>>G39 ハマル
「いいえ。治りません。治せても、治しません」
穏やかで、けれど強い意志を秘めた言葉。
「この体質は『対価』。私にとっては
ギフト[毒]
であり
ギフト[贈り物]
なんです。
私が私の望みを叶える為の、ね
」
例えるならそれはとろりと溶けたチョコレート。甘ったるい笑顔を浮かべ、女は微笑った。
「そうですね!勿論私だってパイも忘れたくありません。こればっかりは祈るしかないのですが……頑張って祈ります!私頑張るのは得意分野なので!
忘れてもそれはそれで私の為になるんですけどね……ふふふっ
」
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