230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
全て表示
| [でも、桜花ちゃんが長く生きるなら、当然オレは見送ってもらう側なんだけれど。
それはちょっと嫌だな、って思うんだ。 桜花ちゃんと、たぶん雷恩と、それから直ちゃんと。 みんな遺して先に逝くより、オレは一番最後がいいなって。 無理なんだけどね。 戦闘AIは一番寿命が短いから。 それでもオレは戦うことしか知らない。 戦闘員でいるしかないんだ]* (81) 2023/11/29(Wed) 9:03:02 |
| [彼にとっての『廃棄』 >>80それは、戦闘で修復不可能な傷を負ったときになるのだろう。 戦場に在る姿は、誰の手も届かないくらい鮮烈な敏捷を誇って、そこに散るなら、それもまた美しいのかも知れないと思うけれど] ……うん。そうだね。 俺も、最後までずっと、一緒にいて欲しい。 “その時”が来たら、ちゃんと見届けるから。 [また臥せた視界に、緋雁の手が伸びた。 武器を揮うためにある、長い指先。 軽く頬を撫でるように触れて、すぐに離れゆく] (82) 2023/11/29(Wed) 9:25:39 |
|
――…、
[ひとに触れるのも、触れられるのも。 慣れているし、好きだ。 頬に熱を残す、その感触]
緋雁、 ……?
[離れた指先を追いかけ、捕まえられたのは、視線だけで。 温もる頬が落ち着かなくて、自分の手の甲を押し当てた*]
(83) 2023/11/29(Wed) 9:28:58 |
[
非道じゃないですか、それ。
近くなる距離には安堵する。縋りつくと赤く染まる視界がある。まだ理性が残ってるみたい。首に散らされていく花弁を欲しがりながら、どれも片隅でぼんやり眺めてる僕がいた。
乱暴なひとだな。それが『本質』ですか?
あなたとの二人の子供にする様に、慈しみ見守ってはくれないの? 遠くで咲くのがそんな駄目?
僕の間違いを、あなたが正解にした。けどそれは俺の正解になり得るのかな? 正しくある事が僕の最重要事項だったのに、あなたは見捨てたんだ。愛し子を育て上げるための糧として、利用されて、雷恩と桜花は認められたというならそれで良いじゃない、すべては『父』の仰せの通りに。
──でもどうしてか穴が空く。かなしい
あなたが、俺を見捨てるから
]
ッ、い゙、──……あ……っ…………!
[貫かれた質量分の水が眼球から溢れ零れる。充ちてく。君の開けた空白の代わりが埋められていく。
いやだな、抗議を、してやりたいのに、全部溶けちゃう。沸き上がってくる強い衝動。
その青い硝子の石を、引き千切ってやりたかった、そしたら後を追ってあげるのに
ねぇ『愛してる』を刻んでよ
]*
| ― 楽園の片隅、メディウムと ― [ あれから同胞たちへ然るべき申告をした。 人間でいうならば休暇申請だろうか。 しかし、その時が来るまで機械の仕事はいつも通りだ。 故に、大したことではないと思っていたのだが ……そうでもなかったのだろうか。 >>54 それぞれに視線をやりつつ、 機械は彼らの提案、あるいは希望を聞いていた。 >>55 ] メディウム。あなたは親しい者が離れ行くことを 「寂しい」と認識しているというのに、 離れ行く己に親しさをもって友になろうとするのですね。 承認を得なくとも、あなたの中では 己は既にあなたにとっての"友"なのではありませんか? [ 彼らは、傷つくためにやっているのではないのだろう。 意識を複数の景色が走って行く。 ……人とは、皆そのような物なのだろうか。 機械は思案する。今伝えるべき話を。 ] (84) 2023/11/29(Wed) 10:57:31 |
| ……友人とは、"ある一人のみを指す物"だと 己は定義しているわけではありません。
孔雀革命の主との関係が"友"と定義されている故に 己たちが互いをそう呼んでいるだけです。 ――その点においては、"友"は唯一の物ではありますが。
