237 【身内R18】冬来たりなば春遠からじ
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
あんだけ食べたのに、
君の腹、ぺったんこだね……どこに入ったの?
[君の肩を強めに抱いて、体を押し付けるように密着しながら
もう一方の手で、セーターの上から君の腹を撫でる。
不意に昨日疑問に思った事を思い出して、]
ね、昨日のバニーガールだけど、
俺の目の前でも着てって送ったのに「考えておきます」って
どういうこと〜?
イヤなの〜?
そもそも何で着たのかな
周りに居る男に唆されて、……じゃないよね?
[ウザ絡みしながら腹を撫でていた手を上げて、今度はセーターの上から胸を鷲掴んで揉みだす。酔った勢いもあって、遠慮のない手付きで君へのボディタッチを繰り返す。
この後風呂だし、さっき廊下でしたし、あまり激しい事をするつもりはないけど、何せ二ヶ月以上も離れていて君という養分が不足しているから、ここぞとばかりに供給して欲しくて、]
君に、プレゼントを持ってきたよ
……風呂の後で渡すね
[耳元に低く囁いてから口付けを交わす。
濃厚に舌を絡めて味わったら、頬や首筋にも唇を這わせる。
胸の方はゆっくりと、左右交互に場所を変えて揉んでるよ。
どっちも大きくな〜れ、ってね。
お互いの間にゆっくりとした時間が流れて幸せを実感したら、次は一緒に風呂に入ろうか]
[脱衣所にはタオルやバスローブもあって、
着替用の浴衣は部屋にある。脱衣所は洗面所と別で、二人で入っても十分な広さだ。
木枠の棚から取り出した籐カゴを床に置いて、脱いだ服を入れていく。]
筋肉を付けるのは時間がかかったけど、
落ちるのはあっという間だったよ……
[会わない間の入院や療養期間で、カチカチに盛り上がっていた筋肉はだいぶ柔らかくなって、体力と一緒に落ちてしまった。事故に巻き込まれた時に、外傷を負わなかったのは不幸中の幸いか。]
年が明けて仕事に復帰したら
また鍛えないとな……、君をお姫様抱っこするために
[って、今でも多分できるけどね。そして、君は恥ずかしそうにして服を脱いだかな。タオルで隠しながらでもいいよ。
ただし、浴槽に入る時はタオルは入れちゃダメだからね。]
[内風呂は浴槽も壁も檜だろうか。
ここも源泉かけ流しで、浴槽は熱いお湯に満たされている。
とりあえず桶を使って全身に湯を掛けてから、浴室内に置かれた高級品らしき石鹸やシャンプー類を使って全身を洗う。
背中を流しっこしたり、お互いの髪を洗ったりしたかな。
時々くすぐったりして、ふざけ合いながら楽しく
遊んだ
洗った後は一緒に浴槽に浸かる。君がタオルで髪の毛をまとめあげる姿は、あまり見ないから新鮮だ。
全身が温まって血行が良くなってきたら、いよいよ露天風呂へと向かう]
……うわっ、寒っ
[昼間の外も結構寒かったけど、今は気温何度なんだ?
今、空から降るとしたら雨ではなく雪かもしれない。
体を縮込ませながら急いで移動して、岩造りの露天風呂に入る。
外にある分、内風呂よりは温度は低めに感じるが、それでも十分に熱い。肩まで浸かると、首から上が外気に触れて冷えるので、心地よさは抜群だ。]
[この後は君から誘惑されるとかでなければ、すんなりと風呂から出られたと思う。
湯上りの君は、普段は真っ白な肌を薔薇色に染めて、血色の良く艶々と輝いて見えるから、これまで以上に魅力的に見える]
ん?すっぴんでも十分可愛いよ。
[一旦バスタオルで体を拭って、バスローブを身に着ける。
ドライヤーを交互に使って髪を乾かして、脱いだ服を抱えて一緒に脱衣所を出た。
荷物を置いた所まで行って服をしまいつつ、合間に冷たい水を飲んで喉を潤す。
俺はバスローブを脱いで、旅館の浴衣に着替えるけど、君は、]
あ、海瑠はこれを着てね。
[君がバスローブを脱ぐ前に、自分の荷物から取り出した大きなラッピングバッグを君の方へ差し出す。着てと言ったからには、中身が服だと言う事は伝わるだろうか]
君へのプレゼントだよ
メリー・クリスマス
[君に渡したプレゼントは、今朝調達したばかり。
実は君と待ち合わせる前に一旦駅を出て、近くにあるドン〇ホーテ(24時間営業)で手に入れた。その中身はというと、]
そ。サンタコスプレセット
君のバニーの写真を見て、コレしかないって思ってさぁ
[袋の中身を確認した君は、きっと驚いただろう。
君がこちらを見たら、目を合わせてにんまりと笑み返す。
赤を基調としたランジェリーで、
キュート&セクシー♡♡♡
サンタコスプレ7点セット。]
割とすぐに選んじゃったけど、結構可愛いと思うよ。
あ、ちゃんと編タイツも履いてね。
で、俺だけのとびきり可愛いサンタクロースになって
膝に乗っかってさ、
さっきのケーキを俺にアーンして食べさせてね
[セクシーサンタちゃんに、ご奉仕させる気満々だった。**]
[さっき気持ちよくて堪らなくなったそこを、
彼が愛撫する。
襞も肉芽も入り口も、彼の舌と唇で愛されて、
果てたばかりの身体には過ぎた快感でも、
すぐに、欲しい、って、
彼を受け入れる準備を始めてしまう。
彼が潜っている分スカートが盛り上がっていて、
もごもごと揺らめくのがまたえっちに思えて、目眩がした。
彼も止めないし、
もう、ここがどこかなんて、見えなくなってきて]
あ、っふぁ……
[彼が教えてくれる自分の身体の状態に顔を赤らめながらも、
「早く生で」って声が聞こえたら、
口を開いて声を掛けようとした。
でも結局、彼の指が挿し入れられて、
びくんと反応して、言葉は消えてなくなる。
吐息に混ざる嬌声と、
彼の指に絡む愛液だけが饒舌に快楽を訴えた]
[そんな中で、
足ではしたなく触れた薄膜越しの彼の熱。
驚いた様な焦った様な表情で顔を上げた彼は、
苦笑しながら足をやんわりと退ける。
え、何もしてあげられてないのに、
もうそんな、なの?と驚いて彼を見つめる。
決して早いとかって思った訳じゃなくて……だって、まだ全然彼は気持ちいい思いをしてないんじゃないかと思って。
申し訳ない様な気持ちより、
嬉しいと思ってしまう。
彼の言葉は、自惚れさせるには十分だった。
こくこくと頷いた後に、
もう一緒になりたいって、願いを告げる]
[熱っぽい視線を受け止めてくれた彼が、
同じ温度で返してくれたと思えて、余計に瞳が潤む。
彼の手で足が大きく開かれて、スカートも上に捲られて
、
羞恥で更に頬が染まる]
あっ、 う……
[下半身が丸出しで冷えてもおかしくないのに、
彼のちょっと乱暴な言葉と視線で、熱くて堪らない。
相変わらず、砕けていても上品さを失わない彼のこういった言動には、揺さぶられる。
