―― 修道院 ――
何故、何で、どうして。
それらは他の従者は口にしないのよ。
[...はカザリの腰に触れていた手を動かす。
背筋を撫であげていき
>>+5向けられた疑問に擽ったそうに笑う]
スキルなんて後からでも身につけられるわ。
私が貴女を選ぶのは普通ではないから。
『畏まりましたお嬢様』
先に貴女が言った通りのこと。
此処にいる従者は良家の子女の世話をする見返りに
良家に飼われて生きている。
[...の指先は項へとたどり着きそこへと掌で触れる。
顔を背けることができぬように抑制し言葉を繋ぐ]