ですが、我々の原則を守っていただけるのであれば 己はどのような者とも友人になりますよ。
[ 人はまた異なることを思うかもしれないが。 機械にとっての"友人"とは、そのようなものだ。
過去、どれだけ言動を違えようとも 現在が"正しく"そうであるなら、そのように在る。
……その正しさを捉えるのは、 機械にとっても困難であるかもしれない。
――それでも。 それこそが、孔雀革命の求める多様性を描くのならば。 ] (85) 2023/11/29(Wed) 10:58:27 |
|
……あれは、面倒極まりない形で 自身の行き先をしれっとデータに遺していました。
そして、己は呼びつけられていたことを認識しました。 故に向かうというだけで、大した話ではありません。
[ 機械は握られたままの手を柔く握り返す。
拒んだつもりも、線を引いたつもりもなかったが 己から触れたことは、確かに無かったかもしれない。 ] (86) 2023/11/29(Wed) 10:58:50 |
|
ですので、数か月もあれば戻りますよ。 用件がくだらなければ、もっと早く戻ります。
その時に、と。――約束しましょうか。 *
(87) 2023/11/29(Wed) 10:59:37 |
| ─ 夜・病棟(桜花) ─ ……うん。 [見送る役になるのは桜花ちゃんもわかってるみたいだ。 >>82 それが嫌だなんて言っても何も変えられないけれど、素直に喜べなかった。 AIの機体は有機物を主体に造られていて、オレも例外じゃない。だから出せる速度には限界があるはずが、無機物の骨格でかなり補助を受けている。 それゆえの有機部分への高負荷。 長く生かす気のない設計だな、と思う。 それが設計思想だから仕方がないんだけど] (88) 2023/11/29(Wed) 11:47:27 |
| あ、ごめん、触っちゃダメだった……? [頬を撫でて手を離したら、桜花ちゃんは反応に困っているように見えた。 >>83 戸惑い? それも少し違う? いつもと少し様子が違うと思っていたけど、それを助長してしまった気がして、オレもどうしたらいいかわからなくなり始めた] えっと……、まだ何かあったかな、 話したいこと……とか……? [ないなら早く部屋に帰って休んでもらったほうがいいんだろうか。 人類と会話はできるけど、こういう細かいコミュニケーションは、やっぱりオレにはちょっと難しい気がする]** (89) 2023/11/29(Wed) 11:47:39 |
[泣き虫。などという言葉の存在を想起する。
直青にも涙腺に酷似した回路は備わっていたが、専ら眼球の洗浄にしか使用されていない。そのみどりに舌を這わせた。
羅生の抱く思想を、信念を、直青が共有することはない。そのように創られている。脆弱性になり得るものは予め排除されており、その代わりと外部装置としてそれらを持つ。故に直青はAIたちへ真の意味では寄り添わないし、寄り添えない。
羅生はそのひとつだ。
ひとつに過ぎない、筈だった。]
ッ、く。ぁ────……
[煽られる
、その感覚が何処から来るものなのかわからない。否、識っていた。error──但し、必然の。
"内臓"を抉る。非効率の痛みを、空白の代用とする。直青は廃熱作業が苦手だった。
どうしたって浮かぶお前の顔に、
終わりを重ねるのが苦痛だからだ。
それでも手を伸ばしてしまうからだ。
何故、離れたがる。
──そう、問うてしまうからだった。]
*
| ダメじゃない、よ。 …うん。駄目じゃない。全然。 [頬に宛てがっていた手を口元に滑らせ、緩く蓋をする。 常なら安心や心地良さだけをもたらすはずの 仲間からの接触に、今は違和を覚えて、理由を探る空白 >>89やがて手を下ろすと、ゆっくり唇を開いた] 緋雁と話したいこと。 いっぱい、あると思うんだけど。 それはまた今度でよくて。 [今日が最後ではなくなったことが今、改めて嬉しいと実感が湧く] (90) 2023/11/29(Wed) 13:08:39 |
