人狼物語 三日月国


87 【身内】時数えの田舎村【R18G】

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髪置は、疲れたらそのうち波に流されて帰ってきます。
(a49) 2021/08/14(Sat) 12:43:09

【人】 青嵐

>>+30 卯波

「え、お前水着持ってんの?用意いいな。
あはは、今からでも色々できるだろ。
出来なかったぶん取り戻そうぜー。」

貴方の笑顔に釣られて笑って、
どうせまた濡れると思うから意味は無い気がしたけど
Tシャツを脱いで雑巾絞り。びちゃびちゃと海水が砂に吸収されていく。

「あー、アキラ?誘わなかったから拗ねてんのか?
なんかしけた面してんなーとは思ったけど。
ちょっかいかけにいくか〜」
(111) 2021/08/14(Sat) 13:00:53
 青嵐
「だって川も海もあるんだよ〜?
 そりゃ用意してくるに決まってるじゃないですか。

 田舎くらいでしか好き勝手出来ないよー。向こうだと気を遣わないとあんまりいい目で見られないし……いつもみんなと暮らせてたらよかったんですがね」

水を含んで重くなり、張り付く服が、
気色悪くも、楽しさの証でもあり。
大人ぶることから羽根を伸ばせるのが、何よりも心地よかった。

「そーですよ、行こ行こ。
 晶兄こそちょっと大人になって、一歩引いちゃう感じになったんでしょうかね」

竹村茜は、はしゃぐみんなを見て、やっぱりずっと遊んでたいなあと思った。
(a50) 2021/08/14(Sat) 14:30:00

 涼風

「───そう、だな。田舎の外にいる間に忘れちゃってたんだけれど。俺は何よりも、自分が撮りたいと思ったものを、最高の角度、時間で切り取って、それをみんなに観てもらうのが好きだから」

散々遊んで、水に艶めく髪を手櫛で纏めながら。
片手間に傍に戻ってきて、話の続きをする。

「昔からずうっと俺は、人の思い出の一部になろうとしてたけど、違った。
 俺が、みんなを、どこにでもある綺麗なものを、何度も、何度も何度も思い出にする。写真と変わらない。田舎に帰って、それに気づけたんです」

その背中を押してくれたのは、薫兄も含めた、
田舎の人たちだっていうことが、何より嬉しい。

「みんなを、俺の記憶の、その枠の中に。
 昨日は写真がみんなの下へ届いたらいい、って言ったけど、俺は……自分の足で皆を撮りに行きたい。

 将来は、そんな仕事を選ぼうかなって思いました」

田舎に永遠に残りたいと思う。それができたら素敵だと思う。

それが叶わないのだとしても。出来ることがある、とも思った。

【人】 青嵐

>>+31 卯波

「俺全然忘れてたぞ、
まぁ着替えありゃどうとでもなるけど。

え、そうか?俺全然気にしたことねーや
卯波俺より若いのに苦労してんだな…
あ、もしかして俺がお気楽過ぎな感じ?」

固く絞ったTシャツをバサバサと扇いで軽く乾かす。
そうしてまだ湿ったシャツを着直した

「んー…、まーなー…。
俺もさぁ、離れたときはすっげー寂しかったけど、
今生の別れでもねぇし?こうしてまた会えたし。
会おうと思えばいつでも会えるって。」

おりゃ、と濡れた後輩を髪をぐしゃぐしゃと撫で付ける
細い毛が指の中で擦れて少し擽ったかった。

「…みーんな、大人になってくんだなぁ…。
卯波の言うとおり、俺が一番変わってねーかも。
…よっし、アキラのとこまで競争だ!行くぞ卯波!」
(112) 2021/08/14(Sat) 15:03:28

【人】 音楽家 宵闇

>>72 鬼走 【3日目 夜時空】

「うーん……意外とできますかねえ、想像くらいは。
 ほら、説教臭いけどなんだかんだ面倒みてくれるし
 意外と……。雪子さんはコミュ力の塊だし例外。

 俺はもう面倒くさがりだし、結構気分屋だから
 ……愛想つかされるほう?」

誰かを泣かせる、あったかもしれない。
それすらも作品の一部にしたかもしれない。
我ながら自分のことしか考えていなかった。

「今、滅茶苦茶年老いたくないなって思った」

はいはい、わかってますよーと手をひらひらさせる。
昔はこんなにテキトーな男ではなかった。
(113) 2021/08/14(Sat) 15:13:29
宵闇は、あの頃に戻りたいとさえ思った。
(a51) 2021/08/14(Sat) 15:18:05

