人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

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 [ 余韻に少し浸る彼女に髪を撫でられれば、
   彼も乱れた彼女の髪を少し整え返す。

   その後、体を離せば蜜液などが混ざって
   白濁したものを押し返す蜜壺に指を入れて
   中のものを掻き出し、
   体液がついている指を舐めてみる。
   落ち着いた彼女は、リビングに置いていたクラッチから
   彼が渡していたネームプレートを返してくれた。 ]

 勿論。電話で、8番のメニューを、と言っていただければ
 私が梨花様のもとへ訪れましょう。
 違うプレイがしてみたいなら、またそのときに。

 [ 胸ポケットにネームプレートを落とし込めば、
   服の乱れを戻し、彼女の手を取って
   そっと口づけを落とす。
   彼女は、上客になる。
   彼は、そう確信を持ったようだった。

   見送ってもらうというのもおかしいので、
   彼女に会釈をして、足早に
   リビングに忘れて行きそうだった蝶ネクタイと、
   空になったマティーニグラスたちを
   回収して彼女の部屋から退散するだろう ]

失礼いたしました*

クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a40) 2020/07/17(Fri) 0:02:05

クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a41) 2020/07/17(Fri) 0:02:21

【人】 天野 時雨


   … 会いたくて。
   それとも雪菜さんは、俺が吹雪ちゃん抱いてるの見て
   下手クソでおまけに早いなぁって萎えた?


[ くつくつと笑って。]


   嫌なら、止めて。
   今なら帰るよ。

   吹雪ちゃんはスタッフに見張り頼んだ。
   起きた時、一人だとちょっとかわいそうだなって
   思ったから。
   手は出されてないと、思うけどね。

   やっぱり早く帰ったほうがいい?


[ 酒の力を借りて挑戦的な気持ちで、
 彼女を見下ろす。

 怒りをぶつけられれば嬉しいとさえ思うくらいに、
 
その瞳が欲しいと思って。
]*
(96) 2020/07/17(Fri) 0:02:37

【人】 涼風 梨花

 
 ふふ、……それは、どうかしら。
 なら明日はどう?
 そうね……、 これくらいの時間に、
 あそこのバーカウンターで待ち合わせましょう。

 来なくてもバチは当てないから、安心して?

[青年の囁きに、冗談めかして笑いながら重ねる誘い。
示すのは客室からほど近い場所。
女の名も告げず、青年の名を訊ねることもなく
部屋を指定しなかったのは、それが破られても仕方ない
程度の口約束に留めるためだ。

こんな船で、知人がいるのであれば。
明日の彼が、今日の彼と同じとは限らないから。
──女が、船に乗る前と今で変わったように。

了承の言葉を貰えればそれで十分と笑って、>>55
青年が何処へ向かうか確かめず、部屋へと戻った。]**
(97) 2020/07/17(Fri) 0:05:14
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a42) 2020/07/17(Fri) 0:09:32

【人】 双子 吹雪/雪菜


[天野の言葉を聞いた時
やっぱり雪菜は笑った。

あぁ。          ・・
まだまだお姉は私が居ないとダメだなぁって。]


  『────。』

[近づいた天野の服を掴む。
強く引っ張り、余程抵抗されなければ
雪菜はそのまま唇を重ねる。


雪菜の服は、>>62外に出た時の黒いベビードールで
屈み込んだ時に、その大きな胸の谷間も見えるだろう。
勿論意図的に。

この人が、私に釣られちゃう人で、良かったなぁ……
お姉は私が支えてあげないと、やっぱり、ダメだね。]

  
  『時雨さん』

[会いたいと言っていた割には
帰った方がいい?だとかなんだとか。
姉のことまで引き合いに出しながら
優柔不断なことを口にしてる。]
(98) 2020/07/17(Fri) 0:14:47

【人】 双子 吹雪/雪菜


  『……会いたかったんでしょ?

