55:22

【人】 魔神 ハーレフ

「偉大なるご主人様、願い事をどうぞ!」

喚ばれる度、私は同じ言葉を繰り返す。
皆口々に願いを告げて、私はそれを笑顔で叶え続ける。

だって何て言ったって賢くも素晴らしいご主人様の願いだもの!
何よりランプの魔神ってそういうものだもの!


………でもね。私とお喋りしてくれるご主人様は一人も居なかった。


皆、私になんて見向きもしない。
私を見る目は、“私”を見てない。
私の後ろにある“3つの願い”を見てるだけ。

願いを叶えたらそれで終わり。サヨウナラ。
私はまたランプの中で待って、待って、待ち続けて、そして誰かがまた魔神を喚ぶ。
────でも3つ願いを叶えたら、やっぱり私はランプに逆戻り。
(22) ときいろ 2019/06/14(Fri) 18:55:56

【人】 魔神 ハーレフ

…………じゃあ、“私”ってなんなんだろう?


いつからか、そんな事を考えるようになった。

喋るバターならぬ喋るランプ?
願いを叶える機能を持ったランプが、偶々喋るだけ?
“私”が此処に居る意味って、何?
願いが叶って嬉しそうな人を見るのは好きだけど、でも。


ランプの中じゃ、誰も問いに答えてくれない。
(23) ときいろ 2019/06/14(Fri) 18:56:29

【人】 魔神 ハーレフ

でも私はめげなかった!

私が魅力的じゃないから、まだ“3つの願い”と同じ…ううん、その付属サービスとしての価値もないくらいだから、“私”を見てもらえないのかなぁって。
面白おかしく喋る練習も、笑顔の練習も、沢山したよ。


時間はたっぷりあるもの。
建物が全て砂に埋もれて消えてしまう程に!


────次は、次こそは!
一万回駄目だったからって、次も駄目とは限らない!
そう思って、色んなご主人様にお仕えした。
色んな人の願いを叶えた。

次こそはもしかしたら、願いのついでに私の話を聞いてくれる人に会えるかもしれない…って思いながら、ランプの中に戻る事を繰り返した。
分かってる。無駄な努力かもしれないって事くらい。
でも努力したからって結果が伴うとは限らないけど、努力しなかったら残るのは後悔だけだもの!
(24) ときいろ 2019/06/14(Fri) 18:57:22

【人】 魔神 ハーレフ

今だって“いつか御主人様に解放してもらう事”を、諦めてる訳じゃない。

“その御主人様”に気に入ってもらえるようにまだまだ色んな特技を練習中なの!
手品とかも出来た方が良いのかなぁ?
腹話術なら出来るんだけど、動きを伴うものは練習しようにも難しくって。

でもね、やっぱり人に期待してるだけでもいけないと思うんだ。
待ってるだけじゃだめ。
根本的に、変えないといけないんだ。
私が魔神だから、いけないんだ。


だからぽきゃの誘いに私は飛び付いた!


契約を交わして、初めて私の意志で出た世界は驚くほど広かった。
笑顔が止まらなかった。笑顔の練習なんか要らなかったかなぁ。

私ね、ちゃんとこの幸運を手に入れて自由になるの。
自分の力で、“ランプについた喋る機能”から。
私じゃない私に、変わってみせるの!*
(25) ときいろ 2019/06/14(Fri) 18:58:12

