人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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視点:


【墓】 瑞野 那岐

[欲しいと願えば、応えてくれる。
 小さく落とされた言葉に、とくんと胸が高鳴った。

 焦れるみたいに引き裂かれるパッケージが、
 ゴミ箱に投げ入れるのも惜しいと、足元に落とされて。
 そそり勃った刀身が薄膜に包み込まれていく。

 
べられる、


 そう思ったのはこれで、二度目。
 顔を上げた彼の瞳が欲望にギラついていて。
 その火照りの強さに目を奪われた。
 
 余裕もなく、足を開かされて秘部へと猛りを充てがわれ。 触れて、直接その熱さを知って。]


  ……ぅッ、 ……く、


[指とは違う大きさのものが、性急に押し入っている。]
(+0) 2023/03/25(Sat) 1:34:56

【墓】 瑞野 那岐

[力を抜かないと、と思うのに。
 大きさの違いにさすがに受け入れる場所が、
 ぴり、と痛むような感覚がある。

 息を詰めて、吐いて。唇を噛んで、解いて。]


  ……っ、ぅ、
 ぁ゛ッ……



[堪えきれずに濁った声が混じってしまう。

 
くるしい、いたい、おおきい、こわい。
 かんじたい、もっと、おくまで、のんで。


 ぱた、と彼の髪から汗が滴って頬を濡らす。
 自身も苦しいけれど、もとより受け入れる場所として
 出来ていないその狭い場所に割り入っていくのも、
 酷く、苦しいだろうと感じたなら。]


  ……は、 ぁッ ……、


[息を吐き出して、肩を握りしめる力を緩め。
 その隙きを見計らうかのように、押し込まれる昂りに
 ぶる、と吐息を震わせてしまう。]
(+1) 2023/03/25(Sat) 1:35:47

【墓】 瑞野 那岐

[力を抜いて、背に爪を立てて、息を吐いて。
 そう何度か繰り返す頃には、目尻に溜まった涙が零れていた。
 辛そうな声が耳を擽って、上がった息が肌に掛かる。
 俺も肩で息をしながら、下腹の圧迫感に少し慣れた頃。

 入った、と囁く声に気づいて。]


  ……ン、ッ ……


[余裕もなく、浅く首を揺らして頷きを返した。
 今、動かれたら内蔵が飛び出しそうだ。
 
 
くるしい
、けれど。
 どこか、微かに湧き上がってくる
幸福感


 腰と腰を密着させて、彼との隙間がゼロになる。]
(+2) 2023/03/25(Sat) 1:37:13

【墓】 瑞野 那岐

[気持ちいい、とは素直には言えない。

 だけど。

 唇にふりかかるように落とされた告白。
 そこには
にも似た、深い色の
しさと欲が覗いたから。]


  …… ッ、 ……


[たったそれだけのことでぶわりとまた熱が上がって。
 腰元からぞくぞくと快感が駆け上がってくる。]
(+3) 2023/03/25(Sat) 1:39:03

【墓】 瑞野 那岐

[ゆっくりこちらが落ち着くまで十分なぐらい、
 余裕はあったはずなのに。

 緩やかに彼の腰がスライドしたら、窮屈な場所が
 ズ、と抜け落ちていく硬さが内壁を擦る。]


  ……ンッ、ぅ、 あッ、 まだ、動い……ぁっ、


[ローションの力を借りて狭路でも滑らかに動くそれが、
 抜かれて、また押し入ってくる。
 僅かな焦りと、怖れを吹き飛ばしていくみたいに、
 律動は、次第に速められていって、言葉が途切れて。]


  は、ぅッ、……ぁ、ッ……、
……


[彼を笑う余裕など、こちらもない。
 くるしいの奥に、密かに眠っている快感を掘り起こされていく。]
(+4) 2023/03/25(Sat) 1:39:54

【墓】 瑞野 那岐

[彼が腰をスライドさせる度に、濁った声が零れて。
 とても可愛いなんて言えない、男の低い声。

 どうか、そんな姿や声を聞いても萎れないで欲しい。
 その昂りはまだ、感じられているから、ホっとしながら。
 色香の漂う、溜息に。思わず唇に視線が向く。
 
 彼をこんな顔にさせたのは自分なのだと思えば、
 少し優越感も感じながら、ようやくそこで。
 微かに、笑う余裕も出来ただろうか。]


  ……いい、からッ、

  おれで、  きもち、よく、なって……?



[涙を浮かべながら、もう一度。手を伸ばして。
 恋人みたいにあまく、手を繋ぎ合えば。

 そこには満たされていく気持ちしかなくて。]
(+5) 2023/03/25(Sat) 1:41:09

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗


 

    おれも、 
すき、



[ただ、目に映るのは蕩けそうに幸せな恋人の姿。*]
(-0) 2023/03/25(Sat) 1:42:37

【独】 瑞野 那岐

/*
短くしたつもりなのに全然削れてないのなんで……?(真顔)
(-1) 2023/03/25(Sat) 1:45:33

【墓】 瑞野 那岐

[頬を撫でる手に擦り寄って、甘えて。
 少しずつ埋め込まれていくモノを受け入れていく。

 時に眉根を寄せても、やめないでほしくて。
 呼吸を紡いで、奥へと誘い込む。

 しっとりと濡れているのは、彼だけじゃなくて。
 自身も肌に汗を浮かび上がらせて、
 湿り気を帯びた手が、求めるみたいに彼に伸びる。

 泣かないで、と言われて。
 泣いていることに今更気づいて。
 生理的に溢れてくる涙を、抑えることは出来なくて。
 目尻を撫でる指を受けて、片目を眩しそうに細める。

 お腹が苦しいけれど、
 確かに彼のモノを受け入れている感覚。]


  ぁッ、 おっきく…… 
ンぅッ、



[不意に増した質量に目を瞠って、
 伸ばした手がきゅ、と思わず縋ってしまう。]
(+13) 2023/03/25(Sat) 12:20:58

【墓】 瑞野 那岐

[は、は、と動物のような乱れた呼吸を繰り返して、
 熱をやり過ごして、落ち着かせようとするのに。
 
 覚え込ませ、分からせるみたいに。言葉と共に、
 彼が埋まっている下腹を撫でるから。]


  ……ンぁ、ッ、 言わない、で


[それだけで、ぶる、とまた身体が快感を拾って震える。

 
知ってる、はずなのに。


 彼に言われると、ぞくぞくする。
 撫でられただけで蕾が悦ぶみたいに収縮して、
 彼のモノに絡みつくように蠢いて、液を滴らせ。
 それだけじゃ物足りないみたいに、腰が揺れる。]
(+14) 2023/03/25(Sat) 12:21:23

【墓】 瑞野 那岐

[ぱちゅん、といやらしい水音が響いて、
 律動が始まって、二人の吐息しか聞こえなくなって。

 時に、動きに呼応するみたいに啼いて。
 だめ、と首を揺らす。]


  ……ふ、ァッ、 あッ、 ン、


[ただ苦しかったはずなのに、中を擦り上げる動きに
 ぞわぞわと別の感覚がどんどん引き起こされて、
 苦しいの奥に、僅かに、気持ちいいが生まれていく。]


  ……
やっ
、 だから、
  言わッ、なくて ぁ、ッ、 いい、のにッ……


[中の熱さを説明されれば、かぁ、とまた頬が染まる。
 嗜める声が揺さぶられて弾んで、途切れて。
 あまくなって、拗ねるみたいになって、余計恥ずかしい。]
(+15) 2023/03/25(Sat) 12:21:51

【墓】 瑞野 那岐

 
 
  ぅンッ、 ん、……
   

[名前を呼ばれて、好きだと言葉と態度で教え込まれて、
 何度も首を揺らして頷いて、応える。
 余裕がなくて、声には出来ないまま。

 代わりに繋いだ手に力を込めて、
 は、と熱の籠もった息を零して、震え。]


  …ッぁ、 ……アッ、 そこッ、
だ、め ッ

  ンッ、 
んぅッ
、ぁっ……


[突き上げられ、びくんと、跳ねた箇所を。
 執拗に何度も押し上げるみたいに、動かれたら。
 気持ちいい、が一気に押し寄せてきて、戸惑い。
 だめ、と、いやらしい声が溢れて。涙に変わる。]
(+16) 2023/03/25(Sat) 12:22:50

【墓】 瑞野 那岐

[動きを封じるみたいに、ぎゅうと下腹に力を込めれば、
 彼が息を詰めて、低く唸る。

 シーツに沈んでいく繋がった手、
 一際彼の重みを感じて、腰を押し付けられたら。
 彼の腰が、数度跳ねて、吐息が耳に掛かる。]


  ……ッ、 は……、


[皮膜があるから直接感じることはないけれど、
 達したのだと分かる、声の詰まり具合に。
 空いた手を背に回して、受け止めて、撫でて。]
(+17) 2023/03/25(Sat) 12:23:54

【墓】 瑞野 那岐

[彼が落ち着くまで撫でるのを繰り返して、
 耳を擽る声に身を竦めながら、ン、と穏やかに返して。

 一緒に達することは出来なかったけれど。
 彼が自身の身体で達することが出来たことに、
 無量の幸福感が、襲って、それだけで満たされて。]


  ……うん、


[身体を交えることがこんなにも幸せで、
 気持ち悦いもので、満ち足りたものだと感じるのは。

 きっと、初めてのこと。

 それを、教えてくれた彼のこめかみに。
 触れるだけの口づけを贈る。

 疼きを残したままの下肢はつらいけど。
 額に張り付いた髪を払われて、目を見合せたなら。
 どちらともなく、唇を触れ合わせて、笑った。*]
(+18) 2023/03/25(Sat) 12:24:34

【独】 瑞野 那岐

/*
>>+20 バレてる。好きです。
(-4) 2023/03/25(Sat) 17:09:56

【墓】 瑞野 那岐

[恥ずかしい?と聞いてくる声が尚更恥ずかしい。
 返事をするよりも早く、身体が反応して。
 ひく、と蕾が悦ぶみたいに彼の雄を締め付けた。

 だから、言わなくていいって言ってるのに。
 また、身体の変化を口にされて顔から火が出そうだった。]


  ……、 も、 
……
ばか、っ……



[涙混じりにつく悪態では牽制にもならない。
 
 
身体の変化を口にされる度に酷く疼いて、
 自身の知らない性癖を暴かれていくけれど。
 すき、と伝えるにはまだ心が追いつかないから。


 今はそれ以上、追求されなくて良かったと思う。
 
じりじりと追い詰められたら、応えてしまっただろうから。
(+25) 2023/03/25(Sat) 17:41:13

【墓】 瑞野 那岐

[萎えることなく、硬い刀身で何度も擦り上げられて、
 共に果てるまではいかなくとも。
 可愛いと愛でる声に、身悶えて。
 だめ、と伝えたら少し緩やかな動きに変わる。

 圧迫感はずっとあり続けたまま。
 達することは出来なかったけど、開かれた奥に。
 確かに熱を火照らせる場所が、あったこと。

 このまま、弄られ続ければ、きっと。
 自分も堪えきれなかっただろうから。

 先に彼が果ててくれたことに、ちょっと安堵して。
 緩やかに背を撫でて、後は落ち着くまで。

 ……と、思っていたのに。]
(+26) 2023/03/25(Sat) 17:41:38

【墓】 瑞野 那岐


  ……ッ、ン、


[引き抜かれていく感触が生生しくて、吐息を漏らす。
 些細な動きまで拾えるようになった身体は、
 身体の奥どころか、彼を迎える入り口も敏感になったよう。
 質量のなくなった空間が、
 くぱ、と息をするように開いて、閉じて。

 苦しかったはずなのに無くなってしまえば、
 少し物足りないような気がして無自覚にほぅ、と溜息が零れた。]


  ……ぁ、


[終わった、と思った。はずの逢瀬。
 解かれた手で、自身の唇をなぞり、物憂げに瞳を伏せる。
 だから、彼の笑った表情に少し反応が遅れてしまった。]
(+27) 2023/03/25(Sat) 17:42:16

【墓】 瑞野 那岐

[口角を上げて笑う艶めいた表情に息を呑む。
 言葉を無くして、見惚れていれば。

 下がっていく身体は、まだ熱を孕んだままの下肢まで。
 降りて、見せ付けるみたいに舌を覗かせて、
 再び口の中に招き入れられたら、その熱さに。]


  ……
、ぁッ ……、熱、……


[びく、と腰が引けてシーツに皺が寄る。
 女性の膣にも似た熱さに包まれて、
 舌先で猛りを舐め取られたら、堪らずに目を眇め。]
(+28) 2023/03/25(Sat) 17:42:48

【墓】 瑞野 那岐

 

  ぁっ、俺のは、いい、からッ……、
 
  ……ぅぁ、 ふ、ぅッ……、ン


[手の甲で口元を隠し、また小さく頭を振る。
 二度も達した身体はすぐに快楽を拾って、
 敏感になった身体、全部、性感帯になったみたいに。
 シーツに触れる部分さえ、擽ったくて。