 御山洗

「……私がくっつきすぎるせいで、あの子が鬱陶しがっていたのね。
 ちゃんと話したから、当てずっぽうじゃないわ。
 もう大人だしそれぞれ自立をしないといけないのは確かじゃないですか。

 だからね、仕方ないのよ」


漠然とした不安は田舎の思い出で薄れはするが埋めるものにはならなくて、ただ、今だけは何も怖くないような満たされた気持ちになっている。

また一瞬で、恐ろしいほどに消えてしまう。
思い出さなくてはいけないことが、話さなければいけないことがあるのに。

「弱音を吐いてごめんね。
 しんどかったけど、今はなんだか、清々しい。
 兄さんのおかげかも?」

まるで別人になったのように、迷子になっていた姉の様子は見えなくなり、凪いだ心にあなたのことばがふり続けた。

「……なかなおり、できるようにする」

言い聞かせるように緩く手のひらを握りしめて海の静かな波を見つめていた。
なんだか、あなたのまえでは偽りの姿を見せてばかりのような気がした。

【人】 巡査長 清和

川の次は海か。と、水遊びに興じる若者たちを見守って。

自分が到着するすぐ前、宵闇が歌を披露していたと聞けば、
少しもったいないことをしたなと、残念そうに表情を崩した。

相棒と風を切った感覚がなくなれば、先に感じた違和感も蘇ってくる。

「なんだったんだろうな、アレは」

小さく独り言ちながら、遥か遠くに見える水平線を眺めた。
夏の日差しが海面に反射して、キラキラと眩い光が目を晦ませる。

「……サングラス、持ってくればよかったか」

眩んだ目では、正しくものを見る事もできない。
手のひらでその光を遮りながら、美しく輝く海から視線を外す。

そのまま、この足が砂を踏み締める感覚を懐かしく思いながら、
みんなが集まっている方向へと歩みを進めていった。

俺がしなければならないのは、こんなことだったかな。
(114) 2021/08/14(Sat) 16:01:13

【人】 音楽家 宵闇

>>+21 夕凪

「……そうかい。そりゃよかった
 シンガーソングライター冥利につきるよ」

顔を出して人前で歌ったのはいつぶりだっただろう。
少し照れくさいような気分になり、組んでいた足を組みなおす。

「どんな風に、か」

すこし言葉に詰まる、というよりは思案するように。
あまり、野暮なことは言わないように──

「ヒミツ」

にやりと笑ってからでてきた言葉はこれである。

「──そういえば、昔の俺は周りのやつらに
 あることないこと勝手に設定つけて
 歌詞書いてたことあるんだよな。

 ……誰にも見せたことなかったけどね」

"そういうこと"かもと笑った。
(115) 2021/08/14(Sat) 16:29:39
 青嵐

「今更気付いた?瞬兄のそういう、
 細かいとこ気にしなかったり、
 気楽に構えてるところは美徳だけど、

 たま〜に苦言言われてるの、俺は知ってますから」

時任の姉さんがちょっとね〜と、
聞きようによっては思わせぶりなことを言う。

それでも見習うとこは見習うべきではあるが。

「あはは、そうだね。こんなに揃って会えるんだし、
 会えないことはない。でもちょっと寂しいけど。

 色んなとこ飛び回って、みんなに会いに行くって目標を立てたから本当に『会おうと思って会いに行く』ようにしますよ、俺は!」

無遠慮な手に頭を掻き撫でられ、
あ!折角髪結び直したのに!と文句ひとつ。
それでも心地よさそうに目を細めて。

「え、かけっこってそれは俺に勝ち目ないけど!
 行くぞて、も〜〜、待ってってば〜〜〜」

そんなこんなでもう一人の先輩の下へ改めて向かうのだろう。

【人】 学生 涼風

>>+32 卯波

 貴方の話をこくりこくりと小さく頷き相槌を打つ。

「ふふ……それはいい。
 写真を届けてくれるのも嬉しいけれど、卯波くんが来て撮りにきてくれるほうがきっともっと嬉しいよ。
 だってそうやって会いに来てくれて、一緒に時間を過ごすことができたなら……卯波くんの記憶の中に皆が収まるのと同じように、卯波くんもまた皆の思い出の一部になれると思うから」