   顔を見れば、それで終わり?』

[私は、そっと彼に寄りかかり
その顔を見上げながら、囁く。]
(99) 2020/07/17(Fri) 0:15:21

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−1日目・204室内−

 [ 腕の中にいる彼女は、あの風邪を引いた彼女に
   やはり似ている。
   しかし、1度寝たことがある以上、
   彼のことを認識しないのはおかしい。
   事あるごとに8番をオーダーしてきた彼女と、
   腕の中で泣いているかなじゃはやはり別人。
   
   そう認識して、大人しく彼女が泣き止むのを待った ]

  いや、別にいいんだけど…………
  あぁあ、……ちょっと待ってな。
流石に、そんな状態で会いたい男には会えないだろ


 [ 鼻声で話し出した彼女の目は泣きすぎによって
   真っ赤になった上に少し腫れていた。
   この後すぐ、
   この部屋の人間が帰ってくるとは限らないが、
   そんなことがあれば、面倒なことになる。
   それは避けなければ、と彼は一旦彼女と離れ
   シャワールームにあったはずの小さめのタオルを
   お湯で濡らし、しっかりと絞り戻ってくる  ]
(100) 2020/07/17(Fri) 0:21:30

【人】 クルー 御子柴 詠斗


 とりあえず、これでもあてとけ。
 少しは腫れがおさまるはず。

 [ 年1くらいで看病したり慰めたりの役回りをするのは、
   運命なのかそれとも必然なのか。
   彼にはよくわからない。
   しかし、お礼を言えるくらいだから、
   彼女はまともな部類に入るだろう。
   程々に温かいタオルを彼女に渡して、
   彼は彼女にもう一度休むか、と問いかけるだろう ]*
(101) 2020/07/17(Fri) 0:22:02
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a43) 2020/07/17(Fri) 0:25:02

【人】 天野 時雨


[ 服を強く引かれ、唇が触れる。>>98
 別れた時とは違う、淫靡な様相から豊かな胸元が覗けば
 頭にかっと血が上った。

 噛み付くように、口付けを返す。]


   …なんつーかっこしてんの。


[ 唇を離して、伝える声は擦れて。]


   …だれかと、ヤッてた?


[ くっと笑いながら、彼女を見下ろす。]
(102) 2020/07/17(Fri) 0:25:43

【人】 曳山 雄吾

 ・ ・ ・
─ 2日目 午前零時・オープンデッキ ─
>>95

 本来出来た人間もクソもあるか。

 吹雪にふさわしい相手かどうかは
 お前が判定することじゃないだろう。
 吹雪が自分で決めることだ。

[ 頭の中で、怒りの導火線がジジッと音を立てていた。
 含む笑いを乗せた雪菜の口元、そして頬を見て。]

 雪菜に目移りする奴ら。
 それはお前からも、誘ったんだろうが?

 だから、姉離れということか。

[ ふと一息大きく吐く。]
 
 お前は 、それを良い夢だって思うのか。
 姉にあてがう相手を妹が、探して、選んで、判定してた。

 それを吹雪が知ったとして、喜ぶと思ってんのか。
(103) 2020/07/17(Fri) 0:35:04

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−2日目−

  かちょぉ……昨日だけでオーダーきすぎ。

『ざまぁみやがれ』

  …………はいはい、おがんどきますから。

『拝むな。お前が拝むと……』

 [ 何があるのか、と聞く前に電話が鳴り響いた。
   上司は顔を引きつらせて、その電話をとる。
   何度か、よそ行きの声で応答をしたのち、
   受話器を置いて彼は立ち上がった。

   目の前の彼の顔が死んだ気がする  ]
(104) 2020/07/17(Fri) 0:36:49

【人】 クルー 御子柴 詠斗


『後で覚えとけよ……』

  あはーん。……じゃぁ、電話番しとくんで。

『2時間は動くなよ。交代の時間までは』

  オーダー入らなきゃ、うごかねぇな。

 [ 彼はクスクスと笑いながら、
   上司が座っていた場所に腰を下ろす。
   昨日だけで、8番オーダーが2件。
   その他オーダー5件。
   小遣いがもらえる可能性もある8番はいい。
   その他オーダーが、まぁおかしかった。
   
   2日目。3日目の夕方には神戸の港に着港。
   故に、時間配分に気をつけ始める人間も多くなる ]