 何も受け入れていないはずの、後孔が。
 ひく、と呼吸するみたいにひくついて。
 
 
乱れされる。


 もう吐き出せるものなど、ないはずなのに。
 熱が集まってきて、硬さを取り戻していく。*]
(+29) 2023/03/25(Sat) 17:44:15

【墓】 瑞野 那岐

[裏筋に沿うように舌を這わされて、先端まで。
 弱い部分を辿るように、じっくりと。
 一番反応があった先端を窄められた口先で吸い上げられて、
 腰が思わず浮いて、押し付けるみたいに反ってしまう。]


  ン、ンぅッ……、は、ぁッ……


[赤く染まっていく顔を腕で覆い隠して、
 唇を噛んで、声を押し殺そうとしても堪えきれない程。
 生暖かい感触がダイレクトに伝わって、つらい。
 指で擦り上げられた箇所を、丁寧に吸い上げられて、
 気持ち良さにぐらぐらと思考回路を崩されながら。

 墜ちていい、と促す声に甘えそうになる。]
(+35) 2023/03/25(Sat) 20:51:18

【墓】 瑞野 那岐

[口淫だけじゃなく、指が寂しいと訴える後孔に、
 ぬぷ、と押し入ってくれば。]


  うぁ、ッ……、
く、
ぅンッ……


[か細い犬の啼き声みたいに喘ぎ洩らして、ふると身体を震わせた。
 今日だけで何度も埋められて、拡げられた場所が、
 悦ぶみたいに指を受け入れて、飲み込んでいく。

 伏せた瞳にまた涙が浮かび上がる。
 痛い、とは違う、身体を震わせるような快感を伴って。

 後孔に指を差し込みながら、下生えの下で揺れる頭。
 ぐちゅりと音を立て、淫猥な音を響かせて。
 快感に溺れさせようと、甘く誘い立てる。]
(+36) 2023/03/25(Sat) 20:51:37

【墓】 瑞野 那岐

[勃ち上がったモノを喉奥で擦られて、血が集まる。
 顔を隠す腕とは、反対の手を伸ばして。
 腰元を擽る頭に触れて、くしゃりと彼の髪を掻き乱す。]


  ……だ、
、ッ……、 ぁッ



[喉奥で挟まれたら、咥え込んだ後ろが窄まって、
 長い指をあまく締め付けるのに。

 もっと、と探るみたいにその指を曲げられて、
 かり、と膨らんだ部分を引っ掻かれたら仰け反って。
 悦い、と知らせるみたいにびくん、と身体が跳ねる。

 滲む視界で、様子を窺う視線と目が合えば、
 ぞく、とまたその目に魅せられて。蕩けて。]
(+37) 2023/03/25(Sat) 20:52:09

【墓】 瑞野 那岐

[かり、と口元に当てた自身の指を食む。
 食んでない、と。淫らに求めてしまいそうで。

 ぶる、と達する前触れが襲って、
 髪を撫ぜる手に力が籠もる。]


  
ん、
 ぁ、離、してッ……、
  ぁッ、……も、ぅ、出そ、ッ、


[睫毛を濡らして、もう何度目か分からない否定を口にして。
 緩く首を振っても、射精を促すみたいに。
 腰を撫でる手が、窄められる口が、引っ掻く指が。
 
 堪らなくなって、身を起こそうとした時。
 中の指が、こり、と曲げられて。]
(+38) 2023/03/25(Sat) 20:52:38

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[チカ、と目の奥に光が飛ぶような感覚。
 ぶわりと、襲い来る熱が一気に集まって。]

 
  …… ン――  
で、
るッ、…… !



[背を丸めて、ぎゅうと髪に絡んだ手で頭を抱き寄せる。

 まるで口腔に吐き出させるみたいに。
 濃度の薄くなった白濁がびゅくっ、と
 勢いを保ったまま、爆ぜて。彼の口腔を白く染め。

 後孔で咥え込んだ、指をぎゅううと痛いぐらいに。
 強く、締め付けて、果てた。*]
(-6) 2023/03/25(Sat) 20:53:54

【墓】 瑞野 那岐

[促す声に導かれるみたいに、集まった熱が爆ぜて。
 離して、と乞うた願いは受け入れられないまま、
 彼の口腔を自分の吐き出したもので汚していく。

 びく、びくっと、溜まったものを吐き出すみたいに
 腰が数度揺れてしまうのを止められずに。
 
 吐き出してしまえば、一気に襲ってくる脱力感。
 もう一滴も出ない、と思うのに。
 先端を吸い上げる唇に、か細く啼いて。]


  ……ぁ、…… は 、ぁッ……


[ふ、と力んでいた身体が弛緩していく。
 きつく指を締め付けていた後孔も、緩んで。
 ふやける程皺になった彼の指を解放して。

 くたりと、シーツに身を沈めていく。
 自慰のときでも、今まで彼女としてきたSEXでも。
 こんなに達したことは、ない。]
(+44) 2023/03/25(Sat) 23:53:25

【墓】 瑞野 那岐

[荒いだ呼吸のせいで胸を大きく上下させながら、
 シーツに沈んだ頭を、あやすみたいに大きな手が撫でる。

 その手の大きさを、指の長さを覚えてしまった。
 心地よさも、
気持ち悦さも。



  ……ん、


[問い掛けに素直に頷いて、水を嚥下する喉を
 力の抜けきった身体でぼんやりと眺め。
 喉を鳴らして、動く喉仏がまた色香の残滓を放つ。

 水分を促されて、こくん。とまた頷くけれど。
 すぐには身体を起こす気になれなくて。
 渡された、ペットボトルを一度受け取ったものの。]
(+45) 2023/03/25(Sat) 23:53:42

【墓】 瑞野 那岐

[封を開けないまま、横に転がして。
 甘えるみたいに、両手を彼に向かって伸ばす。]


  ……飲ませて、


[そんな子供みたいな、わがままを乗せて。
 ン、と唇を突き出すみたいに顎を逸らす。

 お風呂に入るのはそれから。]
(+46) 2023/03/25(Sat) 23:54:07

【墓】 瑞野 那岐

[ローションと精液でべたべたになった身体のまま、
 寝るのは、さすがに少し抵抗が残る。
 シーツも汚してしまったから、
 変えないといけないかもしれないけど。

 もう少しだけ、甘えてもいいかな。なんて。
 従姉妹の杏にも見せたことのない。
 
 甘い顔を蕩けさせて、]


  それから、一緒に入ろ?


[ワンルームの自宅より広いという浴室。
 使うのは初めてだから、使い方を教わるのは、
 家主の責任だと言い訳をしても許されるだろうか。*]
(+47) 2023/03/25(Sat) 23:54:55

【人】 瑞野 那岐

[囁きに別の意味が含まれているかって?>>1:22
 そこは想像にお任せします。
 声を潜めた意味を、真っ直ぐに受け止めてくれるなら。
 その答えも見透かされたようなものだけど。


 こちらから伝えるには分が悪くなるのと、
 妹の前での建前上。

 
そんな表情を見せるのは、彼の前だけでいい。

 
 重ねた手の上、トントン、と合図するみたいに。
 指の腹で叩いて、指の間に指を差し込む。

 視線は窓の外の景色へと意識を向けながら。
 ウィンドウに反射して映る横顔を盗み見て、
 ため息を漏らす姿に、くすりと笑った。]
(4) 2023/03/26(Sun) 0:34:07

【人】 瑞野 那岐

[白いいちごに興味津々なのは>>1:23
 物珍しさから、その匂いに惹かれたのか。]


  どうですかね。
  レアではあるから、
  もしかしたら、ないかもしれませんけど。


[自分も始めてくる場所だから、把握はしていない。
 あれば彼の驚く顔が見れるだろうし。
 仕事以外で食べられる珍しさもまた一興。

 眼の前の赤いいちごに浮かれて、
 摘んだ端から、食べてもいいという摘み放題。
 良いシステムだと、考えてくれた人に感謝しつつ。

 摘み取った一つ目は、彼の目前に。]
(5) 2023/03/26(Sun) 0:34:31

【人】 瑞野 那岐

[いいの?という問い掛けに、うん。と頷いて。
 開かれた口元に運んでいく。
 赤い実が、彼の口の中に含まれて、
 一瞬だけ、彼の唇が指先に触れる。

 
無意識に撫でたくなったのを堪えて、
手を引いて。]


  甘いですか? 良かった。 
  俺も食べよう。


[今日、俺はいちごの信者を一人増やしました。
 いちごの神様にそう報告しながら。

 自身でも一粒、摘んでそのまま口へ運ぶ。
 赤い実に歯を立てて、溢れる肉汁を飲んで。
 甘味と僅かな酸味を味わって、目を細める。]
(6) 2023/03/26(Sun) 0:35:14

【人】 瑞野 那岐

 

  ……旨い。


[好物を目の前にした子供のような笑顔を零して、
 ぺろ、と汁気の飛んだ指を行儀悪く舐め取って。

 ハンカチで拭き取ったなら、また一粒、一粒。
 選り好みしていく為に、畑を歩く。
 
 摘んで、食べて。籠に入れて。
 抱えた籠が、いつの間にかいちごで溢れていく。

 時々、こっちのいちごのほうが大きいとか。
 こっちの方が甘そう、だとか。

 そんなやりとりを彼と交わしながら、
 45分のいちご摘みはあっという間に溶けていく。]
(7) 2023/03/26(Sun) 0:35:41

【人】 瑞野 那岐

[籠に盛りだくさんになったいちごは、
 Hareで待つスタッフたちのお土産の分にも十分だろう。

 きっと生のいちごだけでは飽き足りないだろうから。
 その後、お土産売り場に立ち寄って、いちごジャムや、
 フリーズドライのいちご、いちごミルクのプリンなど。

 どれも欲しくなってしまうような種類の多さに、
 頭を悩ませながら、彼に相談を持ちかけて。
 人数分のお土産をなんとか選ぶこともしただろう。

 あとは、興味のあったいちごのピザ。
 デザート作りはメインを担当するわけでもないけれど。
 
 料理よりも計量通りに作らないと完成しない、
 繊細なデザート作りは楽しむ方。
 
 ピザといちごという食事のようなデザート。
 作り方には大変興味が唆られる。]
(8) 2023/03/26(Sun) 0:36:04

【人】 瑞野 那岐

 
 
  いちごピザ、うちでも出したら喜ばれるかも。
  作り方、覚えて帰りたいな。


[その時は、いちごを好きになってくれた彼に。
 一番に出すことにしようか。**]
(9) 2023/03/26(Sun) 0:36:26

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[いちごのピザを手作り教室に足を運んだ後は。
 別れた神田さんたちと連絡を取り合って、
 再び出入口付近で合流できただろう。

 お互いに摘んだいちごやお土産を見せあって。
 足りなければ、4人で買い足したりもして。
 経験した体験報告を交わしながら、車は宿泊先まで進む。

 宿にたどり着けば、再び別れて。
 食事はそれぞれの部屋で摂ることになるだろう。

 温泉宿と謂れの高い宿は、
 食事も美味しいと評判らしい。]


  泊まりなら、俺も呑もうかな。


[旅行と温泉という響きに浮かれて、酒を頼んで。]
(-34) 2023/03/26(Sun) 0:54:14

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[時刻は夕方から夜半に切り替わる頃。
 部屋に運ばれてくる料理は、鍋料理。

 鱈に海老、鮭。それらを囲むように野菜が並び。
 鍋とは別に茶碗蒸しや、刺身も付いている。
 なるほど、これは豪華だ。

 ぐつぐつと煮える鍋の音が食欲を唆る。
 ひとまず、頼んだ日本酒の冷酒を彼に差し向けて、
 自分の杯にも注いで、一杯ずつ。

 酒はあまり強い方ではないけれど、
 少しずつ楽しむぐらいなら、酷く酔いはしないだろう。
 これまでに酔った姿も、何度か見られては居るけれど。

 酔ってしまえば、甘えに際限がないことは、
 向こうも承知の上なので。
 その時は、彼に面倒見てもらうつもりで。]
(-35) 2023/03/26(Sun) 0:54:46

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

 
 
  乾杯、そして、いただきます。


[小さな杯を鳴らすには、零れてしまいそうだから。
 軽く掲げるだけに留めて、口に運んだ。*]
(-36) 2023/03/26(Sun) 0:55:16

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 
 
 
 
   [ 朝を迎えて、隣に君がいることに、
    泣いてしまうほど、
幸せ
だった――。 ] 
 
 
 
 
 
(-37) 2023/03/26(Sun) 1:10:55

【墓】 瑞野 那岐

[水を飲みたいという甘えを正確に読み取った恋人が、
 愉しげに笑う様につられて目を細める。

 今度は口に含むだけだから、喉は動かない。
 倒れ込んでいる自身に覆い被さるように、
 傾いてくる身体に細めた目を軽く伏せて、]


  …… ン、ぅ……


[薄く唇を開いて水を招き入れて、こくんと喉を鳴らす。
 乾いた喉が水分で潤っていく。
 飲み干した後も、触れ合わせたままの唇を
 堪能するように味わって、離れていく間際。
 つぅ、と舌先で彼の唇を舐めたのは、物足りなさからか。]
(+57) 2023/03/26(Sun) 1:50:19

【墓】 瑞野 那岐

[転ぶような覚束ない足元にはなりたくないけれど。
 初めて受け入れた、腰はまだ少し異物感が残っていたか。
 転んだら、と言い訳するのが少し歯がゆくて。]


  そんな理由がないと、入れないんですか?


