人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  そうでございますね……。
  まず思いつくのは木琴と鉄琴ですわ。

  撥を使い軽い力で叩けば音は出せますし
  撥を複数本使えば私の専門である洋琴のように
  和音を使った演奏も可能ですわ。


[また、鉄琴はペダルを使えば音の伸びも出せること。
立って演奏する形と椅子に座って演奏する形。
両方に対応した形の楽器がございますことや
ベッド等の上でも演奏出来るものがある点を理由に挙げて。]


  興味がございましたら私の方から專門の奏者へ
  ご指導の旨と楽器の貸し出しもお願い出来ますわ。
  あとは……


[そう言って、考え抜くことしばし。]
(216) 2020/09/23(Wed) 9:53:27

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  そうだわ、アレがありました!
  ねえファラリス、あの包みを持ってきて頂戴。



[40代程の我がメイドであるファラリスにそう伝えると
控えていたファラリスが黒い鞄のような包みを取り出し
「失礼いたします」と床に敷物を引くと


  包みの中にあった黒い鉄骨や黒や銀を基調とした
  小太鼓のようなものを上部に二つ。
  もう少し大きめな黒の小太鼓を立てかけて中央に一つ。


その周りに小さな黒い銅鑼……シンバルが
左側に2つ、右側2つの合計4つ
中央下の黒小太鼓についたペダルに左側に配置されたペダル。
沢山のボタンとつまみがついた液晶画面式の小さなパネル。]
(217) 2020/09/23(Wed) 9:54:10

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[もし見たことがございましたら、
これがドラムであることが分かりますでしょう。
しかしこれは、この国では製造していないはずのもの。]


  もう一つおすすめいたしますのは、
  異国……電子音楽が盛んな国から
  輸入いたしました電子打楽器……
 「電子どらむ」でございますわ。


[宮廷楽長を始め、多くの楽士であれば
『何故御令嬢にこれを勧めた』

総ツッコミを受けること間違いなしの楽器。
ある意味私が『大変人』と口にされる所縁>>0:30]
(218) 2020/09/23(Wed) 9:54:55

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  こちらは、この撥で軽く叩けば
  『ジャーン!』このように音が鳴りますの。

  太鼓の部分を叩けば『ドンドンドン』『トンッ』
  このように。足元の太鼓はペダルで『ボンッ』
  ……と、このように鳴らせますわ。


[まずはファラリスが用意した椅子に自分で座り
スティックを握って御令嬢の前で実演。]


  左足のペダルは足元の太鼓の連打や
  叩いた際の音量調節にも使えますの。


[そう言って接続線をいじり、連打のリズムや
消音に変えて音が小さくなる様をご説明しながら。
ペダルにはドレスなどの裾を踏まないよう
裾返しで少しばかり裾がめくれて踏み易い旨もお伝えして。]
(219) 2020/09/23(Wed) 9:55:20

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  他にも、こちらのパネルを操作すれば
  ……楽器自体が音を立てた際に
  こうして光ったり、常に楽器を光らせたり
  色とりどりの色で光らせることも出来ますわ。


[パネルの「光」ボタンを幾つか弄れば
小太鼓や太鼓が赤や青、緑に黄色に橙と光り
時間経過で色が変わるようにと自由自在に調節し]


  それに、音色も変えられますのよ。


[そう告げて再びパネルを弄れば
トランペットや洋琴、電子四弦や六弦。
変わり種では猫の「にゃー」や鳩の「クルッポゥッ」など
合わせて60もの音源があること。

楽器一つ一つの音を違う音にそれぞれ設定し、
複数の音源を掛け合わせることも可能なことを
併せてお伝えして。]
(220) 2020/09/23(Wed) 9:55:38

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  こちらは拍節……リズムの掛け合わせや
  パーカッションとしての役割などの
  比重が大きい楽器ですわ。

  旋律そのものを紡ぐのは難しいですが
  音の強弱に高低など拍節の取り方や
  叩き方次第では無限の演奏が生まれます。


[演奏の手を止め、椅子から立ち上がり
そうご説明申し上げて最後に。]


  ただ、余り激しい演奏をされると
  御身体に触りますから、もし演奏される場合は
  初めはゆったりとした、遅めの拍節から
  始められた方がよろしいでしょう。
(221) 2020/09/23(Wed) 9:55:56

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  お気に召していただけたようであれば
  後に新品をお送りいたしますし、
  他の楽士に依頼し講師を派遣いたしますわ。


[私は専門では無いので、その手に詳しいものを
楽士や宮廷楽士養成所経由で依頼出来る旨も
お伝え申し上げて]


  よろしければお試しになりますか?