 みんな、オーダーなんてかけんなよ……
 かけるなら他のやつにしろ…………

 [ そう願いながら、彼は仕事用の携帯をいじり始めた ]*
(105) 2020/07/17(Fri) 0:37:11

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・天野の部屋 ─


  ごめん……。

[>>100>>101無様な醜態を晒していることを再度確認し。
男にフォローされていることを申し訳なく思う。

渡された温かいタオルを目に当てると
じわじわと泣き疲れが溶け出していくかのよう。
幾らか当てて、離して、また当てて。

少しは目の腫れも引いたかもしれない。]


  ……休むわ。

[御子柴の問いかけには素直に頷く。
身体の疲れは眠ったことで幾らか取れていたが
精神的な疲労があった。

大人しくベッドに入ろうとして
……動きを止める。]
(106) 2020/07/17(Fri) 0:38:01

【人】 双子 吹雪/雪菜


  …………御子柴さんに

  抱いて欲しい、って言ったら……

  …………嫌かな?


[不安そうな瞳で、その男の方を見る。

女なりの理屈はある。
けれど弱った状態なのも確かだ。
どう答えるかは、優しい男の反応を待つ。]*
(107) 2020/07/17(Fri) 0:38:13

【人】 曳山 雄吾

 
 もひとつ、言わせろ。
 聞いたら勝手に何処へでも行け。最後の審判でも何でもな。

[ ぐいと、カーディガンの襟首を掴むようにして。
 雪菜が身を引けば、容易に躱すことは出来るだろうが。]

        ・ ・ ・
 雪菜。 おまえはどうなる。

 おまえを心底欲しがるやつが目の前に居たら?
 一体どうやって、その判定を下すつもりだ。

[ 怒気を孕んだ目つき。
 じっと雪菜の瞳を捉えて、睨みつけてた。
 それは彼女がもし去ってしまったとしても、
 尚、しばらくの間続いていただろう]**
(108) 2020/07/17(Fri) 0:40:23
曳山 雄吾は、メモを貼った。
(a44) 2020/07/17(Fri) 0:49:13

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・オープンデッキ ─


 『正論ですね。
  でも私は納得して動いてるんです。
         ・・・・
  お気遣いなく、おじさま。』

[>>103雄吾の言葉は
そうなんだろうなぁ、と思うけれど
それ以上雪菜の心を揺らす事はない。

それを咎め、心を揺らすことが出来るとしたら
姉の、吹雪だけだろうから。]


[>>108カーディガンを掴まれれば
服だけがよく伸びて、やや腕も持ち上がるか。

何を聞くんだろう、と思いながら。]
(109) 2020/07/17(Fri) 0:58:46

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−1日目・204室内−

 謝るようなことはされてないから、いいんだよ。

 [ 大人しそうな彼女は、
   感謝の代わりに謝罪の一言を口にする。
   これまでにも、ここに来て別れたカップルを
   見たことがあって、その介抱をした経験はある。
   つまり、泣いているところを見たところで、
   そこまで引いたりもしない。

   彼女は、彼の問いに休むと答えた。
   そうと決まれば、立ち上がって彼女がベッドの中に
   収まっていくのを見つめているだろう。
   と思った矢先に、彼女は言った。

“抱いてほしいと言ったら嫌か”


   別に、望まれるなら叶えるだけだが、
   今の彼女を抱いたところで、
   頭の中は御子柴詠斗という人間ではなく、
   アマノ、という他の誰かで埋まっているだろう ]
(110) 2020/07/17(Fri) 0:59:16

【人】 双子 吹雪/雪菜


 『そんな物好きが居たら考えますけど。

  私と寝た人の言葉は信用しませんよ?

  睦言がどれだけ嘘偽りに塗れているのか
  私自身が一番よく知ってるので。』

[>>108私と夜を共にしない人間の言葉であれば、あるいは。
ただ、雄吾が聞いているのは
そう言うことじゃない気がした。

でも私はそれ以上会話を続ける気はなかった。

だって、雄吾は怒ったけれど
ちゃんとお姉、吹雪には相応しい相手が現れたんだもの。

私の誘いに乗らずに、お姉を抱いてくれた人。]