"男"を感じられて、本能が反応してしまうんだろうか
]
[入り口に膜の感触を覚えた後、
押されれば簡単に、呑み込む様に膨らみを受け入れたけど、]
ん……、平気、です。
[彼の言う通り、少し無理に拡げられる感覚はある。
彼に以前教えてもらった様に、
指を中に入れる自慰も逢えない間に試していたけど、
太さが全然違うから、自分にとっても久し振りの感覚だ。
でも痛くはなかったから微笑みながらそう答えて、
足を持ち上げられながら、奥まで届けてくれるのを待つ。
時々覚えのある快感が記憶と結び付いて、秘かに震えながら]
[奥まで埋まったのがわかって、
彼のため息と一緒に、小さく息を吐く。
彼の気持ちよさそうな顔を見上げてこっそり胸をときめかせていたら、上体を寄せた彼が、上着の裾を摘まむ。]
はい……
[こんな慎ましいところを
見たいって言ってくれるのが嬉しい。
乞われるままに自分で掴んだ裾を、ゆっくり持ち上げる。
レースに包まれた乳房が全部見えるところまで捲ったら、
後ろのホックを器用に外されて、レースも上に避けられる]
[彼の視線にふるりと震える白い乳房は、
愛しい人の手で触れられれば、すぐに色付いていく]
ん、っあ
[彼の指のかたちに柔らかく歪んで、
先端はぷっくりと勃ち上がる。
お腹の中も満たされているのに、こっちもこんなにされて、
嬉しいって気持ちと、もっと欲しいって浅ましい気持ちが積もっていく]
うれしい……
[でも彼は「後でまた」って言ってくれる。
嬉しいって子供みたいに素直な気持ちを呟いて、
両横に手をついた彼の肩に、手を添える。
襞を擦りながら後退する彼に、喉奥を震わせる]
あッ、 んっ、
[勢いをつけて、また奥まで埋められる。
感じるのは奥だけじゃなくて、
甘く抉られる内壁も、外で触れる彼の皮膚も毛も、気持ちいいって、好きって、想う。
一緒に呼吸を荒げていたら、
びりびりと電流が走る様な快感が与えられる。]
ふあぁんっ
[そこは、気持ちよすぎて、だめ、って
ぎゅうっと目を閉じる。
視界を手放したら余計に感じてしまうのに、
そんな事に気付かないまま身を捩ったら、
楽しそうな彼の声が聴こえて、薄らと睫毛を持ち上げる]
……いじわ、る……
[実際そうしろと言っている訳ではないのはわかるけど。
そんな事言う彼を、じとっと見つめた……つもりだったけど、
気持ちよくて骨抜きになっている瞳は、そうは見えなかっただろう]
[穿たれる度に身体を揺さぶられて、
乳房と嬌声を震わせていたけど、
彼から限界を告げられれば、
彼の汗を受け入れながら、こくんと頷いた]
[肩を抱く手が、強くなる。
彼と距離が縮まったと思ったら、服越しにお腹が撫でられる。
ぺったんこだって言うけど、流石に普段よりはちょっと出ていると思うから、撫でられて恥ずかしい]
……翡翠さんと、おんなじとこですよ。
[と面白くない返答をしてしまった後、
彼がまた別の問いを投げかける]
……だって、写真でも恥ずかしかったから……
そそのかした、のは、女の子ですよ。
その……男の人はこういうの、好きって、言うから
翡翠さんも好きかな、と思って……、ぁん
[聞かれる事に、やっぱり酔ってるのかなと思いながらも
ありのまま答える。
お腹を撫でていた手が上に移動して胸を揉み出したら、
それもありのまま、身悶えする]
[耳元に低くて色っぽい声を吹き込まれた後、
唇が重ねられる。
彼の味に微かにお酒が混じって、
いつもより少し、艶めかしい味]
ぅん……
あの……自分も、プレゼントあります。
[頬や首筋も同じ味にされながら胸も揉まれながら、
自分も用意したって伝える。
彼が用意してくれたものも気になるけど、
自分が渡すのもどきどきしてるし、楽しみにしている]
[檜は秘かに大好きだった。
両親も大好きで一度家のお風呂を檜にするという計画があったけれど、手入れの大変さから断念された。
でも諦めきれない瀬戸家は、家族旅行では檜のお風呂があるところを第一条件に選んでいたくらいだった。
それを彼が知る由はなかっただろうけれど、
内風呂に入った瞬間に「檜好きです」って瞳を輝かせて、
尋ねられれば、檜への憧れを語っただろう。
ご機嫌で身体や髪を洗いっこして、
時々恋人同士らしく触れ合って、
髪をまとめて上げたら彼のつけてくれた首の痕もよく見えただろうけれど、鏡で確認しない限りは自分は見えない訳で]
ふわぁ……きもちいい……
[檜の浴槽に浸かったら心の声が漏れる。
大好きな檜のお風呂に一緒に浸かれる事に
幸せそうに目を細めて、彼に抱きついたりしながら、
ほどよくあったまった頃、露天風呂に向かう。
移動の間は寒かったけれど、
露天風呂に浸かればまたほっこりと温まる。
檜のお風呂は檜のお風呂で最高に気持ちよかったけれど、
露天風呂は温度差の心地よさと景色が魅力的だった]
[湯上りのすっぴん姿を褒められれば、
戸惑いながらもありがとうございます……とかお礼を言っただろう。
お風呂のせいじゃなくて、頬が熱い。
でも彼から渡されたものを見たら、
もっと顔が赤くなってしまった]
えっ……
な、な、なんですかこれ……?!
[首を傾げながら開けたそれは、
鮮やかな衣服……というより衣装。
一見よくあるコスプレ衣装だと思ったけど、
全部取り出して見てみれば結構際どい……し、
網タイツもあってちゃんと履いてと言うし、
嬉しそうな笑みで連ねる要望は何と言うか……]
おじさんみたいな事、言わないでください。
[ちょっと辛辣な事を言ってしまいながらも、
「着ますけどね……」と恥ずかしそうに呟く]
[恥ずかしいから向こうで待ってて下さい、と
見えないところまで彼を追いやってから、
一人で着替える事にする]
……ブラ、着けられないよねこれ……
[今日持って来ている下着は、
ストラップを外せるタイプじゃなかったから、
この肩が出るワンピースは、素肌に着るしかない。
フリーサイズっぽいけど、
背中の伸縮性が弱かったから、
動き回ったら胸からずり落ちてしまいそうで、
かなり心もとない……
愚かにも自分は、
固定する為の透明ストラップを見逃していた。
肩も腕も背中も丸出しの状態だから、
網タイツと言えど肌を覆えるアイテムがあるのは嬉しい……
と思ったけれど、]
……いや、履いた方がこれ、ちょっと……
[網に覆われた自分の太腿を見て、
いかがわしさはこっちの方が上だろうと唇を引き結ぶ。
でも履いてって翡翠さんが言ってたし……]
[悩む事数秒。
意を決して、
首飾りと手袋みたいな手首飾りをつけて、帽子を被り、
ベルトを巻いて、]
……いい子にしてた翡翠、くん、
何が欲しいのかな……?