[なんて、視線を流して揶揄を含ませる。
 どうにも理由をつけたがる彼のこと。
 キスを降らせる割には、理性が戻ってきたのか。
 それとも、別の理由があるのか。

 水面下でまだ元気になりそうな気配があると知ったなら、
 さすがにこちらも赤面してしまっただろうけれど。

 それは預かり知らぬところ。
 浴室に向かうのを見送りながら、ようやく。
 転がしたペットボトルの封を開けて、
 喉を鳴らして、半分ぐらいまで一気に飲み干した。]
(+58) 2023/03/26(Sun) 1:50:40

【墓】 瑞野 那岐

[二度目の抱っこには、さすがに賢者タイムの照れが勝って、
 丁重にお断りして、手の支えだけを借りた。

 男が二人入ればさすがに少し狭いけれど、
 足を軽く折り曲げれば、彼の股の間に落ち着くことはできる。
 
 べたついた身体をシャワーで洗い流して、
 少し呆けたように湯船に浸かり。
 率先して洗いたがる申し出には、身を委ね。
 専属の洗髪屋よろしく髪を洗われた。

 身体を洗うときばかりは、さすがに擽ったくて、
 身を捩ったり、掠めた手にまた熱が上がりそうになったけど。
 悪戯する手は軽く制して、一人残されたなら。
 足を伸ばしてゆっくりと広い風呂を堪能させてもらう。]
(+59) 2023/03/26(Sun) 1:51:28

【墓】 瑞野 那岐

[一人、気配がなくなって、静かになった浴室。
 ぽたり、ぽたりとスポンジから落ちる雫の音を聞きながら。
 ちゃぷ、と湯を揺らして、膝を折り曲げ。
 膝を立てたら、そこに腕を乗せて沈む。

 彼と初めて交じりあった身体。
 一人でいくらしても慣れなかった快楽。
 彼の手で簡単に拾えてしまったことを、
 思い返して、ほぅ、と甘い息が溢れる。]


  ……癖に、なるかも。


[湯船に身体を沈めながら、ほつり、呟く。

 彼には零せない秘密の感想は。
 浴室のボディスポンジだけが、知っている。]
(+60) 2023/03/26(Sun) 1:52:02

【墓】 瑞野 那岐

[着替えはもってきたものの、寝間着はその日の
 服のまま眠ればいいかというぐらいに思っていたから、
 風呂上がり、寝間着がないことに気づいたのは後の祭り。
 
 そのままでいいと言われた、布団に滑り込めば、
 肌が直接触れ合って温かさを分け合えるから。
 それも、いいかと温かくなってきた気候も借りて。
 寄り添うように肌を合わせて、眠りに就いて。

 まだ朝日も差さない頃。


          一人、目が覚めたなら。
          規則正しく呼吸する彼を確かめて。
        
          腰元の傷跡に、
          慈しむ愛おしむように、口づけを落とした。
(+61) 2023/03/26(Sun) 1:53:15

【墓】 瑞野 那岐

[翌朝、一番に耳にするのは。
 いつもの目覚まし音ではなく、彼の声。]


  ……ん、


[薄っすらと開けていく視界は、いつもの自分の部屋じゃない。
 コーヒーの香りを漂わせる室内に、
 愛しい彼の姿が、ぼんやりと視力の悪い目に映り込む。]


  ……はよ、……ンッ、


  ……おはよ、 ございます……。


[掠れた声を飲んで、挨拶を言い直して。
 気だるさの残る身体を起こせば、
 彼が夜更けに変えてくれたシーツが肩から滑り落ちてく。]
(+62) 2023/03/26(Sun) 1:53:40

【墓】 瑞野 那岐



[ 名も無い夜が更けて、二人で迎えた朝は、
      それはそれは、とても幸福な――一日。**]

 
(+63) 2023/03/26(Sun) 1:53:58

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ 軽自動車に、お土産積んだら
 余程大変じゃないだろうかと遠慮する気持ちも
 少しあったのだけど、軽くしておいた鞄が
 役に立てれば、ほっとして。

 向こうは何をしてきたとか、
 こちらは何を食べたとか、そんな話で
 車内の話題は持ち切りだったか。

 宿にたどり着いたらまた、別行動に
 お土産物なんか売ってる場所などで
 すれ違うことはあっても部屋が別なら
 食事も別になる。 ]
(-41) 2023/03/26(Sun) 2:12:48

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 いいよ、好きなの飲みな
 俺も飲む

[ そうしてとりあえず、で酒を頼むついでに
 ――そっと心づけを仲居さんに渡した。
 今や古い文化ではあるが、実家の人間は
 そうしていたので、その名残から。 ]
(-42) 2023/03/26(Sun) 2:13:07

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ 窓の外の景色や、
 備え付けの風呂を一通り眺めて寛いでいれば
 夕食の時間となっただろう。

 鍋料理に、副菜に、茶碗蒸し
 刺し身も別で、とはまさに海と山の幸の
 両取り、といったところ。

 箸休めにと並べられた小鉢の中身がまだ
 美しい。じゅんさいや酒盗も並ぶので
 これは日本酒が旨いだろう。 ]

 ありがとう

[ 差し向けられた冷酒を、杯に注がれて
 彼の杯にも酒が注がれる。 ]
(-43) 2023/03/26(Sun) 2:13:32

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 うん、乾杯。
 いただきます。

[ なみなみと注がれた酒は零さないように
 掲げるだけ。

 割に強い方らしく、Madam March Hareでも
 家でもそれなり酒を楽しむ自分と違って、
 缶一本で酔ってしまうのは承知済み。

 手を焼くような悪酔いをするでもなく、
 甘えてくれる程度なら、自分が近くに
 居る時なら大いに歓迎できるので。 ]
(-44) 2023/03/26(Sun) 2:13:55

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 ああ、おいしいねぇ

[ 早速まずはぐつぐつと煮える鍋に手を付けて
 出汁を啜った。海老から鱈から出たであろう
 旨味が強い出汁はそれだけでも、豪勢さが
 分かるような、複雑な味がして。

 それに冷えた日本酒、がまた合う。 ]

 これはなんだろう?鯛?

[ そして日本酒と来たら、刺し身。
 おろしてたて、と見てわかる山葵の香りが
 つん、と鼻に抜けていけば、そうそうに、
 杯を空にしてしまいそうだった。** ]
(-45) 2023/03/26(Sun) 2:14:17

【墓】 瑞野 那岐

―― 流れ行く季節 ――

[付き合う、少し前、からだけど。
 来店する頻度が以前よりも増えた気がするのは、
 気の所為じゃない、気がしている。

 例えば、隙間時間をを縫うみたいに突然。
 例えば、会いたい、と一言メッセージが送られた後。
 例えば、片付け当番がなく早上がりの日。

 俺と過ごす時間を確保するみたいに。
 店で待って居られたりすると、ほんのり擽ったい。

 そういう頻度増えてきているから、
 泊まっていく?という、甘い誘いも断れずに、
 頷いて、彼の部屋に行く時間も増えて。

 ベッドの上で二人沈むことも、増えていく。]


  ……明日、早いっ、から……


[そう嗜めた日も、結局。
 抱き込まれる腕に抗えずに、肌を這う手に身悶えて。
 押し殺そうとする声を、引き出され。
 彼の下で、啼いてしまった日も、あった。]
(+64) 2023/03/26(Sun) 12:32:41

【墓】 瑞野 那岐

[手放せなくなっていくのは此方も同じ。
 それを直接伝えることはなかったかもしれないけれど、
 啼いて、縋って、抱き込む腕で伝わっていると、

 思っていたのに。心というものは難しい。

 彼の言う普通の幸せが、男女での恋や結婚を見据えて、
 将来のことを言っているのであれば。

 今この手に掴んでいる幸せを失うことのほうが、
 怖い、と苦笑を浮かべる夜もあっただろう。

 あれだけファンにも愛されているというのに、
 時に自分に自信が持てないあなたを、
 抱き寄せて、慰めたりする中で、

 憂いたり、嫉妬したり、後悔する顔を見れるのは、
 俺だけかもしれないという悦に浸っているというのは、
 彼にはまだ知られていないと、いい。
 
 俺にもそういった仄暗い独占欲だって、あるんですよ。
(+65) 2023/03/26(Sun) 12:33:47

【墓】 瑞野 那岐

[ただ、そんな表情を見せた日の彼は、
 泣きそうな顔をしながらも、意地悪なことを言う。]


  ……ぁっ、……ぅ、んッ……、
 
  だ、
、 ……それ以上、ッ…あッ
  ンぅッ、……は、……ぅッ……、


[甘やかしてといいながら、ぐずぐずに俺の身体を溶かして、
 恍惚とした表情を浮かべて、中の弱い部分を。
 台本を持つ長い指が、ぐちゃぐちゃと犯す。

 好きかと問われれば、そう、なんだけど。
 こんな場面じゃなければいくらでも頷けるものを、
 後ろで銜えさせられて、指の形を覚え込まされながら。
 言うのは、話が違う。]


  ……は、……ぁ、ッ……、も、ぅッ、



[さんざん弄られて、きゅうと甘く指を締め付けて。
 そこで感じる、と、知った日から少しずつ。
 身体を開かれていくみたいに、性感帯を増やされて。]
(+66) 2023/03/26(Sun) 12:34:18

【墓】 瑞野 那岐

[こり、と膨らみを押されて、とん、とんと。
 同じ場所を何度も刺激するみたいに、叩く。

 ぶわりと一気に上る熱。]


  ぁ、ッ……、やッ、 さわらな、で ……ッ
  そ、こッ、 
……されたらッ……ぁ、ぁッ



[羞恥と快楽を煽られて、ぼろぼろと涙を零しながら。
 首を振って、抗うのに。やめない、と宣告されて。
 弄られてもいない前が、後孔を探るだけでそそり勃つ。

 チカ、とまた襲い来る明滅。

 あ、だめ。

 と、思うのに。]


  ……、っふ、ぅッ……
、……ッ……!



[びく、びく、と痙攣するように腰が跳ねる。
 前を弄られないまま、彼の指だけを飲み込んで、
 後ろだけで達してしまう程に、感じて。]
(+67) 2023/03/26(Sun) 12:35:27

【墓】 瑞野 那岐

 
[散々啼いて、泣いた、後の微睡みの中。
 囁かれた言葉に>>+55
 うん、と小さく応えたのは夢現。

 分かってる。そんなこと。
 生きることを願ったあなただから。

 簡単に生を手放しはしないこと。

 興味が好意に代わり、好意が愛情になっていく。

 好きをもらう代わりに、愛で応えて。
 抱き合って、確かめ合って、変えられていく。]

 
(+68) 2023/03/26(Sun) 12:36:10

【墓】 瑞野 那岐

[しばらく痕はつけないで欲しいと願った旅行前日。
 正面から抱き竦められて、彼の膝の上。

 痕がすっかり薄れた鎖骨に彼の唇が触れる。
 ン、と小さく息を詰めながら、髪を引いて。]


  だめ、ですよ。
  温泉に入れなくなるでしょう?