【人】 魔神 ハーレフ

>>7>>8ヘイダルへお返し



「いかさま用のさいころ?」

綺麗とは言い難いほったて小屋の床にちんまり座って(ヘイダルのお家には椅子が無かった!)、作業中の彼の手元をじぃっと覗き込む。

私は魔神なので、わざわざ手作業で何かはしない。
ご主人様の望みさえあれば何だってすぐ作れるもの。
だからこそ面白くって、やり方を覚えてみたくて眺めていた。

でも私の視線に何を思ったか、ヘイダルは呟く。
真剣勝負だから、私達との勝負には使わないって。

「え?心配してないよ?」

私はぱちくりと瞬いて、そう返した。

分かりやすいと思ってたけど、案外変なとこを気にする子だ。
ヘイダルが筋の通った子だと言うのは、この数日でも良く分かってるもの。

『した事やしなかった事を後悔したくは無い』
『自分で自分に胸を張れない事はしたくない』

たぶん、その辺の感覚は彼も私も似てるんだと思う。
(26) ときいろ 2019/06/14(Fri) 19:22:26

【人】 魔神 ハーレフ

しばらく、沈黙が落ちた。

ヘイダルは黙々と手を動かしていて、私はそれを見ていた。
私はお喋りが大好きだけど、この静かさは悪くない物だった。

そしてぽつりと落とされた問い掛けは何処かあったかいもの。
この空間に満ちる雰囲気と、同じ。

「ヘイダルは、優しいねぇ」

いつものぽんぽん跳ねるような声音を抑えて、私は微笑む。

「私、願いを叶えたがってるかな。
外から見たらそうなのかな…でも確かに、拒むよりは叶えたいよね?
だって、その方が皆幸せだものね」

別にそれは暇人とか物好きでやってる訳じゃないけど。
ランプの魔神のルールに縛られてるって理由だけでやってる訳でも無い。

私を暗くて狭いランプから連れ出してくれるご主人様の事は、いつだって大好きなのだ。
それが例え数舜の事だって、お喋り出来なくたって、構いやしない。
確かに“私”を外に出してくれているのも事実だから。

─────でもね。

─────願いを叶える私が、願って良いなら、ね。
(27) ときいろ 2019/06/14(Fri) 19:23:08

【人】 魔神 ハーレフ

「私はね、“自由”になりたいなぁ」

それが、私の願い。


囁く少女は幸せそうに目を閉じて、くふりと小さく笑った。*
(28) ときいろ 2019/06/14(Fri) 19:24:12

【人】 魔神 ハーレフ

>>17>>18>>19アールアレフへのお返し



「うん!そうだよ!」

相変わらず良い匂いのする屋敷の応接間で、元気良く答える。

私がとっても長生きと言うのは、別に隠す事じゃない。
アールアレフの願いを聞いても特段意見は変わらなかった。

「私は、何か?魔神とは、何か?」

でも不思議な事を聞かれて、瞬いて繰り返す。
私に問うアールアレフは…なんだろう、何だか少し堪えているみたい。

私は魔神だけど心は読めないので、言ってくれないとわからないんだけどなぁ。
永遠の若さが欲しいって言ってたから、魔神の秘密を気にしてるのかなぁ。
邪推してみたところで答えは分からないけれど。

「ごめんね、“私”が何かは良く分からないの」

まず最初に素直に謝ってみる。

だってそれはね、寧ろ私が質問したいくらいだよアールアレフ!
“私”ってなんなんだろうね?
(29) ときいろ 2019/06/14(Fri) 19:41:28

【人】 魔神 ハーレフ

「でもね、“魔神”が何かなら分かるよ!
願いを叶える機能を持ったランプの、“付属品”だよ!」

ふたつ目の問いには胸を張って自信を持って答えた。

魔法の品の付属品だから、永遠に若い。
ついでに美しいかもしれない。


それこそ、アールアレフが望むように───。
(30) ときいろ 2019/06/14(Fri) 19:41:51

【人】 魔神 ハーレフ

そして。
天才的な閃きが走り、私は口を開くのだけど…それはまた別の話。*
(31) ときいろ 2019/06/14(Fri) 19:42:09

【人】 孤児 ヘイダル


>>3 >>4 ハーレフへの返し


音も無く、目の前にふわりと少女が降ってきた。
人としての重さを全然感じさせないその所作に、さんざ「魔神とか"自称"だろ」と嘯いた俺も、薄々とだけどこいつは人じゃないんだなって事を悟りつつある。

