人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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視点:


【人】 高藤 杏音

[2人なら、沈黙も楽しくて。
でも少し、もどかしくて。
そんな自分を察したのか、戻ろうと声をかけてくれる先輩に。
腰をあげてかまくらから外に出る。
眩しくて目がチカチカする雪景色の中。
空先輩がかまくらから出てくるのを待ったら……

出てきて、伸びをする先輩に、ぎゅって抱き着いた。]


へへ……


[広い胸の中をぎゅーって堪能して。
先輩を見上げると嬉しそうに笑って。
それから寒さに小さく震えると、頭に積もる雪を払った。]
(184) 2020/12/28(Mon) 8:19:31

【人】 高藤 杏音

冷えましたね。お風呂入ってきましょうか。
私、髪洗って乾かしたりするから、先にお部屋に帰っててもらって大丈夫ですからね。

……先輩も。風邪ひかないように、髪はドライヤーで乾かした方が良いと思いますよ?


[余計な一言を添えてしまうのは、濡れた髪が凍ってしまいそうに寒いから。
これが夏なら自然乾燥でも口は出さないんだけどね。
手を繋いで大浴場に向かえば、温泉の入り口で別れただろう。]
(185) 2020/12/28(Mon) 8:20:03

【人】 高藤 杏音

── 大浴場:女湯 ──

[先輩と別れて女湯の暖簾をくぐれば。
体が冷えたからだけじゃなく、温もりが恋しい。
浴衣を脱いで、脱衣籠に丁寧に畳むと、浴場へ。
湯船に浸かる前に、髪も身体も丁寧に洗って。
ピカピカに磨き上げたら、熱いお湯に浸かろう。
せっかくだから、露天風呂に入りたくて。
雪の降る冷たい外気と、熱いお湯で、何時までも浸かっていたくなるような。そんなお風呂に、身を沈めた。

もしだれかが入って来たら。]


こんにちは。


[と、声をかけただろう。
一人なら、体が温まれば早々に上がって。
丁寧に、髪を乾かしたことでしょう。**]
(186) 2020/12/28(Mon) 8:20:11

【人】 図書館長 アザレア

[衣装なんてものは食事のついでにすら生える
実に生えやすいものの典型である。
故に寒そうな彼女の肩に掛けるコートくらいは
当たり前にそこにあった顔をして生やせたりする。
大体が神の御業であり所業である。

先日>>134君が神かと問われたので。
聖女ではあったな、なんて考えながらも
「記憶が正しければきみに恋するただの男だったと思う」
なんて答えたのはわりと最近の記憶だ。

わたしは神ではないので、自在にとはいかなくとも
悪戯心の神に邪魔さえされなければ
そのくらいは造作もない。
……まぁ邪魔されたので自分の分しかないんだが。

帰りまでに調達すればいいね、どうせすぐ室内だ。
そう納得して彼女に羽織らせておいた。

大人と子供、とまではいかずとも
そこそこの身長差とそれなりの体格差を
思い出させるサイズ感に、なんとなく、
ニヤけそうになる口元を咳払いで誤魔化せば
寒さのせいで咳が出たと心配させてしまいそうだ。]
(187) 2020/12/28(Mon) 8:24:16

【人】 図書館長 アザレア

[宿の予約は確かにした。と思う。
思えばしてある世界に居たのでその辺の認識は曖昧だ。
けれどそれは本当にここだったか。
宿帳を記入しながら少しだけ悩んだが
特に危険はなさそうなので深く考えることはなかった。

この空間が鮮明な事への疑問はすぐに解けた。
どうやら他にも宿泊客がいるらしい。
最低限挨拶くらいは交わすべきか、
場所柄無闇に声を掛けるものでは無いか悩むが
答えが出るより部屋に通される方が早かった。