[掴まれたカーディガンを引っ張って
破けてしまえばそれでも構わない。

雄吾から離れるとそのまま船内に戻り
自分の部屋に向かっただろう。>>80
力づくで止められるなら、近くのスタッフを呼んで
対応してもらう。

そのまま潮風を背に受けながら
別れることができたはずだ。]*
(111) 2020/07/17(Fri) 0:59:33

【人】 クルー 御子柴 詠斗


  今の状態のお嬢さんは抱けないな。
  ……添い寝くらいなら、してやれるけど。

 [ 彼とてひとりの男。
   梨花のように彼だけを求めている人間には、
   しっかりと尽くすし、愛したい。
   しかし、上の空でいるのなら、
   流石にごめんだ。虚しいにも程がある。

   彼女が、添い寝でもいいから、と言うなら
   その時は喜んで彼女が眠るまでそばにいよう。
   それでも、彼女がせがむのなら、
   まずは口づけをしながら彼女を寝かせよう。
   そんなことを思いながら、
   彼は彼女に真っ直ぐな視線を送った。  ]*
(112) 2020/07/17(Fri) 0:59:51

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 吹雪と雪菜の部屋 ─

  『勿論、シていましたよ?

   誰かさんより、おっきくて、早くなくて
   上手で、体力もあって。

   顔は、誰かさんの方が良かったけど。』

[>>102天野の言葉には
挑発するように、他の男の話をする。]
(113) 2020/07/17(Fri) 1:10:45

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・204室 ─


  ………………ごめんなさい。

[>>112男の言葉を受けて
吹雪は自分の発言の非礼を謝る。
当然の話であるし、怒らないだけでも
彼は立派な人間だと思う。]

  ……わたし、吹雪って言います。
  
  ……服、ありがとうございます。
  涙も……助かりました。


[頭を下げるのは、今度はお礼を言うために。
そして、わたしはもう一度だけ
ぎゅう、と彼を抱きしめると。

いち、に、さん、とゆっくり時間を数えて
それから離れた。

布団の中に入り、目だけを彼にやって。]


  おやすみなさい、御子柴さん。

[そうして瞳を閉じて
吹雪はもう一度疲れた精神を休めようと
眠りにつくのだった。]*
(114) 2020/07/17(Fri) 1:17:24

【人】 クルー 御子柴 詠斗

−1日目・204室内−

 また謝った…………。
 またここに来ることがあって、
 他の男のことを考えてなかったら、
 たっぷり可愛がってやるから。
 …………気になる男がいるなら、
 ここに来るのはやめておきな。
辛くなる。


 「 また、謝られた。
   彼女はもしかしたら、
   相手に好意を持っていたのかもしれない。
   なら、こんなところにいるのは、
   全く勧められない。
   こんなところで芽生えた恋愛が
   ずっと続く保証なんてないから。  ]

  吹雪ちゃん、ね。
  詠斗。…………8番さん、って今度は呼んで。
  あだ名だから。

 [ ダジャレ、と言われればくしゃくしゃと
   彼女の髪を撫でてしまうかもしれないが、
   名前を教えてくれた彼女に、
   彼も優しい声で名前を教える。

   彼女が、寝る直前に抱きしめてきても、
   彼は何も言わずに、そっと髪を撫でよう。
   それが、3分くらいかかっても、
   落ち着いて、彼女の様子を確かめる。  ]
(115) 2020/07/17(Fri) 1:33:23

【人】 クルー 御子柴 詠斗

  …………おやすみ、吹雪ちゃん。

  今度会うことがあるなら、
            俺だけを見てくれな。

 [ ちらりと彼の方を向いた視線。
   ふっと笑い、彼は瞳を閉じた彼女の唇に
   軽く唇を重ねて、最後に額に口づけを落とせば、
   寝息を立てる彼女を少し眺めて、
   因縁の部屋から退散するだろう  ]*
(116) 2020/07/17(Fri) 1:34:11
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。
(a45) 2020/07/17(Fri) 1:35:36

【人】 双子 吹雪/雪菜

─ 1日目・204室 ─


[吹雪が御子柴を誘って確かめたかったのは
自分は抱かれた男を好きになっただけなのでは
ないかと言う疑問のため。

御子柴に抱かれて
胸の内が暖かくなるようなら
それは錯覚なのだと、気付けたから。

それも、小さな頭で考えた
机上の空論でしか無かったかもしれないが。]
(117) 2020/07/17(Fri) 1:50:00

【人】 双子 吹雪/雪菜

 
  エイト…………

  ふふ…………駄洒落じゃないの。

  分かったわ、ハチばんさん。

[その時、男が来てから初めて吹雪は笑った。
駄洒落と言ったら、髪をくしゃくしゃとされたので
頬を膨らませて、ちょっと怒ったフリ。]