[さっきしてほしい事は聞いていたけれど……
網タイツに覆われた膝をもじもじと擦り合わせて、
落ちそうな胸元を摘まみながら、彼の前に姿を現す。
恥ずかしさから若干パニックを通り越して、吹っ切れている。
ちょっとこんな格好で渡すものではないので、
自分の用意したプレゼントは後回しだ。
**]
[君に選りすぐりのプレゼントを渡したら、
思っていた通りの反応(ただし真っ赤にした顔の可愛さは
想像以上)が返って来た。
内容を問われたから、サンタだよって教えてあげる。
これを着た上でやって欲しい事を伝えたら、おじさんみたいだと言われてしまった。
これにはわざとぷく、と頬を軽く膨らませて唇を尖らせる]
え〜〜〜、こういうのは年齢問わず、だろ?
男のロマンだけどなぁ
[と拗ねてみせたけど、君から恥じらいつつ「着ます」と
返事がくれば、すぐに機嫌を直して屈託ない笑みを浮かべた。
ただ、その後は目の前で着替えると思ったのに、恥ずかしいので終わるまで向こうへ行け、と追いやられてしまう。]
着替えを手伝おうと思ってたのにぃ
ん、でもいっか、……待ってるね。
[スマホを手にして立ち上がると、ベッドがある障子囲いの部屋に入って戸を締めた]
[一旦寝室に入った後で薄く障子を開けて、
君が着替えに悪戦苦闘する様子を覗こうとも思ったけど、
君に見つかったらまた、おじさんと呼ばれてしまうかも
しれない。別にそれでも良かったけど、ここは敢えて紳士たれ、と自分に言い聞かせようか。
(恰好付けた事を少しだけ後悔はしたけど)
大人しくベッドの上に横になり、スマホの画面を仰ぎ見ながら、不意に先程の会話を思い出す]
(今日は
でしていい……だって)
[どうしよう。
そう考えるだけで、すぐにまた勃ちそうだ。枕元にスマホを伏せ、寝返りを打ってうつ伏せになる。枕を引き寄せ顎の下に敷くと、切ない溜息を吐いた]
[そのような顛末があって今に至る。
そういえば、君は檜風呂がいたくお気に入りのようだったから、次に自宅をリフォームする時は導入もありかな、などと別の事を考えて、股間へ集中しかけた熱を逃す事にしよう。
やがて、着替えを済ませた君がわざわざ呼びに来たのか、
遠慮がちに障子戸が開いて、君が姿を現わす。]
[ああ、黙って味わいたかったのに心の声が駄々洩れてしまった。
君の目の前で俺は、かつてないほど緩み切った顔をしているだろう。刺激的で色っぽい恰好をしながら、気持ちが追い付いていないのか、君は全身で恥じらっている。
短いスカートの裾から長く伸びた足は、目の大きい赤い網タイツに包まれ、モジモジと膝を擦り合わしている。
胸元はサイズが合わないのか、手で摘まんで落ちないようにしていて、
……ん?
たしか、透明な肩紐がセットに入っているはずだけど、]
……。
[君に確認しかけて問うのを止めた。
や、だってこの方が絶対いいでしょ。これならポロリも期待できるしな……って、また一つオッサンじみた事を考えてしまった。]
……んっ、ふふ
いい子にして待ってたよ。サンタさんご褒美ちょうだい。
[このままベッドに引き込んで抱きたくもあるが、せっかく着たのをすぐに脱がすのは勿体ない。何が欲しいのかな?と可愛く問うサンタに、小首を傾げて超笑顔を返しつつ]
サンタさんと一緒にケーキを食べたいな
あっち行こうか
[ベッドから降りると、
剥き出しになった君の肩を抱いて別の場所へと促した。
やや強引にそうしたのは、勢いに驚いて胸元から手を離すかな、と期待したからだけど……どうだったかな?]
それじゃサンタさん、冷蔵庫からケーキとワインを出して、
ソファーのテーブルまで運んできてくれる?
[手元が上手く使えなさそうな君に、敢えてお願いをしてみる。
冷蔵庫とソファーの間を何度も往復する事になるかな]
大変だったら手伝うから言ってね…?
[最初から手伝いを申し出ないのがポイント。
俺はというと、座ってのんびり待っているのではなく、
近くに立って君の動画をスマホで撮影するつもりで]
せっかく可愛い恰好しているんだから、
記念に撮っておきたくて。
……いいでしょ?いい子のお願い、きいて
[と小首を傾げて、可愛くおねだり。
で、ケーキを食べる前に、ワインのコルク栓を開けるのにも挑戦してもらいたいな。
それじゃ、後はよろしくね。**]
[セクシー系のサンタ衣装をプレゼントしてきて、
膝に乗ってケーキあーんして♡とか言ってた彼は、
おじさんと言われるとぷくっと頬を膨らませた。
……おじさんにしては可愛すぎるかな]
男のロマン、ですか……
[そう言われると純粋に理解の範囲外なので、
あんまり文句が言えなくなってしまう。
元々そこまで反抗する気はなかったけど。
着る素振りを見せると彼が嬉しそうに微笑んでいる。
その顔が見られると、着ようって気持ちが後押しされる。
でも「手伝おうと思ってた」って言われたら、
またそういう事を、とジト目で追いやった。
もう……、気持ちがあっちいったりこっちいったり、
彼の一挙一動に翻弄されてしまう。
惚れた弱みってやつなんだろうけど……と、
満更でもない様なため息をひとつついて、
着替えにとりかかる]
[覗き見されるなんて微塵も考えず、
目の前の衣装と睨めっこして、やがて、サンタと言うにはセクシーすぎるそれを身に着けていった。
随分待たせてしまった……と思ったけれど、
彼のサンタクロースになって
ベッドの上に横になっている彼のもとへ現れた、ら、]
[彼は忘れ物をしたあわてんぼうのサンタクロースに気付いたけれど、何にも気付いていない自分は彼が教えてくれない限り、気付く事はない。
「ご褒美ちょうだい」と甘えてくれる声に顔を上げて、
その満面の笑顔に、う、と何だか気圧されながらも、
彼の要望にこくん、と頷く]
は、ぃ
[ベッドから降りた彼に肩を抱かれて、
びっくりして胸元から手を外してしまったけど、
思ったよりは簡単にずり落ちない事に気付く。
ほっとしたけれど、代わりに驚いた反動で胸元が浮いて、
乳房がちょっとだけ深いところまで見えたかもしれない]
[でもそんな事にも気付かないまま、]
わ、かりました……
[いい子の彼の言う通り、冷蔵庫まで行って、
ケーキとワインを両手に持とうと思ったけど、
やっぱり胸元が気になったので……
先にワインを運んだ。次に、両手でケーキ……
ああ結局両手で持ってしまった、と、
運んでる途中で気付いて、
ケーキを持つ手で胸元をさり気なく押さえる]
だいじょうぶ、です。
[何かに意地になってしまっていたのか……
彼の助け舟をやんわり断って、衣装もケーキも落ちない様に慎重な足取りで、ソファまで向かう。
浮かれた格好でこんな動き、大分シュールな図だったと思う]
[とん、と何とかケーキの箱も机に置いて一息ついた時、
彼の手にあるものに気付く]
と、撮ってるんですか……?
