人狼物語 三日月国


129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】

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【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「わかっ……てるよ」

分かるだろ、と言われてまでとぼけてられるほどでもない。
息継ぎができない。あぁ、この苦しさも貴方には分かってしまうのか。
いつもの笑みを繕うことすら意味を成さないと知って、貴方に目が合わせられなくなった。


「………っ、俺、は、」

はく、と口を動かす。酸素を求めるように。

「嫌ではない、困っては、いる……困ってはいるな、けどお前のせいではねぇ、俺がおかしいんだ」

だめだ、口調さえ繕えない。余裕がない。わからない。何が正解だ?


「なんて返せばいいか分からん。じゃあお前のエリアの担当に立候補するよって、多分そういう話じゃねぇんだろ?
おまえ、なんで、どうして、 なんで俺なんかを、?」
(-476) 2022/02/20(Sun) 23:00:05
アルレシャは、シトゥラとナフがやり合ってた時系列あたりで、最後までずーっと見届けた。おつかれ。
(a120) 2022/02/20(Sun) 23:06:16

【秘】 黒風白雨 バーナード → 白昼夢 アルレシャ

「俺みたいな難儀なやつに噛み合う奴がいたんだ、お前にだっていないわけがないだろうって思ってたんだよね。はいはい、聞かないよ大丈夫。
 ひゅう、はっきり向けられてるじゃん。まあまだ無礼講は始まったばかりだしゆっくり見定めて納得していく時間はあるか」

 あなたが納得する、あるいは絆されるだろうと言いたげな口ぶりだ。

「今はまだ抱えるか抱えないか判断つかない……ってことなら一旦飼って庇護したら?あくまで相手が囚人ならの話にはなるけど」
(-477) 2022/02/20(Sun) 23:09:26

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 黒風白雨 バーナード

「…………なんだそれ。
はっきりすぎてビビってんだよ俺は!
なんで納得する前提で話してんだお前!」

嫌だったらもうとっくに断って捨てて、こんなところで貴方にわざわざ話しはしない、と言われてしまえばそれまでなんだが。

ぶつくさ言いながら手巻きのフィルターを噛む。苦い。

「それはそれで嫌だ。………同僚らがわざわざ今更俺に手ぇ伸ばすわけねーだろ」

そうだろ?っていう確認でもある。
アイツらそんなことしない。
(-480) 2022/02/20(Sun) 23:16:52

【秘】 黒風白雨 バーナード → 白昼夢 アルレシャ

「だってお前、本当に嫌だったらとっくに距離取って知らん顔して逃げてるでしょう?
 であればあとは相手が諦めるかお前が納得するかのどっちかだし、はっきり向いているのなら相手が諦めることはないだろうしねえ」

 灰を指先でとんとんと落としながら言葉を続ける。とはいえあくまで(自分は手を出さなくなりそうとは言えど絶対ではないため)仮定の話だ。

「俺達がお前に手を伸ばすことはないと思うけど、俺達がお前の相手に手を伸ばす可能性はあるんじゃないの?抱えたくなってから掻っ攫われたんじゃ遅いだろ」
(-491) 2022/02/20(Sun) 23:43:12

【秘】 規律指揮 スピカ → 白昼夢 アルレシャ

「はい、アルレシャ様も難しいですか。健康……。ええと、難しいからわからないかもしれませんが、頑張って考えてみます。」
お菓子だってお洋服だって望めなかったのだ、彼女はこの監獄に来る前だって幸福ではないのは想像がつくかもしれない。だからあんまりわからないし、これから考える必要がある。


「……はい、はい……難しいですね、頑張ってわかるようにします。ええと……」
眉をしかめている。やっぱり難しいのだ。わからない、幸福に息がつまるとは本当にどんな間隔かを、それを理解できる人ではない。

「ええ、どういたしまして。お茶、おいしいですし、お菓子もおいしいですから。」
素直に、謝辞の返しを返す。だからそれであなたが苦しむなんて、聞いた今でさえ考えられるような賢い子ではないのだった。
(-492) 2022/02/20(Sun) 23:46:20
アルレシャは、シトゥラに荷物を返した。治療室いってらっしゃーい。>>a121
(a122) 2022/02/20(Sun) 23:47:26

