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【秘】 入江 修 → 浅見 律浅見なら気づいているのだろう。 自分の身体をまさぐるこの男が 最低な男であることくらい。 それでも分かっているから 俺は浅見が思う以上に最低だ。 嘘でも心地がいいだろうと。 役割を与えられて出来た居場所でも 慰めの場としては悪くないだろうと。 重ねる度に、浅見の心に傷をつけていく。 浅見の身体が上気していく度に 浅見がここを逃げないという事実が より強固なものへと仕上がっていく。 (-53) 2022/12/09(Fri) 23:44:59 |
【秘】 入江 修 → 浅見 律「知ってるよ。 だからいつも此処に呼ぶんだろ?」 首輪をはめすぎれば窒息しかねない。 それは言葉も同じことで。 浅見が首輪をしっかり手に持っていたのなら 依存という首輪を持たせ 安心という褒美を与えて 俺はまた、浅見を女に仕上げるんだ。 (-54) 2022/12/09(Fri) 23:47:19 |
【秘】 入江 修 → 浅見 律俺の腕の中で浅見の抗議が聞こえる。 礼節としての口付けさえしない、 この先にある快楽というゴールまでの 最短経路を手を繋いで歩こうとする俺が 褒めたところで説得力は無いらしい。 それでも言われ慣れてないのか 聞き流しきれず頬を染めて こちらを見つめてくるの浅見が どうしようもなく俺の劣情を駆り立てるから。 「でもイイ子なのは事実だ。違うか?」 ご褒美と言わんばかりに 浅見の唇に触れるだけの軽いキスをすると 濡れそぼる足の間に指の腹を押し当て……… (-55) 2022/12/09(Fri) 23:49:41 |
【秘】 入江 修 → 浅見 律「お前にもイイ女の素質があったんだろうよ。 何度お前に悦ばされたと思ってんだ。 俺に仕込まれた味、忘れちゃったか?」 俺のおかげだと言う浅見に言い返し。 そのまま下着を下ろして露わにすると 指先に浅見の中から溢れた蜜を塗って。 浅見の顔を胸板に埋めさせると 俺の匂いを嗅がせながら、秘部に触れる。 ほぐすように入口を撫でたあとには中へ指を入れ 浅見の期待に応えるままに色付けしていった。* (-56) 2022/12/10(Sat) 0:00:47 |
【独】 入江 修/* クソ男選手権にエントリーできるレベルのクソ男を用意する意気込みでやったはいいものの、クソ男できてるかは怪しいです。 審査員のアリスさん、判定よろしくお願い致します。 (-58) 2022/12/10(Sat) 0:10:12 |
【人】 浅見 律大人の作る世界に 期待できるほどの育ち方はしてない。 あなたにだって別に期待してなかったけど。 あまりに白々しい言葉を言うものだから。 地雷ってほどではないけど 聞いてて気分が良くなる言葉ではなかったのは事実。 (61) 2022/12/10(Sat) 1:27:40 |
【人】 浅見 律私の視線が先生を反省させてるとは知る由もない。 別に見くびられてたところで それに対して言葉で何か言ったりはしない。 歳の差も立場の差もあるし、 何より私自身が大した人じゃないことくらい 自分が一番よく知ってるから。 (62) 2022/12/10(Sat) 1:28:01 |
【人】 浅見 律 料理を作ってもらったことも 衣服を洗濯してもらったことも 部屋の掃除だって。 私が何も出来ない本当に幼子の頃は 違ったのかもしれないけれど。 物心ついた頃から、身の回りの世話は 全て自分でするものだった。 私が家で何してるのか、少しでも聞いたなら 不干渉じゃないことなど すぐに知られてしまったはず。 (64) 2022/12/10(Sat) 1:28:54 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修親にそう言われたのか、と。 その言葉に直接答えはしなかったけど 一瞬足を止めて振り返って。 そうですよ、と言わんばかりに嗤ってみせた。 それが、あなたの質問への答え。 (-59) 2022/12/10(Sat) 1:29:50 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修 密室に二人きり。 招かれた資料室で、快く迎えられたわけだけど、 流石にこの時は何をされるのかなんて 見当はついてなかった。 だからそう、私は無防備そのものだったし。 (-60) 2022/12/10(Sat) 1:30:12 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修最低限の礼節さえ知らない私は 口付けされてからようやく目を閉じて受け入れる。 誰ともしたこともなかったのに、 頭がぼうっとするくらいの長い口づけは 私から判断力も何もかも奪うには充分だった。 なにより、心地よかったから。 余韻に浸って、逃げる力も抜けきって。 抱き上げられて、ソファーに寝かされると 私はあなたの方を見上げて、聞いた。 「……このまま、教えてくれるんですか?」* (-62) 2022/12/10(Sat) 1:31:48 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修 嘘でも心地いいのは事実。 