人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

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【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 最初は呆気にとられていた観客達だったが、
  段々と、彼女の演奏に場が温められ
  いつしか手拍子を打ち、
  楽しげに体を揺らしはじめた。


  演奏は最後まで勢いが衰えることなく、
  最高潮の盛り上がりとともに、
  曲が終わった。        ]


   
(167) 2020/09/29(Tue) 15:46:27

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ そして、勢いは消えぬまま、
  そのまま三曲目に引き継がれる。>>99

  一波乱を予期させるようなグルーヴ感。
  ときに不穏さを感じさせるフレーズ。
  段々と刺激を増していくメロディ。

  
    ───二曲目、三曲目の流れで
      気づいたことがある。

      もしかしてこれは
      昨日の俺らの曲展開を意識して──?

]  
(168) 2020/09/29(Tue) 15:47:14

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 三曲目が終わり、次は一転、
  しんみりとした静かな曲。

  左右の手で別々に奏でられるメロディが、
  電子六弦の掛け合いを想起させた。


  観客達もリズムを取るのをやめ、
  すっかり彼女の音に聴き入っている。


  もはや観客達は、シュレグマーの掌の上。
  彼女が紡ぐ音に合わせて
  彼らは高揚し、
  そうかと思えばしみじみとした気分に変わる。 ]

   
(169) 2020/09/29(Tue) 15:47:25

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン


[ まるで演奏会の最後を飾るように、
  余韻を残した音で、曲が終わる。
  観客達も拍手一つせず、その余韻を味わう。

  場内に満ちかけた、静寂。>>101>>102
  しかし。


    ───これで終わるとは思えない。


  ロビー中央に置かれた平台。>>93
  まばらな席。開けた空間。 

  …ひと思いに楽器をかき鳴らすのに絶好の環境。


    ───シュレグマーが仕掛けてくるのは
だ。

]  
(170) 2020/09/29(Tue) 15:48:35

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン


      [ 次の瞬間。]
   

 
(171) 2020/09/29(Tue) 15:49:09

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

   

[ 
彼女の指から放たれた
稲妻
が、会場を直撃した。

   
(172) 2020/09/29(Tue) 15:49:18

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 嵐の前兆を感じさせる、
  さざ波のような導入部。
  それが消えた刹那、"それ"は始まる。


  鍵盤を駆け巡る怒濤の速弾き。
  その下に重なる、重層的な和音。

  一部の観客が驚いた表情をするのをよそに>>103
  彼女の音は平台を揺らし、
  会場を揺らし、
  聴く者の心を…エリクソンの心を揺さぶった。 ]
   

 
(173) 2020/09/29(Tue) 15:49:36

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン


[  しかし気づけなかった。
   まさかこれが、『即興』だったとは。 >>105


   即興だからといって
   ミスもなければ粗もない。


     
     ───当然のことだ。
     6人組が生まれるよりも前から彼女は
     平台奏者として生きている。
     彼女がエリクソンの即興を見破ることはあれど、
     その逆はまだ、難しかった。



   この曲は、すでに熟練された
   技を持つ者の手によって
   昇華された、一つの完成品のようだった。 ]
   
(174) 2020/09/29(Tue) 15:50:23

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[  しかし一つ、分かったことがある。


   これは彼女が自分達に向けた"メッセージ"。
   自分らの昨夜の曲展開を踏襲したものだと。


   シュレグマーは、
   彼が一方的に叩きつけた挑戦状に
   ただ悠長に構えていたワケじゃない。

 
   選んだ手段は違えど、
   同じ音楽の求道者として自分らに
   驚き、楽しみ、そして刺激をもらったと、
   彼女の紡ぐ音は物語っていた。>>104    ]

  
   

 
(175) 2020/09/29(Tue) 15:50:59

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[  演奏を終えた彼女はカーテシーののち、
   こちらをちらりと一瞥し、そして。

   昨日と同じように、微笑んだ。


   観客の一部のみから沸き起こる拍手。>>106
   彼女らしからぬ楽曲も多かったのだろうか
   一部の人々はあっけにとられたような、
   不思議そうな様子で彼女を眺めていた。 

  
   ───まるでどこかで見た光景じゃないか。
   >>2:256


   ふと笑いが漏れ、
   そして6人全員
   メイレン・シュレグマーに盛大な拍手を送った。
]*  
(176) 2020/09/29(Tue) 15:51:26

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

/*
おまたせしました。>>163>>176
>>93~>>106までの返しとなります。

いや、長いな…すみません。

>>-136は全部聴きました。というか
イヤホンで聞きながら(※業務中)
思った事をダダッと文章化しました。

いやーーーーー楽しい楽しい。
音源ありがとうございます。

メイレンさんとの齟齬…はないようにしましたが
ソースがRP本文でなく音源(つまりこちら側の付け足し)
というのが一部あります。3,4曲目など特に…
お許しください。。。
(-214) 2020/09/29(Tue) 15:53:19

