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【墓】 瑞野 那岐[どちらが誘ったのか、これじゃあもう分からない。 首筋から腕を下ろして、もう一度手を握り合って。 お湯の温度と同じくらい馴染んだ彼の掌に包まれる。 逃げるつもりなど毛頭ない。 もとより、逃がす気がないことも知っている。 そこで逃がすような彼だったなら、 今、こうして一緒に過ごしてはいないだろう。 耳朶に近づいた声が甘く、誘う。 湯を割って腹部に腕が回って身体を引き寄せられ。] …… ッ、…… は [ここがどこか分からせるみたいな台詞に、 薄く唇を噛んで、零れそうになった声を殺して。] (+30) 2023/03/29(Wed) 21:01:25 |
【墓】 瑞野 那岐[抱き寄せられた腰の下、臀部の辺りに。 膨らみ始めた彼のものが、つん、と当たる。] ……ん、 当た、ってる 、…… [囁き合って、手を絡めただけ。 直接的な刺激はまだ、互いに与えあってもいないのに。 自身の身体で、また反応を示してくれているのかと思えば、 背徳感に、ぞくぞくと震えが走る。 ぽたり、とまた雫が落ちる。 それが、きっかけだったみたいに。 振り向かせるようとする声に、 おず、と俯きがちに首を傾けていった。] (+31) 2023/03/29(Wed) 21:01:42 |
【墓】 瑞野 那岐[伏せた眼で覗き込むみたいに、見上げたら。 それを待ち望んでいたみたいに細められて、 瞼が降りていくのに、自然。 こちらも、再び眼が伏せられていく。] ……、 は、 ン、ぅ ……[ちゅ、と啄むだけのキスを何度か交わして。 じわりと熱を高めていくみたい。 そのうち、触れ合わせるだけじゃ足りなくなって、 薄っすらと眼を開き、唇を開いて、舌を差し出して。*] (+32) 2023/03/29(Wed) 21:01:56 |
【墓】 瑞野 那岐[つけて、と望まれたなら、数度瞬いて。 彼と眼を見合わせた。 本当に付けてほしいらしい。 ぷ、と噴き出してくすくすと肩を揺らして笑い。] いいですよ、上手くつけられるか、 分からないですけど。 [付け方なら知識としては知っているけれど。 本当に付けたことはないから、本番勝負になる。 痣のように広がった場所では目立たないだろうから、 付けるなら上半身だろうか。 細めた眼で少し、伺うように彼の肢体を眺めて、 意地悪く笑うのは、少し垣間見えた俺の男の性というもの。] (+39) 2023/03/29(Wed) 22:49:23 |
【墓】 瑞野 那岐[その代わり彼にも、晒した肌に痕を望む。 首筋をなぞった指を辿るように、水滴が肌を滴り。 潜められた声に、温まった肌と同じくらい 頬を染めたなら、少し責めるような声に俯いて。 こくんと、喉を鳴らしてしまう。] ……つけて、 景斗さんの、しるし、 [乞われるままに、おねだりを口にして。 もじ、と腰を揺らす、微かに身体が揺れる度に。 ちゃぷんと、跳ねるお湯の音。 水滴がこんなにも卑猥に感じてしまう程。 高められているとは気づかない、まま。 ひとつ、服の下に隠れる場所に落とされたなら、 満たされたような吐息を、洩らしてしまう。] (+40) 2023/03/29(Wed) 22:49:49 |
【墓】 瑞野 那岐[少し身動いでも、腰周りには彼の足が両サイドにある。 笑う気配がする度に、耳を擽られて。 ぴくん、と身が跳ねてしまう度に、 そこが弱いのだと見せつけてしまう。 腰を引いたら、彼のものが存在を訴えて。 言葉でも教えられるから、また火を灯される。] ……俺で、感じてる…… ? [いつか、俺で感じて欲しいと言ったときみたいに。 自身の身体に反応する彼のもの。 分かっていても、何度でも確かめてしまう。 口にされる度に、必要とされていることを、 実感するみたいに。 悪い癖、だと思う。こんなこと。 でも、求められる程、自分の身体も熱くなって。 まだ反応していなかった、それが僅かに熱を持つ。] (+41) 2023/03/29(Wed) 22:50:04 |
