人狼物語 三日月国


97 【R18ペア村】Decision【完全RP】

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視点:


【人】 人間 アンドレアス

[あの旅から二年後に人間になってしまい、お互いに混乱や葛藤があった。
けれど数年経った今ではそれも解消されたと信じている。
今ではサラハド行きの話を、酒を飲みながら話せるようになったのだから。

青年はこれまでの経験を生かして紀行文を書き、アンダルシア名義で幾つか本を出している。
けれどそれだけでは生活の糧としては危ういので、翻訳や通訳の仕事などを請け負っていた。

青年は人間になる際に視力が落ちた。
眼鏡がないと日常生活が危うい程。
けれど人間の技術とは素晴らしいもので、眼鏡も改良されて使いやすくなっている。
故に、生じた代償も幾分かは負荷が小さくなっていた。]
(108) 2021/10/07(Thu) 23:45:49

【人】 人間 アンドレアス


ねぇ、君の仕事が落ち着いた頃でいいから、またサラハドに行かないかい?

[アンバー色の瞳を細めてそう問いかける青年のかたちは、人間になってから重ねた年月を感じさせるものだった。]**
(109) 2021/10/07(Thu) 23:46:44

【人】 学生 ガラーシャ

―n年後・グラジア―


ああ、おはよ…う。
アンディ


[洗面所に彼が起きてきたころ、自分は既に朝食を済ませていた。
自分の方が朝が早い。
今は祖父の仕事…クリーニング屋を継いでいる。
けして屑掃除ではない。
人の多いグラジアや、この周辺への街へのお届けサービスもやっていると、結構仕事は多く舞い込んでくるものなのである。
自分と変わらず年を取る、彼の言葉に笑って答えた。]


ああ、お互い、馬車に二日も乗っていられるうちに、行っておこう。


[あの頃は、二人とも、随分と若かった。
今は全てが懐かしい。
けれども、また、今行けば、きっと、違う楽しみがあるのだろう。
色々変わったこと、変わらなかったこと。
全てを持って、また彼と一緒にあの街を訪れてみたい。
そう思った。]**
(110) 2021/10/07(Thu) 23:59:31