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【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 仕分人 ナル「…なるほど、そういう事だったのか。」 貴方の言葉を最後まで聞いてから。 ぽすん、と抱き着いてくるその背をあやすように撫でる。 「そうだな、俺も裏切者が、嘘吐きが居るなんて信じたくはないし、騙されるのはいい気分は、しない。」 ずっと仲間だと思ってたんだから、それは、そうだろうと。 「だが、嘘吐きが居るなら、どっちなのかを明らかにしなきゃいけない。俺もお前も、選ばなきゃいけない。」 しんどいな、辛いな。 あやすようにしながら続ける。 「お前はどっちが嘘吐きだと思う?」 残酷な質問だ。 けれどそれを突き付けられているのは他でもない、この男であり…判断しなければならない場所に立っている。 貴方にとって重いものなら、兄である自分が持つまでだ。 (-224) 2024/04/03(Wed) 9:06:28 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 機関士 ジャコモ幾らか、事が落ち着いた頃合いを見て。 貴方へ連絡がある。 曰く、バイタルチェックで気になるところがあるから診察を受けに来い、というもの。 医者からの一声だから、貴方が来ない筈はないだろう、と思っている。 (-239) 2024/04/03(Wed) 12:48:43 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 機関士 ジャコモ「おお、良く分かったな。 変に個人を呼びつけるよりこうした方が違和感がないだろう?」 良く分かったね、いい子だな、と舐めたことを言う医者。 どうも気になるところ云々は口実のようだった。 「まあ聞きたい事があるのは事実だ。 レオン様とカテリーナのこと 、って言ったらお前は分かるか?」座れよ、とデカい態度で椅子を勧める。 (-248) 2024/04/03(Wed) 13:35:25 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 機関士 ジャコモ「ハッ!お前ごときに噛みつかれたって痛くねえよ。」 ああいえばこういう。 貴方だからこそ言える言葉でもある。 「やっぱり伝わってるか。 ああ、知ってるかどうかは問題じゃねえからな。」 「お前は、あの二人のどちらかが嘘を吐いているとしたら、どっちが嘘吐きだと思う?」 どうもある程度の話題には上っていたらしい。 ならば、と切り出す。 (-251) 2024/04/03(Wed) 13:50:12 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 機関士 ジャコモ「お前の気持ちは痛いほど分かる。今の俺もそうだからな。 満足したっつうか、まあ、悪かった。」 「詫びに、詳しいところは話しとくよ。」 己と彼らが何故疑いを向けられたのか。 貴方には話す必要があろう。 「俺とレオン様、カテリーナは共通の緊急回線を持っててな。そいつを開いたのが、カテリーナだった。それは2人用に設定した回線、だったらしいんだが。まあご覧の通り。」 「外からハッキングして入り込んだ奴が居る可能性が、高い。だがそんな技術を俺もレオン様も持っちゃあいない。出来るとしたら、通信士であるカテリーナの方になる。」 己が疑いを向ける理由としては、そんなところ。 物的証拠がある訳じゃない。 「ってのとまあ…レオンは、俺の手を離さないって言ってくれたからな。それを信じてる。」 (-255) 2024/04/03(Wed) 14:29:16 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 機関士 ジャコモ「まあそこまで疑ってちゃキリがないってのはそうだ。 レオンを疑うのも、分かる。」 だからこそ貴方を呼んだという部分がある。 「なんだ、お前もくっついたのか? ユウィ様と?それとも別の奴か?」 なんて揶揄うくらいの気持ちは残っているんだけれど。 「そうか。そりゃあ良いことを教えてくれる奴がいたもんだな。ああ、それでだ、ジャコモ。」 「これは万が一の話だ。確実性のある話じゃない。もし俺が死んだら、ナルを頼みたい。」 (-261) 2024/04/03(Wed) 17:29:30 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 機関士 ジャコモ「そうかよ。 俺が生きているうちは何とか守るようにはするさ。」 それも何処まで出来るかは分からない。 四六時中くっ付いている訳にもいかないから。 「お前が気付いているかは知らんが、次に危険なのはアイツだ。俺がシロだと知っていて、カテリーナとレオン、いずれかが嘘を吐いていることに気付いているんだから。」 逆に言えば。 「ナルを消しに来たって事は、どちらかが後ろめたいことがあるって事になる。それと…お前には言っておくか。」 少し考えてから、口を開く。 「ユウィ様にも疑いが掛かっている可能性がある。 気を付けておけよ。」 (-265) 2024/04/03(Wed) 17:59:33 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 機関士 ジャコモ「…そうか。 