【墓】 瑞野 那岐[キスは愛を確かめ合うために交わすもの。 たくさんの愛の形があるけれど、 彼と交わすのは、親愛でもあり、情愛でもあり。 言葉にできない程の、込められた愛も。 言葉にできない分、行動で伝わればいい。 伏せた睫毛が、震えて。 彼の笑う気配に、少し首を傾げる。] …… ッ 、 ン 、ぁ ……[突付かれた先で開いた唇の隙間から、 覗かせた舌先を、甘く吸い上げられたら、 ひくん、と震え、閉じかけた眼を薄く開いて。 もっと、と誘うように、視線を絡め。] (+42) 2023/03/29(Wed) 22:50:20 |
【墓】 瑞野 那岐[次第に深くなっていく口づけに、とろ、と瞼が落ちていく。 身体を預けるみたいに、力が抜けていって。 彼の肩口に寄りかかり、解けた手が肌をなぞって、 上に上がり、胸の頂きに優しく触れる。] んっ、 ンぅ……ッ ぁ……、 [ぞわ、と肌が粟立つみたいに毛羽立って。 指の腹が輪郭をなぞる間に、解放された唇から、 あまい、感じ入った声が溢れて。] ……は、 ……ンッ、 ………、? [声を隠すように自身の手の甲を口元に添える。 とん、とん、と背を叩く手は。 意図が察せず、染めた目尻で見上げ。首を傾げて。*] (+43) 2023/03/29(Wed) 22:50:40 |
【墓】 瑞野 那岐[くつくつと笑いながら、 いつもと少し毛色の違う約束を交わして。 それが叶えられるのは今日か、先の話か。 期限が決められていないのであれば、いつでもいいだろう。 期待に満ちた目を向けられるのを、 今はさらりと受け流す代わりに、 肌に新しく咲かせる花が、ちり、と淡い火を灯す。] ……、……ぁ、 [微かな痛みと共に彼の所有印を残されることに、 僅かな興奮を覚えて、甘いため息を漏らして。 愛おしげに撫でる手が心地良い。 首筋付近では自分で見ることは今は叶わないから。 撫でる指先に、彼と眼を見合わせて。 ついた?と問うて、返される頷きに。 ふわりと、満足げな笑みを零して贈り物を授かって。] (+49) 2023/03/30(Thu) 0:22:53 |
【墓】 瑞野 那岐[水滴を滴らせる肌に彼の唇が滑る。 撫でるような唇が、時折、舐め取る仕草に代わり。 ぞわ、と沸き起こる快感に打ち震え。 身じろぎしかできない彼の腕の中で、身悶える。 俺でしか。 感じられないのなら、それでいい。 そうなって欲しい。 熱を持ち硬さを示し始める下肢が押し付けられて、 その大きさを覚えている箇所が、きゅんと疼く。 先程も荒々しく暴かれた場所。 多少強引に暴かれたとしても、 その欲を向けられることが嬉しくて。 その言葉に、ふにゃりと蕩けるような顔を見せて、 擦り寄るように、濡れた髪を頬に寄せて、甘え。] (+50) 2023/03/30(Thu) 0:23:26 |
【墓】 瑞野 那岐[お湯が揺蕩う音とは違う水音が、耳を擽る。 耳元により近い、顔の先。 互いにこれ以上ないくらい顔を近づけて、 空中で舌を絡めあえば、卑猥な音を立てて糸が滴る。 キスの合間に告げられる告白に、 ふる、と身を小さく震わせて。] ……ぁ、ッ…… ふ、ぅ…… [溜息にも似た甘い吐息が溢れる。 言葉を送り込まれて、吹きかけられる息ごと飲み込んで。 次第に首が、後ろへと傾いていく。 飲み込みきれない唾液が、唇から溢れて頬を濡らす。 向けられる強い視線に眩しそうに目を閉じて、 あ、 と、思う頃には。] (+51) 2023/03/30(Thu) 0:23:58 |
【墓】 瑞野 那岐[ぞくぞく、と背筋から震えが込み上げてくる。 悦びにも満ちた、快感。 こんなの知らない。 赤く熟れた唇を解放されて、くてんと肩口に頭を預け。 胸を喘がせるようにキスで乱れた浅い呼吸を繰り返す。 甘い声を上げてしまった場所を、 彼が喜んで、指が同じ場所をくるくると描く。] ……ん、 ……ン、ゥッ …… [声が聞きたいと言いながら、 衝立の向こうを意識させるその口振りに、また身体が震え。 背を撫でる手すら、欲を煽って。 手の甲で唇を塞いだまま、弱く首を振る。] (+52) 2023/03/30(Thu) 0:24:55 |