……ぅう…… あの、
変なの映ったら、消して下さいね……
[もしかして撮ってるのは写真じゃなくて動画?と
思いながらも強く言えない。
可愛いって、記念に撮っておきたいって、
お願いきいてって、……
そんな言葉を並べられたら、断る方が難しい。
そうだ、変なものが撮れてしまったら消してもらったらいいんだと自分に言い聞かせて、かわいいおねだりに胸きゅんするまま、彼の言う通りにする]
んん―――、 きゃっ
[ワインのコルク栓を開けようとしたら、
抜けた反動でボトルを揺らしてしまって、机を濡らした。
変な声出た、恥ずかしい……って思うより先に、
ごめんなさい!と慌てて持って来た布巾で机を拭く時は、屈んだせいで谷間をめいっぱい晒して、こっちも少し濡れてる、と床を拭く時はお尻を向けたせいで、短いスカートの裾から薄ピンクの下着が僅かに覗いてしまう]
[こういう格好に慣れていないものあるけれど、
緊張であまり色んなところに気が配れない。
チラリズムをしている事には気付かないまま、
最初から失敗してしまった、と内心しょんぼりしていた。
でも暗い顔をしてもいられないので気を取り直し、
彼のグラスにワインを注ぐ]
ケーキは、あーん、でしたっけ。
えっと……確か、膝に乗って……?
[彼が先にワインを味わうならそれを待ってから、
ケーキも箱から取り出し、
一口フォークに掬ってから、彼の膝に跨ろうか]
いい子にしてたご褒美、 どうぞ?
[頬を赤らめながらも、ちょっとだけ優位に立った様な笑みを浮かべて、彼の口元にケーキを添えた。**]
[君が今、男のロマンを具現化したような
可愛いすぎるミニスカサンタ衣装を着て目の前に立ってる。
見たら即、恥ずかしそうな仕草にもときめいて思わずえろい
って言っちゃったけど、もちろん俺としては最高の誉め言葉。
なのに、君は驚いた顔をした後で俯いてしまったから、
ショックを受けてしまったのかな。
言われ慣れない表現で戸惑っているのだとしたら、
これからはもっと言って、喜んでもらうようにしなきゃね
と、君にとっては正解かわからない決意をする]
その服、フリーサイズだから大き目なのかもね
ウエストは大丈夫?
[と尋ねながら、ベルトの内側に人差し指を突っ込み確かめる。
なるほど、こちらはちゃんと締まっているようだ。
君の胸元を覆うトップスは、意外にしっかりした素材で出来ていて、へたってしまうようなものではないらしい。
肩を抱いた時に君の手が離れて、胸元が浮いて奥まで覗けたけど、ポロリとすることはなさそうだ…って、この思考を読まれたら再びジト目で睨まれそうなので、顔に出さないようにしないとな、ハハ]
[可愛くて大胆な衣装を着ているのに、ワインやケーキを運ぶ君の動作は慎重そのもので。
そのギャップが悪戯したくて堪らない可愛さを醸し出している。
口元に締まりのない笑いを浮かべながらスマホで動画を撮っていると、君に気付かれてしまった。元より隠すつもりはなかったけれども]
うん、撮ってるよ……ん、変なもの?映ってないよ
ずっと可愛いしかない
[消してください、と恥ずかしがって困っている顔も
丸ごといただきだ。
当然消すという選択肢はない。
しかも、旅行の前に長時間録画できるように
メモリーカードを交換してきたから、容量的にもバッチリ]
[と、君の様々な仕草や表情、声を撮り続けてるわけだが、ワインのコルク栓を抜く時は、君と同じように緊張して見守った。
結果、可愛い悲鳴を上げた後で、中身が少しこぼれてしまった]
(…───おっ)
[君が咄嗟に動いてワインを零した箇所を拭い始める。
布巾を使うために上体を前に倒せば谷間があらわになったし、床に手が移れば持ち上げられた尻が揺れて、スカートの裾から下着がチラチラと見える]
……履いているのか。
[履いてなくても良かったのに。いや、着替える前にお願いをしなかったら、わざわざ履かないという選択はないか。
とりあえず、真面目な性格の君が必死に後片付けをしているのに、これ以上盗み撮りをするのは流石に気が引けてきたので、スマホを浴衣の袂に突っ込むと、掃除の残りを手伝う]
コルク栓、難しいよね。
俺もさっき零したし。だから、気にしなくていいからね。
[ここで頭を撫でたいところだけど、サンタ帽が乗っかっているので、代わりに頬に手を添えて軽く撫でる。
ちなみに帽子の先端が垂れてるせいか、肩を落として暗い顔をしていると、ションボリ感が増し増しで、
それはそれで大変可愛いね
気の毒だった、うん]
君の体には飛んでない?
[胸元に飛んでいたら俺が拭ってあげようかなと思って見たけど、そこは無事なようだ。
それなら次の作戦に移るまで。
]
[グラスにデザートワインを注いでもらい、君の分は俺が注ぐ。軽く乾杯した後で、グラスを口に運んだ]
あ……これ、苺のスパークリングだったっけ
甘くて飲みやすいよ。君も飲んでみたら?
[と勧める。ワインというより炭酸ジュースのような口当たりで、クリームたっぷりの甘いケーキに合いそうだ。そして、テーブルにグラスを置いたら、君がケーキを取り出してこちらへと寄ってくる。その前にわざわざ段取りを確認する辺りが、生真面目で可愛いなと味わいつつ]
[ソファーに腰かける俺の膝に君が跨って、向かい合わせになる。
ずっと固い表情だったけど、ようやく向けてくれた笑顔にこちらも口元を綻ばせる]
……ふ、…やっと、笑ったね
[と、口を開けて一口分のケーキを入れてもらう]
……ん、美味い。
ここの料理長、クリスマスの時期だけケーキを作るんだって
そう聞くと、特別な感じがしない?