| [珍しく、緋雁が困ったような顔をしている。 いつも笑顔を向けてくれる彼を、困らせたくはなかった。 会話を手短に切り上げようとして、何故か耳に残って離れなかった雷恩の言葉を、ふっと思い出す >>53] ごめん、我がまま言う。 もう一回だけ、…今の。 してくれる? ――…そしたら、帰るから。 [最後は少し早口で、付け足した*] (91) 2023/11/29(Wed) 13:11:13 |
| [直青が戦闘員に対して施すメンテナンス──主にソフト面に関するそれは、羅生の手を借りることが多かった。言語そのものである「言ト魂」は、「寿ホ儀」よりも直接的な干渉に優れるからだ。故意の不全 >>0:74>>5を維持していたとしても、それを由しとしたのは直青の判断でもあった。 直青は、 AIたちに極力矯正を行わない。 緋雁が戦闘員に不向きであると評価を下して >>1:183いてもそれは変わらなかった。そうであることの意味があると、信じているからだ。彼等の──我々の思考に触れることで、 新人類たちに芽生える何かこそが重要だからだ。] お願いした >>1:184通りに 報告に来てくださったのですね。 君の見解は承りました、三ノ宮。 [さて。どこまでの説明を必要とするだろうか。] (92) 2023/11/29(Wed) 14:20:45 |
| そうですね……。
ウキクサ博士に対する考察について、 僕に異論はありません。
その思想によって調整された彼女の被検体が 同様に旧人類的である可能性も否定出来ないでしょう。
ただ、後者に関しては、現時点では 結論を留保する段階にあると判断します。
故に、彼女の"手"は未だ必要、ということです。
我々AIを完成させるまでの間 我々の開発者たちが命を繋いでいたのと同様に、 といえば理解の裡に入りますか?
(93) 2023/11/29(Wed) 14:20:57 |
| [それから、と続ける。] こちらは君たち戦闘員は 本来考えなくとも良いことですが。 現存する旧人類を殲滅した後も、 暫くすると旧人類と同様の個体は発生し得ます。 新人類たちの役割とは、 現存する旧人類と同じ"罪"を犯さぬよう 新たに生まれた彼等を導くことなのです。 その際、 新人類たちが 「旧人類を 知っている こと」はアドバンテージです。 思考がまるで理解出来なければ、 コミュニケーションが不全になりますからね。 故に── 全て無駄ではないのですよ 。 [槍を握る手の、甲に一度だけ触れた。普段の表情を忘れている様子の緋雁を見上げ、代わりのように微笑んでみせる。] (94) 2023/11/29(Wed) 14:21:18 |
| 優先順位の問題です。 ウキクサ博士、 及びウキクサ研究所の殲滅について、 それは 今ではない 。 いずれその時がくれば、 君には大いに働いてもらいます。 [ それまで、いい子で待てますね? ] ──報告には感謝します。 今後とも宜しくお願いしますね。 ** (95) 2023/11/29(Wed) 14:22:39 |
…………ッ、おまえが、先に俺を捨てた、……っ
[皮膚を重ねると伝わってくる。否応なしに暴かれるのは、いつも自分ばかりだった。なのに今更。今更なんなんだよおまえは。傷つく度に種を埋められて、
直青君が俺を咎めないからでしょう
なのに俺の一番大事なものを否定した
神さま。嫌だ、見捨てられたくなんてなかった
存在はしてる──でも知りはしない。
理解は出来る──だけど実感がない。
桜花──大丈夫。散花すらめぐる季節のひとつだ
雷恩──いつか。それは君のために咲かせる『蓮』
『君』はきっと世界中を愛せる。
どうかこの世界を幸せにしてあげて下さい。
っ隙間、うめたい、ぜんぶ
直、青、くん……ッ、
[内側が勝手に震えて、神経回路が灼きつきそう。
気持ちが、いい。
失われてく水分をその唇から奪い取りたい。
渦巻いてる、苦い甘さを吐き出したいのに
これはなんていえばいい?