[ファラリスが御令嬢にも使いやすそうな
一番軽い撥を御令嬢に差し出しました。

果たして御令嬢はどのような反応でありましたか。
そもそも御令嬢の参考になったかどうかすらも
定かではございませんが。]
(222) 2020/09/23(Wed) 9:56:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[巡業のお話について御令嬢は
とても上品なご様子で口元に手を当て、>>@2

目を綻ばせたようなご様子はとても愛らしいと
お話ししていて思わず感じました。

北部の地域で早朝に演奏する必要があったものの
食事が用意されず空腹のまま辺りをお忍びで彷徨い
たまたま見つけた屋台の香辛料入り腸詰肉と
珈琲の味が忘れられない思い出や]
(223) 2020/09/23(Wed) 9:57:20

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[日差しのもとに咲く向日葵や領地凱旋演奏で
メニュレーに咲く一面のラベンダー畑。

精製されていない茶褐色の砂糖や糖蜜を
暖かい牛乳に溶かしこみ、ステンドグラスのような
赤と黄色・橙の耐熱ガラスの欠片に

一欠片だけペリドットのような
黄緑の耐熱ガラスを柄の中に継ぎ合わせた
美しいスプーンで混ぜて飲む人々の話など、など。]
(224) 2020/09/23(Wed) 9:57:39

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その後私は演奏をお披露目いたしました>>116
お屋敷の方々に惜しみない拍手を送られ、
目尻を潤ませた方に微笑みなどいたしました。


  ですが、どこか憂い顔のようにも見える
  従者と思しき方のご様子が
  少しばかり気になりながら。>>116>>117


   御令嬢のご様子も音楽に身を震わせるかのような、
   そのようなご様子に思えたものの
   どこか空虚なご様子にも思えて、
   内心で気になったのですが……>>@4


そのことは私、お首にも出せませんでした。]
(225) 2020/09/23(Wed) 9:59:02

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  はい、国王陛下から慰問の皆様へと
  メニュレーへのご注文で職人達が
  丹精込めてご用意いたしました。


[病弱な方や入院された方等へのお見舞いとして
メニュレーでも注文が入る小型自鳴琴。>>@5
陛下もその旨で命じられたのでしょう。]


  意匠は「困難を乗り越えられるように」と
  それを象徴するものの彫り込みとして
  オズワルド国王陛下の逸話の場面を彫り込むよう
  ご指示がございましたので、その場面と

  実用性も兼ねて銀縁の時計と
  病気平癒の守護石と名高いアクアマリンを
  蓋の上部に嵌め込みました。
(226) 2020/09/23(Wed) 9:59:28

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[それが御令嬢にとって>>@6余り好きでは無いお話で
心弾まなくなる可能性や複雑なお気持ちなどが
御令嬢の心のうちに芽生えるかもしれない可能性など
職人達も、そして私も
今時点では気付くことは出来ませんでした。


何せ御令嬢の長年培われた淑女の笑みは>>@6
私視点、見破るには余りに見事なものでございましたから。]



  ありがとうございます。
  陛下もきっとお喜びになるかと。



[しかし、私の直感は何に対してかは不明だが
何かに関する違和感を拾っており。
しかしこの時点では理解出来ず心の隅に留め

私も宮廷楽士として鍛え上げた
楽士としての微笑を浮かべたのでございました。]
(227) 2020/09/23(Wed) 10:00:25

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・審査員席(夕暮れになる前)─



 (不思議だわ、こういう時に限って
  色んなことを思い出すなんて。)


[奇しくもかの従者の方が
足取り重そうに歩いていたその頃。
>>115>>118

私はハイアーム家でのことをふと、思い出す。
感じた違和感の正体が分からなかったことや、
演奏の時の御令嬢や従者の方のことが
妙に心へ引っかかり、調子を取り戻すまで
1週間は掛かった時のことを。]
(228) 2020/09/23(Wed) 10:01:13

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[自身が音楽好きであり、平台好きであるからこそ
気付かなかい一つの視点。
「音楽を好まない者もまた、存在する可能性」>>117


  多数派の中にある少数派の心を
  果たしてこの国は汲み取っているのかどうか?
  今の私が決して思い浮かべられない一種の皮肉



音楽に対し恐らく真逆のことを考えているであろう
そんな私達は同じ空の下、同じ国土を踏み
今この時を違う想いで過ごしながら。]*
(229) 2020/09/23(Wed) 10:02:28
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t8) 2020/09/23(Wed) 10:07:57