[ジト目で肌を眺める恋人を窘めつつも、
 指でなぞられるだけで、期待に身が震えるくらい。
 開発されてしまった身体を必死で抑え込みながら。

 ふに、と尖らせた唇を指で押し返す。

 そんな拗ねる姿も愛しいと思うくらいに育った感情。
 旅行を心待ちにしていたのは、彼だけじゃない。
 一緒に、「初めて」を経験する楽しさを、
 タンデムしたあの日から、教えられてしまったから。]
(+69) 2023/03/26(Sun) 12:36:33

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[まだ知らない「初めて」もこれから共にしたい。
 イベントカレンダーを楽しむ彼のこと、
 今年のクリスマスは一緒には過ごせないけれど。

 これから先は、きっと、続いていくと信じて。]


  ……痕は付けないで、欲しいし。
  朝も、早いけど。

  …………一回、だけなら。


[触れた唇の柔らかさを忘れられずに。
 食んで、欲しくて。唇に触れた指で彼の歯を突つく。
 
 少しだけ、ベッドの上でも。
 甘えられるようになったのは、彼の教育の賜物。**]  
(-56) 2023/03/26(Sun) 12:37:05

【独】 瑞野 那岐

/*
エピ後、俺のを見られる分に構わないんだけど。
俺は同僚と常連さんのいやらしい場面を見てしまったら
複雑な胸中になるだろうから多分エピになっても意識的に目を逸らすと思う……すまん。

本編中、秘話と窓があって良かった……。
景斗さんに集中して愛を注げる。
(-57) 2023/03/26(Sun) 12:50:13

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[冷酒は宿のおすすめだという上善如水。
 水のように軽やかで飲みやすく、
 初心者でも飲みやすいというからそれにした。

 葉月さんが酔い潰れていた傍らで淡々と飲んでいた
 様子を思い返しても、家飲みでも、
 彼が酔い潰れている姿を見ることはなかったから。
 飲まれる方ではないのだろう。

 そんなところも。
 先程部屋を通された時に仲居さんに渡していた心付けも。
 密やかに余裕のあるところを見せられると、
 たった三つの年の差でも、余白を感じる。

 経験と知識の差とでもいうのだろうか。
 料理に偏っている俺の知らないことも、
 彼ならカバーできるのかと思う反面、
 同じ位置に立ちたいと思うのは、男としてのプライドも
 ほんの少し、刺激されていたりはするかもしれない。]
(-65) 2023/03/26(Sun) 16:16:26

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[冷酒を舐める程度に飲めば、辛口にしては飲みやすく。
 すんなりと喉元を通っていく。]


  ……あ、これなら飲めるかも。


[ほんのりと刺激もあるけれど、柔らかい。
 もう一口、と口に運んでから杯を空にして。
 早速無くなった分を注ぎ足していく。

 鍋が煮える間に、酒盗をいただきながら。]


  アンチョビみたいですね、これ。

  クリームチーズと合いそう。
  オリーブオイルとか、バターを混ぜて
  ソースにするのも……、


[と、つい思考が作る側に回ってしまうのは、
 いつもの癖のようなもの。小鉢はあっという間になくなる。]
(-66) 2023/03/26(Sun) 16:16:53

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[刺身は鯛に、サーモンに、マグロ。ハマチ。
 一般的な代表品が薄切りにされて並ぶ。]

 
  そうですね。
  刺身と分かってながら、鯛だったら。
  鍋に入れるのも美味しいだろうな。


[料理人が泣くならしないけれど。
 山葵を少しだけ身に乗せて、白身を口に運ぶ。
 鯛の締められた味が、口に広がって旨い。
 
 二人分なのに、結構な料理の量だったけれど、
 いちごとデザートピザだけで済ませたのは、
 逆に功を奏したかもしれないな、と笑って。

 ようやく鍋に取り掛かる。
 昆布の効いた出汁に魚介の味が馴染む。
 タレが無くても出汁だけでも食べれるのでは?
 というくらいに、野菜にも味が広がっていて。

 白菜や、しいたけ、大根を取皿に運び、
 小皿の中に小さな鍋を作って、熱々の鍋を楽しんで。]
(-67) 2023/03/26(Sun) 16:17:24

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[時々、差水を入れながらも。
 旨い料理があれば、酒も進むし会話も弾む。

 料理が美味いと自然と会話が弾むものだ。
 と、教えてくれたのは杏だっただろうか。

 口数の少ない俺でも、少し饒舌になるくらい。
 酒と旨味に助けられ。
 差水だと思っていたものが、見た目が同じ
 冷酒だったことにも気づかず杯が進んで行く。


 鍋が半分ほど、減った頃にはふわふわと心地よく。
 いつになく上機嫌に、美味しい、と
 崩れた笑顔を見せて、笑っていただろう。*]
(-68) 2023/03/26(Sun) 16:18:04

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ 新潟のお酒?それは絶対美味しいやつだね。
 選び取った酒の産地を見るに、米どころ。
 米どころの純米吟醸なら、味は保証されて
 いるだろう。と頷いて。

 問題は飲みやすさ故に、飲み慣れていないと
 すぐに潰れてしまうことだが。

 食事は部屋出し、多少羽目を外したところで
 すぐに布団に転がる事もできるので、特に
 口出しはしないまま、食事の時間を迎える
 事となり、飲めるかもと早々に杯を空にするのを
 見て、ペースの配分はこちらで多少、
 観察しなければな、と時々様子を伺いながら ]

 塩辛にちかいものだから
 アンチョビとも近いよね。

 あ、作ってる。今頭の中で作ってるね?

[ 彼の目線では材料に見えるようで、
 楽しげにレシピを組み立てているのを見守り ]
(-69) 2023/03/26(Sun) 16:59:34

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 お刺身の鯛を鍋に?
 美味しいだろうね

[ 笑いながらも生で食べられる新鮮な刺し身は
 そのまま醤油に付けて、山葵を乗せて。

 旨味が舌の上に残っているうちに、
 冷酒を運び相乗効果を大いに楽しんで。

 炊きたてのご飯も有名ブランド米を
 使っているというから、上品な量を少しだけ
 頂いた。

 相当な量があるけれど、残すようなことは
 したくなくて。 ]
(-70) 2023/03/26(Sun) 17:00:11

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ 差水を入れるつもりで、冷酒を運んで
 居たとは気づかない。

 気分も良く、食事も旨いから
 酒も進んでいるのだろうと。

 ――というか、酔っ払って体調を崩すでもない
 なら、止める理由も見当たらないので。

 鍋が半分ほど減った頃、いつになく
 上機嫌であったし、温泉宿では
 ゆっくりするのが、仕事のようなもの。

 食休みに、少しくらいだらりと
 寝っ転がったところで咎められるものではないし ]
(-71) 2023/03/26(Sun) 17:00:29

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 おいしかったねぇ。

[ 食事の片付けに入って来た仲居さんに
 お風呂行かれるならその間に
 お布団用意しておきますが、と問われ
 
 いついくかわからないので、可能なら
 今お願いできますか?と頼み、邪魔にならない
 窓際に身を寄せて。 ]
(-72) 2023/03/26(Sun) 17:00:54

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 これだけお腹いっぱいだと、
 すぐお風呂には行けないかもねぇ

[ 声を掛けた頃には、寝床の支度が
 整っていただろう。さすがの速さである。

 では、と仲居さんが居室を後にすれば
 もう誰もこの部屋に入ってくることはない。

 アルコールの味はお互い様。
 上機嫌な君の唇を盗んで、 ]

 少し休んでから入ろうか、お風呂。

[ 端に寄せられた座椅子の上に腰を下ろした。* ]
(-73) 2023/03/26(Sun) 17:01:14

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗


[酒盗は彼は口にしたことがあるのだろう。
 口振りから分かるそれ。
 同意を得られたなら目を細め、頷き。

 作ってるかと指摘されたら、ふ、と機嫌良く笑い。]


  ……分かります?


[料理人の性というものだから許して欲しい。
 きっと、それも。
 俺よりも先に食べるのは彼の役目になるだろう。

 薄身の魚をしゃぶしゃぶのように
 鍋に浸すようにして食べるのはままあること。
 美味しいことは約束されているが、
 それをするのは二人で彼の家ですることにして。]
(-74) 2023/03/26(Sun) 17:42:28

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[脂の乗った魚が口に蕩けて、引き締まった海老を食べ。
 柔らかな口当たりの酒が進むのは仕方のないこと。

 二日酔いとして残る方でもなく、
 酒は楽しく飲める方だと思ってはいるから、
 食べた後、帰路を心配する必要もない時には、
 呑むことを遠慮することもなかった。

 多少、そう。機嫌が良くなるくらい。
 だと、思っていた。
   ――このときは。
(-75) 2023/03/26(Sun) 17:43:07

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[余らせるのも申し訳ないと、茶碗蒸しまで空にして。
 満たされた腹が程よく膨れ、食休みをしていた頃。

 提げに来た仲居に旨かったです。とお礼を告げた。
 その一言が、後に繋がることを知っているのは、
 同じ料理を提供する仕事をしている仕事柄。

 彼からの布団の申し出に、 
 綺麗に片付けられていくテーブルが寄せられていくから、
 自身も同じように、窓際に向かえば。
 窓の外はすっかり夜も更けて、街灯の明かりが
 点々と、足場を照らしているのが見えた。

 温かくなってきた気候、夜の散歩に繰り出すのも、
 いいかもしれないと思いながらも。
 今は、少し足元が覚束ないから、口にはしない。]
(-76) 2023/03/26(Sun) 17:43:32

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[隣でプロの仕事を眺める彼が、お風呂の心配をする。
 確かに、普段の量以上に食べた気がする。
 その声に、思わず下腹を抑えながら、
 体型が変わっていないかと、少し気にして。]


  ははっ、そうですね。
  でも、楽しみにしてたから、入りたい。


[部屋付きの風呂であれば、彼も人の目を気にしない。

 先程一緒に覗いた風呂は、
 外に続いている岩造りの露天風呂と、
 檜で出来た外よりも少しだけ小さい室内風呂。
 洗い場だけが、半室内のような作りになっていた。

 雨も降っていないから、露天もゆっくりと楽しめるだろう。
 宿泊料がそこそこするだけはあるが、
 これほどサービスが整っていれば、文句もない。]
(-77) 2023/03/26(Sun) 17:44:09

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[片付けを終えて、襖が閉じられた後。
 布団が二つ、並べられた室内。
 
 まだ浴衣にも袖を通していない。
 温泉もこれから楽しむところ。

 ほろ酔いの上機嫌で窓枠に寄り添っていたら、
 影が重なって、しっとりと唇を湿らされて。]


  ……うん、部屋風呂で良かったですね。


[それは、もちろん痕のこともあったけれど。
 
 座椅子に腰掛ける彼を横目に見つつ、
 酔いを逃すために、こつりとガラスに頭をぶつけて。
 ほぅ、と酒気を孕んだ溜息を零し。]
(-78) 2023/03/26(Sun) 17:44:43

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗


 
  おおきいから、いっしょに、はいれる。


[声に仄かに甘さを乗せ。
 くすり、と先の楽しみを口にして、肩を揺らす。*]
(-79) 2023/03/26(Sun) 17:45:32

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 うん、楽しそうだから。

[ 分かります?と聞かれたなら
 こちらも上機嫌にそう答えた。

 店で、これを食べたいと口にした時と
 同じ顔をしていたから。

 これは近いうちに、冷蔵庫の中
 見慣れぬ食材が放り込まれることに
 なるかもしれないと思えば、また違った
 酒盗を楽しめるだろうと。

 上機嫌のまま食事を終え、
 四合瓶を空にして、淡く酔った感があるな
 程度にしておいて。

 足りなければルームサービスでも
 土産物屋を覗くでもすればいい。

 ほろ酔いの体には夜風もひんやりと
 心地よいだろう。 ]
(-85) 2023/03/26(Sun) 18:23:48

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ 自分と同じくらいの量を腹に収めた
 彼が、抑えるように腹をさすり笑う。 ]

 そうだね、後で入ろう

[ ゆっくりと食事を終えてもまだ、
 時間を気にするような時刻ではないし。
 部屋に備え付けならそれこそ、いつ入っても
 誰にも迷惑はかからない。 ]
(-86) 2023/03/26(Sun) 18:24:07

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 いっしょにね。

[ これまでも共に浴室に入ることは
 なかったわけではないけれど、温泉のそれとは
 比べるべくもない。

 甘えるような口調の裏に、仄かな色味。
 誘っているのか誘われているのか。

 あまえんぼで、と零した従姉妹の言葉を
 思い出し、笑って。 ]

 おいで。

[ 膝を叩いて、両手を広げた。* ]
(-87) 2023/03/26(Sun) 18:24:42

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[簡単な口約束を交わして、くすくすと笑う。
 反故にされても構わないぐらいの、小さな約束。

 いつかの日、約束を交わして
 店に訪れることのなかった彼は、あれ以来。

 少し慎重になっている様子で、
 出来ない約束はしないように気を使い、
 体調面もかなり意識しているようだった。

 仕事で来れなかったのだろうと認識していたものが、
 疲労から訴えた体調不良だと教えられたのは、
 彼の家の合鍵を使い始めるようになってからだったか。

 ふとした拍子に、そんな話を掘り起こされて。
 気にしていない、と笑った日もあった。]
(-89) 2023/03/26(Sun) 19:59:24

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[俺が口にした言葉を繰り返すように口にして、
 うん、と目を細めて頷いて。

 冷たいガラスに懐いていれば、
 拡げられる両手が、自身の場所は此処だと、
 表すみたいに、膝を叩く。]


  ……ふふ、


[何が自分でも可笑しいのか笑えてくる。
 顔を上げれば、ガラスに残した吐息が窓を曇らせていて。
 一部だけ、窓の向こうを隠してしまっただろうか。

 招かれるように伸ばされた腕に、手を添えて。
 膝の上に横向きなるみたいに腰を下ろして。
 今度は窓から肩口に懐くように、ぽふりと頭を凭せ掛け。]
(-90) 2023/03/26(Sun) 20:01:06

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

 

