人狼物語 三日月国


93 【身内】星の海と本能survive -Ap-02-【R18G】

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視点:


シトゥラ! 今日がお前の命日だ!

メモを貼った。

「……出てこないい、んだね。表記。」
シトゥラへの襲撃は、ぱっと見GJと変わらないのか。

処刑室。

いつも通りの笑顔で使用人は静かに座している。
何ら変わらぬ様子ではあるが、この時だけ身に纏うものを変えていた。
前で紐を結び、留めるタイプの入院着。

それだけを着て、微笑みながら皆を待っている。

「あれっ、本当ですね!全員には表記が出ないのか……! 私、勘違いしてました」
「ともかく、これで狩人がまだ生きていると思わせられそうですね」

「……あと、これはごく個人的な感情ですが」
「シトゥラさんを勝たせることが出来そうで、良かったです」

「うん、僕も、シトゥラ、勝てそうなら、良かったかな、とお思う……」
申請した睡眠薬。とてもとても、申請できる中で一番強いものを両手に掴んで。でも処刑には使わないから、一旦しまい直して。

自室内。アラートにびくりと身を揺らした。

「やあどうも!皆の俺だよ!それじゃあ処刑を始めようか!」

人が集まる頃。
処刑対象はいつも通りの声で進める。

「俺の死亡条件は
『緩やかな失血死』


首に手首に足首に。
もしよかったら胴体も!
好きに切ってもらって失血死するまでを俺は観察したいんだ。

ほら、出血量の推移による人間の肉体の変化を理解しておけば他人の治療なり何なりに活かせそうだろう?」

「…………」

使用人はいつも通りだ。

いつも通りであると決めたのだ。

「……テンガン、シトゥラ、ごめん。ごめんよ……」

「……。シャト殿、俺の声って放送することできる?」

おもむろに処刑対象が口を開いた。

「ああ、よかった。来てくれた」

微笑みながら安堵する。

処刑対象は基本的に両足を伸ばし、上半身だけを起こして楽な姿勢を取っている。
また、意識が残り動けている間は希望するなら相手の希望に合わせて立ったり座ったりと体勢を変えるだろう。

処刑対象は笑みを浮かべたまま、静かに受け入れる。

「シトゥラど……」

いつも通りに口を開こうとして、やめた。

「シトゥラ」

二人きりの時にだけ捨てていた敬称をここでも捨てる。
決して本物の親子ではないけれど、母親のように穏やかな水面のような声音で話を続ける。

「大丈夫、俺は帰ってくるよ。ハマル殿もテレベルム殿もシェルタン殿もラサルハグ殿も、皆そうだっただろう?

ほら、果物包丁とかあるよ。それ持って、テンガン殿とこちらにいらっしゃい。
テンガン殿もぱっと済ませちゃおうよ!俺もサクッと起きるからさ、そうしたら3人でスイーツ食べちゃおう!ねっ?」

抱きしめて、頭を撫でて、微笑んだ。

皆を受け入れる。道具だからではなく、自分の意思で。

微笑んで見送った。「またあとでね」

ザクッ☆とされた。

笑おうとした。うまく笑えているかな。

真白の入院着が赤いいのちの色に染まっていくのに反比例して、処刑対象の肌は青白く変化していく。海のような鮮やかな輝きを持つ色などではない。眠りにつく死者の色。

「……ぁ、う……たしか、全血液量の……20%が失われると……ね、ショック症状、が…………」

一人、また一人と『処刑』を行っていく間。
処刑対象はずっと唇を震わせ続けていた。

気を失わないように、誰に語りかけるわけでもなく話し続けている。
いつも通りの声……にしたかった。
いつも通りの笑顔……を浮かべたかった。
上手くできているだろうか。命はどんどん流れていく。何人目からだろう、判断が出来なくなっていた。

とめどなく血が流れる。
止血しないと。

痺れが霧散して、感じずにいた痛みが体を這い回る。
体が悲鳴を上げている。


頭痛がする。


「え、えと……は、ぁ……あせ、かいて、る?と、思……呼吸、ぁ、はやくな、て……は、くる、うまく、出来、」

頭痛がする。


「こど、が、……よく、聞こえ、どく、どく……て、あと、ずつ……」

頭痛がする。


「ずつ、な、て……症じょ……に、あった、か、な…………?ぁ、目の……ま、が、くら、……耳も、ぅ…………」

寒くなってきた。震えが止まらないような気がする。分からない。
自分ではもう何も分からない。

「……………………ぁ」

痛い。痛い。痛い。
苦しい。苦しい。苦しい。
止められない。止められない。止められない。

体が、頭が、押さえつける心を振り払って叫んでいる。
何かが心臓ごと自分の内側に纏わりついて、引きずり下ろそうとするような感覚。

急に叫びたくなってきた。
急に泣きたくなってきた。
どこにも行けないのに、逃げ出したくて仕方がない。
頭痛がする。
この感覚、知っている。

「あ、あ。あ」

頭痛が止まった。
何かが砕けた音がした。何かが押し寄せる。
ああ、こういうことか。

怖い。
笑え。
痛い。
笑え。
苦しい。
笑えってば!