  …………分かった。約束するわ。

      ハチばん、さん。

[瞳を閉じて眠りに落ちる前に
柔らかな唇の感触を覚えた。

その口付けは心を昂らせる事はなく
きっと親にされたお休みのキスのように
心を落ち着かせるものだっただろう。

私は心を安らげながら眠ることが出来たのだった。]**
(118) 2020/07/17(Fri) 1:50:45

【人】 天野 時雨


   マジかよ。
   それは悪かったな。


[ 挑発を耳にすれば>>113、ぶははと笑う。]


   殺してやりてぇな。


[ 笑いは止まぬまま、彼女を見下ろして。
 尚も見下ろせば、
 同じように笑って返される、言葉。]
(119) 2020/07/17(Fri) 6:01:41

【人】 天野 時雨


   帰るわ。
   ブラジャー、返したからな。


[ その瞳の奥にある何かの意味が、
 掴み取れない己は心底バカだなぁと笑う。

 吹雪の元に帰る。
 雪菜の一番望むことと、
 雪菜が一番嫌がることの、

 両方が、そうならいい、と思って。


 ポケットから取り出した下着を彼女に渡す。
 それから、さもすればふらつきそうになる足で背を向けて、
 歩き出そうか。]
(120) 2020/07/17(Fri) 6:05:01

【人】 天野 時雨

  
しばらく後の話
  


[ かちゃり。
 オートロックはまた大きく響く。
 ドアを開ければこちらに向かうスタッフに気づいて
 どきりとした。>>116

 会釈して。]


   すみません。
   遅くなりました。


[と唸るように。

 彼がここにいるのだから、吹雪は寝ているのだろうか。
 彼等のやり取りなど、知る由もなく。

 彼が何かを話せばいくらか言葉を交わして。
 そうでなければ、そのままベッドを覗き。

 泥のように纏わり付く疲労感に耐えきれず、眠りにつく。
 吹雪に触れることもせず。
 瞼の腫れにも気づかないまま。]
(121) 2020/07/17(Fri) 6:08:08

【人】 天野 時雨

[ 目覚めた時に、吹雪はまだ隣にいただろうか。
 居れば、昨夜の無礼を詫びて。
 居なければ、そのまま浴室でシャワーを浴びて
 また少しだけ眠る。

 起きて頭に浮かぶのは、約束>>97
 旅の終わりは近づいて。]**
(122) 2020/07/17(Fri) 6:10:04

【人】 曳山 雄吾


 
――2日目 22時30分・船内カジノ ー


 
(123) 2020/07/17(Fri) 6:38:04

【人】 天野 時雨

  
二日目の夜・バーカウンターで
  


[ 昨日から、流れる時間の速さや、目まぐるしく変わる
 自身を取り巻く環境に若干取り残されるようで、
 睡眠不足も相まって頭はぼんやりとしていた。

 さっきまで、別の場所で、やや年上の女に声をかけられて
 誘われるままに寝ていた。
 綺麗な顔が歪むのを見るのは堪らない、と、
 いつだか耳にした言葉と同じように揶揄られて。
 特にら抵抗することもなく、そう言うご趣味を受け入れれば
 嬉しそうに楽しむその女を見たとて、
 到底己が満たされることなどなく。
 身体中につけられた傷だけがヒリヒリと啼いた。

 胃の中のものも何度か吐き出したために、
 空の臓物にアルコールが染みて。
 食わないとな、と思っては、出された果物を
 無理矢理押しこんでまた吐き気に襲われて。

 昨日の女性はそこにいるのだろうか。
 別に来なくても気にしないのだけれど。

 
  
あぁ、とふと。
 まだ出港前に見かけた、兄貴のようなあの人の
 背中が頭に浮かぶ。

 あの人は何してんのかな、と呟いて小さく笑った。]*
(124) 2020/07/17(Fri) 7:02:01