人狼物語 三日月国

233 【身内】恋と薬と副作用


【恋】 調合師 ネス

[でも、「似合わない」と認めない彼を目と言葉で説得して、
堕としてしまえば、僕は嬉しくて堪らないといった色で瞳を輝かせて、彼に唇を重ねた]


  え、絶対笑わない。
  あ、こんな風には、
  笑っちゃうかもしれないけど。


[自分の顔がにこにこしちゃっていると思って、
これは止められないかな、とちょっと気恥ずかしそうな笑顔になりながら。
拗ねる姿を想像したらそれもかわいいんだけど。
ここでもあんまりかわいいって言うのはやめておこう。
かっこよくありたいって言ってたし、ね。

泡を洗い流してもらう間も、
彼の髪や背を洗う間もにこにこと優しい手付きで、

でも手淫を乞われれば、
「うん……」と少し声のトーンを落として、
上げる口端もどこか妖しさを纏って。
さっき僕の事を愛してくれた彼の大事なところを、
褒める様に、愛でる様に優しく扱いた。

繋がらなくてもこうして触れるだけで気持ちよくて、
ついつい時間をかけてお風呂を楽しんでしまった]
(?0) 2023/11/27(Mon) 11:42:22