 まるで陽の光を見つめたかのように目を細め、眩しそうに貴方を見つめて微笑んだ。

「真正面から会いに来て。どうか真正面から受け止めて。
 そうしたらきっと皆も……喜んで、カメラ目線を君に送ってくれる筈。カメラの向こうにいる君のことも、ちゃんと見てくれるよ」
(116) 2021/08/14(Sat) 16:33:09
宵闇は、浅瀬を裸足でひとりのんびり歩いている。
(a52) 2021/08/14(Sat) 17:04:31

宵闇は、あとからやってきた清和にひらっと手を振った。
(a53) 2021/08/14(Sat) 17:05:49

あなたの四角形の型に収まる気はない、と笑った。

決闘だなんて柄にもないけど、と重ねて笑った。

卯波だけの四角形を作り続ける。一つに固執するあなたには負けない。

【人】 おかえり 御山洗

>>+33 夕凪 海辺

「……でも。思い出にばかり生きてはいられないから。子供のようにはいられないから。
 子供のままの関係でいられたらよかったのにね。そうしたら、苦しくなくて済むのに」


(117) 2021/08/14(Sat) 17:10:13
御山洗は、ひとつの横顔を見つめている。
(a54) 2021/08/14(Sat) 17:10:21

ただただ笑った。もう嫉妬することはない。

【人】 おかえり 御山洗

>>+33 夕凪 海辺

ここに居たいと願う気持ちが安穏を齎すならば、きっと御山洗の言葉は届かないのだろう。
そうとは気づかずにふとこぼれた言葉をかき消すように首を横にふる。

「そっか。仲直りできるなら、それが一番いいと思う。
 なにかひっかかってしまうことがあるのなら取り除ければ問題ないんだしさ。
 おとなになった二人としての関係を、すり合わせられたならいいと思うよ」

前向きに見える貴方の言葉にそれで安心してしまった。
多分ちょうどその頃に、学生たちのあげた掛け水がぱっと御山洗を隠した。
顔から体まで濡れた御山洗が目を丸くした後、おかしなものを見たように吹き出す。

「子供のままだったら、いいかもなあ」
(118) 2021/08/14(Sat) 17:10:35
御山洗は、海水まみれになったTシャツを脱いだ。
(a55) 2021/08/14(Sat) 17:10:59

【置】 学生 涼風

拝啓

 ひまわりが今を盛りと咲き誇っています。お元気でお過ごしでしょうか。

(中略)

   様は夢を見たことがありますか?
 昔から貴方にはお世話になっていましたが、面倒を見てもらってばかりで貴方自身の事を聞くことは中々ありませんでしたね。もっとも、あの頃を思い出すと貴方がどのような気持ちを抱えていたか、なんとなく分かってしまいますけどね。もしかしたら私もきっと、貴方と同じことを考える可能性がありましたから。

  大人になったら夢を見ることは許されないと思っていました。
 でも、大人ってどういう人を指すのでしょう?
 二十歳になったら?自分でお金を稼げるようになったら?お酒や煙草がのめるようになったら?口付けよりも深い愛を交わせるようになったら?

 私は、二十歳という成人の線引きは少し残酷だなと思うのです。日付が変わったからといって、いきなり意識が変わるなんてことありませんよね?
 大人というものがどんなものなのか、はっきりとした事は分かりません。一つ、「こうなんじゃないか」と考えているものはありますが。

 もしかしたら大人も子供も、そう違いなんてないんじゃないか。時折そう感じてしまうのです。

(中略)

敬具 

  20××年 8月××日
涼風薫 
(L5) 2021/08/14(Sat) 17:14:48
公開: 2021/08/14(Sat) 17:30:00

【人】 おかえり 御山洗

「昨日はしゃぎそびれたし、俺も遊んだほうが良いかな」

乾いた塩がぱさぱさとくっついている。川辺と同じようにはいかない。
スポーツ選手のように美しくとはいかないけど、鍛えた背中は大きかった。
夏のせいか少し日に焼けた肌は、もう10年前の子供のものではないけれど。
(119) 2021/08/14(Sat) 17:16:50
竹村茜は、今日の夜は幼馴染皆で一緒に寝たいなあと思っている。
(a56) 2021/08/14(Sat) 17:21:58