なら、わざわざ問わずとも、俺の願いくらい当ててみろってんだ。
収穫を問うてくる声に、悪くはなかったと口端を持ち上げる。

「まあ、ぼちぼち?」

先の"客"は良かった。懐に金貨5枚入った袋を抱えていてくれた。

生きる為だけなら、これほどあれば10日は孤児仲間の分も含めて充分腹を満たすことができる。

────必要なものを、必要な分だけ。

"彼"に出会う前の俺だったら、もうこれで当面の仕事は控えるところだったけど。
(32) Valkyrie 2019/06/14(Fri) 21:28:01

【人】 孤児 ヘイダル


  足りない。
  まだ全然、全然足りない。

  時間が無い。
  地位も力も、何も無い。

  それでも、今の俺に出来る事なんて、
  このくらいしか無いから。

「……俺の事、いつから見てた?」

数時間前、色鮮やかなテントの中の俺の姿を見ていたのなら。

  ────必ず助ける。待ってて。

銀獅子の檻の前、そう呟いた若き獅子の声を、こいつは拾えていたはずなのだ。*
(33) Valkyrie 2019/06/14(Fri) 21:28:34

【人】 孤児 ヘイダル


>>9 >>10 アールアレフへの返し


豪奢なソファー、明らかに上等な織物。

アールアレフの自邸に呼び出されたは良いが、触ったら割れそうな華奢な茶器といい、見たこともない繊細な外見の菓子といい、どうにも居心地が悪い。

そも、"仕事"をしたばかりで、俺、いつも以上に埃やら何やらで汚れているし。

汚しちゃいけないんじゃないかという意識がどうしても働いてしまって、もぞりと尻を小さく縮こませた。

「…………っ」

ゆるりと女が背後に回る。
たおやかな指が肩から、そして首へと。
つつ、と辿る硬質な感触もさることながら、体温を持つ指すらもなんだかひんやりと感じられる。

  ────人形、みたいだな。

悠長にそんな事を思ったのは、ほんの一瞬。
優雅さを失わないのに有無を言わせない申し出に背がひくりと凍り付いた。
(34) Valkyrie 2019/06/14(Fri) 21:58:57

【人】 孤児 ヘイダル


「……譲ら、ない。俺の願いは、金だけじゃ解決できない」

  ああ、今は"冗談よ"とは言わないんだ?

  いや昨日のだって、
  本当のところは冗談じゃなかったのかも。

  "歯を全て抜いて乳飲み子のように"って。

  笑い飛ばそうとしたけど、できなかった。

  この女はそれができるし、
  "する必要"があるのならおそらく躊躇などしない。

  敵に回せば相当におそろしい女だ。きっと。

  でも。それでも。

ふうと息を吐いて、ぐいと彼女を睨め付けた。
俺は、あんたに従わない。
従うべきは、"あんたが俺に"だ。

「あんたは、俺の魔神にはなれない。だから、戦う」

だって、俺の願いはさ────*
(35) Valkyrie 2019/06/14(Fri) 21:59:48

【見】 物語を記録したい イオリ

こんばんは!
ふふふ、静かにはしているけれど、見ているよ。

もう羽根ペンを1本駄目にしちゃったくらいさ!

[『記録』のために酷使されてぼろぼろになった羽根ペンを手に、にこにこ笑っている]
(@0) TSO 2019/06/14(Fri) 22:21:06

【見】 物語を記録したい イオリ

>ヘイダル君
お風呂、記録した方が良かったかい?
気をつかったつもりだったんだけれど、明日からは遠慮なくするよ!

どこから洗うのが癖なのかなとか、どんな体や表情をしているかとか、服に隠された傷なんかはあるのかとか……あ、いやらしい意味じゃないよ。
ただボクが記録マニアなだけさ!

[にこにこにこ]
[しかしその記録を読む人がいやらしくないとは限らない]
(@1) TSO 2019/06/14(Fri) 22:49:18
ヘイダルは、入浴シーンは!記録!しねーでいいですから!![雄叫び]
(a1) Valkyrie 2019/06/14(Fri) 22:53:11

【見】 物語を記録したい イオリ

>a1 ヘイダル君
わっ!?


[聞こえてきた雄たけびにペンをとり落としそうになった]

……? う、うん、わかったよ、そうするよ。
というわけで、ごめんね、ぽきゃ?
[むにむにむに]

ボクもそろそろお休みさせてもらうよ。
ハーレフ君も、無理をしないようにね?
それじゃあ、また明日。

[ぺこりと頭を下げて、夜の闇に溶けるように消えていった]
(@2) TSO 2019/06/14(Fri) 23:16:22

【人】 未亡人 アールアレフ

>ハーレフへの返答、>>29>>30>>31に繋げて

「あぁ、そうなの。」

自由になりたい。魔神の彼女はそう笑う。
自分自身でありたいと真っ直ぐに言う。なんて眩しい。

「それでしたら、私達はよく似ているのかもしれないわね。」

私も、昔は親の、次には夫の、そして今は、この家の付属品だから。女とはそういうものだから。
それでも夫がいないから、私は他の女よりずっと自由に生きている。
似ているけれども私の方が、自由を手にしている。
それでも、可哀想とは思っても、私は私の願いを譲らない。

「私、あなたの考えていることがわかるわ。」

「私は、魔神にはならない。花がどんなに美しく咲いていても、見られなければ意味が無いのよ。」
(36) sacura 2019/06/15(Sat) 0:00:42