【秘】 人形師 シェルタン → 白昼夢 アルレシャ

「……。違和感を覚えている方は多い様なのですが、うーん……」


その片鱗は模擬戦や『処刑』等々で見て来ている。
今更驚きはしない、というか。ある種の安心を覚えたのは……黙っておきつつ。

「今回は看守様も含め、全員が自主参加とお聞きしたのですが。……アルレシャ様はどうしてこの宴に?」
(-494) 2022/02/20(Sun) 23:50:04

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 黒風白雨 バーナード

「…………うーん…」

これは何も言い返せなくなった人の唸り声。
誤魔化しついでに口から煙の輪を吐き出し、それが宙に溶けるのを眺め。

「それでアイツが受け入れるなら、俺が抱えるよりよほどいいと思ってるよ俺は。……受け入れるならな。俺を諦めるなら、って言い換えてもいい」

今のところはそう思っている。
納得も絆されもしていないから。
(-495) 2022/02/20(Sun) 23:51:47

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 規律指揮 スピカ

「この先、またうっかり道を間違えなければ、きっとお前は頑張れるよ」
貴方がどんな境遇だったかを知りはしない。もしかしたら仕方ないことだったのかもしれないなんて、それでも思いはしない。
でもこの監獄で腐ってないなら、と。ここよりも前の場所よりもマシな場所を見つけられたら、と思うのだ。

「……分からないことを無理に解ろうとする必要はないんだよ、スピカ。特に感覚とか思想とかそういうのはね」
全く必要はない。
こんなものを解る必要など。


「そうか、よかった。次は違うお菓子にしようね、色々食べたいだろう?」
必要がないから、貴方の微々たる幸福のために言葉を紡ぐのだ。
(-499) 2022/02/21(Mon) 0:02:26

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 人形師 シェルタン

「……うん?」

違和感云々、聞こえてはいたがなんのことかを察せなかった。
首を緩く傾け。

貴方が安心しているのも分からないままだ。

「……お前なら分からなくもないと思うけど。
息抜き暴れにきたんだよ、僕も」
(-502) 2022/02/21(Mon) 0:06:46

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「………………ッ」

目を逸らされ。口の動きを見。やっぱり苦しいのだろうか。
だとしたらこの姿勢は息が辛いだろうか。
わからない。


一度だけごめん、と断りを入れて。
背を支えながらゆっくりとあなたを起こそうとするだろうか。
手はそのままあなたの背に添えて摩って。
それしかできない。


「……困らせたンならごめん、」

困らせる原因となったのは理解できる。
だから謝った。あなたは何もしていないのだから。

「そういう話……じゃないと、思う?……なんで、なんで? なんで、だろう、」

なんでこんな気持ちになるのか。わからない。


「なんでとかわかん、ない……理由がなきゃ、ダメなのか……?」
(-503) 2022/02/21(Mon) 0:09:15

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

その優しさが、気遣いが、何よりの毒なのだと。
言ってしまえば貴方は分かってくれるだろうなと思うのに。

あまり困らせたくはないな。
悲しませたくもないな、と。思ってしまう。


貴方に支えられて座り、ほんの少しだけ項垂れる。
あんまり顔が見えなければいいと願う。隠すほどではないが。

「嫌ではない」

何度目かの言葉。本当に、嘘じゃない。

「……ダメでもない、と、…思うんだがな、思うんだが、俺が上手く飲み込めてねぇ。納得できてねぇ。
……悪い、わからねぇんだ……」
(-504) 2022/02/21(Mon) 0:29:50

【独】 白昼夢 アルレシャ

/* テンガンかっけぇんよ〜〜同じ凶狼なの?どうして?
襲いたい

俺が……勝ちたい……(運によると思う)
(-506) 2022/02/21(Mon) 0:32:31

【秘】 規律指揮 スピカ → 白昼夢 アルレシャ

「うっかり、間違えないようにしたいです。そうです、その為にここに来ました。今度、教えてほしいです、頑張るための、お仕事とか……。ここでの手伝いとか、します……」

「はい、わかりました……わかりたくてもだめですか?難しいですか。ええと、はい……。」
必要ないからと言って、難しいからと言って、それでもなんだか『知りたい』という気持ちになってしまったのはある。この環境は安心できるから。きっと聞いても呆れられないとわかるから。
とはいえすぐに引き下がる程度の意思しかない。そこまで彼女の知りたいという欲望は育っていない。