清和は、宵闇に優雅に手を振り返した。
(a57) 2021/08/14(Sat) 17:28:30

【人】 音楽家 宵闇

「……お。アキラ、遊ぶ気満々かい?」

そう言って浅瀬から見守る男は
ズボンをまくった程度で、相変わらずいつもの恰好だった。

そしてせっかくいい感じに黄昏ながら浅瀬を歩いていたのに
ナマコを裸足で踏んだ。思わずキュウリを見た猫のように
跳び上がるところだった。筋肉痛に響いた。

「…………うわっ」

「……うわーー…………いててて……」
(120) 2021/08/14(Sat) 17:31:35
清和は、宵闇のその様子がおかしくて、思わず顔を逸らして笑った。
(a58) 2021/08/14(Sat) 17:34:35

清和は、今日は同い年のふたりを眺めておこうかな、と考えている。
(a59) 2021/08/14(Sat) 17:35:33

宵闇は、清和をじとっとした目で見た。
(a60) 2021/08/14(Sat) 17:38:23

宵闇は、くすくすと自分でも笑い出した。
(a61) 2021/08/14(Sat) 17:39:06

【人】 おかえり 御山洗

>>120 宵闇

「……せっかくだしさ。もう濡れちゃったら、関係ないし」

昨日は水辺には入らなかったぶん、はめの外しに拍車がかかったのかもしれない。
臑の浸かるところまで入っていって、潮の匂いに満たされた空気をすんと吸う。
都会の海だったらこうはいかない。遊びに来ただけではあっても、感慨はひとしおだった。

「何やってるんだ、本当。
 あしどけてあげなよ」

なまこが遊び道具になっているんだろうか、みんな。夕凪に振り回されていたのを思い出す。
ざぶざぶと海の中を難なく歩きながら寄っていって、踏まれているナマコの顔を見に行く。
(121) 2021/08/14(Sat) 17:42:19
竹村茜は、海ではしゃいでいる。そのままどんどん、深い方まで歩いていく。ショーパンが濡れないくらいの深さまで。
(a62) 2021/08/14(Sat) 17:46:07

【人】 学生 涼風

 卯波と話の続きをした後、一度だけ彼にカメラを返して海へと足を運ぶ。自分も海に飛び込んで遊びたくなったのだ。昨日少女と川に飛び込んだのがお気に召したらしい。
 柔らかな薄手のパーカーを脱ぎ、揃えたサンダルと、髪をまとめるために持ち歩いている真鍮の玉かんざしの隣に置いて。ぺたぺたと吸い付くような岩の上を歩く。
 眼下に広がる青い海。囁くように紡がれる漣の唄は、まるでこちらへおいでと誘っているかのよう。

「……」

ここにいたい。このままずっとここにいたい。


 無意識に笑っている。少年自身は気づいていない。
 ふらりと吸い込まれるように痩躯を前へと傾ける。
 重力が、見えない何かが、見ようとしない自分の感情が。白い手足を掴み、引き込み、そのまま──


 ばしゃん。


 一つ、水飛沫が上がった。
(122) 2021/08/14(Sat) 17:49:16
清和は、ナマコが苦手だった。
(a63) 2021/08/14(Sat) 17:50:47