与えられて出来た居場所でもないよりマシ。 そもそも、私に選ぶ権利なんてない。 一時の快楽と引き換えに 私だけが傷ついていく火遊び。 傷つくのに、ここを離れないのは。 偽りの温もりが私を安心させるから。 一時の快楽に依存してしまうから。 知ってるよ、と返す相手がどんなに最低でも。 それを知っていてもなお、私は離れられない。 (-63) 2022/12/10(Sat) 1:32:50 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修どうせあなたにとっての可愛い、なんて 快楽を得るための興奮材料でしかない。 説得力なんて、あるわけもなく。 私は私に価値を見出してないから、 あなたが言葉にしない限りは ただ見つめただけで あなたの劣情を煽るなんて、知ることはない。 「都合のいい子、の間違いじゃないですか?」 可愛げのないセリフを吐き捨てて。 それ以上を言わないのは 触れるだけの優しいキスに心を奪われてしまうから。 こうすれば黙るって、知っているみたいなキス。 (-64) 2022/12/10(Sat) 1:33:57 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修 下着で遮られなくなった秘部は 期待するようにひくついて、あなたを誘う。 胸板に顔を埋めて、胸いっぱいに あなたの匂いを吸い込んで、感じて。 「あっ……、んんっ……。」 撫でられるだけでも反応を示していたけど 中に入れられたなら、びくり、と身体を震わせて。 あなたに拓かれた身体だから。 私のいいところなんて全部知られてるはず。 言葉にこそ出さないけれど、 はしたなく指を締め付ける中は、 喜んでる、って、簡単に分かっただろうし。 色付けされればされるほど、 蜜を零して、あなたのことが欲しくなっていく。* (-67) 2022/12/10(Sat) 1:36:48 |
【人】 入江 修この手の問題で大変なのは 児相の介入が親の倫理を破壊することだ。 通報された親が逆上して子供を殺したとか 児相が親を見誤って家に返してしまい 結果的に虐待が加速してしまったとか。 形が違うだけでネグレクトも同じだ。 まして世間体を気にするやつなら、 児相に厄介になった後の事は想像も容易だろう。 (67) 2022/12/10(Sat) 8:20:26 |
【人】 入江 修「児相も役に立たねぇしなぁ。 親元から離れる方法なら何個か思いつくんだが。 多分親とは絶縁みたいになるから 後は浅見がどうしたいかによるか……」 (68) 2022/12/10(Sat) 8:21:23 |
【人】 入江 修俺はぶつぶつと浅見の前で独り言を零し ヤニに呆けた頭をフル回転させる。 これが小学生なら話はもっと簡単で 問答無用で強行に出れたりもするのだが。 比較的自分でものを考えられる高校生となると 自主性や自己管理能力という言葉が いろいろと邪魔をしかけてくる。 それに浅見がそもそも事を大きくしたくないなら 俺がこの話を他のやつに持ち出すのも駄目なわけで。 俺は出ない結論を求めて 長く考え込んでしまったりする時もあった。** (69) 2022/12/10(Sat) 8:22:15 |
【秘】 入江 修 → 浅見 律明確にネグレクトという確信を得れば 浅見が度々口にする呪詛のような言葉の 発信元もおおよその見当がつく。 しかもそれが当たりだと しっかり答え合わせまでもらう始末だ。 (-69) 2022/12/10(Sat) 8:23:44 |
【秘】 入江 修 → 浅見 律どうせ俺が浅見に何をしようとも 親は何も言ってきやしない。 俺に与えられた安全に欲を満たすという 蛮族極まりない選択肢が脳裏にチラつけば その歪な現実を生む浅見に哀れみすら感じて。 その哀れみが全てのきっかけになった。 (-70) 2022/12/10(Sat) 8:25:02 |
【秘】 入江 修 → 浅見 律無理矢理ヤっちまえばいい。 そんな低俗な話とは違う。 俺がそうしなかったのは 世界から見捨てられた少女を 自分の好きに育ててしまおうという もっと低俗な発想によるもので。 そんな低俗な遊びに使われる浅見は 本当に哀れ、可哀想な子だ。 (-71) 2022/12/10(Sat) 8:26:13 |
【秘】 入江 修 → 浅見 律口付けは拒まれることなく 俺は浅見の口腔を味わう権利を得る。 だからってすぐにつついたりはしない。 最初はただ、唇と唇を合わせるだけのキス。 泥沼には突き落とさずに その手前に立たせた後に自分が泥沼に入り 一緒に入ろうと手招きをする。 それでいて足を踏み入れてしまった浅見を もう決して、逃がしはしない。 (-72) 2022/12/10(Sat) 8:28:39 |
【秘】 入江 修 → 浅見 律ソファーの上。 艶めかしくこっちを見上げる浅見の顔は さっきまでとは少し違う。 役割にも似た、自分が自分であるという価値を 欲しがっているような顔。 お前が生まれてきてくれてよかったと。 そう言ってやればどれだけいいだろうか。 その顔は一歩間違えれば生徒ではなく 女の顔にすら見えてしまうほど甘くて。 その一歩を踏み外させたくなる。 (-73) 2022/12/10(Sat) 8:31:03 |