なら、これ以上言うことはないな。」 少し目を伏せた。 己の信じたものがそうでないかもしれないなんて 言いようのない不安があるのは違いない。 「死ぬなよ、ジャコモ。 お前のことは案外嫌いじゃないからな。」 「回線のことは引き続き俺も探るようにする。ナルのことも気を付けておくつもりだ。」 (-270) 2024/04/03(Wed) 18:35:10 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「…それは、そっちもだろ。 俺のことを置いていったら許さないからな。 」ふ、と目を逸らすのは、照れくささ。 面と向かって貴方にそんなことを言った事はないから。 けれど、ちゃんと。 己の身も守りながら動くことを約束する。 「そのうち、部屋に行く。」 ぷい、とそっぽを向くのもやっぱり、照れ隠し。 それくらいは許されると、そう思いたいのは此方も同じだった。 (-293) 2024/04/03(Wed) 22:01:14 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「ん…じゃあ俺は、業務に戻る。」 そろそろ戻らねば怪しまれるだろうから、と。 話を終えた素振りを見せて、元の通りに皮を被る。 貴方の忠実なる犬の皮を。 「失礼いたします、レオン様。 何かあった際は必ず呼んでくださいね。」 失礼します、と一礼して。 止められなければ犬は、一度医務室へと戻っていくのだろう。 (-338) 2024/04/04(Thu) 15:45:36 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 仕分人 ナル「そうか。ああ、そうだな。 俺を大切にしてくれている事を、疑ったりはしない。」 ポンポン、とあやすような手はそのままで。 兄が弟にするような、優しい手つき。 「だが、決めなければならない時が来る。向き合わなければならない時が来る。」 「お前にとっては、辛いことになるだろうな。」 優しさと真っ直ぐさを持つ弟分。 その姿は時に眩しくて、時に心配になる。 「俺は、カテリーナを疑っている。だからもし、レオン様が嘘を吐いていた時は…躊躇うなよ。」 自分はあの人を裏切れないから。 もし己が信じるものが相容れないならば、と。 穏やかな声音で、貴方に言うだろう。 (-340) 2024/04/04(Thu) 16:16:05 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 仕分人 ナル「…全くお前は。」 わしゃり、とその頭を撫でようとする。 その表情は困ったような、苦しいような、そんなもの。 「分かったよ。ちゃんと覚えておく。 俺も、そうしたい訳じゃないしな。」 どうにも、敵わないのだ。 眩しさに胸が苦しくなるくらいに。 「で、襲われたってのは初耳なんだが。 怪我…はないにしても、襲った奴の目的とかは割れてるのか?」 ストレスが原因で不調が見えてるなら。 少しでも会話をすることで、心を落ち着けさせようと。 貴方を甘やかし続ける。 (-345) 2024/04/04(Thu) 19:14:19 |
ベルヴァは、医務室の椅子を揺らした。 (a14) 2024/04/04(Thu) 20:40:50 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「その辺が妥当でしょうね。目的は分かりませんが、この航行を邪魔しようって奴が居るのは違いない訳で。」 「あわよくば、俺たちを殺そうとしてたり、なんてね。」 (=10) 2024/04/04(Thu) 22:13:10 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「…俺は確実に、そうじゃないって言い切りますよ。 無実の証明もされています。 誰に、とは言えませんがね。」裏切者が居るかもしれない場所で、仲間は売れないから。 (=12) 2024/04/04(Thu) 22:16:35 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「一応ですが、俺もレオン様以外の人物に、そうであるとの報告を貰ってます。」 「ああ…そこは俺も聞きたいですね。 何せ、今までは信頼し合ってきた仲間、なんですから。」 「裏切られるってのは…嘘を吐かれるってのは、流石の俺でも思うところがない訳じゃないですし。」 (=15) 2024/04/04(Thu) 22:34:43 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「俺も…同じだな。回線に割り込むのは俺やレオン様には出来ない事って言うのもそうだし、レオン様は騙し切るならわざわざこんなところで話題に出す人じゃない、と思っている。」 「お前が必死になって作業してたのも知ってたからさ。何がそうまでさせたのかってのは、気になる。」 もしそうなら、だけどさ。 (=19) 2024/04/04(Thu) 22:55:21 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「あ?…まあ、いいけど。」 ギイ、と椅子が軋む音。 次いで、ドアが開く音が回線に入るだろう。 医務室のドアが、開く音だ。 (=20) 2024/04/04(Thu) 22:57:07 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「回線だだっ開きにしてるところで襲ったりしたら、どうなるかくらい分かるだろ?」 上司に丸聞こえの状態で凶行に及べば、それは、もし貴方が騙していたのならばリスクが大きい行動だと踏んだのだった。 「レオンはそれを見逃すほどお人好しじゃない。 で、わざわざ来てどうした。」 (=22) 2024/04/04(Thu) 23:02:15 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「来るんじゃないか、流石に。」 立場もあるし、すぐ動けるかは分からないけど。 疑惑の女が部下のところへ直接来ているなら、落ち着いてもいられないだろうから。 医者の方は、デスク横の椅子に腰を下ろしたまま 背もたれをギイ、と鳴らした。 「お顔ね。それで?」 リラックスしているように、振舞う。 回線は上司が来るまでは、開きっぱなし。 (=24) 2024/04/04(Thu) 23:13:27 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「ほらな。」 来ただろう?なんて。 話題の重さを感じさせない軽さで言いながら。 「すみませんね。 大丈夫だと思ったんで、開けました。」 不用心に開けたことは、ちょっとだけ申し訳なかった。 揃ったところで、医者は話を聞く姿勢になる。 (=28) 2024/04/04(Thu) 23:31:41 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「妹の…敵討ちか。」 静かに聞く。 この世界じゃ、良くある話。 奪い奪われ、恨み恨まれ。 けれど貴方にとっては、一番大事なこと。 (=31) 2024/04/04(Thu) 23:42:10 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「俺は先に言った通りだな。」 回線が開けっ放しだったこと、そして下手な動きはしないだろうと信用してのことだったと。 この上司と部下はよく似ているようだった。 「なるほど、そういう訳、か。」 上司を見やった。 実際どうするかは、自分の口を出すところではない。 (=35) 2024/04/05(Fri) 0:00:53 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「…もしかして、アウレア様か、エーラか。 どちらかお前の仲間だった、ってことか?」 妙に違和感があった、あの二人の遺体。 ソーレという組織が関与していたとなれば、どちらかが裏切り者であったなら、争い合ったことに筋は通るから。 (=37) 2024/04/05(Fri) 0:10:40 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「…俺を受け入れるくらいだからな。 絶対裏切ったりはしないよ、この人は。」 良く知っている。 その懐の広さも、甘さも。 そしてそう決めたなら、自分も従うのは当然で。 「俺も片棒、担がせて貰いますよレオン様。」 貴方だけに背負わせはしない、と強い意思を。 (=42) 2024/04/05(Fri) 0:48:17 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「良く知ってるよ。 過保護で甘やかし上手でどうしようもないお人好し、だからな。」 そんな人だから捻くれた自分が9年も傍に居られたのだし。 「でも頼りになる人だ。 甘えられるだけ甘えとけばいい。」 (=49) 2024/04/05(Fri) 9:14:57 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「過保護にしたくなる気持ちは俺も分かるのでまあ。 ちょうど良いかと言われればノーコメントで。」 褒めている、きっと。 そうでなきゃ従わないし。 「甘やかされ過ぎて逆に怖くなるくらいだったからな。 俺は特に、そういうのは警戒してしまう性質で。 懐いてるって言うか…、……。」 そこで言葉は止まった。 (=52) 2024/04/05(Fri) 12:46:43 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 仕分人 ナル「分かってる。後で報告はしとけよ。」 貴方が頼りないからではない。 ただ、自分はこうはあれないから、という引け目。 それが、男が苦しい顔をする理由。 「ソーレが絡んでるとなれば、此処の中だけで話が収まらないからな。それにまたお前が狙われるかもしれないし。」 「十分に気を付けておけよ、いいな。あとはまあ…必要があれば手術をしないといけないかもしれないな。」 しっかり取り出しておけば二度はない。 とはいえ、すぐに施術できるものでもないから、全てが落ち着いた頃にはなりそうだ。 (-403) 2024/04/05(Fri) 12:56:44 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「ばっ…!」 どういったものかを選んでいたら 上司がそんなことを言うものだから。 変な声を出して真っ赤になった。 否定は無かったから、つまりはそういうこと。 (=54) 2024/04/05(Fri) 16:40:35 |