わたしよりも社交的である筈の彼女がしなかったのだから
きっとこの距離感で正解なんだろうと納得する。
人との距離感に悩むなんて何だか久し振りな気がした。

そんな場で、拒むこと無く握り返してくれた手を
繋いだままで居られる彼女との距離に
浮かれずに居られるはずもなく
部屋に着いてその手が自然と解けるまで
必要以上に身を寄せておいた。]
(188) 2020/12/28(Mon) 8:40:28

【人】 図書館長 アザレア

[浴衣の色を問えば考え込む暫しの間と、何かを探す所作に
無言で小さく頷きながら答えを待つ傍ら
従業員に浴衣の講釈を簡単に乞う。
曰く、簡単に脱ぎ着出来る簡易のもので
浴衣に男女の違いはないらしい事だとか
着方や帯の結び方を。

なるほど、ガウンに近いんだろうか
なんて納得していれば
彼女の気紛れな神が色を選び終えたらしい。]


 ああ、落ち着いた色だね。
 わたしも同じものにしようかな。


[無難だ、実に。
そんなの便乗するしかないだろう。
わたしの神が奇抜な色を連れてこないとも限らないし
なにより普段は出来ないペアルックというやつだ。
便乗しないテは無い。

サイズだけ違う2着と羽織りを用意してもらって
想像していたより柔らかな帯に首を傾げる。
やはり想像していたものとはまるで違うらしい。]
(189) 2020/12/28(Mon) 8:41:34

【人】 鬼走

― 宿 『冬限郷』 ―


[都心部に住む自分は、大量の雪を見ることはない。
しんしんと降る雪は、音すらも吸い取るようで。
そこに沈む宿は幻想的と言ってしまえば陳腐に映るほど。

歳末抽選会で当たって貰った旅行宿泊券には、招待状とか書いてあって>>2、最近は差別化を図るために旅行会社も大変なんだなと思う。

着いた場所では子供が接客をしてくれてとても可愛らしくて。
口調は砕けてはいるが、でもウエルカムな雰囲気を出してくれているのが嬉しい。
浴衣に作務衣があるらしい。>>3
浴衣……彼がプレゼントしてくれたものを思いだし、それを着てしたことを思いだして、耳まで赤くなったところを、彼が視線を投げかけてきて、驚いて顔をそらしてしまう]


 温泉かぁ、久しぶりだな。


[誤魔化すように、そう呟いた。
思った以上に上質な温泉なようで、話をきいただけでもほくほくしている。
彼はそれこそ狐につままれたような顔をしているが、狐でも狸でもこの幸せを作ってくれる存在なら誰でもいいと思った]


 うん、ほんとラッキーだったな。
 温泉が当たったことも、休みが二人ともかち合えたことも。


[どこかの神様の配慮かな、そう笑うけれど意外とそれが本当に近いことにまるで気づいていなかった*]
(190) 2020/12/28(Mon) 8:43:49

【人】 図書館長 アザレア

[部屋を出て行く従業員に心付けを渡して見送った。
外と隔てる扉が閉まれば慣れぬ部屋に2人きり。

雪に音を吸われた図書館とはまた別な静けさが
なんとも耳に心地良い。
『窓』とも違う空間に心が踊るが
浮かれてはしゃぐ歳でもないので表には出ないだろう。
一先ず冷める前にお茶と、茶菓子を頂いて……

ほっと一息吐いてからふと、思い出したように口を開いた。
どうせ彼女しか聞くものはいないが
気恥しいので、潜めた声でひっそりと。]


 ところで。
 
……足が死にそうなのはわたしだけだったりするんだろうか。



[日がな一日椅子に座っているわたしには
正座は難易度が高かったらしい。
なぜ行けると思ったのか。
この場の雰囲気に流され従業員を真似てみたが
既に足の感覚が危うい。

崩し方が分からなくて畳に手を着いて腰を浮かせば
子供たち相手に馬になる時の様な四足になった。
格好がつかない状況である事は
実に遺憾だがこれは仕方ない。
せめて涼しい顔をしておこうと特に顔色も変えず
よぼよぼと胡座に足を組み替えた*]
(191) 2020/12/28(Mon) 8:43:55