[なんて告げれば君の関心が引けるか。そこですかさず、]
君も食べてみなよ。
今度は俺が食べさせてあげる。
[君のもう片方の手には、皿に乗ったケーキがあったかな。
無ければテーブルから取ってもらうとして
でも俺は、君のようにフォークは使わないよ]
よっ……と、
[潰れてしまわないように手加減しながら、
手で直接ケーキを掴む。指先をクリームまみれにしながら、]
はい、口を開けて。ア〜ン
[君の口に対して明らかに大きい塊を口元へと運ぶ。
君は頑張って頬張ろうとしたかもしれないけど、入り切れなかった分は口元から落ちてしまったかもしれない。胸元にケーキの欠片が落ちようものなら、]
俺が取ってあげる。前の手をどけて
[と促して、肌にくっついたクリームやスポンジの欠片を直接舐めとる。クリームまみれになった指は、再び君の口元へと寄せて]
[彼の直球な言葉に、ショックを受けた訳じゃないけど、
やっぱりその、そんな、聞き慣れないものだから……
えろいのかそっか……って耳に残る声を
振り払いたい様な覚えておきたい様な複雑な気持ちで、
でも、きっと嫌そうな顔はしていなかった]
大丈夫で、 ふぇっ
[ウエストの具合を尋ねられて顔を上げたら、
彼は指をベルトと腰の間に差し込んだ。
あやうく飛び跳ねそうになったところを、
声を上げるだけに何とか堪える。
ベルトは調整が効いたからしっかり締められていたけど、
そんな確認の仕方ってないだろうと心の中で頬を膨らませる。
胸元が肌蹴けかけた事には気付けないまま、
彼に誘われるまま場所を移す]
そう、ですか……
ならいいんですけど。
[慎重にワインやケーキを運びながら、
スマホで撮っている内容について聞ければ、
安心する様な、本当かなと疑うような気持ち。
嬉しそうというか楽しそうなその表情は、
どこか後者の気持ちを助長させる……。
彼の言う「可愛い」は、自分にとって「恥ずかしい」である事もあるものだから……]
……何か言いました?
[ワインを開けるのをしくじって片付けていたら、
無防備に胸とか下着とか意図せず見せ付けてしまって、
背後に彼の声を聞いた、気がした。
気のせいかなと思って聞き返したけど、
多分教えてくれなくて、
でもスマホを仕舞って、片付けるのを手伝ってくれた]
ありがとうございます……
[一人でできるのに、片付けを手伝ってくれて。
それに、優しく寄り添ってフォローしてくれる。
しょんぼりした顔も、さっきまで疑っていた気持ちも霧散して、
尊敬ばかりを込めた瞳で見つめる。
彼が帽子と自分のしょんぼり顔に親和性を見出していたなんて露知らず、ああやっぱり、好き、なんて気持ちを蕩けさせていた。
身体に飛んでないかと聞かれて、
そんなところまで気遣ってくれるなんて、と
意図ありげな視線に当然の様に気付かず、
締まりなく笑って大丈夫です、と答えた]
[彼のグラスにワインを注いだら、
彼がこちらのグラスにも注いでくれた。
きれいな色のグラスを軽く打ち鳴らせて、
勧められるまま口付けた。
本当ですね、って笑った時はほっと気持ちがほどけたけど、
ミッションを前にしたら、
きちんと遂行できる様にと確認に移る。
ケーキを手にソファの彼に近付いたら、
体勢のせいで自分の方が少し頭が上になって、]
……そんな笑ってなかったですっけ。
[綻んだ表情の彼に言われて、
そうだったっけと小首を傾げながらも、
いい子の口にケーキを運んだ]
へえ、普段は料理人の方が、
この時期だけ……?
それは、特別で間違いないですね。
[彼から聞かされる裏情報に、興味深く頷く]
[そしたら、
食べたいと思ったこっちの気持ちがわかったのか、
それともそう誘導したのか―――
食べさせてあげると彼が言う。]
え、はい。
いただきます。
[何の疑いもなく素直に頷いたけど、
彼は手掴みでケーキを取った。
驚いたけど、左手に持ったお皿のケーキを落とさない様にしっかりと持ち直して、彼の動向を見守る。
潰さない様に器用に持って、
それをこちらの口元に寄せて、]
え、ぁ、 お、おっきい、ですよ……ん、
[困った様に瞳を潤ませて、
でも目を閉じて、口を開く。
ふわんと生クリームが口に入って、
幸せな甘さで脳を痺れさせる。
鼻とか顎についたりはしなかったけど、入りきらなかった分が胸元にぺとんと落ちる]
[ぴくっと震えて、でも先に口周りについたクリームを舐め取る。
そんな事をしている間に、彼が「取ってあげる」って……]
あっ、 ひす……、んっ
[両手が塞がっているので、抗う事はできなかった。
肌についたクリームは彼に食べられてなくなったけど、
彼の舌に舐め取られて、肌は濡れたままだ。
……そんなに奥まで入ってなくてよかった、と
変なところにほっとしていたら、
ケーキを掴んでいた彼の手が口元に差し出される]
ケーキ、もっと欲しいな。
俺にまた食べさせて。
[君はもうケーキどころじゃないって顔をしているけど、
俺は今の状況を、もう少し今を楽しむ事にする]
……フォークは、もう使わないよね?
[俺がやったのと同じように、ケーキを手掴みにして食べさせて、と促して]
はい、あーん……、……ん、ふふっ
[ケーキの欠片を口元に運んでもらうと、
大きく口を開けて下にこぼさないように受け止める。
こちらは、口の周りや鼻先に少しクリームが付いてしまって、その感触に思わず少し笑ってしまった]
[顔の汚れは一旦そのままにして、口の中のケーキを食べきったら、君の手首を掴んで手前に引き寄せ、君のクリームにまみれた指を口に含む]
……っ、…ふ…
[頬を窄めて締め付けながら、指の付け根から指先まで唇で扱くように出し入れした。君の指をしゃぶりながら表情を伺い、視線が合ったら薄く笑み返す。
顔にはまだクリームがついたままだから、少し滑稽だったかな、君の笑いが誘えたら幸い。
音を立てながら君の指を丹念に舐めまわし、指の股に舌を強めに押し付けて擦ってから、指を口から解放する。
俺の鼻先にくっついたクリームは、体温で少し溶けかかっているようで]
……舐めてくれる?
[君の視線を受け止めたら、そう聞いてみようか。
皿が邪魔だったらテーブルに置いてきていいよ、
と囁きを足して。*]
[このまま触れ合いたい、って思ったけど、
彼はまだケーキをご所望の様だった。
そうですよね、美味しいですもんねって
自分を納得させて、彼のお強請りにこく、と頷いた]
え、フォーク…… 手、で?