  けいと、さん


[愉しげに目を細めて、すりりと、彼の首筋に。
 自身の髪を擦りつけて、甘えて。*]
(-91) 2023/03/26(Sun) 20:02:00

【独】 瑞野 那岐

/*
おいでとかいうからかわいい生き物になってしまった。
(-92) 2023/03/26(Sun) 20:06:57

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ いつもよりだいぶ気持ち良く酔っているようで。
 よく笑う。

 招かれるままに、膝に静かに
 座してもそれは変わらないまま。 ]

 ご機嫌だね

[ 恥ずかしそうにするでもなく
 にこにこと大盤振る舞いされれば
 こちらもつられるように笑う。 ]

 酔っちゃうと、更に
 可愛くなっちゃうね 那岐くんは
 あったかい。

[ 甘える仕草に応えるように、
 指先で頬を撫でて、 ]
(-94) 2023/03/26(Sun) 20:23:43

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 なあに

[ 名を呼ばれれば返事をして。
 静かな部屋の中、僅かに開いた窓から
 温泉の柔らかな香りがする。

 ――酔って記憶まで飛ばしてしまう
 タイプではないから、明日になったらまた
 しれっと敬語で、起きてくださいとか
 言うのだろうか。

 そういえばあの日もほろ酔いだった。
 従姉妹が自分に昔から……と語りだそうと
 するのを止めるくらいには思考もきちんと
 していたはず。 ]
(-96) 2023/03/26(Sun) 20:24:12

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 よしよし

[ 凭れた頭をそっと抱き、
 艷やかな髪の毛で遊ぶように指をくぐらせて。
 唇を寄せる。 ]

 どこまで可愛くなっちゃうんだろうね
 末恐ろしい

[ くすくすと笑えば、座椅子がわりの
 自分の体が小さく、揺れただろう。* ] 
(-97) 2023/03/26(Sun) 20:24:33

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[膝に多少重みを与えても、座椅子だから足の間に挟まれば、
 そう体重をかけることはない。
 掛けたところで、平気、と言われそうなところが。
 なんだか、少し擽ったい気もするけれど。]


  うん、


[機嫌がいいことを指摘されても頷くくらいには、
 酔いが回っていた。
 可愛いと言われても照れるでもなく、くすくすと笑い。
 
 頬を擽られたなら猫のように首を竦めて、
 離れたらおもちゃを取られたみたいに自ら擦り寄って。]
(-98) 2023/03/26(Sun) 20:46:39

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[名前を呼べば、甘い返事がちゃんと返ってくるから。
 それがまた楽しくなってしまう。

 食欲も満たされて、恋人の懐に収まって。
 あとは風呂に入って、眠るだけ。
 至福のひととき。

 丸い頭を抱き込まれ、彼の指が俺の髪を弄ぶ。

 カタ、と彼の腰掛けた座椅子が軋んで。
 俺が体重を預けている彼の身体が笑いに揺れる。

 髪に唇を落とされたなら、
 不意に、少し眉根に皺が寄って。]
(-99) 2023/03/26(Sun) 20:47:16

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[両手で彼の頬を包んで、横顔をくい、と。
 少し力を強めて此方に向けさせたなら。]


  そこは、髪じゃなくて、
  こっち、


[酒気を帯びて火照った唇を、ちゅう、と、
 彼の唇に押し当てて、離れ。

 甘い、吐息を漏らせば。
 一度だけじゃ足りなくなって。]


  ……ン、


[目を伏して、今度はゆっくりと味わうみたいに、
 ゆっくりと押し当てて。
 舌先と尖らせ、唇を開かせるように、つんと押して。*]
(-100) 2023/03/26(Sun) 20:47:53

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ 指先で触れる頬もぽかぽかとあたたかい。
 酔いが周り体温を上げているのだろう。

 首を竦められたら、頬よりは冷たい指先が
 くすぐったかったかと
 離そうとする。
 と、自ら擦り寄ってくるから。

 猫みたいだ。とても懐いているやつ。

 そのまま少しの間、体を寄せ合って
 過ごしているのもいいかもしれない。

 ――いつもいつでも、欲に駆られてばかりでは
 ないが、たまにはこうしてただ体温を感じるのも。 ]
(-107) 2023/03/26(Sun) 21:08:59

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ と思っていたから、不意打ち食らうような
 顔は見せてしまっただろう。 ]
 
 お、 うん?

[ 両手で顔を捕まえられて、
 顔の向きが変わる。

 覗き込むようにしたら、不満そうな目と
 目が合っただろうか。

 こっち、と。
 押し当てられた唇が、ぽってりと赤い。 ]

 キスしてほしかったの?
 言ってくれたら、――ン、
(-108) 2023/03/26(Sun) 21:09:41

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ ふ、と笑って唇が離れている間に
 言うけど、足りなくなったのか、また近づいてくる
 唇を受け止めて。

 あけて、とばかりに舌先でつつかれたなら
 希望どおり、唇を開いて迎え入れて。
 したいように、したいだけさせた後、 ]

 めちゃくちゃ誘惑してくるね

[ ほぼほぼ、吐息だけの言葉を放ち ]

 あったか、

[ 頬を寄せると、気持ちよさそうに目を閉じた。* ]
(-109) 2023/03/26(Sun) 21:10:20

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[酔いで火照った身体が熱を放って少し熱い。
 寒いとも言えない季節、鍋も食べたから余計に。
 身体は熱を発していたけれど。

 彼の指先だけは少し冷たいのが気持ちよくて、
 熱を持った頬を冷ましてくれる。

 冷蔵庫に群がる子供の気持ちが少し分かる。
 お風呂上がりに冷たいアイスを食べたがるみたいだ。

 お酒は冷えていて冷たかったのに、
 身体中に廻ったアルコールは、熱を灯す。
 違う熱まで、上がってきそうだから溜息に変えて、
 吐き出すことで、堪えたのに。
 
 
小さな揺れが微かに身体を擽るから始末が悪い。
(-117) 2023/03/26(Sun) 21:44:34

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[両手で捕まえた頬で此方を向かせたら、
 少し拍子抜けした顔に戸惑いが浮かんでいて。

 ちゅう、と吸い付いたあと。
 熱の籠もった唇で下唇を食んで、舌先で突ついて。

 此方に意識が向くように仕掛けるのに。

 その口振りじゃ、俺だけがしたかったみたいで。
 むぅ、と更にまた眉間に皺が寄ってしまった。]


  ……っ、ン、


[だから、言いかけた唇を唇で塞いで。
 開かれた唇に舌を差し入れて、口腔を擽る。]
(-118) 2023/03/26(Sun) 21:45:01

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[伸ばした舌で歯を突いて、裏側を擦って。
 舌先を絡め合って、じゅう、と音を立てて吸い上げて。
 彼が抵抗しないことをいいことに。
 頬に添えた両手そのまま首筋に絡めて、もっと深く。]


  ……ふ、……ンッ、
ぁッ、


[お返し、とばかりにこちらも舌先を吸われたら。
 触れ合う隙間に甘い声を上げ、伏せた睫毛を持ち上げて。
 とろんとキスだけで蕩けた表情を晒して。]


  ……は、ぁ、……、


[ようやく少し距離を取るように離れ、額を突き合わせ。
 まだ笑うだけの彼を、少し残念に思いながらも。]
(-119) 2023/03/26(Sun) 21:45:58

【墓】 瑞野 那岐

 
 
  ん、してる。


[悪戯っぽく視線を流して、笑えば。
 降りた腕を取って、手に手を重ねて持ち上げて。
 ぱく、と冷えた指先を口に含む。

 アイスみたいだと思ったから。
 その指先も甘いのかと錯覚して、舌を這わせ。

 あったかいと呟く身体を更に熱くして、欲しくて。
*]
(+73) 2023/03/26(Sun) 21:46:55

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ 甘えてくれることはこれまでもあった。
 蠱惑的な笑みを添えて。
 年相応の愛らしさをもって。

 そこに僅かな計略のようなものを
 感じることもあるが、それすらも
 愛おしいとは常々、伝えているつもりだし

 逐一、誘いには乗ってきた。

 が、今日の彼は今までになく、
 浮かされているようで。

 熱のこもったため息を、聞き間違えるほど
 酔っては居ない。

 のでこれは、甘えの延長かもしれないな。 ]
(-129) 2023/03/26(Sun) 22:37:40

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ 口付けひとつ。
 熱を灯すには十分だって互い知っているくせに。

 知らん顔して、欲しかったの?と
 問うたのが気に入らないのか、意地でも
 意識を向かせてやるとばかりに、
 言葉を奪う熱い唇が、口腔内を、擽って。

 逃さないと、首筋に手が伸びてきても
 されるがままで。

 ほんの少しの隙をついて、
 お返しとばかりに、舌先を吸い上げて、
 後頭部を支えながら、食らいつくように
 絡ませて、合間甘い声が聞こえれば、
 珍しい、と目を輝かせただろう。 ]
(-130) 2023/03/26(Sun) 22:38:10

【墓】 瑞野 那岐

[素面のままだとどうしても小さなプライドが邪魔をする。
 可愛いと言われても、素直に受け取れない思春期みたいな。
 敢えて言うならば、それは賛辞なのだろうけど。
 
 受け止めるには照れ臭さが勝ってしまうから、
 受け流したり、首を振ったりして抵抗を見せてしまう。

 でも、今日は気分がいいから。
 可愛いと言われたら愛でられている気持ちになって、
 ふにゃりと表情が蕩けてしまう。

 誘いに乗るような声に更に機嫌を良くして。]


  うん、


[顎先に落とされる唇を笑いながら受けて、
 首を竦め、追いかけるようにまた唇を触れ合わせた。]
(+76) 2023/03/26(Sun) 23:16:21

【墓】 瑞野 那岐

[期待していたのは朝からだと伝えられて、
 そういえば、朝そんな話を振ったな、と。

 ウィンドウ越しに見えた表情、
 気まずさを紛らわすようにした咳払いを思い出して、
 指を食んだまま、くく、と喉奥で笑う。

 瞼に降り落ちる唇を受けたら、再び目を伏せて。
 咥えた指に軽く歯を立てて、根本まで飲み込んだ。

 酒気で熱くなった口腔の中、
 ねとりと舌を関節の根本から這わせて、
 唇を窄めて、ちゅう、と吸い上げて一度唇を引いて、
 また根本まで咥え込む。]


  ……っ、ン……、


[彼の人差し指を湿らせる間、肌を滑っていく唇が、
 耳に届いたら、乾いた唇が耳朶を食んで。
 ぞく、といつもみたいに快感を引き出していく。]
(+77) 2023/03/26(Sun) 23:16:40

【墓】 瑞野 那岐

[飲み込んだ指が、悪戯し返すみたいに、
 内側から頬を突ついて、粘膜を探り、音を鳴らすから。]


  ……ん、ぁッ ……、


[唾液に塗れた指を一度解放して、酸素を求め。
 灯された情欲を隠せずに瞳に滲ませ、俯いて。
 自身のTシャツとパーカーの裾に手をかける。

 両手で、おず、と裾を持ち上げたら、
 日に焼けていない肌が顕になっていく。

 あったかい、じゃ済まないから。]
(+78) 2023/03/26(Sun) 23:17:00

【墓】 瑞野 那岐

 
 
  けいと、さんが
  あつく、して……、



[首元まで服を持ち上げて、酒で色づいた肌を晒す。
 まだ触れられていない赤い尖りは小さく鳴りを潜めて。

 その箇所を逸らすみたいに、腰を反らせば。
 キスと人差し指だけで僅かに反応している下肢が、
 彼の腰元にぶつかってしまう。*]
(+79) 2023/03/26(Sun) 23:18:20

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

 もうこんなにして、――えっちな体になっちゃったね

[ 触れて、とばかりに見せつけられる
 今はまだ尖らないそこへも、唇で触れるが
 押し付けられるように反応をしめす下肢にも
 目移りして、困る。 ]
(-138) 2023/03/27(Mon) 0:01:56

【墓】 瑞野 那岐

[さすがに朝から虎視眈々と狙っていたというには、
 誘い方が浅はかだったと思う。

 紡ぐ言葉の一つ一つに嘘はないから、
 流れが一貫しているといえば、そうかもしれないけれど。

 ただ一杯食わせたような反応を見れば、
 計画じゃないと素直に伝える程、馬鹿正直でもないから。
 狡く見せる術を、借りて笑うだけ。

 優しく落とされるキスはまだ前戯とも言えない。
 子供のような戯れ、なのに。
 反応を返してくれることが嬉しくて、小さく震え。

 唾液に塗れた指を離す頃には、すっかりと欲を湛えていた。
 彼にも同じようになって欲しくて、
 向けたようなものだから、返された瞳に
 ギラリと光るものを見つけたなら、こくん、と喉が鳴る。]
(+84) 2023/03/27(Mon) 0:44:59