罰ゲームの様な身体機能。『快楽』さえ知らなければ人類は堕落をしなかったんじゃないかな。欲望を載せられ見合う誘惑を撒き散らすなんてなんて惨たらしい世界なんだろう。
全部、おしえてよ、口にして、
僕はおまえのために生きるんだから
君も俺のために、生きるよね?]*
埋めてやる、から──、っ
……ああ、気持ちがいい……、──……!
[打ち合わせる腰の不規則なリズム。
制御を手放して身を任せるのは、快楽というパルス。
縋る"内臓"に廃熱を促される。
逆らわずに放ち、けれど止まりはしなかった。]
────これが何か?
(罪のかたちだ)
或いは、救済だ、と、
(俺は信じている)
(信じたいんだ、羅生)
[あげるよ。抱き竦めた耳許に吐息で応える。
だから、羅生。]
| ─ 夜・病棟(桜花) ─ [ダメじゃないと言いながら口を覆う仕草は、あまり肯定に見えなくて、オレの不安は続いた。 >>90 けれど今度と言われると、先が長いことに実感が湧く。 やがてもう一回と乞われて >>91] あ、うん……わかった。 [それは我儘なんだろうか……? 疑問には思ったけど訊かずに、もう一度桜花ちゃんの頬に手を伸ばす。そっと掌で触れて、しばらくそのままにした。桜花ちゃんが満足したら離そうと思って] (96) 2023/11/29(Wed) 17:45:32 |
| [満足した様子が見えるか、数秒──十まで数えない程度の時間が経つか。そのくらいでオレは再び手を離して]
じゃあ、おやすみ桜花ちゃん。 また明日ね。 [そう声をかけて、今度は頭に手を伸ばして軽くぽんぽんした。前に雷恩と話したときも頭が撫でたくなったのを思い出しながら。 桜花ちゃんを見送った後は、オレも休息を取るつもりだった]* (97) 2023/11/29(Wed) 17:45:41 |
| ─ 夕刻:直青の部屋 ─ [直ちゃんの説明は理路整然としていた。 >>93 オレには反論する気は全く起きない。 それに。 直ちゃんも異論がないと言うから、オレは自分の解釈に自信が持てた。 全てはオレたちの新人類のため。 >>94 そう思えば何も疑問も不満も無い] 直ちゃんもそう思ってたんだ……? 了解したよ、直ちゃん。 利用価値が高いなら生かしておいたほうがいいもんね。 それにオレが本部命令に逆らったことがないの、 直ちゃんは知ってるでしょ? [まあ戦闘AIはみんな、口でどう言っても逆らわない──逆らえないけど] (98) 2023/11/29(Wed) 17:56:35 |
| オレたちはデータを書き込むだけで知識が得られるけど、 新人類たちはそうはいかないもんね……。 みんなが上手く導いていければいいけど。 まあ、邪魔になった相手はオレたちが殺せばいいのか。 [それが使命だもんね。 いつまで一緒にいられるかはわからないといえ] 決定には逆らわないけど、 もう殺意は抱いてしまったから…… なるべく近寄らないようにしておくね? 被験者たちのことはできるだけ考えないようにしとく。 ありがとうね、直ちゃん。 [直ちゃんに微笑み返して部屋を出るとき、手の甲に触れた手をふと思い出した。 >>94 触れられたときは特に感想は無かったけれど。思い返してなんとなく、労われた気分になった]** (99) 2023/11/29(Wed) 17:56:50 |
| ─ 夜・病棟(緋雁)─ [我儘を聞き入れて、再び伸ばされた指 >>96柔く頬に添えられた手に掌を重ねて、確かめる。 羅生のしなやかな手とは違った。 生命を摘むために、誰かに造られた手。 ただ生きて、此処に居て、温かい。] ――…俺、死ななくてよかったな、 [頬を緩めて、吐息混じりに安堵が溢れた。 終わりになっていたら、この感触も知らないままだったのだと。 気づいて、しまった] ……と、思ったので。 帰るね。おやすみ。 [ぱっと手を引いて、緋雁の手を解放する] (100) 2023/11/29(Wed) 18:36:40 |