人狼物語 三日月国

151 【身内】狂花監獄BarreNwort3【R18G】


【墓】 花火師 ヴェルク

>>+27 シャト
蹴り飛ばされた爆弾の先まで見る余裕はない。
己の身を守るためなら、もうひとつを起爆させる気でいる。
それはつまり、ルヘナに向かったひとつも同時に爆破するということで。


出来ることなら、巻き込みを避けたいが。


「……ふっ、」
忘れたのか?と煽るように笑い、背後の壁(少し高めの位置)に向けてワイヤーの矢じりを射出。
その行動は獣が爆弾を振り払う前。つまり爆弾を投げて直ぐ後だ。

壁に矢じりが刺さる音と同時に、男の体はその場から巻き上げたそれに引き寄せられる。

とはいえ、攻撃全てを避け切るには少し行動が遅いかもしれない。
獣の爪は剣を握る男の腕を裂き、深い傷を残す。

けれども、痛みに顔を歪める様子はなく。冷静に。
傷を見た男は握っていた剣を獣に向かって投げつけ、すぐさま小型の拳銃を取り出し(1)1d3発撃ち込んだ。
どこかへ当たればいいだろうと、狙いは特に定めていない。


追いかけてくるようであれば、壁から矢じりを外すために袖に隠した爆弾を使うが……。
空中にいる男はまず間違いなく、獣の攻撃を食らうはずだ。

勿論、それを理解した上でこの行動を行っている。
(+29) 2022/06/19(Sun) 1:32:01