【墓】 瑞野 那岐

[酒の力を借りないと出来ないような誘い方をして、
 外気に肌を晒して、魅せつけるみたいみたいに。

 驚くような声が上がったのは、
 喜びか、それとも引いてしまったか。
 思わず固まったように見えたから、少し躊躇いが生まれた。
 我慢できずに誘いをかけてしまったこと、
 もしかして嫌だったのかも、という考えが過ぎって。
 押し黙って、言葉が告げなくなる。

 どこで、なんて問い掛けも。
 他の人を匂わせるような物言いで。

 
こんな姿を見せたのは、彼しかいないのに。


 首筋を撫でる手が薄毛を撫でるみたいに粟立たせて、
 ぶる、とまた期待と恐れで身体が揺れ。]
(+85) 2023/03/27(Mon) 0:46:02

【墓】 瑞野 那岐

[たくし上げた服を、両手で抑えたまま。
 耳元で囁く声が、意地悪く、いやらしい身体を責める。]


  …… ぁ、ッ ……


[囁かれただけ。何もされた訳じゃないのに。
 びく、と声だけで身体が反応を示し、下肢に血が集まる。

 慰めるみたいに胸元に落とされるキス。
 まだ虐めるわけでもない、触れるだけの。

 それがもどかしくて、ぎゅ、と服を強く握りしめ。]
(+86) 2023/03/27(Mon) 0:46:38

【墓】 瑞野 那岐

[言えば望みどおりにしてくれそうな誘いに。
 はく、と呼吸を震わせ、羞恥に瞳を潤ませながら。

 先程、唇を滑らせた赤い尖り。]


  
さわ、って……



[言葉通りに触れて欲しいというみたいに、
 胸を反らしながら、ねだるように口にして。
 へたりと彼の片股に跨るように腰を下ろした。*]
(+87) 2023/03/27(Mon) 0:47:20

【墓】 瑞野 那岐

[彼と褥を共にするようになって、作り変えられた身体。
 俺が料理で彼の身体を作り変えていくように、
 彼はその声と言葉で俺の身体を作り変えていく。

 本気で拒絶したことは、一度もない。>>+70
 本当にだめなことも、一度も。

 分かっていて聞いてくるのが狡いと思うのに、
 聞かないと不安なのだろうということも分かるから、
 だめじゃない、という代わりに抵抗をせずに、
 甘い喘ぎに変えて、身悶える日々を送って。

 言葉で責め立てるのを覚えた彼が、
 いやらしい言葉をわざと選んで、煽るのに。>>+71
 ぐずぐずになって蕩けさせられて。
 
 俺が口で言葉を紡ぐよりも正直に身体は、
 彼に応えて悦んでしまう。]
(+92) 2023/03/27(Mon) 2:02:58

【墓】 瑞野 那岐

[俺のせい>>+72だなんて、自分のせいにして。
 羞恥を滲ませる俺を慰めることを知っている。

 そんな人だから、応えたいと思う。から。

 今日も意地悪く問いかけてくる言葉に
 ふるりと睫毛を震わせて、今日は。]


  ぅ、ん……、


[こく、と素直に頷いた。
羞恥はまだ消えないけれど。

 今を逃してしまったら、言えなくなってしまうから。
 
 息を吹きかけられるだけで、ふくりと小さな尖りが育つ。
 口付けられて、ンッ、と息を詰めるみたいに唇を噛んで。]
(+93) 2023/03/27(Mon) 2:03:49

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[唇を解いたら、上目遣いに見上げて。]


  もっと、


[と、初めての言葉を口にした。

 自らベッドに誘うことは何度かあっても。
 いざ身体を重ねてしまえば、口からついてしまうのは、
 だめ、だとか、さわらないで、とか。

 いつも否定の言葉で遮ってしまうから。
 いやじゃないということは、知られてはいるから、
 
彼が寧ろ喜ぶような反応をする時もあるけれど。


 素直になればどんな反応をするのか、は、少し。
 興味本位、でもある。]
(-144) 2023/03/27(Mon) 2:04:22

【墓】 瑞野 那岐

[ぴちゃりと唾液で反応し始めた尖りを舐められて、
 少しずつ形を見せていく先端を、掬い上げるみたいに
 吸い上げられたら、ピリ、と甘い痺れが起こって。]


  ……ぁ、
ンッ
 ……、


[いつも以上に甘やかな声が溢れて、唇と同時に
 指でもう片方の尖りに爪を立てられて、
 ぴく、と肩が震え、は、と熱の籠もった息を吐く。

 股で挟んだ片股を、内腿できゅうと挟んで。
 彼の太腿に擦れる下肢が熱を孕んで、無意識に腰が揺れ。]
(+94) 2023/03/27(Mon) 2:05:16

【墓】 瑞野 那岐

[昨夜はたった一度きり。
 だから、返って濃厚に時間を掛けて蕩けさせられた。
 彼の熱をまだ薄っすらと覚えている身体が、
 欲しがるみたいに、疼いて。

 揺れる腰が太い腕に掴まって、膨らみを帯びた
 チノパンの下の下着に指が忍び込んできて。]


  …… ぅ、ぁッ、
 ン、……



[既に下着を汚していた先走りが、乾いた手を濡らして。
 弱い箇所を掴まれて、直接的な刺激に思わず腰を引いてしまう。*]
(+95) 2023/03/27(Mon) 2:06:34

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ 今の今まで、そう素直に言わなかったことは
 君にとっては良かったのかも、知れない。 ]

 
………う、……、


[ すぐに願い通りにそうして上げたかったのに。
 心拍数がどんどんと煩く鳴り響き、
 熱が巡り巡って、顔まで立ち上る。

 言葉より先に、感触を覚えている指が、
 体が、寄り添うように、君を求めていた。 ]
(-145) 2023/03/27(Mon) 2:45:35

【墓】 瑞野 那岐

[素直に白状してしまえば、割と簡単に零れた。
 少し掠れた声を拾った彼の動きが僅かに止まる。

 恐る恐ると様子を伺うように目線を上げていけば、
 ふわりと両腕で優しく包まれて。
 噛み締めるみたいに声にした、それにきゅう、と胸が疼いた。

 随分と待たせたみたいだったから、
 眉尻を下げて、小さく。]


  ごめん、


[と、応えて。彼の頬に甘えるみたいに鼻を擦り付ける。
 それと、もう一つ。]


  すき、


[これも、伝えておきたいこと。

 ふわり、と柔らかく微笑んで。
 いつも以上にぽろぽろと零れていく言葉は、
 素直に、裏の無いものとして、頬に口付けて。]
(+99) 2023/03/27(Mon) 12:16:10

【墓】 瑞野 那岐

[言葉を失った彼に、一度、二度。
 頬から、こめかみを辿って、口付けて。
 さっきの彼を真似するみたいに。

 勃ち上がったものを快楽を得るために擦り付けて居れば、
 挟み込んだ脚が上下に揺れて、更に快感を促し、
 まるで繋がっているときを錯覚させるから、
 後孔が、きゅん、と窄んで悦ぶみたいに締まって。]


  ッ、ぁ、……ぅ、ンッ、ぁ、
  ……は、ぁッ……、っ、んッ、ン……


[吐息を震わせ、胸元に落ちていく髪を見下ろし。

 既に表に現れた赤い粒を、乳輪ごと含まれて、
 音を立てて、吸い上げられて、カリと歯を立てられて。
 いつも以上に痺れを産んで、声が我慢できない。]
(+100) 2023/03/27(Mon) 12:17:52

【墓】 瑞野 那岐

[下肢に伸びた手が、俺自身を掴んで。
 揉みしだくみたいに形を確かめる。
 低く唸るような溜息に、ゾクリとして、
 垣間見える色気にクラクラしてしまう。]


  っん、……


[首元に溜まった服を口に含んで、留め。
 言葉と共に導かれていく手を彼の肩口に添える。

 たまに彼が口にする、呼称が変わって呼び捨てになることに。
 その違いはなんだろうとぼんやりと思考を巡らせながら、
 口元に指が添えられて、促されるままに口に含んだ。]


  ん、……ン、っ、……
ぅ、


[湿らせるように舌を這わせ、口蓋を擽られたら喉を反らして。

 口の中まで、弱い部分を知られている。
 一本だけじゃなく、二本に指が増えたら。
 何のために咥えさせられたのか、理解して目尻を染め。
 指にたっぷりと唾液を絡めて、離し。]
(+101) 2023/03/27(Mon) 12:19:47

【墓】 瑞野 那岐

[つう、と糸が引くまで濡らした指が引き抜かれて、
 下へと降りていく。
 下着と一緒にズリ下げられたチノパンが腿に溜まって、自由を奪う。
 手伝うように、膝を立てて腰を浮かせ。
 
 つぷん、と指が蕾を割り開いて、埋まっていく。
 昨晩の名残は、そこにもあるのか。
 彼が言う通り、すんなりと指を受け入れて。]


  あ、……ぅ、く、……ンっ、


[飲み込んだ指を甘く締めつければ、前を同時に触れられる。
 くちゅ、と水音が前から、後ろから響いて。
 聴覚からも責め立てるように。性急に指が弱い所を責めて。]


  だ、めっ、……こん、なの、っ……
  すぐ、……っ、ぁ、 
でちゃ、ぅ……っ、



[弱々しく首を揺らしても、汁を滴らせ、
 指を甘く締めつければ、悦んでいることが伝わってしまう。*]
(+102) 2023/03/27(Mon) 12:22:21

【墓】 瑞野 那岐

[小さな声で零した謝罪に、うれしいと微笑んで。
 柔らかな口づけを返してくれたから。
 また、甘えるみたいに頬に頬を擦り寄せた。

 長く絡まっていた糸がするすると解けるみたいに、
 
すき、
も、
もっと、
も言えたから。

 身体を引き寄せようと伸ばした手を、
 肩口に運ばれた時には、ぱち、と瞬いたかもしれない。

 胸を這う舌が、身体を揺すぶる足が、
 自身を高めていきながらも彼も余裕がないことを伝えて。]

 
  
……は、 ぁ
……ン、ッ、


[疼く場所を直接なぶられた訳でもないのに、想像して。
 伏した眼にじわりと涙が浮かぶ。]
(+108) 2023/03/27(Mon) 21:24:34

【墓】 瑞野 那岐

[子供をあやすみたいな口振りで、
 いいこ、と褒められるのにも、ふわりと笑って懐き。]


  ……ふ、 ……ぁ


[たっぷりと濡らした指を引き抜かれる時。
 離すのが少し惜しくて、首が追いかけたりも、して。
 
 ふやけるまで唾液に塗れた彼の綺麗で長い指が、
 今から身体を暴くのかと思うと、期待に震え。
 欲を湛えた瞳とかち合い、喉を鳴らしてしまう。

 臀部に触れる手が冷たくて、まるみをなぞって。
 双丘を添って、奥へと向かっていく。
 昨夜受け入れた名残のやわさは指を受け入れるには容易く。
 ぬる、と奥へと沈めば、下腹がきゅうと締まるみたい。]
(+109) 2023/03/27(Mon) 21:25:11

【墓】 瑞野 那岐

[押し黙っていたことを言い当てられて、
 羞恥を煽られ、弱く首を揺らして否定するけど。

 指はきゅうきゅうと指を締め付けるから、
 身体はやっぱり口よりも饒舌に快感を訴える。]


  ……ぁ、 ッ、やっ……、


[煽る言葉には首を振ったけれど、
 指が引き抜かれそうになれば縋るように内腿を締めて。
 目尻に浮かび上がった涙が、睫毛を濡らす。]


  
……や、め、 ないで、



[さっきよりも訴える声は小さくなってしまったけれど。
 もっと深みを望んで、腰を揺らめかせ。

 肩口に添えた手を、僅かに爪を立てるみたいに。
 く、と折り曲げ、彼にも刺激という名の痛みを送り。]
(+110) 2023/03/27(Mon) 21:25:58

【墓】 瑞野 那岐

[あとで、という声を合図に。
 指が、歯が、痛みを伴った刺激を送る。強く。

 膨れ上がった乳頭に歯を立てられて、押し潰され。
 何度も啼かされた場所を、長い指が意図的に同じ場所を
 何度も叩いて、内側の膨らみを押し上げる。]


  ……んぁッ、 
……ぁぅ、……ッ、は、

  あっ、いっしょに、ッ、 
や、
だッ……

  
ぅぁ、っ、 ンっ、
……は、ぅッ、……


[指が押し上げる度に声が腹から押し出されるみたいに、
 甘やかな声が零れ、溢れ。
 
 いやだと言っても、止まることはなく。
 後孔で指を締め付けたら、前も大きな手が包み込んで。
 擦り上げて、熱を呼び覚ます。

 胸も、後ろも、前も、同時に責め立てたら、
 堪えきれるはずも、なくて。]
(+111) 2023/03/27(Mon) 21:26:47

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[熱が急速に中心に集まっていく。
 熱い息を喘ぎと一緒に零して、身悶え。

 熱の籠もった視線と絡み合ったなら、最後。]


  
……で、ちゃ……ぅッ
 ……ン、ぁッ、
  ぁ、 ぁッ…… 
――――
んッ
、ぅッ ……!



