─ トークルーム:三上麗央 ─
『三上さんが、お部屋の方がいいなら、
あたし、行くよ。夜ね。お部屋の番号教えてね。』
[夜、男の人のお部屋に行く、ってことがどういうことなのか
分からないほど初心でもないし、ましてや処女でもない。
──何かあっても構わないと思った。
それで、本当に、三上さんの気が済むのなら。
芸能界ってさ、裏側ではそういうものが溢れかえってるって、
聞いた事があるよ。つまり、遊びなら遊びらしく、
きちんと切れるように遊ぶよね?って
………甘いかな………
……あとは。
『三上麗央』の笑顔の裏側の話、なんて
きっと誰にも聞かれない方がいい。
だから、三上さんは最初、
お部屋に来てって言ったのかな、って]*