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

/*
メイレンさんの演奏も、自分の返しも、

同じ14発言でした
奇遇ですね

午前の演奏会は〆ですかねぇ
また夜に**
(-215) 2020/09/29(Tue) 15:56:50

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

―回想・王立劇場ロビー―



  (あら。)


[カーテシーを披露したその刹那。>>163
目に入ったのは忘れるはずもない、あの6人。]


  (ようこそ、私の演奏会へ。)


[公約通り彼らは顔を出してくれたようね。
悦びに思わず見せた微笑はどうやら
相手にも拾われたようだったわ。]
(177) 2020/09/29(Tue) 17:11:23

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[最初に選んだ選曲の意図は
見事気付いて貰えた模様。>>164


  ──────その伏線にも。>>164



唐突の鋭いスタッカートの音から始まる
まるで私ではないかのような音。>>165
けれどこれもまた私自身。


あの時の顔を思い出して貰えたことを知れたなら
それはそれは喜んだのに。>>166]
(178) 2020/09/29(Tue) 17:11:45

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[周囲は呆気にとられていたようだけど
やがて体を揺らし始めたりという反応が
肌感覚でも伝わり始め>>167


続く三曲目までの流れで>>168
気付かれた数々を聞いて入れば
「大正解」と、妖艶に告げられたのに。]
(179) 2020/09/29(Tue) 17:12:19

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  (……分かる?私の音。)


[しかし今は演奏中の話。>>168


はやる心で演奏しながらも
彼らの胸中までは読み取れる
超能力者では無かったから。]
(180) 2020/09/29(Tue) 17:12:39

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[次に静かな曲を演奏すると>>169
リズムを取る音が聞こえなくなり、
静かだけど関心はこちらに向いたまま
聞き入る彼らを肌で感じる。]


 (良い具合に今日も演奏出来てるわ)


[そのことにまた喜びを感じつつ、
活力として彼らの反応が身に沁みながら。


        
  そして──大事な静寂。>>101>>102]
(181) 2020/09/29(Tue) 17:13:05

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

      [そう、私が仕掛けるのは
よ。>>170]
(182) 2020/09/29(Tue) 17:13:39

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[稲妻のような直撃に>>171>>172
彼らが肌で驚くのを感じつつも、>>173
その手は決して演奏を止めない。


  これは周囲というよりも、聴きにきてくれた
  彼らへの返答でもあり、>>173
  私の無自覚な彼らへの勝負でもあったから。



その曲は見事私に声を掛けた彼はおろか
聴く者達の心揺さぶるものとなって。>>173]
(183) 2020/09/29(Tue) 17:13:57

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[こうして演奏をしていると>>174
即興をしなければならない瞬間などざらにある。


  時に平台を揺らし>>174
  時に優雅に、時に悲壮や歓喜の色を込めて。


  即興をする際のコツや技術を周囲や独学により
  幾らか学んだ恩寵は見事影響していたみたい。>>174
  彼らが生まれるより遥か昔から得ていた技術。>>174


けれど私は彼らが今は見破ろうと見破れずとも
いつか会得するかもしれないと期待して。]
(184) 2020/09/29(Tue) 17:14:21

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[私が意図したことは、恐ろしいほど正確に
彼へ読み取られていた。>>175


  私があなた達に影響を受けたこと。
  情熱の火を燃やし、刺激され
  今ここに到れた証。


私は彼らを対等な好敵手と認めたからこそ
ここまで本気で緻密に練れた訳でもあるわ。]
(185) 2020/09/29(Tue) 17:14:38

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[演奏が終わり、カーテシーをすれば
一部は呆気に取られたかのような反応。>>176]



 (あらまっ)



[昨日の彼らと状況が全く一緒じゃない。>>2:256

おかしくって吹き出しそうになるのを堪えながら
何事も無い振りをしようとすると>>176


  何だか笑ったかのような>>176
  6人組の拍手が見えて、彼らに再度微笑みかける。
  「あなた達、笑ったわね?」
と言いたげに。


けれど全く怒っていない、むしろ楽しげな笑みで。
私の曲が伝わったかどうかなんて
あなた達の表情で瞬時に悟ったわ。
やっぱりあなた達、只者じゃ無いわね?>>2:259
そのまま周囲から話しかけられた刹那────]
(186) 2020/09/29(Tue) 17:15:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

―回想・王立劇場ロビー―


[ロビーにて何名かの方とお話しした最中、>>106
劇場の方が何やら慌てた様子で
私の元に向かいます。


何事かと不思議に思うと、
要件はなんと宮廷からの呼び出し。
急遽表彰式前に大ホールにて演奏をという
話が入り込んだのでございました。]
(187) 2020/09/29(Tue) 17:15:42

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  み、皆様。大変申し訳ございません!
  私、宮廷の方に呼び出されてしまいましたの!
  もしよろしければ明日開催されます
  宮廷の舞台付き庭園の演奏にもお越し下さいませ。

  申し訳ございません、それでは失礼いたします!


