人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【魂】 迅雷風烈 ラサルハグ

【魂窓時空】
前々回 >>7:-255

>>7:_0

「ああ。君が信じてくれているなら、必ず戻ってくると約束するよ。どんな形であっても、覚えてるから」

生きて帰るつもりだ。そばを離れるつもりもない。それでもどうしても何かがあるなら……何も知らせぬまま貴方をいつまでも待たす事だけはきっと、しない。

「うん、察しが良くて実に助かる。君の言う通りだ。結局の所、誰も『王族』として国民を見捨てる選択肢を取れなかった。巫女に友好的でも…それほど先祖は『役割』に縛られていたし、巫女自身もそこまで思い詰めたのは『役割』に縛られていたからだ。

だから、バーナード。君を連れ出したかった。
ここは『役割』に縛られている人間が多すぎる。納得のうえで人生を選ぶのと、目を逸らして曖昧にいるのではまるで違うんだ。……と、まとまった所で、今日はそろそろベッドで触れ合うことに専念したいね?」

話し込んでいる間にようやく痛みの消えた手のひらを開いて、こしょこしょと貴方の顎下を動物をあやすように指先でくすぐった。くすぐっているのに甘えているのはこちらだ。
(_2) 2022/03/07(Mon) 21:24:08