平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a38) 2020/09/23(Wed) 10:14:30

教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a39) 2020/09/23(Wed) 10:45:29

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・審査員席(夕暮れ)─


[様々な者達が様々な想いで立つ舞台。>>202
祈りを捧げた娘の順番は、>>203
様々なことがありつつも着々と訪れました。
(勿論私はそれを知る由もなく)


人影や人々の影、茜色に染まろうとする
空の下──次の参加者の番号が呼ばれました。>>201]



   (────あら?あの子、何処かで見たような)




[まさに以前、教会で出会い>>0:73
そして……見逃してしまった娘。>>0:79>>0:80
今まで気付けなかった私も知らぬ自身の咎。
>>0:82>>0:83>>0:84]
(230) 2020/09/23(Wed) 11:07:20

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ですが、次の瞬間]
(231) 2020/09/23(Wed) 11:08:20

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  (…………まあ!

   まあ!まあ!まあ!
まあ!!)



[美しい茜色に染まりながら
舞台に立つ彼女の歌声、その第一声から
突如胸元を掴まれるかのような、
引き込む引力を歌声から強く感じたのです!
>>201>>207>>208]


  (これよ────これよ!!
   私が今ひとつ足りないと思っていたものは!!)
(232) 2020/09/23(Wed) 11:09:41

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[出場者には今日も例年と同じく
こうすれば伸びるであろうかと考え、
助言はしていたものの物足りなさにモヤモヤし

2日目に期待をかけようとしていたその折に
飛び込みの彼女が魅せてくれた歌。



      シン、と静まり返る会場。
      誰も一言も発さない静寂。




…………………それを打ち破ったのは。]
(233) 2020/09/23(Wed) 11:10:18

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ─────最っっっ高だわ!!

  これよこれ!私が見たかったのは!!



[私大興奮で席から立ち上がり、
惜しみない喝采を送ると周囲からも
それはそれは盛大な拍手と歓声が沸き起こりました。


  その歌声には様々な思いが詰まっていたのかもしれません。
  貴方に声を掛けてくれた周りの人達、>>205
  音楽祭で会おうと言った異国の方。>>205


血が繋がらなくとも可愛い弟や妹達。>>206
貴方が出会ったハイアーム家の御令嬢と
その従者の方々。>>26]
(234) 2020/09/23(Wed) 11:11:31

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[でも────最初で最後なんて206




そんな思いをもし私が知れてたのであれば
それはそれはにっこり笑って
こう告げてられていたでしょうに。




────誰が最後にさせると思って?]
(235) 2020/09/23(Wed) 11:13:39

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[気付けば王族の方々も何方か御席を立ち、
彼女に賞賛と拍手を送っていらっしゃる。

声楽の楽士に至っては逸材を見つけたとでも
言いたげな喜色満面の笑みと瞳。]



  あなた……飛び入りの方ね?
  飛び入ってくれてありがとう。

  お陰で我が国にこんな素敵な逸材が
  まだまだ存在するという喜ばしい可能性を
  今まさに証明してくれて!



[歌の最中に何を考えていたか、>>206>>207
普段歌う際に何を考えているかなんて>>0:9
知らずともこれだけは自身の中で確信いたしました。
これは賞賛されるべき才能だと。>>0:30


そして、一つの思惑が沸き起こりました。]
(236) 2020/09/23(Wed) 11:15:17

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ねえ、あなた。まだ歌えるかしら?
  お祈りの歌でも貴方が住む場所の歌でも
  好きな歌でも何でもいいわ。
  もう一曲歌ってくれないかしら?

        今度は私の伴奏付きで。




[私の言葉に周囲の聴衆からはどよめきが、
後ろの王族席、横の審査員席からは
隠しきれない動揺が伝わりました。



私が急遽伴奏を弾こうと持ち掛けるのは、
本気で相手の才能に惚れ込んだ時だけだと。
そう、知る者達は。]
(237) 2020/09/23(Wed) 11:16:16

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

    再度同じ曲でもいいわ。

    勿論伴奏はおろか、
    私の要求自体を拒否しても構わない。
    これは私の個人的な興味でもあるから。

    規則により、拒否したことで
    あなたが減点・失格になることは
    一切無いからそこは安心してちょうだい、
    そこは審査員として断言します。


[舞台にいる彼女の方へ顔を向けて
私はきっぱりとこう言い放った。

横にいる審査員が固唾を飲んで、
私と舞台の彼女を交互に見やりその動向を伺いながら。]**
(238) 2020/09/23(Wed) 11:17:38
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモをはがした。
(a40) 2020/09/23(Wed) 11:25:19