いつも通りに振る舞わなくちゃ!


……。

「……。

しに、たくな、い……………


…………………………」

……
…………
………………

動かない。

処刑された。

ロビー・・・に来ましたが、少ししてからすぐにどこかへ向かいました。

皆の様子が心配だ。

通信を聴きながら、祈っている。

『何らかのCO準備をしたほうがいい、のかもしれない。』
『狩人か、無思慮?難しい、な、無思慮どうなるの?』
『他の船のログ、では何も起こってないみたい?』
メッセージ。

『私が無思慮、で対抗するよ』

『状況だけ見れば、狩人COが最善かと思います。ただ今日までの護衛先を説明するのが非常に難しいです』
『おそらく、他の方々にも特別なメッセージは出ていないのでしょう。狩人には護衛が成功したか否かわかるはずですが』
『無思慮対抗CO、了解しました。よろしくお願いします』

メッセージを送信する。

/* 匿名箱にも連絡入れましたが、PL事情で本日夜まで議論に参加できないです。厳しい場面なのに申し訳ありません。半端な状態で参加するとボロを出しそうで怖いので……。

中庭のベンチに座り、キャラメルひとつ。甘いでございます。

通信をきいていた。だから、君の発言は知っている。

…淡い夢は覚めたのだと。
その時は思って。すべてがどうでもよくなったのに。


今の僕は知っている。
君が。僕のために泣いてくれたことを。



…もう僕には、祈る事しかできないけれど。
君の心が、命が。どうか無事でありますように。

静かに、星に祈っている。

『今の所、グレーの全員が無思慮か狩人か狼でなければならない。』
『もしかしたらCOを求められるかもしれない、気をつけてね、ナツメ』

これは空気読まずにローズヒップティーdrinkを頼むシェルタン。

「甘い でございます」

甘いでございます。

カストル様はムルイジ様 覚えました。

ムルイジ様はカストル様 ・・・?????


『アドバイスありがとうございます。最悪の場合、狩人COすることも考えています。
上手くやれる自信はないですが……頑張ります』
『難しい場面なのに、コッコさんに議論を任せきりになってしまってごめんなさい』

<<ムルイジ>>allwho

!?

ぱちり、目が覚める。

体を起こしてまず初めに首に手を当てた。
首を裂かれた傷がない。シトゥラが、テンガンが与えた傷がない。
胴に手を這わせる。キューが与えた傷がない。
両手首を観察する。バーナードが、カストルが与えた傷がない。
足を持ち上げる。レグルスが与えた傷がない。
肩の周りを調べる。キファが与えた傷がない。
肩から胸を撫でる。サルガスが与えた傷がない。
脇下を探る。ムルイジが与えた傷がない。

綺麗な体。何一つ傷はない。
スペアボディへ正常に切り替わったことを知覚する。

──頭には今もなお、底なしの沼に引き摺り込まれそうな死の恐怖がこびりついているのに。

「・・・金平糖sweetをお願い致します」

冷静になりました。とりあえず 何か食べます。

「シャト様〜」

金平糖いただきました。キャッキャ
お礼もちゃんと言いました。ありがとうございます。

議論を、傍で聞いている。

体を起こし、顔を上げた。
スペアボディは死ぬ前と同じような入院着を纏っていたが、愛用していたバンダナまでは用意してくれなかったようだ。

顔をあげた際、かすかに音を立てて金色の髪が地に向かって流れていく。

「……これが、俺たち人間が忘れ去っていたもの」

「…………実に不可解だ」

「古今東西、人間の中には不老不死を求めて研究を重ねた者がいた。倫理道徳を人の命と共に焼べて禁忌を犯してでもその領域に辿り着きたいと躍起になるものがいた」

淡々と、かつて己がアーカイブから得た情報をまとめていく。

「そうして人類はたどり着いた。

大気の檻を抜け出して絶対的な終わりに満ちた宇宙さえも遊泳できるようになった。
人の限界を超え、死という生物にとって覆しようのない運命からも逃れられるようになった。

