148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ
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| [そうこうしている内に、 ヴィムが飛ばしたシロフクロウが肩に止まった。 >>121 天馬騎士のお兄さんから、 ブイヤベースの注文が入ったようだ。 改めて「ごゆっくりどうぞ」と言って、その場を去る。 厨房に戻ればブイヤベースを深皿に盛り、パセリをかける。] お待たせしました。ブイヤベースです。 熱いのでお気をつけて召し上がってください。 [さっきまでの不穏な話をなかったことにする様に、 全力のスマイルで料理をお持ちした。**] (139) 2022/05/26(Thu) 2:53:53 |
| (a19) 2022/05/26(Thu) 3:03:13 |
| [話が一段落ついた所で、 ユスターシュがペールブルーのお兄さんの体調について、 報告をしてくれた。 >>161] あ、全然説明してなかったね。 僕があのお兄さんを見たの、数年前だから。 今は体調に問題ないなら良かった。 [別の問題は抱えているのだろう。 二人が真剣な面持ちで話していたのは、見えたから。] (163) 2022/05/26(Thu) 12:19:29 |
| お客さんと話をするのも、仕事の内でしょう? [僕は何度か厨房とフロアを往復していたし、 ここに居てもお客さんと話をしていたから、 二人の話はほとんど聞こえていなかった。 様子から、 生前からの知り合いなんだろうなとは察したけど。 この店にやってくる 生者は、 何故か悩みや迷いを抱えている人が多い。 迷い込んだこの店には、 あのお兄さんの味方が少なくとも二人いる。 それは不幸中の僥倖だと思う。 運命が上手くかみ合って、 店を出る頃には霧と共に晴れると良いね。] (164) 2022/05/26(Thu) 12:21:14 |
| [ユスターシュの手が僕の頭へと伸びた。 >>162 けれど頭はおろか髪にすら、触れた感触はなく。 僕の手は無意識に彼に触れようと、 引っ込められた手へと向かう。] ……あ、ごめん。何でもないよ。 [僕の手が届いたかどうかは置いておいて、 唐突な行動に自分でもあれ?と思ってしまって。 僕も一緒に店内をぐるりと見まわした。] (165) 2022/05/26(Thu) 12:22:03 |
| [店員の手を欲するお客様がいないこと、 ターバンのお兄さんに 話しかけられるタイミングであること。 その二つを確認したら、 僕はターバンのお兄さんに声を掛ける。 どうしても、聞いておきたいことがあった。] お客様、すみません。 お客様の故郷になるのでしょうか……? お酒を飲ませたい、 ゴーストになったお友達のいる場所を、 教えてもらえませんか? [僕は子供だけれど元船乗りだ。 海図も地図も頭に入っている。 実際行ったことはなかったとしても、 すでに地図から消えた地名だったとしても、 説明されれば大体どの辺りか特定することは出来ると思う。] (166) 2022/05/26(Thu) 12:22:53 |
| [僕が全力で祈るなら、 願いを叶える場所がどこか知る必要がある。 星に願いをかける時、 所在地も言わなければ願いは届かないから。 >>0:259**] (167) 2022/05/26(Thu) 12:23:32 |
| (a22) 2022/05/26(Thu) 12:28:30 |
[ あの話の真実は1つ。
姫は賊に攫われたこと。
嘘が1つ。
騎士が姫を救い出したこと。 ]
[ ほんの僅かに、手が届かず。
耳障りな嗤い声と共に
私の目の前で彼女は攫われた。
…追わなければ。
首を飛ばされるだけでは済まないなんて
罪と罰の行く末など今はどうだっていい
守ると誓った
己の意思で、その日まで命を全うすると
嫌いだった
嫌いになんてなりきれなかった
一番近くで6年もの間、見てきたんだ
失いたくない
守らなければ
助けなければ
駆られる衝動の正体を僕は知らない まま。 ]
[ 薄い魔力の痕跡
途中、途中、途切れ
迷いながらも、追いきった。
暗雲立ち込める趣味の悪い敵のアジト
まさかダンジョンの中層部から
通じているだなんて。
一歩を踏み出す度に
ざり、と土の軋む音がする。 ]
[ 遠く
微かに耳が拾いあげたのは、
か細い女の子の声。
ぷつり、と 慎重の糸が切れて落ちる。
うだうだとしている暇はない
考えを纏めるより先に、
声の聞こえた方へ駆け出した。
愚かだった。 ]
[ 辿り着いた部屋に居たのは
賊のリーダーらしき男
縛られて床に転がされている主
姫様と幾分も歳の違わないだろう
二人の少女 2人とも違う国の姫だ
認識するまでの数瞬の間に
]
[ 目が合った。
にぃ、とリーダーらしき男が 嗤う。
石より冷たい、非道へ堕ちた者の眼。
───動けない
逸らすことも 閉じることも出来ない
少女の
白
い服を穢し
床に滴り落ちて広がっていく
赤
が
視界の全てを埋めつくした。
僕の顔を見た瞬間に、刺したのだ。
けたけたと厭らしい嗤いが、響き渡る。 ]
「 ────お勤めご苦労!
よくやったね、君が一番乗りだ!
ほら、そっちの子だよ
返してやんな、わりと優秀な騎士さんにさ 」
[ …何を言っているのか
分からなかった。 一番乗り?