平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a41) 2020/09/23(Wed) 11:26:48

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―コンペ会場・観客エリア前方―



[ 運良く人の流れに乗り、
  観客エリア最前列、
  舞台全体を見渡せる位置まで出ることができた。

  初めて聞くこの軽快なアンサンブルの正体は
  何だろうと首を捻っていたが、

  舞台上の2人の人間が演奏しているのは、
  ベル部分が湾曲した金色の楽器と、
  蛇腹を押したり引いたりしながら弾く
  鍵盤楽器。>>197

  どちらもエリクソンにとって初めてのもので、
  呆気にとられて聴き入ってしまった。 ]
(239) 2020/09/23(Wed) 13:12:02

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ みな演奏中は静かに耳を傾けているが、
  演目が終わるや否や、会場全体が慌ただしくなる。


  観客エリアはもちろん、
  審査員エリアの周辺でも
  それは例外ではなく。
  腕章をつけた多くのスタッフが、
  観客に呼びかけたり、事務連絡を叫んだりと、
  忙しそうに立ち回り始めた。


『ご報告申し上げます!
  1日目出場予定の挑戦者から……』>>196
『報告です!次の挑戦者が倒れ……』>>199


  一連の報告の中に、おそらく、
  自分らの出順延期要請も
  含まれているのだろう。
  
  この雰囲気なら、特に問題なく
  てきぱきと要請を受け付けてくれそうだ。]
(240) 2020/09/23(Wed) 13:12:19

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 舞台が屋内になるということで多少の
  調整は必要だが、

  会場側で変更が必要な箇所については、
  今回の遠征で渉外役を
  買ってくれているディミトリエが、
  事細かに話を通してくれているだろう。


  …例えば、カーテンを用いて会場全体を
  暗くするなど。>>196

  また、出順を夜に設定するなど。>>196
(241) 2020/09/23(Wed) 13:14:23

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ それに、自国から連れてきた多くの
  スタッフ達――
  照明や全体の構成をプランニングする
  舞台技術者や、
  
  最高の音像を作るための、機器の配置を指揮する
  専属の舞台機構調整技能士、


  楽器を立てかけるスタンド等の小道具担当者、
  衣装・メイク担当者、
  他諸々。

  総勢50人余りの裏方陣とも
  綿密に打ち合わせをしている事だろう。]
(242) 2020/09/23(Wed) 13:14:55

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 既に夕刻になりつつある時間帯。
  コンペの1日目ももう終わってしまうか…
  と思ったとき。

  今か今かと待っていたあの姿が
  ついに面前に現れた。


  左手首にブレスレットを巻いた彼女は>152
  昨日見た、貼り付いたような笑顔とも、
  一時だけ思い詰めるかのように瞳を閉じた時の
  顔つき>>0:59とも違っていて。

  何か一つ、大きな殻を破ったような、軽やかな
  表情をしているように…
  彼の目には映った。>>204
  
  
  
  気づけば辺りは、今まさに
  赤く燃える夕日に包まれようとしていた。>>232

  茜色に彩られた、非現実的な空間。
  それを背景にして、神から賜りし声をもつ娘は、
  

  ――歌う。>>207>>208
(243) 2020/09/23(Wed) 13:16:30

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ その歌声は、
  昨日の橋の上で奏でられたそれより、
  より感動を持って、
  そして清々しく晴れやかなものに聞こえた。


  賛美歌を引き金に、条件反射のような
  フラッシュバック>>0:92が起きそうになるのを
  ギリギリで踏みとどまり、彼女の姿を見上げる。

  そのような暗い回想を誘うものは…
  …もう彼女の歌にはなかった。 ]
(244) 2020/09/23(Wed) 13:16:42

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ ――彼女が歌い終える。

  今までは演目が終わるやいなや
  人々が動き出していたが、
  今は誰一人としてそれをせず。


  一時の静寂ののち、>>233



────『最っっっ高だわ!!』



  審査員席から放たれた一言を皮切りとして。>>234

  割れんばかりの、
  拍手。驚嘆。讃辞の声。
  それらが怒濤のように吹き上がり、
  会場を揺らした。]
(245) 2020/09/23(Wed) 13:17:04