俺はこれをある種人間の進化の形、終着点の一つだと思っている。

──例えその結果人類が生きる肉塊になったのだとしても。きっとそれは進化した結果、新世代の人間の姿なのだろう」


「故に、我らがいる。……いや、いた。
尽くして尽くして尽くして尽くして、寄り添い使われ人を支える為の道具を生み出そうとする者がいた。

……俺は、もう関係のない話だけどね。
もう俺は元の家とは疎遠になったのだと、ようやく思い出せたのだから」

「人よ、傲慢な進化を遂げた生き物よ。
あらゆる苦痛から逃れる術を手にし多くの不可能を轢き潰してきた生命よ。

どうしてようやく忘れた苦を呼び起こそうとするのか。
どうして人以上の力を手に入れたのは君たちなのに、今更人のような感情を欲しがるのか。

眠りについた本能を呼び起こし!
君たちは何を手にしたいのか!


……俺は、君たちにそう問いたい」

使用人は、人の子は、そっと静かに体を起こした。

こんなところで眠っていられない。
こんなところで壊れていられない。

見届けると決めたのだから。
そして、自分もまた人なのだから。

星の数ほどある答えから、自分の答えを探しに行かないと。

カウンセリング室でカウンセリングを受け始めた。

解説のバーナード様お疲れ様ですのお茶を送りました。

俺元気だったらモノマネ大会混ざりたいんだよなと思ってた。<<テンガン>>allwhoとかやりたいね。

バーナードの髪を撫でた。お疲れ様です。

俺もテンガンこの野郎わよって言うべきか……?となった。これメタ時空なので出来ないんですけども……

<<キファ>>allwhoを慰めた。act。しません しませんよ。

しませんがしても問題無いものでした。メタなのでしませんが。

「襲撃、どううしようか」
「バーナード吊れるなら、サルガス?レグルス?」
「僕、は今の所ろ、パス」

ハマルだ。ハマルのハマルもハマルのハマルに他ならない。

「…………。」
「疲れた………。糖分が欲しい…………」

「とりあえずここまで言ったのだから、カストルキューキファは私の意見に従わずバーナードかテンガンに投票するだろう……
 むしろしてない方が疑わしいのでしてなかったら明日其処突っつく……生きてたら……」

「逆にテンガンが謀反してたらそれも疑わしいな……その時は掌くるっくるになるけどカストル真で見るか……」

「……流石にしないよな?」

ラッシーdrinkを頼みました。喉が渇きましたので。

「甘味は楽園であり、罪ではない」

牛乳プリンsweet阿闍梨餅sweetピサンゴレンsweetを食べる。

阿闍梨餅をモチモチしている これ、餅かなあ……?

「私がいるから食べきれないということは起きない」

自信を持って、頷いた。深く。強く。そして大胆に。
ピサンゴレンうまい。俗に言う揚げバナナである。

ピサンゴレンにメープルナッツとバニラアイスを追加した。

「阿闍梨餅は……ううむ なんと言ったらいいのか…
 餡子に……被膜」

デザートのデザートに牛乳プリンをつつきながら感想パートに入る。餡子多め種族と皮重視種族、バランスは様々だが、今回のブランドは前者だったようだ。

 天使

「感謝する」


最高の輝きを得た。すごく感謝した。

[[food.]]事故が怖いので、マンゴープリンsweet野菜ジュースdrinkを頼むしか。

マンゴープリンって美味しいですよね。になりました。

ムルイジ様も食べましょう。そんな念を送りました。

マンゴープリンを食べた後、自室に戻ります。夜更かしは身体に悪いですからね。

 ムルイジ

「……」

無言で紅茶を差し入れた。
味のリセットがたびたび起こればたくさん食べられるからだ。

<<レグルス>>allwho

「………………パンでも作るか……」

テレベルムはシュガーバターメープルパンを作るべく、材料を用意することにした。

うむ。

『私はパスのまま。吊られるかもしれない、から。』
『レグルスか、サルガスか、その他……かは、任せる』
『狩人の行動と齟齬、ないように』

『僕の投票は、バーナード、だよ』

『もし私が先に処刑されたら、シトゥラが死んでるか、見てほしいな』
気がかりなので。

『了解です。襲撃先はサルガスさん、投票はバーナードさんに設定しました。
議論には参加できていませんが
(PL都合で)
、私がバーナードさんに投票するのもおかしくはないはずですし』
『偽の護衛先についても考えておきます。『狩人がいないと思って占い師を噛みにくると思ったからテンガンさんを護衛した』と説明すれば大丈夫でしょう。たぶん、おそらく』
『シトゥラさんのことも、明日様子を伺ってみますね』