[ぶわりと熱が広がって、勢い良く彼の掌を白濁が汚す。
 それと同時に、後孔が飲み込んだ指をきつく締め付けて、
 びく、びく、と数度跳ねた腰が、
 指を誘うみたいに、奥へと飲み込もうとする。

 吐き出した後も、暫く射精後の余韻が尾を引いて。
 小刻みに震えた身体が、まだ熱っぽい。]
(-157) 2023/03/27(Mon) 21:27:48

【墓】 瑞野 那岐

[暫く腿の上から動けなくて、彼が身体を抱いて。
 並べられた布団の一つに身体を横たえられた。

 未だに引かない熱波と、快感の痺れを引きずったまま。
 とっくに意味を成していないパンツを下着ごと引き抜かれる。

 旅館独特の香にも似た香りのする布団の上で、
 ぼうっと彼の所作を眺めていれば、
 獣のように、避妊具のパッケージを引きちぎる姿に。
 余裕のなさを感じつつ。

 影が自身の身体に覆い被さる。
 遠回しじゃない直接的な物言いに、心臓が跳ねて。]


  ……ん、いれて、


[布団の上から両手を伸ばして、彼を迎え入れる。
 此方も獣のように、直接的に彼を求め。*]  
(+112) 2023/03/27(Mon) 21:28:17

【墓】 瑞野 那岐

[どちらも気持ちいいと覚え込ませたのは彼。
 抵抗も虚しく空を切り、どこもかしこも可愛がられて。

 達した後も、わざわざ見せつけるように、
 迸りを滴らせて羞恥を煽る。

 達したこともまるで悪いことをしたみたいに、聞こえて。
 滲んだ視界に更に水膜が張ってしまう。
 
 堪えきれなかったのは、性急に煽った彼のはずなのに。
 一人だけ、責め立てるような気持ちになって、
 手の甲で顔を隠し、震えてしまうのは。

 まだ消えない快楽を逃がすのも理由の一つだけど。
 もう一つは、被虐心を突付かれて、というのもある。]
(+119) 2023/03/28(Tue) 1:41:03

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗




  
[ そのうち、彼に言葉で責められる度に、
  内側の弱さを晒して、
  ぼろぼろに泣いてしまいそうで、こわい。 ]



 
(-161) 2023/03/28(Tue) 1:42:17

【墓】 瑞野 那岐

[布団の上で、胸を上下させて呼吸を紡ぎ、
 落ち着くまで、どれだけ時間がかかっただろう。
 
 指を締め付けていた窄まりが、まだ微かに収縮していて、
 空気を飲み込むみたいに、息をしているような。

 ぼうっと熱に浮かれた思考を巡らせ、彼を見れば。
 自身の昂りを自らの手で育てていただろうか。

 手伝ってあげたい、けれど。
 一度横たえてしまった身体を起こすには、
 達した後の気だるさではすぐに反応も返せないまま。

 それも時間に置き換えてみれば、
 大した時間はかからかなかっただろう。

 覆い被さってくる彼に手を伸ばして、誘い。
 布団に転がったまま、少し片膝を立てれば、
 下から掬い上げるみたいに彼の陰嚢を持ち上げた。]
(+120) 2023/03/28(Tue) 1:42:39

【墓】 瑞野 那岐

[そんな悪戯はすぐに脚を開かれて、反故にされただろう。
 指でさんざん犯された後孔に、刀身を充てがわれ、
 一息に、最奥まで貫かれて。]


  ぅ、アッ ……、
っ……、


[思わず唸るような声を洩らして、ギリ、と背に爪を立てた。
 何度受け入れたとしても、最初の圧迫感は相当なもの。
 お腹を押し上げられる苦しさを、逃すように、
 は、は、と動物のように息を重ねて、吐き出そうと、

 するのに。

 落ち着かせる間もなく、ずる、と引き抜かれていく。]


  ……ぁ、ッ …… ?

  ンッ、 ぁぅッ、! 
……ぁっ、まっ、て

  
、ぁッ、 く、ぅッ、……んッ、


[引き抜かれたとおもったらまた、突き入れられ。]
(+121) 2023/03/28(Tue) 1:43:18

【墓】 瑞野 那岐

[突き上げられる度に、声が、跳ねる。
 手の跡がついてしまうんじゃないかってぐらい。
 力強く腰元を掴まれて、引き寄せられ、
 ばつん、と腰がぶつかる音が響く。
 
 達したばかりの身体が、すぐに熱されていく。
 すっかり彼を受け入れることを覚えた奥が、
 突き入れられる度に、うねり、肉に絡みついて、悦び。]


  ……あ、ッ、……けい、とっ、さ……、


[心がついていかないまま身体だけ高められていく。
 こわい、と縋るみたいに背に回した腕で身体を引き寄せ。
 はふ、と合間に吐息を洩らしても、また喘ぎに乱されて。

 彼が腰を打ち付ける度に、彼の腹筋で肉棒が擦れ、
 緩やかにまた勃ち上がっていく。

 イッたばっかりなのに、苦しい。
 苦しいのに、気持ちよくて、つらい。

 苦しさを与える人が、同時に快楽も与えて。
 くらくらと目眩がしそうで、縋る腕に力が籠もる。*]
(+122) 2023/03/28(Tue) 1:43:42

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ 縋っているのか、縋られているのか。
 もうわからない。

 抱き上げて負担の少ない形に変えることも
 思慮の中にはあっても、行動までは至らない。

 優しい口付けが、求めるようなものに
 変わる頃、どくん、と大きく心臓が騒いで ]

 ……
で、る、………っあ、


[ 口付けの合間から声が漏れて、
 一番奥で、抱き締められながら、あっけなく
 達してしまって。 ]
(-162) 2023/03/28(Tue) 2:27:33

【墓】 瑞野 那岐

[深く奥で繋がれば、自然、彼との距離も縮む。
 ぴったりと隙間なく埋め込まれた刀身が、
 息づくように育って、内部を抉りたて、
 頭同士がぶつかりそうになるくらい、寄って。

 間近で彼の焦れったそうな声が聞こえる。
 情欲と余裕の浮かぶその音に、熱い吐息を散らして。

 腰を引き寄せられ、更に奥目掛けて進もうとするのに、
 や、と腰が引けそうになってそれを制される。

 ぽたり、と肌に落ちたもの。
 汗かと思えば、それは涙だったから。]


  ……っ、


[少し動揺してしまう。泣いている理由が分からなくて。
 此方も余裕などあるわけないのに。]
(+128) 2023/03/28(Tue) 13:31:22

【墓】 瑞野 那岐

[背に回した手を持ち上げて、優しく頬に触れる。
 体位が向き合うような形で良かったと思う。
 後ろを向いていたら、きっと気づけなかったから。

 指の腹で彼の頬を撫で、目尻まで。
 泣かないで、とは言わない。

 泣きたいのなら、泣けばいい。

 理由は分からずとも、受け止められるから。
 片手は背を引き寄せたまま、名を呼ぶ声に頷いて。]


  ……は、ぅ、……ンッ、
んっ

  ぁ、ッ…… ぁ、  はッ……、


[添える力を篭めて、彼の身体を引き寄せて。
 ぎゅう、と縋る。

 ぐちゅぐちゅと混ざり合う音が卑猥で、
 下肢が熱に犯されて、感覚がなくなっていくように熱くて。]
(+129) 2023/03/28(Tue) 13:31:46

【墓】 瑞野 那岐

[前髪が絡み合って、身体を揺すられる度にぱさぱさと跳ねる。
 熱の籠もった息が互いの顔の間に吐き出され、
 どちらともなく唇を寄せれば、ちょん、と当たって。
 足りなくなって、ちゅうと吸い付いて、絡め合い。]


  ……ぁ、ンッ……、 

  ん、ッ……、
 ンぅッ、……



[喘ぎを唇に吸い込まれ、彼の口腔の中で零す。
 ぶる、とまた襲い来る前兆に身体が震え、
 ぞくぞくと腰元から駆け上がってくる波に堪え、

 一瞬だけ、離れた唇の隙間。
 求めるみたいに、名前を呼ばれたら。]


  ……
っぷぁ
、 ……ぁ、ッンッ


[唇を離して、酸素を求め。快感に飲まれていく。
 たった一言、それが引き金になるみたいに。] 
(+130) 2023/03/28(Tue) 13:32:18

【墓】 瑞野 那岐

[這い上がってくる快楽が、お腹の辺りで溜まる。
 甘い刺激は背筋も駆け抜けて、首裏まで。
 
 苦しそうに彼が息を詰め、腰を打ち付ける音が、
 一際激しく、ばつんと響いたら。
 押し付けるみたいに腰を擦り付けられて、彼が小さく呻く。
 薄膜で覆われた中で吐き出されるもの。
 直接感じることは出来ないけれど、確かに。
 彼の熱を感じたような、気がして。]


  ……ッ、 ……ぁッ、ンンッ……、
  ひ、ぅッ……、ッ…
  ――――、ッ!



[どくんと心臓が波打って、それが決定打。
 彼に少し遅れるように熱がぶわりと広がっていく感覚。
 
 肩に縋り、背を丸めてぎゅうとしがみついたなら、
 ビクンッ、と腰が震え、ぱたっ、彼の腹に白を零して。]
(+131) 2023/03/28(Tue) 13:33:01

【墓】 瑞野 那岐

[腹の中で、彼のものを感じながら一緒に果てて。
 萎えたものを、きゅうきゅうと締めつける。

 達した余韻がなかなか抜けたくて、しがみついたまま。
 肩で何度も荒いだ息を納めるみたいに息をして。]


  ンッ、……っは、……ぁ、


[ずる、と引き抜かれるのすら刺激になってつらい。
 どちらも言葉を発せないまま、呼吸音だけが室内に響く。

 自身の身体に覆い被さるように、
 彼の重みが掛かったことに。
 靄がかった頭の中で、受け止めて抱きとめて。
 
 汗の滲んだ髪に、額を擦りつけて、甘え。
 火照った身体が暫く落ち着くまで、そうしていただろう。*]
(+132) 2023/03/28(Tue) 13:33:27

【独】 瑞野 那岐

/*
また泣かせてしまった……どうして……
(-164) 2023/03/28(Tue) 13:56:50

【独】 瑞野 那岐

/*
そういえば、景斗さんはもうご存知だと思いますが、
描写の中に、ナギのイメソンであるか「I LOVE…」の歌詞を一部引用させてもらいました。
こういうことするの楽しいね。

曲を聴く度に俺の事、思い出してくださいね♡
(-165) 2023/03/28(Tue) 14:07:48

【独】 瑞野 那岐

/*
今日でエピってしまうのか〜〜。さみしい!
諸々の事情で本編以上に時間取れない中、遊んでただけにもっと、と思ってしまう。
(-166) 2023/03/28(Tue) 14:09:35

【墓】 瑞野 那岐

[達して放心するみたいに、呼吸を繰り返していれば。
 寄り掛かっていた重みがふと、消えて。
 抱き返すように回された両腕に支えられ、
 身体を持ち上げられてしまう。

 くるりと、場所が入れ替わって彼の上に乗せられて。]


  ……っ、


[見下ろす形になれば、抱き抱えられるみたいになって、
 彼の髪が、布団にふわりと広がった。

 互いに下半身だけを取り去って、上の着衣は残った状態。
 汗を含んだそれが少し重く、くしゃりと服に皺が寄っている。
 上を脱ぐ暇もないくらい、性急に求め合ったことに。
 今更少し、羞恥が襲ってきて、目を伏せた。]
(+139) 2023/03/28(Tue) 18:25:38

【墓】 瑞野 那岐



 
  ッ、
  へいき、


[ふる、と首を揺らして大丈夫だと伝える。
 緩やかに腰を撫でる手が、くすぐったくて、
 もじ、と逃げるように腰が揺れたら、
 返って、下肢同士を擦り付けるみたいになってしまう。

 耳元に落ちる謝罪を聞いたなら、瞬いて。
 え、と小さな声を漏らしてしまった。

 普段に増して性急で激しかった理由を聞かされて、
 その理由が自分の一言だったと聞けば、
 面映ゆいような、くすぐったいような。]


  ……はは、


[それ以上に愛しいと思う気持ちが込み上げて。
 荒いだ息の隙間に笑って、こつんと額を寄せ合った。]
(+140) 2023/03/28(Tue) 18:26:06

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[暴走、と思うには優しすぎる。
 確かに余裕はなかったけれど、無体をされた訳じゃない。
 ただ、ひたすらに求めてくれたのだと分かれば。
 悪い気はしなかったから。

 こちらからも耳元へと唇を寄せ。]


  
きもち、よ、かった



[ぽそり、と。そんな吐露を零したら。
 また、彼を困らせてしまったかもしれない。]
(-169) 2023/03/28(Tue) 18:26:42

【墓】 瑞野 那岐

[布団の上で少し睦み合って、熱を冷まして。
 名残惜しさを少し残して、離れ、起き上がる。]


  うん、……服も洗わないと、な。


[彼の衣服を汚した白濁も落とさなければ乾いてしまう。
 渡された冷茶を喉元に流し込んで、一息ついて。

 部屋に散らばった衣服を拾い上げていく。
 寝乱れた布団は、今は見なかったことにしよう。

 脱衣所に入れば、湯の匂いが一気に強まった。
 彼が引き戸を開ければ、かけ流しの音が耳に響く。
 
 脱いだパンツと下着を籠に放り込んで。
 パーカーとシャツを一気に脱いで、その上に落とす。]
(+141) 2023/03/28(Tue) 18:26:58

【墓】 瑞野 那岐

 

  内風呂と、露天がありますね。 
  ……露天でいいですか?