[そう言うと私は大急ぎで支度をし、>>106
劇場を後にしたのでございました。
距離がほど近いとはいえ、宮廷内は広く
誰をお待たせしているか全く分かりません。

嗚呼、せめて見にきてくれた6人組に>>176
もう少し丁寧な対応をしたかったわ……。]
(188) 2020/09/29(Tue) 17:16:01

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

―回想・王立劇場ロビー→表彰式前の大ホール―

[ほどなく宮廷に到着し、
大ホールへと続く廊下を小走りで向かいます。
嗚呼、廊下長いですわ駆け抜けたら駄目かしら!?
駄目よねファラリス分かっているから睨まないで頂戴な。]


  つ、着いたわ……。


[扉を開いて貰うと、そこには宮廷の調律師と
ホールを管理する方々の姿が。
幸いにも音を調節するお時間はいただけるようです。

演奏に関する希望や誰がいるか等
何も知らされていなかったので、
曲はロビーで弾いたものと同じ曲を。>>97~>>105]
(189) 2020/09/29(Tue) 17:16:21

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[
宮廷までこの演奏が届くことも無いと

思っていたらまさかの事態でしたわ>>94


運命の思わぬ導きに苦笑しながらも
反響や共鳴等を調整し、
急な作業と調整を乗り越えました。]



  (────あら。)



[全てが終わったところに入ってきたのは
まず、授賞式関係者など多くの観客。
そして……1日目のコンペで出会った娘のエヴィ。
>>125>>1:205>>1:206


私が最大限の賛辞を贈り、>>1:234>>1:236
伴奏を求め>>1:237演奏をした>>1:265>>1:267>>1:268
(彼女が大嫌いだった)聖母マリアの歌を歌ったエヴィ。]
(190) 2020/09/29(Tue) 17:17:08

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[しかし王妃殿下のお姿に気付き>>134
私はおろか会場に入っていた者達が
慌てて王妃殿下に臣下の礼を次々に取ります。
私も彼らに続き王妃殿下にカーテシーを一つ。]



  (エヴィが多くの子供達と一緒に
   王妃殿下とご一緒してるって
   一体どういう状況なの!?)



[エヴィを見送った後のことは何一つ知らない私。
教会でのこと、宮廷でのこと。>>85>>109
何も知らない私は]
(191) 2020/09/29(Tue) 17:17:50

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  (エヴィ、
あなた一体何者なの!?)



[かの6人組に告げたのとは全く違う意味で
表面上は男爵令嬢兼宮廷楽士らしく振舞いつつ
内心動揺で心臓バックバクなおばちゃんでしたわ。


  緊張は吹っ飛びましたけど、
  違う意味で緊張するというのは
  一体どういう意味なのかしらね?
  私自分(の心の中)で言っておいて何だけど
  何だかよく分からないわ。



夢かしら、夢なのかしら。嗚呼夢なのかしら。
それともお迎え近いのかしら。
何てカーテシーの最中に考えていたというのは余談。]
(192) 2020/09/29(Tue) 17:18:38

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[傍らには愛らしげな服装の子供達と>>86
あの日の夕景のような
オレンジ
のワンピース。
>>1:267>>138>>139>>149

腫れそうな顔の傷跡は
綺麗に消されてしまったことは露知らずとも>>133
他に私でも視認出来そうな傷が果たして
彼女にあったでしょうか]



  (似合ってるわ、その服。とても綺麗よ。)



[そう、言うかのように彼女へ微笑み
私は平台に向かいます。>>125]
(193) 2020/09/29(Tue) 17:19:17

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[嗚呼、私の心を揺さぶってくれたあなたに。>>1:262
この国に素晴らしい逸材がいることを>>1:234>>1:236
その身一つで証明してくれたあなたに。>>125
今度は私からあなたに贈りましょう。


  奏でる旋律は会場を考慮するものの、
  込める思いに一切の躊躇と遠慮は入れず
  会場の空気と魂に共鳴するよう
  音の一つ一つに想いを込めて。>>126


ロビーとは違い、屋内特有の響き。>>97>>98
訪れる静寂──次の瞬間。>>99>>100>>101>>102]
(194) 2020/09/29(Tue) 17:19:54