【墓】 瑞野 那岐[は、と息を零す頃には、また目尻に水が溜まっていた。 羞恥を煽るのが上手い人。 でも、甘やかすのも上手くて、少し意地悪い。] ……ぁ、ぅッ…… ン、ッ…… [長い指が背の窪みを添っていくのを、 声を押し殺しながら背を反らして、快感を逃して。 そっと、腰を抱き寄せる手を両手で持ち上げる。 その手を、自身の赤い尖りに触れさせれば。 とくん、とくんと、高鳴る心臓の音も聞こえるだろうか。 周囲を撫でられただけで、ぴんと立ちあがった頂き。 そこに彼の掌を押し当てて。] (+53) 2023/03/30(Thu) 0:25:21 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[肩口から濡れた瞳で、覗き込むように見上げ。] ……、こえ、 がまん、するからっ、 ここ、いじって……、 [隣を気にするように声を潜めながら、 もっと、してほしいと相反することを口にする。 ゆら、と腰がまた物欲しげに揺れて。 臀部を彼のものに押し付け、濡れた息を零して、誘う。*] (-64) 2023/03/30(Thu) 0:26:04 |
【独】 瑞野 那岐/* 同僚と顔なじみのお客様にガン見されている……w 気持ちいいね?は、えっちだよね、本当にね。 雄っぱいではパイズリはできませんけど、 胸に顔を埋めたいなら貸しますよ。 (-73) 2023/03/30(Thu) 0:42:38 |
【墓】 瑞野 那岐[飲みきれなくて溢れさせた唾液も、舌先で掬われる。 頬を、口元を、なぞりあげるザラりとした舌を、 無意識に目が追いかけて、再び唇へ戻れば、 うっとりと細める目が満足そうに弧を描いて。 凭れかけさせた頭、濡れた髪が彼の肌に張り付く。 横から覗き込むような姿勢。 その横顔を何度見てきただろう。 手を伸ばして、近い頬とは反対側の彼の頬を抑え、 ちう、と吸い付くだけのキスを、強く唇を窄め、キツく。 そうすれば彼の頬の少し張り出した部分に薄く、紅い痕が残っただろうか。 酷く鬱血するほどでは無いけれど、確かに薄く残る痕。 こんな目立つ場所に、付けられるとはまさかの本人にも思っていなかっただろう。] (+60) 2023/03/30(Thu) 8:46:34 |
【墓】 瑞野 那岐あと、ついた、 [悪戯が成功したみたいに、目を細めて肩を揺らし、笑う。 さすがに顔は売り物だからと怒られるだろうか。 明日にはきっと同行者である神田や大咲にも見られるだろう。 最近のファンデーションはカバー力が強いというのは、 知恵に聞いたんだったか。 困ったら、メイクで隠してもらうことにして。 パウダーの下に、所有の印。 くすくすと今度は痕がつかないように、 触れるだけのものをもう一度顎先へと送って。] っ、……ぁ、…… [お返しにと腹部を撫でる手に擽られたなら、 漏れそうになる声をまた、噛み殺したりもして。] (+61) 2023/03/30(Thu) 8:47:18 |
【墓】 瑞野 那岐[導いた手の下で、心臓が脈を打つ。 俺の生きている音が、きっと伝わってる。 彼に触れられるだけでこんなにも鼓動が早くなること。 押し当てた手のひらの上から、手の甲を推し重ねれば、 既に弱い刺激で尖り始めていた頂きが手のひらに擦れ。] ……ぅ、ンっ、 …… [小さく息を飲んで、ぐっとまだ動いていない手を押し付けて。 自ら刺激を望むように、数度上下に擦らせる。 こんなに、淫らに刺激を求めるようになったのは、 触って、感じさせて、身体を作り替えた、あなたのせい。] (+62) 2023/03/30(Thu) 8:49:22 |
【墓】 瑞野 那岐[小さく息を飲んで、ぐっとまだ動いていない手を押し付けて。 自ら刺激を望むように、数度上下に擦らせながら。] [手を離せば、もう抑えていなくとも。 彼の手がゆっくりと快感を引き出すように動き始める。 指の腹が色付いた輪郭をなぞり、それだけで肌が沸き立つ。 ただ、それだけじゃ刺激が弱すぎるから。] ン、ッ……、……つねって、 つよくして、……なめて、ほし、 [ちゃぷん、と閉じ込められた腕の中、身じろいで。 向き合うような姿勢に変えて、彼の膝の上に乗りあげて。 膝に乗り上げた分だけ、高くなった位置。 尖った赤い部分が彼の目の前に晒されて。] (+63) 2023/03/30(Thu) 8:50:46 |
【墓】 瑞野 那岐[腰を擦り寄せるように彼の腹部に、押し付ければ。 緩く勃ち上がった先端が、彼の腹筋で擦れるから。] ぁ、ンっ…… [まるで彼の身体で自慰をするみたいに。 数度、腰を揺らめかせて、快感を拾い上げていく。 か細い声をふるわせて、まだ、大丈夫。と。 潜めた声が響かないか、気に掛けながら。*] (+64) 2023/03/30(Thu) 8:51:25 |