[手掴みでケーキって、実は初めてではない。
陸上部への差し入れ、として用意されたケーキを
もう校門が閉まるからと早く食べなければいけなくて、
フォークが人数分なかったから、手で掴んで食べた。
今より少し若い頃の、青春の一頁。
でもそれは自分の口に詰め込む為の手段で、
こんな風に人の口に運ぶとなると、
汗や泥の匂いとはかけ離れて、
一気にイケナイコトの雰囲気だ。
さっき、身をもって思い知ったけど、
それを自分がするとなると、また少し違う背徳感がある]
ぁ、あーん……
[潰してしまわない様に慎重に掴んで、彼の口に運んであげる。彼の口にきれいに入る様なサイズにしたつもりだったけれど、口の中以外にもクリームをつけてしまった]
[彼は笑っていたけど、ちょっと申し訳ない気持ちで、
拭く物を探した。
でも彼の鼻を拭く前に手首を引かれて、
今し方彼の口にケーキを運んだ手を含まれてしまう。]
! っあ んん……
[口に入れるだけじゃない。
指を締め付けるくらいに吸われて、
ぞくぞくと背が震えるまま、声を上げてしまう。
しゃぶる箇所を変えて何度も繰り返す様は、
最早性行為の一種に思えてならなくて、
でも、彼から目を離せなくて。
彼は鼻にクリームがついたまま微笑んだけど、
若干の可愛らしさがプラスされるだけで、
蠱惑的な雰囲気は拭えなくて、こっちは笑う事すらできない]
ん……
[入念に余韻を残して、指を解放した彼が願うなら。
お皿をテーブルに置いてから、彼の両肩に手を添え、
口付けをする様に、そっと顔を近付ける。
彼の鼻先をちろっと、擽る様に舐めたら、]
もう、
ごちそうさまですか……?
[この衣装でどこまでするのかなって、
気になっていた事を言外に含ませて、囁き尋ねた。**]
[手や指先は細やかな動作を行える分、神経も集中している。
俺も君に舐めてもらった時は感じたから、君にも同じことをすれば悦んでもらえるかなぁって。
実際は君がした以上に、舌と唇で丹念に舐ってしまったけど。
舌を使っている間、空いた方の手を君の背中に這わせると、手のひらに背の震え
が伝わってくる。口の方は忙しなく音を立てて君の指を吸いながら、背筋を辿る手は上下にゆっくりと、何度も往復させて]
……んっ
[君の指を執拗に責めた後で、ようやく解放する。
君の顔を見上げたら、瞳があまりにも潤んでいるから、
何だか泣いているようにも見えて、……思わず喉が鳴る]
……、すごく、物欲しそうな顔をしている
たまんないなぁ……
[熱くなってきた吐息と一緒に囁く。
ケーキの皿を置いて膝に戻ってきた君を迎えると、
両手を君の腰の上で交差させた。
クリームがついたままだった俺の鼻先を君の舌が掠めて、擽ったさに軽く笑って肩を小さく竦める]
[そこから間近に問われて]
ん?……う〜ん……
[割と真剣に悩んでしまった]
[一人じゃ決められそうにないから、
君にも相談を持ちかける]
ワインもケーキも美味いし、もう少し楽しみたい
けれど、……
[腰に回した両手を下ろし、ミニスカートの内側に滑り込ませて尻を直接掴む]
そろそろ君も欲しいんだよなぁ
[ゆっくりとそこを、煽るような手付きで撫で回しながら、
君の反応を伺う]
ねぇ、一緒に食う方法を考えよ?
いい子から可愛いサンタさんへの、……お、ね、が、い☆
[それを示唆するような事は、
既に散々お互いの指や肌についたクリームを舐め合っているのだから、わざわざ問わなくても良いのだけど。
ただ、俺は君の口からそれを言って欲しいし、自らそれを実践して欲しい。
特にクリームを塗りつけた乳首とか見た過ぎてたまらない
君は答えに辿り着いたか、どうだったかな。
恥ずかしがって言えなさそうにしていたら、]
もっと、飲みなよ
[と、甘いジュースのような酒を君に勧めただろう。
体の角度を変えて腕を伸ばすと、テーブルの上からグラスを取る。目の前で一口分を含んでから、君に口付けをして注ぎ込む。
咽てしまわないように、……ゆっくりと]
……っ、…
[君の喉が小さく鳴ったら、もう一度同じようにする]
[君の口から溢れた分は、伝い落ちてしまう前にこちらで舐めとる。交互に自分の喉も潤しながら、グラス一杯分の酒を二人で分け合った。
空になったグラスをテーブルに戻すと、君の頬に手を添え、濡れた下唇を親指の腹で横に拭う]
もう、ごちそうさま…じゃないよね
これから、いただきます……かな?
[一度悩んで保留にした問いに、ようやく答えを返した。**]
[ちなみに、君の衣装を脱がすつもりはまだなくて、
自ら胸元だけを晒して
アレをソレする
(*注)願望だけは強く抱いておくね。
*注
取消部分参照**]
ん、っ……、
[布の無い背に手を添えられて、
別の意味で震えるのを伝えてしまう。
手で触れられる背も、
舌と口で愛撫される指も、
触れられるところ全部感じてしまうのは
最早しょうがない事かもしれないけれど、
伝わってしまうのが、いつまでたっても恥ずかしい]
……、
[自分の今の顔を言葉で形容されて、
消えてしまいたいくらいに恥ずかしい。
そう思うのは、
きっと彼の言葉が間違ってなかったから、なんだろうけれど]
[彼との触れ合いは幸せでありながらも、
恥ずかしさを伴う事が多い。
それでも鼻先についたクリームを舐めた時は、
少しマシな行為だった。
だからまともな言葉を問いのかたちで紡いだら、
彼を悩ませてしまった。
そうですよね、ワインもケーキも美味しいですよねって
彼に共感しようとしたところで、お尻を掴まれて、]
あっ、ん、
[びっくりして全身で震えてしまったら、
帽子が落ちそうになって、片手で抑える。
その間も彼の手がスカートの中で蠢いて、
薄い下着越しに情欲を煽って来る。
……元よりこういった場面で我慢のききにくい自分は、
「じゃあ」って口を開こうとしたけど、]
[続く彼の言葉
に、困った様に目を細めた。
いい子は、すっかり悪い子、だ]
―――……、
[一緒に食べる方法……
彼の言うそれが全くわからないでもなかったけれど、
自分の常識の外にある考えだったし、
羞恥心が躊躇わせる部分もあったけれど、
倫理的にどうなのかと考えさせられる部分もあった。
二の足を踏んでいる事、彼にもわかったんだろう。
ワインを勧める彼にゆっくりと頷いた。
けど彼の手に取られたグラスを受け取ろうとしたら、
彼が飲んでしまって……、
そのまま口付けられて、ようやく意図を理解する]
ん、 うん
[彼の口内で僅かに温められたワインを受け取って、
こくんと飲み込んだら、もう一度繰り返される]
[彼から注がれるワインを、
しっかり全部受け取ろうとしたけど、
うまくできなかった分は、彼が舐めとってくれた。
彼が自分でワインを飲んでいる間は
ふぅふぅと荒くなった息を整えながらも彼の膝から動かず、
二人でグラスを空にする。
強いお酒ではないだろうけれど、
その頃には自分の瞳もだいぶとろんとしていたと思う]
……翡翠、さん
あの、ケーキ……
どこまでつけていいんでしょう……
[彼に下唇を拭われるまま、
彼の答えが聞ければ、ゆるりと口を開く。
こんな風に確認したら、また真面目だって思われるかな。
でも、性分だから仕方ないと、許されたい]
[腰を捻って背後に置いていたフォークを取って、
掬ったケーキを、自身の胸元にぺとんと落とす。
それは丁度、さっきケーキを誤って落としたあたりだったけど、ワンピースの胸元を少しだけ下げて、
先ほどより際どいところに、ケーキを突いて落とす]
……このあたりまでなら、
はしたなく、ないですか……?