「はい、次はええと、ええと……アルレシャ様が決めてくれますか?」マカロン以外を思い出せないようだ。あったような気はするのに。
(-508) 2022/02/21(Mon) 0:33:55

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

音で感情の揺れが分かっても、馬鹿な自分には言われなきゃ分からない事が多すぎるから。何かあるなら言ってほしいな、とは思う。

それで困るのか。悲しむのかは。
言われてみなきゃ分からないけれど。


「…………そっか」

横に並んで座っているだろうから。嫌じゃないなら。
摩る手はそのままに、もう片方の手で自分の方へと寄せてしまおうか。

「……ン、大丈夫だから。アンタは悪くないよ。……ウーン、なんで、……どうしてだろうなー……俺もよくわかんない、けど」

「納得は……してるかなー……」
(-510) 2022/02/21(Mon) 0:47:32

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 規律指揮 スピカ

「勿論。知りたいと思うなら僕らはその手助けをするよ。
お前たちがここから出て、二度と間違えないのが看守にとっての何よりなんだから」
しない看守もいるが、アルレシャはそういうタイプではない。というのくらいは、貴方に伝わっているといい。

あー……、
知りたい、そうか、知りたいのかお前……。じゃあ必要ないなんて言えないな……」
貴方の思う通り、呆れたりしない。失敗を嗤ったり、知らないままでいいなんて跳ね除けたり、したくない。意思を育ててやりたい。
潰されるのが苦しいと知っている。


「そうだな……果物は好き?キラキラのフルーツタルトとか、紅茶には合うと思う」
どうして思い出せないのだろう、までに意識が向かなかった。
そこまでの余裕がなかったとも言える。

だから、貴方に見せて、食べさせてみたいものを挙げてみた。
(-511) 2022/02/21(Mon) 0:47:36

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

言ってほしい、すら。わからない。
口答えは要らないらしい。弁が立つのは使いづらい。
貴方に言われたことはないのに。

貴方の優しさに、素直さに、心を預けてしまうことさえできない。
傷付けた後の癒し方も知らない。


身体を寄せられて。
ーーー身体を少しだけ預けた。

「……そうなのか。………俺は分からない…。
正直に、言葉を選ばずに言うと、俺を自分のものにしてぇとかトチ狂ってんのかとすら思う」

本当に全く言葉を選ばずに言った。
(-513) 2022/02/21(Mon) 1:00:46

【秘】 規律指揮 スピカ → 白昼夢 アルレシャ

「そう、正義、いいことを教えてほしくて……。私、どうすればここでのイイコになれますか?手助けしてくれるの、嬉しいです。」
きっと彼女はこれからもこうして聞きに来るのだろう。どういうふうにすればいい子に、正義になれるか、など。

「はい……そうすればもっと、アルレシャ様のことがわかります。どうすればいいか、わかるから……では、知ってみようと思います。」
素直にすべてを話す。それはあなたを苦しめるかもとしてもわからない。勿論幸せそうにはしないが、その次まで発想が回らない。

「フルーツタルト!食べてみたいです。紅茶に合う……?とはなんですか?」
それは別の話をしたから忘れてしまっただけで、特に意味はない。とはいえそれだけ話したかったことなのだ。
(-517) 2022/02/21(Mon) 1:13:06

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

男には聞き出し方が分からない。あなたが何を考え何を思うか分からない。だってあなたは言葉を隠すのが上手いから。

音だけ分かっても仕方がない。
あなたの葛藤の真の内容を知る事が叶わない。
それには少し……寂しさを感じているかもしれないけれど。


「…………、」

身体を預けられれば、大丈夫だと言わんばかりに背をポンポンと叩いて。寄り添う形で軽く頭を寄せようか。

「フッ……ッハハハ!! アッハハ、おもしろー……」

くすくす、からからと喉が鳴る。
あなたの言葉を聞いて。
どこまでも無邪気な音で男は笑っている。

結構面白かったらしい。

「逆になんでトチ狂ってるー……とか思うの?」
(-519) 2022/02/21(Mon) 1:13:48

【人】 白昼夢 アルレシャ

ーーー銃声。
耳に慣れた音、脳にこびり付いた音、跳ねる心臓、踊り狂う血流。
聞き逃すはずはない、そんなご機嫌な
を!