困惑の収まらないうちに、
下っ端らしき男が姫を…ヴィオラを、
連れて 返してきた。
酷く怯え 震える身体を抱き締めて
欠けてしまいそうなほどギリ、と
歯を食いしばって未だ嗤う男を見る。 ]
………一体、何が目的なんだ
[ 犠牲となった一人の少女の
亡骸
を前に
呟けたのはそんな一言だけ。
遊んでいたのだという。
三国の王女を攫って、
誰が一番に助けに来るか、と。
もう帰っていいと言う男に、
逃がすかと食いかかりたい気はあった
…訓練された騎士を欺くほどの魔法の使い手
ヴィオラを守りながら
この数を相手にするのは、…無理だ。
逃がしてもらうしか、選択肢は無い。 ]
……その子は、どうするつもりだ
[ ──それでも、生きているもう一人を
見捨てて帰るだなんて そんなことは出来ないと
男を睨みつけた。
「 殺すよ?
当たり前だよね
騎士くんが無能なのがいけないんだからさ
この子の騎士は来てないんだ。
…なぁに、その目。文句でもあるの?
なら、君のお姫様
[ 絶望の二択
主に奪われた生存。
…事の顛末だけを記す。
少女は二人共生き残ったが、
騎士の活躍によるものではない。
一人の少女が
その身を差し出すことによって、見逃された。
私はまた、何も出来なかった。 ]
[ その日から 王女は毎夜
悪夢に魘されるようになった
魘されても大丈夫だという彼女を
見ていられなかった。
私は王に全てを話した。
年若い少女が 身体を犠牲にすることを止められなかった
自分の力ではどう足掻いても 誰かが死んでいた
それでも
命を持っても償いきれないことをしたのだ、と。
王は言った。 ]
「 ──…忘れさせなさい。
増える罪は 私も共に背負おう 」
[ 人の記憶を操る禁術。
王女を蝕む破瓜の記憶を奪った。
彼女の数年の記憶までも、犠牲にして。
…それより現在に至るまで
僕は 奪った記憶による悪夢を 見続けている。 ]
[ 吐くような痛み 胸を突き刺す下卑た視線
許して
声が頭の中を木霊する
返してしまえば きっとこの
痛み
は消える
返せるはずがない
それが
罪
で 彼女の幸せになるのなら ]
[ 開かない扉に縋り着いた昼
誰にも話すことの出来ない記憶
相反する悩みの答えは
未だ 見つかっていない。 ]**
| [お客さん全員のお酒が揃ったタイミングだったと思う。 褐色肌のお姉さんが、乾杯の音頭をとったから、 >>168 僕もにこにこ、その様子を見守り。] [勿論、店員の僕にお酒は無いから、代わりに手を叩いて。 少しは賑やかしになったかな? どのお客さんも、楽しんでくれていたらいい。 夜は長いけれど、必ず明けるから。] (173) 2022/05/26(Thu) 18:58:31 |
| [お姉さんは日輪の国の出身だった。 >>172 僕も行ったことがあるし、上陸もした。] 日輪の国なんですね! 行ったこともありますし、上陸もしましたよ。 と言っても、下船するお客さんを見送ったり、 乗船するお客さんを迎えたり、 物資の補給や修理が済めばまた海に出ますから、 そんなに長くは滞在できませんでしたけど。 日輪の国は結構文化が独特ですよね。 同じ海でも背景となる景色が違うと、 随分違って見えるから、 日輪の国の海は……ちょっと硬派な感じがしました! [物珍しくきょろきょろと、 興味が尽きなかったことを覚えている。] (174) 2022/05/26(Thu) 18:59:15 |
| [日輪の国の言葉で言ってみる。 と言っても、知っているのはこの二つだけだし、 ネイティブの人が聞いたら、 発音もたどたどしかったと思うけど。] (175) 2022/05/26(Thu) 18:59:59 |
| そうですね。僕が行った頃は治安は良かったですよ。 日輪の国の人は、礼儀正しい人が多かったと思います。 あれから10年は経ってないと思いますけど、 僕も当時幼かったから、はっきりとは……。 [上陸はせず、 何度か通りかかっただけだったこともあるので余計、 しっかりとは思い出せなかった。**] (176) 2022/05/26(Thu) 19:01:16 |
命と天秤にかけても避けられない外出。
そう、セシリーだってわかっていたはずだ。
予想なんて、いくらでもつけられたはずだ。
覚悟の上だった、というの?
続く彼の身の上話を、私は聞いていた。
確かに、事前に船が沈むと伝えられていたら
そもそも乗らないって選択だってあったかもしれない。
でも、同時に思ってしまう。
それは先延ばしに過ぎないかもしれない。とか。
運命を覆した結果
更に大きな災厄が待っているのかもしれない、とか。
知らない方が幸せだった可能性とか。
どこまでも考えすぎてしまう。
変えた結果もたらされるものと
変えない結果を天秤にかけようとしてしまう。
| やっぱりお刺身を盛るには、 和船が良いですよね! [詫び寂なんて流石に分からないけれど、 日輪の国の料理を、日輪の国の船に盛る。 しっくりくるとは思っていた。 上手く伝えられなくて、 "硬派"なんて言葉になったけど。 >>174] (239) 2022/05/26(Thu) 22:56:40 |
| [ペンを求める声に、 >>179 伝票に書き込むのに使っていたのを渡す。 紙も近くにあったのを取ってくる。 さらさらと、文字が書き込まれるのを眺めた。] と、 ……。 というのは、 日本語で海の青を指す言葉でしょうか? 有難う御座います。 三つも日輪の言葉を覚えられました! [忘れないように、 何度も を言う言葉を繰り返し呟いては、 日輪の国で見た海の色を思い出した。] (240) 2022/05/26(Thu) 22:57:36 |
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