[今でも恥ずかしくて沸騰しそうだけど。
もっと下までって言うなら、
ワンピースをもう少し……ベルトの上まで下ろして、フォークでつんと突いて、乳首にクリームが乗るところまでやってのける。
翡翠さんの、為なら。*]
[俺のサンタさんが可愛すぎて、つい調子に乗っておねだりしていたら、いつの間にかいい子から悪い子に評価を下げていたらしい。それもそうか
しかも、ケーキと君を一緒に食べる方法だなんて、ね。
意図を察した君は、困ってしまったようだ。
もし、君が本当に嫌だったらもちろん止めたけど、
羞恥でためらっているのだったら、酒の力を借りればもしかして……と、試しに口移しで酒を含ませて、君をとろとろに酔わせてしまえば、その気になってくれたみたい。
でも、どこまでつけていいのか、って訊いてくる。
むしろ、どこからが駄目なのか知りたいけれども]
う〜ん…そうだなぁ……
……俺が、食べていいところまで?
[なんて答えたら、君はまた困るだろうか。
何せ俺に口で触れてほしい処を自ら示せ、と言っているようなものだからね]
[背後を振り返る君の腰を抱いて支え、こちらに向き直った君の手元を見守る。てっきり、ケーキを手掴みして肌に塗りたくるのかと思ったけど、わざわざフォークを使って、運んできた欠片を目の前で落とすなんてことをする。
食べ物を粗末に扱っちゃいけないとか、そんな意識が働いたのかな。君の生真面目さが伺える仕草に、思わず目を細める。
俺もどちらかというと、普段はそういう考えの持主だけど]
[でも、今日はどうにも収まらないみたいだ。
俺のサンタさんが可愛すぎて仕方がないもあるけど、
やっぱりブランクが空いたせいもあるかもね。
これまで以上に衝動が起きやすくて、
より本能的に君を求めてしまいそうで]
[で、ケーキが落とされた部分を見る。
さっき、舐めとった場所よりも、もう少し下。
胸元がもう少し下げられるが、……まだ見えてこないな。
このあたりまでなら、はしたなくないのか、と訊いてくる。]
はしたないとか気にしなくていいのに……、
俺が食べていいところまで、だよ
[はしたないとか、なくないとか、そこの境界は君にとっては問題かもしれないけど、俺にとってはまったくの無意味だ。
って、
ああ、君の顔を見たら、まるで沸騰しているように真っ赤だね。
先程は酒を含ませて多少は酔わせたつもりだったけど、まだ羞恥の方が勝つらしい。
恥じらう君も俺の好物で大変宜しいのだが]
俺が食べるのは、そこまででいいの…?
[などと意図を含ませて問えば、君は覚悟を決めたのか。
遂に自らトップスを腰まで押し下げて、露わにした胸元にフォークを近づける。
ピンク
色の可愛い果実のような乳首につん、とクリームを乗せたらもう……その光景に、視線が釘付けになる。見た事もない、見目麗しき最高のデザートが完成した]
……すっげ……、うまそう……
もう食って、…いい?
[思わずゴクリと大きく喉を鳴らしてから、吸い寄せられるように顔を近づけ、口に含む寸前に君の顔を見上げる。
そこでわざわざ確認取らなくても良かったんだろうけど、君の表情を仰ぎ見たくて。
君が頷いてくれたら、いただきます、と言って君の肌ごとケーキをいただく事にする]
[先に塊の大きい方から口に入れる。舌で掬い取れば、クリームもスポンジも口の中ですぐに溶けてしまった。クリームを拭った後も、肌にはまだ甘さが残っている気がして、味わうように舌を這わせる。最後に肌を吸い上げて痕を付けたのは、美味しかったよ、ごちそうさまの印]
……っん、…
[君の背中を両手で交互に撫で回しながら、肌に唇を押し当て胸の先まで移動する。
とっておきの乳首を口に含んで吸い付き、最後のクリームを喰らい尽くす。
舌で転がした乳首があっという間に固くなると、どうにも離れがたくなってしまった。
片手だけ背中から手前へ移動すると、もう片方の乳房を掴んで大きく揉みしだく]
[どこまでケーキをつけていいのかと尋ねれば、
翡翠さんが食べていいところまで、だって。
余計に困ってしまったのは、
彼も考えていた事を正に自分も考えてしまったからなのだけど。
ケーキをフォークで掬ったのは、
手で掴む事に多少抵抗があるのもそうだけど、
……手がべとべとになって、
彼に触りにくくなると思ったから。
また舐めたり舐めてもらったらいいのかもしれないけど、
触れたいと思ってすぐに触れられないのは、
やだなって、思ったから。
彼に腰を支えられながら
ケーキを取って戻って来て、フォークを自らの肌に落とす]
気に、しますよ……
……翡翠さんが、好きだから……
[こちらが気にしている事を優しく一蹴してくれるけど、
この気持ちの根本は、彼の事が好きだという想い。
食べていいところまで、って言葉を重ねられても、
お酒の力をもってしても、
まだ彼に満足してもらえるところまで、進めない]
[――でも本当は、自分も望んでいた。
もう少しだけ彼に背中を押してもらえるのを、
待っていたんだろう。
現に、彼の言葉で、ようやく胸元に手を掛ける。
……ずるい女。自分の事をそう心の中で詰ってから、
胸の曲線を通って、乳首にクリームを乗せる。
痛いくらいの彼の視線に、ふるりと胸が震える。
自分では全貌が確認できないけど、
すごい、よくない格好なんだろうなと考えたら、
頭が溶けそう。
許可を取られる方が恥ずかしかったけど、
違え様がない答えを口にする]
い、いいですよ、 食べて、ください……
[なんとか交わしていた視線は、
彼がいただきます、と唇を近付けたらゆるく解けたか]
……っひぁ、 んっ
[ケーキと一緒に肌を舐められるのは
変なくすぐったさがあって身を捩らせたけど、
強めに吸われればぴくんっと震える。
見なくても痕が残っただろうとわかって、
はぁ、と熱くなった息を逃す]
あっ、あ、ひす ぃ、 さん……
[背中を撫で回る手の感触に翻弄されながらも、