とはいえ、耳の精度は然程ではない。急いだ足取りでもない。
処刑室からサブマシンガンを掻っ攫い、軽やかに跳ねるように。

向かう。探す。
悪い子はどこにいる?

近付いていく。騒ぎのある方向へ。
わざとらしく足音立てて。
(165) 2022/02/21(Mon) 1:20:35

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 規律指揮 スピカ

「法に触れないのかいいこ、という認識を僕はしてるからなぁ。
正義とはね、スピカ。人によって違うから、それを語りはできても諭しはできないものだよ」
貴方の正義自体を間違っていると言う気はアルレシャにはさらさらなかった。貴方は行動が法に触れたからここにいる。それだけだ。
アルレシャにとっては、そうだ。

「………そうか。そういう考え方ができる子なんだなぁ、スピカは。僕以外にも、そうしてあげるといい。喜ぶかどうかは人それぞれだけど」
好意こそが苦しみの種、しかし、そうであるから、好意こそが幸福の欠片である。
飲み込みきれない純粋なそれに、喉を詰まらせているだけで。普通であればきっと喜ばしいことなのだ。

「合うっていうのは……そうだな、紅茶と一緒に食べるととても美味しい、ってことだよ」
こういうことくらいは穏やかに教えられるのに。
(-521) 2022/02/21(Mon) 1:32:04

【秘】 人形師 シェルタン → 白昼夢 アルレシャ

「いえ。……平穏さに違和を感じる人は居ても、今の所実際に行動は起きていないな、と。」

とか何とか言っていたら、後に看守に対する看守と囚人のタッグでの襲撃が起こる等とは、この時の人形師には知る由もない。

思い切って堂々と暴れるべきでしょうか、と考え込みつつ。
……悩んでいるのが大人しさ故ではないのは、既に分かっている事だろう。

「……ああ、成程。アルレシャ様も、そうだったのですね。」

何せ、告げられた理由には至極納得が行った様子だ。
(-524) 2022/02/21(Mon) 1:38:15

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

言えない。言いたくない。
知ってくれ。いやだ。

いつもそれが、喉に引っ掛かって、言葉が出ない。


誰かに身体を預けるのは本当に久しぶりで、だからこそ慣れなくて居心地悪い。
それでもなんとなく、嫌がるほどではないから、貴方の笑い声を近くで聞いた。

「なんで笑ってんだ……。
こんなん手に入れてどうすんだ、って話。つか、手に入れんでもたまにそばに来るとか顔見せるとかじゃ駄目なのか?」
(-526) 2022/02/21(Mon) 1:40:52