涼風は、海の中で丸くなる。細い体を沢山の泡が通り過ぎていく感覚が心地よかった。
(a64) 2021/08/14(Sat) 17:51:25

涼風は、何もかもを忘れて海に身を委ねた。ああ、楽しいなあ。
(a65) 2021/08/14(Sat) 17:52:44

清和は、それを指摘される度に必死に否定していたものだった。
(a66) 2021/08/14(Sat) 17:53:00

【人】 音楽家 宵闇

>>121 御山洗

「……………ナマコって意外と硬いな」

苦笑い、平気そうに見えるが、実はものすごく鳥肌が立っている。
おそるおそる、足をどけた。
思いっきり体重をかけて踏んだわけではないので大丈夫だろう。

男はこちらに寄って来た御山洗にチャンスだ、と
言わんばかりに水をかけた。ばしゃり。

「ははー、ちょっと気抜きすぎてんのかな、俺」

いたずらっぽく笑う。
(123) 2021/08/14(Sat) 17:59:35

【置】 迷子の少女 竹村茜

少女は気付いていた。

ここでしか得られないものがある。
ここでしかもう出会えない人がいる。

少女には未練があった。

将来を決めるきっかけになったお婆ちゃんと11年前から疎遠になってしまったこと。
帰ってきたときにはお婆ちゃんがもういない事を知っていた。



幼馴染ともずっと一緒にいたかった。

少女はこの
夢の綻び
に気付いていた。
現実
との境界が見えていた。


少女は、
永遠の夢を望む誰かを出し抜いて、夢に飛び込む権利
を持っていた。

望んでくれたのなら、否 望んでくれなくても。

戻るべき現実に、少女は背を向けた。

少女は日差しに煌めく、あの時の思い出と 大好きなみんなと一緒にこの夢の中で過ごす。
(L6) 2021/08/14(Sat) 17:59:55
公開: 2021/08/14(Sat) 20:55:00
受け取ったカメラを一旦手荷物に戻し、
水着へ着替えることに。人も寄ることもないだろうと、
近くの物陰で思い切って衣服に手をかける。

上着をしっかり、細腕で絞り、
肌に纏わりついて離れないシャツを、両手をクロスさせて無理矢理引っぺがした──ところで。

ふと、自分の両胸に手を当てる。
筋肉の僅かな硬さ。なだらかな、
未だ成長を感じさせるような感触。

「男の子らしくなりたいんだよ、僕は」


まだ解消されてない違和感が一つだけある。
何かしっくりこないような。現実味の薄いような。

カメラによって切りとられた顔を、
勇気を出して、なんとか、見つめようとする。

(──ああ)

自分が、今まで自分のことを見つめられなかったから。
『今の自分』の外見を、他人に委ねてしまっているんだ。
少年が、段々と元の形へ戻っていく──。

宵闇は、昔ナマコを清和に投げつけて遊んでたかもしれない。
(a67) 2021/08/14(Sat) 18:12:22

メモを貼った。

【人】 おかえり 御山洗

>>123 宵闇

「筋肉質だし、体の作りが独特らしいね。俺はあんまり扱ったことないけど……うわ」

ぶにゅぶにゅの体は種類によっては溶けたりもするし、力を入れて固くもなるらしい。
どんなもんかな、と覗き込もうとした顔を下から水しぶきが襲った。
ぱちぱちと瞬かせて、また海水を浴びた顔を拭う。

「……、やったな」

ひと呼吸ふた呼吸おいてから、反撃の狼煙があがった。
大きい手が同じようにばしゃ、と足元の水をかきあげてふっかける。
(124) 2021/08/14(Sat) 18:13:56
清和は、海では宵闇に弱かった。これ幸いとナマコも投げつけられていた。
(a68) 2021/08/14(Sat) 18:14:40

迷子の少女 竹村茜は、メモを貼った。
(a69) 2021/08/14(Sat) 18:16:52

迷子の少女 竹村茜は、メモを貼った。
(a70) 2021/08/14(Sat) 18:18:54

ゆったりとしたラッシュガードを着た。そしてもう一度「海だ〜〜〜!!!!」

青嵐は、編笠にちょっかいをかけにいく。卯波も一緒だ。
(a71) 2021/08/14(Sat) 18:25:04

竹村茜は、幼馴染の男子陣に向けて、拾い上げたナマコを投げている。
(a72) 2021/08/14(Sat) 18:25:59

青嵐は、「しけた面した俺の親友ど〜こだ!」
(a73) 2021/08/14(Sat) 18:26:33

竹村茜は、狙いは卯波da
(a74) 2021/08/14(Sat) 18:27:22

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>@15 夜長

「あっ、和臣さん!」

 こちらに控えめに手を振り返すその様子。
 少し前に、またあとで、と別れた
大人
の姿を認めて
 小走りでそちらへと駆け寄って声をかけた。

「秘密基地は見つかった?」
(125) 2021/08/14(Sat) 18:27:32
竹村茜は、ナマコをぶん!
(a75) 2021/08/14(Sat) 18:27:36

編笠は、よりによってようやく今服乾いた俺のとこ来るか!? と逃げ出した。
(a76) 2021/08/14(Sat) 18:27:43

威圧感に気付いた。

反射的に腕をあげると、ナマコをキャ〜〜〜ッチ!!!