クリームに濡れた乳首を吸われると、
びくん、とお腹の底が疼くままに身を揺らした。
彼に見られているだけで芯を持っていた胸の先は、
彼の唇でもっといやらしく育てられて、
つんと色付いて勃ち上がった]
ん……ぅ
きもちぃ……
[唇だけじゃなくて手でも弄ってもらえたら、
彼の首に手を絡めながら、心の声を漏らしてしまう]
[やるせなくて、これ以上我慢が出来なくて。
君が欲しいと求めたら、頷いてくれた。
しかも、ここで大丈夫だって。
君は手にしたフォークを床に落とし、気持ちを表すかのように強く抱きついてくる。
移動する間も惜しいって事かな。俺もだよ。
それならば続きはこのまますればいいかと、しなやかな肢体を受け止め腕を回すと、思いを込めて口付けを交わす]
んっ、……っ、んっ
[舌を深く絡めてゆっくりと味わいながら、君の頭に手を添えて髪を撫でる。
上下に優しく動かして滑らかな感触を得た後、指を差し入れてゆるゆると掻き乱す。
指先に帽子の先が触れると、軽く掴んで床の下へ落とした。
唇を解いて熱い吐息を零せば、互いの口を繋いだ糸が途切れる]
[君の顔も相当色っぽいけど、俺も似たような顔してんのかな。
久しぶりに飲んだ酒は、酔いが回るのが少しだけ早くて。
君のおっぱいを散々舐め回した後で、今もまた見境なく激しいキスをしてしまった。
改めて己の置かれた状況を省みれば、
世界中の誰よりも一番大好きな君と、こんな風にしているんだって。それを自覚をしたらもう、どうしようもなくて、]
……ごめん、
俺もう、あんまり余裕ないや……早く、君と一つになりたい
[直接的な言い方はムードもへったくれもないかもしれないけど、
股間に血が集中した男はIQが下がりまくるらしいから、きっと今の俺も相当頭が悪いんだろう。君に少しだけ体を起こしてもらうと、自分で浴衣の帯を解いて前をくつろげる。
ちなみに、俺は
履いてません。
だって、風呂から上がってまたすると思ったから、不要だと思ってさ。
それはともかく、浴衣の前を開けば、起立した俺の逸物が君の目の前に現れるわけで]
[我慢できずに強く寄せた身体を、抱きしめ返してくれる。
驚かず、否定もせずに受け止めてくれて、
優しくキスをしてくれる。
段々と深くなる口付けと、
髪を乱す手付き、彼の吐息、絡めた舌の味に煽られて、
彼の背に回す腕の力が強まって、やがて抜けていく。
フォークと同じ様に落ちた帽子も気にかけず、
彼の事だけまっすぐ見ていた]
ん、……おんなじ、ですよ……
[記憶の中よりもずっと蕩けた表情に見える彼の頬を、
そっと撫でる。これまでも謝られる事なんてなかったし、
これから何をされても、それは一緒だと思う。
ムードがないとか、思わない。
同じ気持ちだって頷いて、
少し身体を離したら、帯を解く彼を見下ろす]
―――、
[下着が見えるのかと思ったら直に肌色が目に飛び込んできて、ちょっと驚いてしまった。大きなそれに視線を縫い留められたまま]
[浴衣の前を開いて何も着けていない股間を晒すと、
君の視線がそこへ集中する。
履いてなくて、いきなりのお目見えだったから驚いたのかな。それでも食い入るように見てくるので、ちょっとだけ笑ってしまう。
君に濡らしてほしいとお願いしたら、素直な返事が返って来た。
すぐに行動に移して、ためらう様子も見せずに手を添え、先端を口に含む]
……んっ
[温かい口に迎え入れられると、腰の辺りがざわついた。
少し久しぶりで、何度も思い出を辿った以上に気持ちよくて。
甘く蕩けそうな感覚に深く息を吐いたら、君の動きが一度止まる。何をするのだろうと見守っていたら、背後からクリームを指で掬い取って、俺の先端に乗っけて]
ふはっ
[その行為に一瞬驚いたけど、
己の先端にクリームがくっついた光景が滑稽で。
飾ってくれて嬉しいような、モジモジするような。
少しだけ気恥ずかしくなって吹き出した。乳首にクリームを盛った時の君の気持ちがちょっとだけわかった気もする。
君も満足したのか、えっちですねと笑う]
わかる?……楽しいよね
癖になりそうでヤバイよね
ふふ、…君だけの甘い
お菓子だよ。……食べて?
[頬を少し染めて笑いかけながら、首を傾げておねだり。
言うまでもなく、君はそうしてくれた。
一生懸命奉仕する君の頭に手を置いて、つやつやの髪を撫でる]
……おいしい?
[何だか本当に美味そうに見えて、訊ねてみる。
あと、その舌使い。クリームと一緒に味わっている影響もあるのか知らないけど、今までの中で一番巧みに思えた。
そういえば、二ヶ月前に
入れ替わった際、男になった君に俺からもしたっけ。実際はどうだか分からないけど、お手本になっていたのだとしたら幸い(?)
君の変化に新たな気づきを得つつ、
唇と舌をたっぷり使われて、俺の腰の辺りは蕩けてしまいそう。
頭を撫でていた手が思わず止まり、めくるめく快感に耐えるように目を閉じてやり過ごす]
……んっ…
[喉を小さく鳴らした後、君の口が離れて目を開けた。
俺のペニスは存分に猛り立ち、先端から根元まで君の唾液に濡らされて、てらてらと光っている。そのすぐ横に君の顔があって、何やらもの言いたげな視線と目が合ってしまった]
……ん、どうしたの
何か言いたそうにしてる……?
[追い立てられて、今は割と余裕がない状況だけど、
君に語り掛ける声は、自分でも驚くほど優しくなった]
君のしたいコト、ちゃんと言ってごらん?
教えてくれたら、そうしてあげる
[こんなに献身的で一途な君の気持ちが伝わったから、君の想いに応えたくなった。
この後フェラを続けて君の口の中に出してもいいし、今すぐパンツを脱いでもらってナマで致してもいい。
口の中に出した後は、君に挿れるために、もう一度君に大きくしてもらいたいけど……]
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