[個室の露天であれば、瑕を気にすることもないけれど。
 聞いてしまうのは癖のようなもの。

 横から覗き込むようにして扉の向こうを見れば、
 どちらも二人で入っても、
 十分に足が伸ばせそうな程広い。

 ひとまずは、汚れた身体を洗い流すために、
 洗い場へと向かって。*]
(+142) 2023/03/28(Tue) 18:27:18

【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐

[ へいき、と首を揺らすと、
 髪が触れ合ってくすぐったい。

 謝罪に返るのは驚くような、小さな声。
 少しして、笑い声を上げるから

 今度はこちらが、小さく、え、と呟いた。 ]

 ………は〜………俺の恋人が
 すごいエロくて、めちゃくちゃ可愛い………

[ 耳元で、ぽそりと零されて、
 動揺と、愛しさとで、ひくりと体が揺れる。 ]
(-172) 2023/03/28(Tue) 21:16:49

【墓】 瑞野 那岐

[到底男に向けられるはずではない台詞が並んで、
 くすくすと肩を揺らして笑う。
 彼の言う通り、エロくて可愛いというのなら、
 そうした責任は彼自身にある。

 それはおいおい彼本人に面倒を見てもらうとして。

 彼の言う堪えの効かなかった愛情を受けても、
 感じる身体になってしまったのは、本当。

 今まで届かなかった箇所に、届いた先端の形を
 思い出して、ぞく、と一瞬身を震わせたことには、
 どうか、気づかないで欲しい。
(+146) 2023/03/28(Tue) 22:00:10

【墓】 瑞野 那岐

[シャツを脱いだ彼の背に目をやれば、
 思い切り爪を立ててしまった、痕が赤く残っていた。

 痕を残すことに気を回す余裕もなく、
 縋りついてしまったことに、仄かに頬を染めて、
 俯いてしまえば、自身の脇腹の辺りにもしっかりと、
 赤く、彼の掌の形が残っていただろうか。

 はっきりと手の大きさが分かる形。

 
ぶわ
、と顔に血が集まって赤面してしまう。

 痕を残さないようにと前日あれほど気をつけて、
 付けられた後もようやく色が見えなくなる程、
 薄くなっていたというのに、これでは。

 大浴場になんてとてもいける気がしない。
 神田さんに見られたら、とてもじゃないが、
 まともな顔をできる気もしない。]
(+147) 2023/03/28(Tue) 22:00:33

【墓】 瑞野 那岐

[一人、照れてしまったことに口元を隠しながら、
 備え付けの腰掛けに腰を下ろして、
 シャワーを頭から浴びて、頭を冷やす。
 
 少し熱めに設定された湯が気持ちいい。
 ボディソープを泡立てて、持っていたタオルで
 身体を泡に塗れさせていく。

 彼の方はといえば、先に湯船に浸かっている様子。
 大きな風呂を選ぶ、彼のこと。
 もともと長風呂の質なのだろう。

 湯の温かさに溢れる声を聞きながら、
 身体を綺麗に洗い流して、今度は髪へ。]


  ……少し、伸びてきたな。


[つんと、自分の前髪を引っ張って、
 目許にかかった髪を垂らせば、眼に掛かるほど。]
(+148) 2023/03/28(Tue) 22:00:48

【墓】 瑞野 那岐

[ヘアゴムで纏められる彼ほど長くはないけれど。
 仕事柄、長すぎると抜け毛が気になってしまうし。

 旅行から戻れば、切りに行こうか。
 なんて、考えながら備え付けのシャンプーで洗い、
 コンディショナーで湿らせていく。
 最近の旅館は、何も持たずに来ても、
 備え付けのアメニティがあるから便利だ。

 短い髪に洗う時間はそれほど掛からない。
 手短に洗って、シャワーで泡を流して。]


  ………………、


[先程身体を洗っていた時に、軽く流しただけの、
 臀部の奥。彼を受け入れた場所がまだ残っている。]
(+149) 2023/03/28(Tue) 22:01:03

【墓】 瑞野 那岐

[ちら、と視線を彼の方に流しやり、
 露天風呂にくつろいで意識が取られている内にと、
 指を沈ませて、息を詰め。]


  ……ッ、
  ……



[細く息を吐き出して、ぬちゅ、と指を何度か往復させる。
 身体が細かく震えるのは、どうしても仕方がない。

 中に直接吐き出された訳じゃないから、
 掻き出すものは、少ないけれど。

 感づかれないように、静かに息をひそめ、身を丸めた。*]
(+150) 2023/03/28(Tue) 22:01:29

【墓】 瑞野 那岐

[かけ流しの湯の音が大きくて良かったのは、
 こちらも同じこと。]


  ……
ふ、ぅ
 ッ、……


[小さく洩らしたあえかな声は、
 そちらまではきっと届かない。背を向けているから、尚更。

 それでも、大浴場ほどじゃない広さだから、
 何をしているかは、視力の悪い俺よりもきっと、
 はっきり見て取れてしまうだろう。
 
 洗い流したばかりの肌に、しとりと汗を浮かばせて。
 掻き出す指を窄まりが、きゅん、と締め付ける。

 その度に、ぴくん、と腰を揺らめかせ。
 は、と甘い息を、そっと吐き出して。]
(+154) 2023/03/28(Tue) 23:02:32

【墓】 瑞野 那岐

[ぱた、と石造りの床に水分を滴らせ、
 ぬめりが取れたら、指を引き抜いていく。]

 
  
…………は、ぁ……ッ、



[彼の指から快楽を拾えても、自分の指では彼ほど拾えない。 洗い流すだけだから、それで良かったのだけど。

 今日は、いつもより届かない奥まで貫かれたから、
 指じゃ届かない場所が、少し寂しい。

 ほぅ、と名残惜しげに甘やかな吐息を洩らした横顔を、
 しっかりと見られていたとは気づけないまま。

 また上がってしまった熱を冷ますように、
 少し温度を下げたシャワーを頭から被って。]
(+155) 2023/03/28(Tue) 23:02:56

【墓】 瑞野 那岐


[ぷるぷると子犬のように髪から滴り落ちてくる水を、
 払い除けてから、両手で前髪を掻き上げて後ろに流した。

 額を顕にすれば、夜風が顔を撫でる。]


  露天だから、ちょっと涼しいですね。
  湯船に浸からないと、寒いかも。


[季節はまだ夏というにはかなり早い頃。
 夜はまだ少し肌寒いけれど、身を屈めて露天に指先を
 浸せば、少し熱めに設定された湯が心地良い。

 先程致していたことを微塵も感じさせない装いで、
 笑いかけて、肌にかけ湯をしたら、
 ゆっくりとお湯に身を浸して隣に並ぶ。]


  ……は、……気持ちい……、


[満たされた溜息を零して、ぱしゃりと肩口に湯をかける。
 人目を気にしないでいい、貸し切りの露天風呂。
 贅沢な休日に顔は、綻んで。]
(+156) 2023/03/28(Tue) 23:03:29

【墓】 瑞野 那岐


 
  景斗さんって、結構お風呂好きですよね。

  どうです? ここは。
  ……満足?


[伸ばした足を足首で組むようにしても、 
 誰の迷惑にもならない。
 両手を伸ばして組み合わせ、ぐ、と伸びを入れて。
 隣で先に楽しんでいた彼に、感想を求め。*]
(+157) 2023/03/28(Tue) 23:03:44

【独】 瑞野 那岐

/*
また灰に落とす余裕がなくてあんまり使ってないんだけど、
言葉責めはえっちだし、余裕のないところも可愛いし、
無い母性が芽生えてしまうのでなんとかしてほしい。

もうすぐエピだけど、いっぱい愛されて愛して
すっかり身体を作り変えられてしまったのを出来たのと、
エピではもっとえっちな男になれるようにがんばります。

それには私のコアタイムが死んでるけど……めそ
(-180) 2023/03/28(Tue) 23:34:10

【墓】 瑞野 那岐

[もし手伝う?なんて言われていたら、
 見られていたことに気づいてそれどころじゃ、
 済まされなかったと思う。

 普段、彼の部屋で身体を交えた時も、
 事後処理と称して、彼に手伝ってもらう時もあるけれど、
 それはそれでなかなか、羞恥と共に、
 収まった熱を引き戻されてしまうので。
 
 困ると同時に、
 淫らな自分を自覚して埋まりたくなるのだけど。
 
 それは彼の預かり知らぬところ。]
(+162) 2023/03/29(Wed) 0:33:11

【墓】 瑞野 那岐

[軽く汗を流したからか、時間も置いたからか。
 酒気は少し散ったような気がする。
 ほわほわとしていた熱は今はない。

 それでもいつもより機嫌がいいことは変わらないけれど。

 先にシャワーを浴びたのは、
 身体に纏わりついているような残滓を、
 逃したかったことが一つ。

 自身で意識的にオンオフを切り替えている訳では、
 ないのだけれど、少し冷静になった頭が、
 普段どおりの会話を引き出していくのは、

 何度か彼とこんな夜を過ごした経験も、
 役立っているのかもしれない。

 初めて朝を迎えた日は、とても。
 顔を見れるような状態でもなかったし、
 腰も、今以上に硬い身体に酷使をしていたので。

 少しストレッチを入念にするようになったとか、
 股関節が柔らかくなったような気がするのは、
 少なからず、彼も影響していると、思う。
(+163) 2023/03/29(Wed) 0:33:50

【墓】 瑞野 那岐

[そんな普段の口振りが、彼の弱点を突いていると
 気づけるほどまで、察しはよくないから。

 ちゃぷん、と湯を鳴らして、温泉を楽しんでいた。
 山は気温の寒暖が激しいのだったか。
 バイクで遠出をする経験のある彼ならそこは詳しいだろう。]

 
  ああ、なるほど。
  だから、冷えるのかな。


[納得して、涼もうという声には笑って。
 「湯当たりしないでくださいね」と一言添えて。
 
 最高という評価の高い回答を聞いて目を細めた。
 元の風呂好きもあるし、
 初めての旅行という点を差し引いても、
 緑が望める山間を露天に浸かりながら眺められる贅沢。
 そこに、自身も居ることを含まれているなら、この上ない。]
(+164) 2023/03/29(Wed) 0:34:08

【墓】 瑞野 那岐

「少しずれた位置、彼の頭が湯に沈んでいく。
 並ぶと少しだけ高い位置にあった彼の頭が、
 自分よりも低くなって、肩に彼の髪が張り付いた。

 重みはそう感じない。

 半年に一回、なら、休みも取れるだろうか。
 スケジュールを調整すれば、なんとか。
 連休は二日、長くて三日。

 長い遠出をしなければ、難しい話ではない。
 いちごを好きになったという声に声を立てて笑って。]


  そうですね、また来ましょう。
  今度は、バイクででも。


[また長袖が必要になった季節に、
 バイクで冷やされた身体を、温めに温泉に来るのも。
 それは、また違った楽しみに巡り会えるだろうから。]
(+165) 2023/03/29(Wed) 0:34:28

【墓】 瑞野 那岐

[こつ、と凭せ掛けられた頭に頭をぶつけて、
 少し先の「約束」をまた一つ、重ねる。

 あの日以来、彼は約束を破ったことはない。
 どんな小さな約束でも。

 気にはしていないけれど、
 そう気にかけてくれていることが、嬉しいから。

 それ以上に、彼と過ごせる先の未来の話を、
 共有できることのほうが、満たされる。]


  
……、ッ、



[不意にお湯が動いて、彼の手が脇腹に添えられる。
 お湯の方が熱いだろうに、
 しっかりと掌は、肌に感触を訴えるから。

 撫でる訳でもなく、当てられるだけなのに。
 か細く、息を詰めてしまった。]
(+166) 2023/03/29(Wed) 0:34:58

【墓】 瑞野 那岐

[ただの甘えたいだけの戯れの延長上、だと思う。
 だから、小さく身動いで。

 濡れた髪が肩から離れ、顎先に口づけられて。
 ン、とくすぐったさに首を竦める。]


  ……景、斗さ、……ん


[湯船の中、腰元に当てられた手に自身の手を重ね。
 様子を窺うように、隣の彼の瞳を覗く。*]
(+167) 2023/03/29(Wed) 0:35:12