……………………

↙このへんにナマコを持ってる。

【人】 迷子の少女 竹村茜

「あ、ナマコ取られた。やるなあ卯波〜〜〜」

両手には追加のナマコを握っている。そこそこ深い位置にいるので、拾い上げる度にTシャツはびっちゃびちゃだ。

シャツの下が透けて見えるほど、ひたひたと体にくっついてしまっている。
(126) 2021/08/14(Sat) 18:30:06
百千鳥は、宙を舞うナマコをぽかんと眺めている。ナマコって飛び道具だったっけ?
(a77) 2021/08/14(Sat) 18:30:06

【人】 巡査長 清和

「ははは、いい顔してるじゃないか、アキラ。もっとやってやれ」

川で遊べなかった分まではしゃぐ御山洗を見て、安心したように微笑む。
相変わらず二次会で飲み過ぎた頭が痛むが、それも忘れてしまいそうだ。

「そういえば……」

バイクに乗ってきたが、もしかしたら飲酒運転だったかと頭をよぎった。

まあ、ちゃんと海に来れたし、誰にも迷惑かけてないからいいか。
内心で警察官らしからぬことを思いながら、同い年ふたりを見やる。

「……やっぱりいいなあ、こういうの」
(127) 2021/08/14(Sat) 18:30:11
清和は、自らの金の髪を軽く触って、指先で弄った。
(a78) 2021/08/14(Sat) 18:31:04

ナマコを海にリリ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ス!!

清和は、平然としているように見えて、ナマコ投げに巻き込まれないことを祈っている。
(a79) 2021/08/14(Sat) 18:32:03

青嵐は、そのへんで拾ったワカメを片手に逃げる編笠を追いかける。
(a80) 2021/08/14(Sat) 18:32:40

「油断も隙もないなあホント!」

ナマコさんが可哀想でしょ!(委員長)

「あ、茜ちゃん」

そして、透けてる様子に気付いたようで、
小走りで荷物を漁り、大き目のタオルを取り出してみせつつ、自分の胸元をとんとんと叩く。

「さっきも水かけまわってたでしょ、
 一旦休憩にしようよ。両手のナマコは引き受けるから」

ほんのわずかに頬を染め顔を背けて、
気付いてくれ〜と気遣いをしてみて。

【人】 迷子の少女 竹村茜

「ん?……んふふ、卯波のえっち」

やだ〜見ないでよ〜なんて言いつつ、ナマコを海に戻して Tシャツをめくりあげる。
その下には黒のインナートップス。水濡れ透け対策はばっちりだ。

「茜ちゃんがそんな失態犯すわけなーいじゃん」

とはいいつつ、卯波の元へ近寄っていく。気遣いを無駄にするのは良くないからだ。
(128) 2021/08/14(Sat) 18:44:51

【人】 音楽家 宵闇

>>124 御山洗

「油断したな」

それは男のほうだった。そう言った刹那──
自分がかけたより倍に近い水飛沫をかぶり、頭から見事に濡れた。髪がわかめのようになる。

「……うわ。つめた。しょっぱ……
 待て、俺また昨日みたいになるって……話せばわかる」

自分からふっかけておきながら
一歩、また一歩あとずさり、沖の方に逃げながら

「なんてな」

だが、反撃をするのは忘れなかった。
量でかなわなければ数だと言わんばかりに
ばしゃばしゃと何度か水をかけまくった。
(129) 2021/08/14(Sat) 18:46:32
編笠は、青嵐あとで覚えてろ!と言いながら海藻王から逃げまどっている。
(a81) 2021/08/14(Sat) 18:47:44

宵闇は、ナマコを投げ合う若者たちを見て懐かしくなった。
(a82) 2021/08/14(Sat) 18:47:50


「こ〜らからかうんじゃありません」

だから見ないようにしてたんでしょ〜なんて言う。
ああ、そういう方法もあるんだ、とちょっとだけ感心したりして。

「茜ちゃんは着替えちゃんと……あるよね、茜ちゃんのことだもの。いや、安心した。
 十年越しに女らしさを磨いたところを目の当たりにするとは思わなかったよ〜」

【人】 迷子の少女 竹村茜

「ごめんなさ〜い。照れてる卯波面白くってさ〜」

でも心配してくれてありがとね、と素直に伝えて。

「ふふん、思いっきり遊ぶためにそういうのは欠かさないんです。
 メイクだって水で落ちない奴にしてるし、ちょっと厚手の服もちゃんと用意してるから安心して」
(130) 2021/08/14(Sat) 18:55:13