「······かぶつくの?」
>>G36きょとんとした顔を向ける。
1人じゃ絶対にやらないだろうな、恥ずかしいし、食べにくそうだし。
「·······じゃあ、やってみようかな」
ちょっと迷ってから、軍手を着けた。
これもいい経験だろうと、チャレンジしてみる。
食べやすそうな鶏の後ろ足の方をぱくり、勢いよく溢れ出した肉汁が口の中に広がって。
「あちっ、あっつ」
はふはふ、ふーふー。と暫く格闘してからゴクンと飲み込む。
「······美味しい、ジューシーだね」
「宗太郎も食べてみて、上手に出来たみたいだよ」*