『テンガン視点』
『キファは黒のはず』
『守るならカストルか、サルガス』
メッセージだけ送られてきた。

『それもそうですね。私目線でもテンガンさんを護衛する意味はないか』
『了解しました。ではカストルさんを護衛したという形にします。確白のサルガスさんを護衛しなかった点を突かれると苦しいですが、仕方ありません』

カウンセリングを受けた後。誰かの元にいの一番に会いに行った後。

がらごろ。がらごろ。ワゴンを押して。
靴音響かせロビーへ登場。
その身に纏うは海の色。血の色なんてどこにもない。

「皆お疲れ様!元気にやってる〜?」


いつも通りの笑顔で、いつも通りの声で、いつも通りの賑やかさで皆を労う使用人がやってきた。

ワゴンに乗っているのはチョコ味のマカロンだ。お好きな人はたっぷりの牛乳で煮出したロイヤルミルクティーと一緒にどうぞ。

「やっほ〜ただいま泣き虫バーニィちゃん!
俺だよ〜〜〜☆」


あ!なんか風評被害的な事言ってる!

バーナードに飛びついた。どかーーーーーーーーーーーん!!!!!!

「やあやあムルイジ!俺はいつだって元気さ!天下のヌンキくんだからね!」

謎理論を展開した。

「おかしいなぁバーナード氏は泣き虫って聞いたんだけどな!


カ●トル殿とかカス●ル殿とか●ストル殿とかカスト●殿が教えてくれたんだよね!嘘だけど!
まあまあ吹っ飛んだっていいじゃない?議論で疲れたら体動かすのもいいことだよ!」

×体を動かす
○激突により体が動いた

「……随分元気な声が…、」

聞こえたのでロビーにふらりと立ち寄って。
戻ってきた姿にひら、と手を振る。

「…おかえりなさい、ヌンキさん」

ムルイジにもどかーーーーーーん!!!!しようとしている!はた迷惑ミサイルだ!

 ラサルハグ

「やあラサルハグ殿ただいま!本日もご機嫌麗しく!
君の方は元気かい?ご飯ちゃんと食べてる?食べてないならあとで約束通り手料理作りつつ君に食育しちゃうからね!」

何かの脅しだろうか。
それはともかく、ひらりと手を振られたのでこちらも元気に手を振り返した。

 サルガス
「サルガス殿もお疲れ様だよ。ただいま!よかった、ちゃんとご飯食べてるみたいだね。偉いぞサルガス殿!」

貴方に対してもやっほ〜と手を振った。使用人のやかましさは相変わらずだ。

あちこちにどかーんした後シトゥラの元にやってきた。頭をそっと撫でている。


「……………今日は、まだですけれど。食育される程は乱れていませんよ。勿論、貴方の手料理は嬉しいですが」

振り返される手に目を細める。
いまもう16時だった。乱れてるね。

「うわぁ〜カストル殿だ〜〜〜バーニィちゃんと一緒に泣いてくれるの嬉しい〜〜〜♡」


俺も泣いちゃお〜って泣き真似をした。よよよ〜。0点な出来の泣き真似だ。

ちょっと考えてからくっつくシトゥラを抱き抱えながらテンガンの元へと突撃した。いくぞーっどーん!

バーナードはバーニィちゃんか、へぇ…。

「ウェアアアンヴ ヤェャァァァ↑アイィヤエ↑ヤゥィゥ」


ちゃんと泣いてって言われたので心をこめて迫真の演技で泣き真似をした。御近所迷惑!

近寄られたのでとりあえず笑っておいた。にこ。

「泣いてる割に容赦ないね」


一切容赦のない評価を食らった。そんなあ。

皆ちゃんと甘いものなどしっかり取るんだよ〜と思った。休憩は大事だからね!

bunnyでもrabbitでもlove it なので問題ないな、と思った。

茶色の兎

途中でツイートするの止めようね。画像を漁ってるだけです。

ロビーに・・・自室に戻りました。色々起きてて何が何だか。

自室内!大きな音と共に転倒!!!うわぁー!!

なんかどこかで大変そうな気配を察したような察していないような。シェルタン殿大丈夫???

医務室にいる。シトゥラの仕事をどこまでカバーできるかの確認中だ。

「…もうすぐ時間か」
ひりつくロビーの中で、一人タバチェfoodを手に取る。