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 人形師 シェルタン

「どっかのお嬢さん曰く、悪いことするのも大変らしいからね」

おこぼれもらえたらラッキー、がいるかもしれない、なんて笑う。
しかし流石に同僚が挟み撃ちで襲撃されるとかは想像すらしてなかったよこの看守だって。


「……シェルタンもそう?」

従順な態度と内側は別。
わざとらしく小首を傾げて問い掛けた。
(-527) 2022/02/21(Mon) 1:45:31

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

声に出しての笑いが終わった後も。
くすくす、からからと楽しそうに喉が鳴る。
あなたの葛藤は知れないままに。


「いや、おもしろくって……
 ンーンン、たまにだと違う……ずっといて欲しー……」

身体はずっと傍に。
安心できて心地が良いから。


「つか……なんで自分のコトこんなん、とか言うの? さっきの言い方もなんかそんなカンジだった。から、そこがちょっと気になるんだけど俺」

自分を卑下するような発言に疑問を持った。
アンタの事をよく知らないから。わからないから。

考える時の癖、小さく左右に数回だけゆらりと揺れながら。
(-534) 2022/02/21(Mon) 2:19:23

【独】 白昼夢 アルレシャ

「……バーナードを狙う理由のもう一つは、それだなぁ」

アイツを怒らせてみたかったんだ。
(-537) 2022/02/21(Mon) 2:32:47

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「俺が看守でお前が囚人である限り、無理な話だな」

ずっと、という言葉に酷くあっさり告げた。それは自分のフィルターを通さなくても明確な事実。
貴方とは裏腹、微動だにせずその体勢のままでいる。

「いや、いいもんじゃないからさ俺」

なんで、との問いにも酷くあっさりと。
理由を聞かれたのに、これは理由ではない、ということすら気付かないままの認知の歪み。


「あとは……、なんだ、お前の興味が逸れんかと、わざと」

そのくらいで嫌ったりうんざりしてくれたりするなら、今こうして寄り添ってはいないのだろうが。
(-538) 2022/02/21(Mon) 2:41:54

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「こっから出れたら違うかもしんないじゃん?」

刑期がいつまでかは知らされていないが、あるかもしれない可能性をきっぱりと口にして。
未解決事件。データを見たあなたになら分かるだろうか。
男の は未だに見つかっていない。


「だからなんでそう思うんだよって話」

こちらも酷く完結に。
こんなんとか、いいもんじゃないとか、思わないから。


「あー……あー……? 多分ムリだと思うけど」

こちらはあなたの考える通り。興味が逸れることはないと自覚している故に、ああ言えばこう言う状態で手放さないよう寄り添っている訳だ。

男は噓が得意ではない。都合の悪い事は黙る癖があるのだ。
だから今まであなたに言った言葉にも、今の言葉にも。噓はない。
(-539) 2022/02/21(Mon) 2:57:54

【人】 白昼夢 アルレシャ

サブマシンガンを片手に、遠回りをするように、いちいち物陰などを覗き見ては足を進める。
大体どの辺か、さっき響いた水の大音量。あれで場所と『誰』くらいはわかったものの。真っ直ぐにそちらに向かうそぶりはない。

かくれんぼの鬼が、隠れている子を探すような。
そんな足取りで進んでいく。

『誰』か分かったなら、あんまり心配もしていないし。
(181) 2022/02/21(Mon) 2:58:15

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「……目処、ないだろ、まだ」

調べたから知っている。解決していないと覚えている。
それでもここに貴方を入れた判決に、
アルレシャはやや怒っている。

野放しにしてられないというのもわかるが、それでもだ。
未解決にはっきりした刑期など。


「あ?……あー…今までそうだったし、そうだろ」

そんなもんだ、と思っている。
植え付けられた価値観がそう言っている。
猫をかぶって表面を均した部分だけなら、まだしも。


「……………なんで…」

帰ってきた言葉にも事実にも全然全く納得いっていない。聞けば聞くほど腑に落ちない。
貴方の言葉を信じていないからではない。
そこそこちゃんと間に受けているからこその反応だ。全て。
(-540) 2022/02/21(Mon) 3:13:00

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「…………、まあね……いつ出れるかなー……」

寂しさが掠れた声になり空を揺らす。
未解決。それでも判決はほぼ有罪に傾いている。
いくら自分は何もしていないと主張したとしても。
どこからどう見てもこの男がやったとしか思えないと。
他人の証言と数少ない証拠がこの男を犯人とした。
世間が、他人が、この男をあの事件の犯人だと指差した。
それだけの話。


「今までが何かわかんないけど……そうじゃないだろ」

少なくとも男にとっては違う。
植え付けられた価値観など知らない。
こうやって外面が崩れたあなたを見ても答えは変わらない。


「なんでだろうなー……そう思っちゃうモンはしょうがないー、じゃあアンタ納得しなさそうだもんな……ンーン」

そしてちょっと困ってきた。気持ちを上手く言語化するだけの頭がない。なんなら自分でも自分の気持ちをよく理解できていないのだ。息を吐いて肩を落としつつ。

「別に……理解してくれって話じゃないよ。
 ただ俺はアンタのことが好――――……
あ゛!?


前言撤回です。いい加減に気付いたかも。
(-542) 2022/02/21(Mon) 3:43:38